渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

悪徳バイクショップ

2023年10月01日 | open

 
四輪車も店前の並木を殺した
ような悪徳中古車屋が多いが、
オートバイ屋もかなり悪質な
店が多い。ごまんとある。
私も高校1年からこんにちまで、
かなりひどい業者に出くわし
た。
直していないのに全く部品交換
もせずに直したとして高額な
金を取るのが共通項だ。
ここ数年前も2軒でひどいのを
経験した。
1軒は人当たりは良くとも出鱈
過ぎる作業。
もう1軒は、店主からしていか
がわしい
のような対応だった。
私のマシンを観て、古くて珍し
からとジロジロ見る。それは
いい。
すると、「このバイク、クーラ
トが漏っとるけえ、全部替え
といけんよ」と。
そして、「古いバイクは大事に
せんといけんが」と。
事実はクーラントなど一切漏っ
などいない。総点検済みだ。
試すつもりで訊いてみた。
「キャブのオーバーホールは
どれくらいの期間と金額かか
りますか」と。
すると、「うちはキャブのオー
バーホールはやらんけん」と。
キャブさえもOHできない店が
何がクーラント漏れか。ふざ
けないでほしい
と思った。
あー、よくあるバイク屋ね、
と。
ごちゃまんといる。そういう
バイク屋。騙して架空高額請
をするような二輪屋。
 
この動画も、そうした悪質な
ショップによって騙さ
れた人
マシンのエンジン
を車種専門
店が開けてみ
詐欺の
事実が発
覚した事を
紹介する動
画だ。






私がこうしたバイク界の闇で
ある悪徳ショップの洗礼を
けたのは16才の時だった。
カワサキ2ストでパーツを注文
パーツを注文する為にある店
に乗り付けた。
すると、その店の店主は、私
の車を触ってクラッ
チが滑っ
ているから交換したほう

いいと言う。確かに滑りは
発生していた。
その店で部品発注と交換作業
を頼んだ。高額だったが問題
なく交換修理出来ると言うので。
バイクは3ヶ月預けた。
連絡が来て取りに行った。
すると全く依然と症状は同じ
だ。
他のショップに行ってみた。
レースもやっている店だ。
すると、クラッチが滑ってい
と言う。そう思う、私も。
交換したばかりだと伝えると、
「交換したかどうかは知らない。
ただ、症状として滑ってる」と。
そこの店で開けて貰った。
クラッチプレートは摩耗しまく
りだった。
その店で新品交換作業をお願い
した。さほど高額ではなかっ
た。
出来上がりの連絡が来たので
友人の後ろに乗せて貰って取り
に行った。
受け取って乗ると別物に変わっ
ていた。きちんと加速する。
その店は腕もいいので、他の
友人たちにも紹介した。何人
がそこで新車を購入した。
グーグルで見ると残念ながら
今は店は無いようだ。
オーナーは年配だが、私の
バイクを直してくれた腕の
良い
チーフは貞本義行の
初期走り屋二輪
漫画作品
『18R(ヘアピン)の鷹』

主人公がよく行く湘南のバイ
ク屋の
店長にそっくりだった。
ハチマキまで(笑
殆どその作品を知っている人
はいないだろうが(笑
 

この記事についてブログを書く
« 津軽弁と宮崎弁(西諸弁) | トップ |