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「初めてニュージーランドへ行くんだけど、日本で使っている家電や充電器はそのまま使える?」と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
コンセントの形や電圧は国によって異なり、形状が違う電源プラグを持っていくとそもそも充電できない、電圧が異なり気づいたら使っていた家電が故障するなどのことも起こります。
せっかく日本から持っていった家電やスマホも、現地で使えないのでは持ってきた意味がありませんよね。
そこで今回はニュージーランドに焦点を当て、現地のコンセントと電圧事情について紹介し、日本の家電は使えるのか、変圧器や変換プラグは必要なのかといった点を解説していきます。
これからニュージーランドに渡航する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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まずはコンセントの形状について、日本とニュージーランドを比べてみましょう。
日本のコンセントといえば、縦長の穴が2つ平行に並んだ形をしています。日本に暮らす人にとってはおなじみのこのコンセントはAタイプと呼ばれます。
日本以外にもAタイプを採用している国は他にもあり、アメリカやメキシコ、フィリピン、タイなどが該当します。Aタイプ以外にも世界にはBタイプ、Cタイプ、B3タイプ、BFタイプ、SEタイプ、Oタイプなどさまざまなタイプがあり、穴の形が違ったり、穴の数が違ったりしています。
一方のニュージーランドのコンセントは日本とは異なりOタイプとなります。そのため例えば日本の充電器をそのまま使うことはできません。
Oタイプのコンセントはアジアだと中国の一部、その他にはニュージーランドやオーストラリア、フィジーといったオセアニア諸国、さらにアルゼンチンやウルグアイなどの国で採用されています。
コンセントの形状はカタカナの「ハ」の字となっていて穴は2つです。時々、ハの字の下に縦長の穴があり3つの穴になっているものもありますが、この縦長の穴はアース線で、特定の機器を使用する際にのみ使用する穴です。
普段の充電などであれば2つの穴に差し込めば問題ないので安心してください。
ニュージーランドで充電を行う場合、コンセントの変換プラグなどのアダプターを用意しなければいけません。変換プラグとは、異なるコンセントの形状に対応することができるものです。
この変換プラグにはそれぞれのコンセントタイプに対応した単体の変換プラグと、1つで複数のコンセントタイプに対応できるマルチの変換プラグがあります。
単体のものに関しては数百円程度で購入することができ、マルチタイプのものに関しては2,000円〜3,000円程度で購入することができます。
複数タイプは1つあれば非常に便利ですが、ニュージーランド以外の国に行く予定がないのであれば安く購入できる単体タイプでも問題ありません。
参考までに以下のような商品があります。
なお、変換プラグは家電量販店でも購入できますが、単体タイプであればダイソーなどの100均で購入することもできます。
100均の商品ということで性能に不安を感じる人もいるかもしれませんが、基本的には問題ありません。短期留学や旅行であればこちらを購入してもいいかもしれません。
コンセントの次は電圧を確認しましょう。変換プラグを用意したとしても日本の電圧とニュージーランドの電圧が異なれば電化製品は故障してしまう恐れがあります。
日本の電圧は100ボルトです。これは他の国と比べても低く、ほとんどの国では日本よりも高い電圧となっています。そのため、基本的にどの国に行くにしても変圧器を用意したほうがいいでしょう。
一方のニュージーランドの電圧は230ボルト〜240ボルトです。ボルトとは電気を押し出す力(電圧)を表す単位のことであり、数値が高いほど強い力で電気が押し出されることになります。
ニュージーランドの電圧は日本の倍以上なので、非常に強い力で電気が送られてくるためそのまま使用すると製品の故障の原因となってしまいます。そのため、先述の通り変圧器を用意する必要があります。
家電製品の中には日本で使えて、なおかつ海外の電圧に対応しているものもあります。そこで、どういった製品が対応しているのか確認していきましょう。
まず、パソコンやiPhoneなどのスマートフォン、最新のデジカメといったものは100ボルト〜240ボルトまで対応しているものが多く、変圧器がなくてもそのまま充電をすることができます。
また、男性にとっては必需品となる電気シェーバーに関してもニュージーランドの電圧に対応しているものが販売されています。
髭剃りに関しては電気シェーバーを持っていかなくてもカミソリを現地で購入するという方法もあります。
一方で、変圧器が必要になるものとして、例えばドライヤーやヘアアイロンといった製品は現地でそのまま使うことができない可能性があります。
