こんにちは。きょんです。



久しぶりのブログ更新ですが、最近特にゲームもできておらず、本当に「ただのブログ」の更新になります。



僕のTwitterのフォロワーさんはFF14をプレイしている方、したことある方が多いので知ってる人も多いかもしれませんが、今回ブログを書こうと思ったのは、Twitterで目にしたあるトレンドについてです。




最近早朝に起きて出社する日々が続いているのですが、その日もまだ薄暗い中アラームに起こされ、睡魔と戦っている真っ只中でした。



眠い目を電灯に慣らしながらスマホを手に取り、惰性でTwitterを開き、僕のよく知る人物の名前がトレンドに上がっているのを目にしました。





正直、100:0で嫌な予感しかありませんでした。



そして、その嫌な予感は的中してしまいました。



「は??」

と少し大きめの声を出しましたが、心のどこかで分かってはいました。


同時に彼の覚悟も理解しました。



絶対にあの場所に戻るんだと自分に言い聞かせ、僕たちがいつも通りご飯を食べて、誰かと笑って、他愛もない時間を過ごしている時も、今までずっと戦っていた彼が、覚悟を決めたのだと。


彼の記事で、「ログインができるようになった」という報告が上がった時、僕は本当は彼の覚悟にやんわり気づいていましたが、良い方向にねじ曲げて自分に落とし込むことで目を背けていました。
きっと他の人たちの中にも、同じ考えの人がいたと思います。


僕は闘病生活がブログで明らかにされた時くらいからDMで何度か連絡を送っていました。
一度も返事は来ませんでしたが、彼のブログの更新がある事を毎日チェックしていました。
状況は芳しくなっていない様子でしたが、「それでも毎日更新があるから」と、ここでも自分に言い聞かせていました。


今回のトレンドで全てを視覚的に受け入れざるを得なくなり、涙が止まりませんでした。
「頑張れ」と無責任に送ってしまった自分を責めました。

想像するのも難しいですが、もし仮に自分が逆の立場だったら自分が覚悟を決めようとしている時に送られてくる悪意のないメッセージに、なんと返せるでしょうか。




返事がなかったのは、きっと彼が「頑張って」いたから。




僕は今朝彼に、「頑張れと言ってごめん、頑張ったね」という旨のメッセージを送りました。
ずっと返信がなかったのに、一言だけ、





「お前は親友だ」





と返してくれました。




それを見て、また涙が溢れてきました。

そう言ってもらえてすごく嬉しかったのと、やっぱり心のどこかで「もしかして」と期待してしまっていたのと、「覚悟を決めて向き合うと決めたから返信が来たのだ」という現実を突きつけられたのと、色んな感情が涙になって溢れてきました。



まだ他の社員が出社していない会社のトイレで、喉が痛くなるくらい「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」と連呼し、一頻り出し切った後、少し冷静になれました。



「僕に何ができるだろう」と考え、最初に思いついたのはこのブログでした。



僕はフォロワーさんも多くなく、ブログも彼のブログと比べると更新頻度も酷いもので、内容もしょうもなく、自分で便所の落書きと比喩していましたが、そんなブログを彼は「一番面白い」「大好きなブログ」と言ってくれていました。



そのブログで、僕が今書きたいことは「彼の伝えたいもの」です。



よくある言い回しですが、僕たちにできる事で一番彼が喜んでくれる事は、励ます事でもなく、悲しむ事でもなく、「理解する事」だと僕は勝手に思っています。



彼は、オンラインゲームが大好きで、一人でも多くの人にその素晴らしさを伝えようとしました。
そしてブログの毎日更新から始まり、ついにドラマ化、映画化がなされ、たくさんの人がオンラインゲームの素晴らしさに触れる機会を作りました。


でも、もっともっとやりたい事、伝えたい事が沢山あると思います。



彼のブログは10年以上前に開設され、今日に至るまで色んなオンラインゲームの世界を紹介していました。

当時はまだオンラインゲームは一定以上の敷居があり、オタクしかやらないイメージが世間一般では根付いていましたが、今ではすごくフランクに楽しめる文化として浸透しつつあります。


そういう文化が徐々に目の前で広がっていく風景を見る事が、きっと彼にとって毎日ブログを書くエネルギーになっていたはずです。


彼がもたらしたものは、他の誰も真似できないと思います。
でも、もたらされたものを他の誰かと分かち合う事はできると思います。




大袈裟な何かをする必要はなく、僕たちが楽しむ事で一人でも多くの人がオンラインゲームの素晴らしさに触れることができれば、それが彼への何よりのメッセージになるはずです。



彼の大好きな場所を悲しい場所にするのではなく、彼が伝えたかった以上に素晴らしい場所であるという事を、彼から教わった人たちが伝えていく。


今は只々、これが「理解する事」だと僕は思っています。



拙い文章ですが、何となく言いたいことが伝われば幸いです。
駄文失礼いたしました。






エオルゼアだけでなく、アストルティアでも遊んだり、ジオン公国で一緒にMSに乗って連邦軍と戦ったり、ゴッドフィールドやハースストーンみたいなカードゲームで闇のデュエルもしたり、二人でヴァルハザクに瞬殺されたり、人狼や麻雀をハンゲームアカウント引っ張り出して遊んだり、VRチャットで喋りながらドラゴンボールのキャラに変身して似てないモノマネ披露したり、すごくすごく楽しかった。


諦めるのと覚悟をするのは違う。
あなたの覚悟を俺は心から支持します。頑張ったね。
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