なろう作家さん人生も底辺だったωωωωω

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1:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:55:48.84ID:V5df42Xbx

立ったら貼る


2:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:56:07.32ID:V5df42Xbx

さっきすぐ落ちたのあかんでしょ


3:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:56:35.64ID:V5df42Xbx

なろう作家のおもろいエッセイ見つけたから貼るわ


4:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:57:22.79ID:V5df42Xbx

まず最初に小説に関する経歴を。

中学生の頃に書きはじめました。「霧が晴れた日」という時代小説でした。
いろいろなジャンルの小説を手当たり次第に書き散らし、新人賞に応募しました。ですが1次選考を通ったことは1度もありませんでした。

その後高校に入ってから、新人賞への応募回数も増えました。
ある理由(書けたら後日書きます)で高校にはあまり行っていなかったので、時間もあったからだと思います。
ですが結果は中学の時と同じく、全て1次選考落選でした。


5:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:57:34.40ID:V5df42Xbx

その後、仕事をしながら新人賞に応募を続けました。このときも1次選考を通ったことはありません。
またこの頃、知り合いのつてで同人に参加しました。初めて自分の書いた文章が紙(同人誌)に印刷されて感慨深かったのを覚えてます。
その後、「小説家になろう」に投稿し始めました。標題にあるネット小説大賞関連では、


2015年 9月3日 「小説家になろう」に「銀色のスナイパー」を初めて投稿。

2016年 5月21日 「銀色のスナイパー」が第4回ネット小説大賞を受賞。
この頃小説家として食っていけると思い、それまでしていた仕事をやめました。

2017年 3月7日 製本された「銀色のスナイパー」が全国の書店で発売。
この頃が自分の人生で絶頂期でした。

2017年 某日 「銀色のスナイパー」が打ち切りに。その後次作を書かせてもらえる出版社がなく、商業から撤退。
この少し後に、同人にも参加しなくなりました(後述します)。


6:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:58:00.10ID:V5df42Xbx

何もかも失った
小説以外に趣味があるかと言われると、自分は迷うことなく「日記をつけること」と言うだろう。
中学生の頃から、1日も欠かさず日記を書いている。10年日記というデカくて分厚い日記帳が、もう何冊も机の端の方に積んである。
そのうちの1冊、1番古いものだ。その6月13日のページに、以下のように記載されている。文法がおかしいところや読みにくいところがあるが、原文のまま記す。

─────────────────────
授業中に少しずつ書いていた初めて書いた小説が完成した。
木島先生に見せたが授業中に書いていたことを怒られた。
けれど褒められた。友人にも見せてみろと言われた。
─────────────────────

注釈すると、木島先生というのは当時の自分の担任である。年配の国語教師だ。
突き出た腹と見事な禿頭とくとうの大柄な人物で、和製のアルフレッド・ヒッチコックのような風貌だった。
声が大きくて激昂した際に椅子や机を蹴る癖があり、生徒からは恐れられていた。


7:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 01:58:34.24ID:V5df42Xbx

クラスの落ちこぼれで、友達が1人も(誇張して書いているのでなく、本当に1人も)いなかった自分だったが、どういうわけか木島先生とはよく話した。
本が好きな先生で、カート・ヴォネガットやレイモンド・カーヴァー読むように勧められたことを覚えている。(両方とも難しくて途中まで読んだが挫折した。今手に取ってみたが、やっぱり難しい)

自分は厳しい木島先生に褒められて気をよくしていた。
「褒められる」なんてことは、自分にとってはまたとないことだったからだ。熱心に自分の作品を読んで感想までくれた木島先生は、それこそ仏か釈迦如来しゃかにょらいのように思えた。
だが友人に小説を見せるようなことはしなかった。見せられるような親しい友人は1人もいなかったからだ。前述の通り、自分には友達は1人もいない。

すると業を煮やした木島先生はとんでもないことをした。
自分の小説を勝手にコピーして、帰りのホームルームで無断でクラス中に配ったのである。このときは自分は木島先生を恨んだ。仏なんてとんでもない。鬼や夜叉やしゃだと思った。

小説なんて書かなければよかったとも思った。

しかし自分の予想に反して、概ね小説は好意的に受け入れられた。これは意外なことだった。
何人かは感想もくれたし、次作も読ませろとも言われた。嬉しかったことは言うまでもない。


9:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:00:02.14ID:V5df42Xbx

─────────────────────
自分の著作が、ピカピカのカバーを掛けられて、新作として確かに丸善に並んでいる。
全く信じられないというのが正直な感想である。
木島先生に送ろうと思っていたが、なんともう買ってくださっているらしい。
しかしカーヴァーに傾倒するような文学的素養の持ち主が、果たして自分の本なんか読んでくださるんだろうか。
正直今度会うときに、叱られないか心配である。
─────────────────────


