エンジン始動のしかた

  1. アクセルペダル、ブレーキペダルおよびクラッチペダル(マニュアル車)の位置を確認し、正しい運転姿勢(正しい運転姿勢について)がとれるようにハンドル、シート位置を調節します。

    • エンジンを始動する前にペダルの位置を確認する。

      ペダルの踏み間違いは思わぬ事故につながります。右足でアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み、その位置を確実に覚えてください。

    • 換気の悪い場所では、エンジンを始動したままにしない。

      排気ガスが車両周辺に滞留したり、車室内に侵入したりすることで、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。一酸化炭素を吸い込むと、意識が薄れて事故につながるおそれがあるほか、死亡または重大な傷害につながるおそれがあります。

    • エンジンを始動するときは、必ず運転席に座る。

      車外から行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  2. オートマチック車

    パーキングブレーキがかかっていることと、セレクトレバーがPに入っていることを確認します。

    マニュアル車

    パーキングブレーキがかかっていることと、シフトレバーがNであることを確認します。

  3. オートマチック車

    ブレーキペダル(A)をしっかりと踏みながら、エンジンスイッチ(B)を1回押します。

    マニュアル車

    ブレーキペダル(A)をしっかりと踏みながら、アクセルペダルを踏まずにクラッチペダル(C)をいっぱいに踏み込んで、エンジンスイッチ(B)を1回押します。

  • エンジンの始動を連続して行うと保護機能が作動し、エンジンがかからなくなることがあります。その場合は、3分以上待ってから再度エンジンスイッチを押して始動してください。

  • ブレーキペダルを踏んだり離したりしたとき、“カチッ”と音が聞こえることがありますが異常ではありません。

エンジンがかかりにくいときは

  • オートマチック車はブレーキペダルを踏みながら、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んでエンジンスイッチを一度押してください。

    ブレーキペダル、アクセルペダルは離さず、約5秒後にもう一度エンジンスイッチを押してください。その後、再度手順3の操作をしてください。

エンジンが暖まっているときの始動

  • 高速走行後や登坂走行後などエンジンがかかりにくいときは、アクセルペダルを少し(踏み込み量の約1/5)踏み込んだ状態でエンジンを始動し、エンジンがかかったら、アクセルペダルをエンジン回転数の上昇に合わせて戻します。

  • キーによるエンジン始動の作動範囲は車室内です。(ラゲッジルーム内は除きます。)

クラッチ・スタートシステム(マニュアル車)

  • マニュアル車は、クラッチペダルを踏み込んだ状態でエンジンスイッチを押さないと、エンジンが始動できません。

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