林外相、「世界日報」の取材「受けた」 「関わりない」一転
林芳正外相は10日夜の記者会見で、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の友好団体が発行する「世界日報」の取材を2012年に受けていたことを明らかにした。新内閣発足にあたり、岸田文雄首相の指示を受けて教団との関係を点検したところ、発覚したという。
林氏によると、12年2月に世界日報側から、民主党政権(当時)や外交安全保障などに関する取材依頼があり、応じたという。会見では、団体が教団と関連していることについて「認識はなく、(取材を)受けた」と語った。
林氏はこれまで教団との関係について、自身と「何ら関わりがない」と述べていた。林氏は「当該団体の現状についての認識を欠いたものであり、申し訳なく思う。今後は一切関係を持たないことを約束したい」と語った。
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