山本一太知事、旧統一教会との関係否定 過去に「接近を試みられた」
川村さくら
山本一太群馬県知事は10日、定例会見で「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」について「関係は一切ない」と断言した上で、関連団体のトップと写真を撮られるなど「接近を試みられたことがあった」と明かした。
山本知事は参院議員だった2015年2月に出席したフォーラムで、後援していた「平和大使協議会(UPF―Japan)」と「平和政策研究所」のトップと並んで写真を撮られたという。
「会場に入った途端に撮ることになって、不自然だった。私が望んだ撮影ではなかった」と話し、当時ブログに「違和感を覚えた」「これまで関係者に会ったことはなかったが、UPFって、どんな団体なんだろうか? 大丈夫だとは思うが、この一連の経緯は、念のために書いておく」と記していたことにも触れた。
また19年の知事選の際に、旧統一教会の関係者へあいさつに行くよう提案されて断ったことがあったという。「祝電を送ったことなどもなく、今後もお付き合いすることはありえない」と述べた。(川村さくら)
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