日本維新の会の藤田文武幹事長は30日の記者会見で、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と党所属国会議員の関わりを調査した結果、13人の議員が関連団体のイベントに参加するなどの接点があったと明らかにした。いずれも団体からの献金や選挙での組織的な支援は受けていないとしている。近く13人全員の氏名や関わった内容を公表するという。
維新は62人の国会議員全員に、旧統一教会や関連団体との関係の有無を申告するよう求めていた。
その結果、藤田氏を含め、馬場伸幸共同代表や足立康史衆院議員、高木佳保里参院議員ら13人が、関連団体のクリスマスパーティーなどのイベントに参加していたという。
藤田氏は会見で、参加した理…
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- 【視点】
所属議員についてこうした対応ができる維新の機敏さは評価できますが、危機感もあるのでしょう。宗教団体と政治家の関係は、少しの票が当落を左右する地方議員との間で強まり、そこから系列の国会議員につながる形もあるからです。地方政党から国政政党へ最近