先ほども触れているようにスマートフォンは幅広い電圧に対応しています。iPhoneに関しても充電器を確認するとinput100-240Vと記載されているので、100ボルトから240ボルトまで対応していることになります。
ニュージーランドの電圧は230〜240ボルトであるため使用可能です。
自分が持っていく電化製品は変圧器が必要なのか、気になる人は多いのではないでしょうか。この点に関しては製品を確認することですぐに把握することが可能です。
多くの製品にはその製品のスペックが製品の裏面やプラグに記載されています。そこに「INPUT(入力電圧)」といった表記があるのでそこを確認すれば、対応している電圧がわかります。
これが100V-240Vとあれば240ボルトまで対応していることになりますし、100V-200Vとあれば240ボルトには対応していないのでニュージーランドでは変圧器が必要になるというわけです。
荷造りの段階で電圧のチェックも行うようにしましょう。
ニュージーランドの場合、230〜240ボルトに対応していない製品を使う場合は変圧器が必要となります。しかし、先ほども紹介しているようにパソコンやスマートフォンといった製品は変圧器が不要であり、シェーバーに関してはカミソリでの代用が可能です。
ドライヤーやヘアアイロンにこだわりがあるという場合は別ですが、基本的には変圧器がなくても問題ない場合がほとんどだと言えます。また、万が一必要になったとしても現地でも購入することができます。
変圧器に関してはさまざまなものが売られています。参考までに以下のような商品があります。
旅行でニュージーランドを訪れるという人はホテルを利用することになるかと思います。ホテルのコンセントと電圧に関しても基本的にはここまで紹介してきたように、
・コンセント:Oタイプ
・電圧:230〜240ボルト
となっています。
また、多くのホテルやモーテルでは電気カミソリ専用のコンセントがついています。ホテルによっては変圧器や変換プラグを貸してくれるところもあるかもしれませんが、どうしても使いたい電化製品がある場合は自分で用意しておいた方がいいでしょう。
海外にいく時は出来るだけ荷物を少なくしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
現地で購入できるものは無理して日本で用意する必要はありません。これは変換プラグや変圧器に関しても同じことが言えます。
変圧器や変換プラグに関してはニュージーランドでも購入することができます。日本で購入する場合との違いは製品の説明が英語になっていることくらいなので、英語力によほどの不安がない人でなければ現地購入でもいいかもしれません。
ドライヤーやヘアアイロン、電気シェーバーに関しても同じことが言えます。これらの製品も現地での購入ができるので、特に日本の製品でなければダメということがなければ、荷物になるので、現地で購入し帰国するタイミングで捨てるくらいのつもりで考えておきましょう。
最後にニュージーランドのコンセント、電圧に関する注意点を紹介します。
コンセントがどの位置にあるかは現地に行かないとわかりません。滞在する部屋に1つしかない可能性もゼロではないのです。
そこで延長コードを1つ持っていくことをおすすめします。ベットで横になって充電しながらスマホを触りたいと思ったときなどに1つあると大いに役立つはずです。
延長コードを含め、電圧のチェックは必ず行うようにしましょう。何度もお伝えしていますが、異なる電圧のままで製品を使用すると故障の原因になるほか、煙がでてきて火事の原因になる恐れもあります。
もし日本から持ってきた製品の電圧がわからないのであれば、無理して使うのではなく、現地で代替品を購入するなどして対応するようにしましょう。
今回はニュージーランドのコンセントと電圧の事情について紹介してきました。ニュージーランドはコンセントの形状、電圧ともに日本とは異なるため、日本の製品を使うためには変換プラグと変圧器が必要になります。
しかし、スマートフォンやパソコンは幅広い電圧に対応しているほか、変換プラグや変圧器、その他の電化製品に関しても現地で購入可能なため、日本で全てを用意しなければいけないというわけではありません。
電圧とコンセントが違うということ、日本の製品を使う際は電圧を確認するといった点がポイントになります。
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今年の冬、来年の春に留学を考えているなら、そろそろ留学準備に動き出しましょう。渡航予定の直前になってから準備を始めると、下のような失敗をしてしまう恐れもあります。
せっかくの留学を理想的な形で実現するなら、渡航予定日の半年前から準備を進めることをお勧めします。
なお、語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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