結論から言うと心配する必要はなかった。
そればかりか定年退職し、自分でも随筆や俳句なんかを嗜んでいる木島先生はよく書けていると褒めてくれた。特に最後の短編「銃技師へ」を高く評価してくださった。
(もっとも、ソラの挿絵を指差して、「お前、こんな女性が好みだったのか」と言われたのは少々閉口した。まさしくソラは自分の理想の女性だったからだ。)

木島先生は、それからしばらくして亡くなった。膵臓癌すいぞうがんだったそうである。
亡くなる少し前、入院している先生を見舞ったとき、ヒッチコックのような巨躯きょくが嘘のように痩せ、声はかすれて聞き取りにくかったのをよく覚えている。


32:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:07:05.51ID:v5cClWQ4H

>>9
挿絵のくだりキモすぎて草


10:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:01:25.67ID:V5df42Xbx

抗がん剤の副作用や手術で苦しみぬいた最期だったらしい。
葬儀で自分は、遺族の方から先生が大切にしていたレイモンド・カーヴァーの本を何冊かいただいた。それらは今このあとがきを書いているときも、すぐ隣に置いてある。

このとき自分はちょうど「銀色のスナイパー」1巻の続きを書いていたところだった。巻数でおそらく5巻分くらいまで書いていただろう。
出版社や編集者に続きを書くよう言われて書いたのではない。自分で勝手に判断して書き進めていた。今考えると、事前に次巻が出るかどうかの見込みを聞いてから書き始めるべきだった。

さて、6巻分を書き始めたくらいの某日の日記には、以下のように書いてある。
─────────────────────
「銀色のスナイパー」の打ち切りが決まった。
仕事を辞めないほうがよかったかもしれない。


11:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:01:34.25ID:V5df42Xbx

─────────────────────
さらにそれから2年が経過した。
つい先日のことだ。2019年3月6日のこと。日記帳には以下のようにある。
─────────────────────
◯◯(近所のコンビニ)のバイトに落ちた。面接であれだけ失敗したから落ちるのは当たり前だろう。
周りの人間が全員自分を笑っているような気がする。人の目を見て話すことができないし、声も出せない。
単語ならなんとか発声できるが、長い文章だとすらすら話せない。
どうしても途中でつっかえるか、しりすぼみになって聞き返されてしまう。
もうなにもやる気になれない。人の目が怖い。
生き抜く根性もなく、死ぬ勇気もなく、毎日をだらだら惰性で無気力に生きている。
─────────────────────


12:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:02:02.47ID:V5df42Xbx

今の自分には何もない。
この「何もない」というのは文字通りそのままの意味だ。小説関係では本当に何もない。
例えば今物書きとして何か連載を抱えているとか、新しい作品を出版予定であるとか、そういうことは全くない。
そればかりか、前まであった職すらなくなってしまった。拙作せっさく「銀色のスナイパー」の第1巻が打ち切りになってしまったからだ。

自分はネット小説大賞を受賞したとき、そのまま小説家としてやっていけると思って、それまで就いていた仕事をやめてしまっている。
「銀色のスナイパー」が打ち切りになった時点で自分はもう小説家ではないので、物書きでもないし、何か職に就いているというわけでもないのである。
仕事だけでなく、それまで参加していた小説の同人もやめてしまった。つまり自分の作品の発表の場も、無い。

無い無い尽くしである。
本当に何もない。(もっとも前科や逮捕歴もない。これだけは「ない」といっても長所になるかもしれない。)


13:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:02:25.15ID:V5df42Xbx

だが後悔していない。
小説を書くのが好きだからだ。
無い無い尽くしの中で、この「好き」と言う気持ちは「ある」と断言できる。というか好きじゃなかったら、全く結果も出ないのにここまで続けられないだろう。

……と、少し前まで思っていた。
いや、そう自分自身に言い聞かせていた。

しかし最近思う。
ひょっとしたら自分の心の中のどこかに、本当は後悔している自分がいるのかもしれない。
「自分は小説を書くのが好きだ。だから後悔していない」と自己暗示をかけて平静を保とうとしているだけで、実際にはもう人生が取り返しのつかない大変なことになっていると気づいているのかもしれない。

最近では夜眠れなかったり、唐突に動悸どうきがしたり、理由もないのに号泣してしまったりすることもある。
おとといは過呼吸で部屋で倒れてしまった。虚勢を張って自分では気づいていないふりをしても、身体と精神は気が付いている証拠なのだろうか。


14:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:02:42.32ID:XhTfJBfMa

かわいそうだからレスつけてあげる
つまんね


15:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:03:15.38ID:V5df42Xbx

何より、小説の質が劣化している。
この事実が一番ショックだった。あれだけ中学の頃から続けていた「書き続ける」という行為が、全く意味をなしていないのだ。
たとえ書籍化できなくとも、自分の中で満足できる作品が書ければそれでいい。周囲から見れば駄作でも、自分が「いい作品ができた」と手応えを感じることができれば、結果がでなくともやりがいがある。

だがそれすらない。

中学の頃は満足のいく作品が書けていたが、今では全く手応えがない。
この「小説の質が劣化している」というのは、数字にも表れている。自分の作品のブックマークを見てくれればわかるだろう。



16:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:03:16.45ID:70z8OMXe0

読みやすい文章やん


17:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:03:42.83ID:V5df42Xbx

作品の古い順に、


◆銀色のスナイパー◆ 〜『異世界』+『天才狙撃手』+『カンストステータス』〜 ブクマ5411


◆ 淫魔の幻影◆ ブクマ215

◆伝家の最強スキル『御都合主義』は異世界を巻き込む◆ ブクマ22

◆生き返らせ屋◆ 〜ある侍と過去へさかのぼる少女の物語〜 ブクマ4


となっている。つまりブックマークの推移は5411→215→22→4である。「小説家になろう」の中では書けば書くほど、下手になっている。


24:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:05:39.19ID:XB/jrjHq0

>>17
ひっでぇ
サブタイトルがひっでぇ


18:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:04:14.75ID:V5df42Xbx

では「小説家になろう」以外の執筆活動はどうかというと、これも同じである。
自分は「小説家になろう」以外では新人賞に投稿している。小説を書き出してから今までありとあらゆる小説新人賞に100作以上も投稿したが、全て落選した。1次選考すら1作も通らなかった。
唯一結果が出たのが第4回ネット小説大賞受賞、つまり「銀色のスナイパー」の書籍化だが、その売れ行きもあまり良くなかった。上述の通り打ち切りである。2巻以降、つまり書きためていた5巻分、文字数に直すと70万字は、すべて没になってしまった。

上の日記を見てみるとわかるが、職探しももうまくいっていない。
売り手市場といわれているが、年齢的なこともあるのだろう。
自分はあまり若くない。おそらく皆が想像している年齢よりずっと上である。そんな人間を、誰も好き好んで雇おうとはしないだろう。


20:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:04:48.77ID:V5df42Xbx

若くなくともなにかスキルがあればいいが、自分はそれもない。人に誇れるような特技は何1つない。資格も何1つもっていない。普通免許すらもっていないのだ。多くの人が資格の勉強に割く時間を、自分は小説を書くことに当てていたからである。

コネもない。
もともと内気な性格も合間って現実世界では友達は皆無だ。唯一小説関係で繋がりがあった同人関係は、やめさせられてしまった。
そんな中でもゆいいつ人より続けていることが小説を書くと言うことなので、自分は人に胸を張って「小説を書いている」と言っている。だが世間の風当たりはよくない。上述したアルバイトの面接で「小説を書いている」と言うと、鼻で笑われた。


21:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:05:03.03ID:mPbEE8/70

先生がなんとかインキャの良いところを伸ばしてやろうとした結果がこれとか泣ける


23:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:05:32.66ID:CnjzLiwX0

悲しい


25:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:05:39.81ID:QfjLt8XAd

普通に読みやすい文章で草
なのに打ち切りってどんだけ内容つまらないねん


26:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:05:52.26ID:V5df42Xbx

中学の頃この「霧が晴れた日」を褒めてくれた同級生と会う機会があったが、今も小説を書いていると自分が言うと、憐れんだ目で見てきた。
どうやら世間では「小説を書いている」ということは、結果を出していなかったらあまり評価されないらしい。自分は最近になってようやく理解できた。この歳になってようやく理解できたのである。それくらい社会性がないし、頭も良くない。

そればかりか、履歴書の自己PRの欄も、よく読みにくいと言われる始末なのだ。
中学の頃からずっと毎日、1日も欠かすことなく小説を書き続けていても、履歴書の数行の文章すら、読みやすく書くことができないのである。


33:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:07:23.24ID:wJBaSAfT0

>>26
履歴書以前に普通の文章ですらゴミなんだけど


54:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:11:40.17ID:rnTYURBcd

>>26
履歴書のPR欄読みにくいって
だらだら書いて何言いたいか分からない文かいてそうやな
文章そのものは努力してきたのが分かるのに
やっぱ小説も才能やね
努力は無駄


27:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:06:28.57ID:2EVrl+fxd

ヒッチコック先生いい人やん


28:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:06:37.19ID:V5df42Xbx

学歴もない。最低の学歴を思い浮かべてくれればいい。
高校受験の逃避から小説を書き始めたと前述したが、それからも分かるであろう。皆が受験勉強に必死になっている中、自分は小説を書き続けていたからだ。
いや、受験のときだけではない。同級生が資格を取得して自分を磨いていたり、就職活動で努力しているときも、何もせずひたすら小説を書いていた。
周囲の人間が余暇を満喫したり、恋人と愛を語り合っているときも、自分は孤独に小説を書いていた。


そして、何もかも失った。


30:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:06:59.13ID:V5df42Xbx

次は2話だけど、怒涛の展開が待ってる



31:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:06:59.93ID:KvnskmfN0

芸術ってほんまかけた労力に見合わんよな


34:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:07:23.96ID:V5df42Xbx

毎日嫌なことばかり思い出す 1

前述の通り、自分は小説の同人に参加していた。だがその同人は拙作「銀色のスナイパー」が書籍化した後に、やめてしまった。
いや、「やめてしまった」のではない。「やめさせられた」と言った方が正しい。「生き返らせ屋」や「霧が晴れた日」のあとがきでも「やめてしまった」と記載した。だが実際は違う。
「やめてしまった」───自分から進んで同人から抜けたのではない。同人の方から自分に「これ以上参加しないでほしい」と言われた。つまり同人を首になったわけである。


35:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:07:34.74ID:XB/jrjHq0

まだあるのか…


36:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:07:56.37ID:V5df42Xbx

「同人を首になった」や「やめさせられた」と書くと、格好が悪い。だから「生き返らせ屋」や「霧が晴れた日」のあとがきでは嘘をついて「やめてしまった」と、まるで自分からやめたかのように書いた。

なぜこんなを嘘をついたかというと、プライドのせいである。

「第4回ネット小説大賞」という賞を受賞し、自分の作品を書籍化した。そうして本を出すほどの実力者である俺が、「同人をやめさせられた」などと書くとみっともない。
だからやめさせられたのではなく自分からやめたということにしてしまおう。そう考えたのである。


37:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:08:15.22ID:dn1Ff9GW0

これが面白いとか思ってんの?
何一つ面白くねえよ
愚痴日記すらゴミ


38:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:08:18.83ID:XB/jrjHq0

ネット小説大賞ってどれくらいのレベルなん?


42:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:08:57.21ID:V5df42Xbx

>>38
いうと対したことない


40:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:08:32.67ID:4qSjvnAO0

中学時代から小説を書き散らしていた
先生に褒められたりした
理由あって高校はあまり行かなかった
小説は書きつづけ色んなとこに応募していたが1次で全て落ちていた
就職してしばらく経った頃、なろうに投稿した作品がネット小説大賞を受賞した
書籍化されて小説を書くことで食っていけると思い退職した
本は打ちきり、中学時代の恩師は亡くなる、職は無い 悲しいなぁ

だからなんやねん


41:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:08:41.67ID:V5df42Xbx

落ちるの怖いから言うが
名も無き他肉って先生のエッセイや


44:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:09:33.38ID:KvnskmfN0

なんで怒ってるやつがちらほらいるの?


45:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:09:40.70ID:+yHVZCtF0

これのどこが面白いんや?
その辺の駄目ブロガーの日記の方がまだ読ませるわ


47:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:10:16.57ID:V5df42Xbx

>>45
もうちょい待ってくれ
サークルへんがやばい


46:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:09:53.38ID:V5df42Xbx

繰り返すが自分は「第4回ネット小説大賞」を受賞し、本を出版した。しかし現在継続して新刊を刊行しているわけではない。「第4回ネット小説大賞」を受賞して出版された「銀色のスナイパー」はすぐに打ち切りになってしまった。
にも関わらず、「書籍化したプロの小説家である」というプライドを、今だに持ち続けている。

それこそ同人に紙媒体として発表しているというわけでもない。本が出なくとも、どこかに連載を持っているというわけでもない。つまり現状自分は「プロ小説家」ではない。「趣味で小説を書いている人間」なのである。


48:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:10:25.41ID:mPbEE8/70

こう言う奴見ると
親なり教師なりが無理矢理体育会系の部活にでも放り込んでやった方がよかったんだろうなと思うわ
インキャはまず社会性を学べ



80:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:56.95ID:dn1Ff9GW0

>>48
よくヲタ趣味で救われたみたいな事を言ってる陰キャがいるけど、あれウソだよな
ヲタ趣味なんてハマらなければもっといい人生があった筈だから
ヲタを止めれば多少苦しい人生でも、結婚できて真っ当な人生を生きられたのに、そこから逃げただけ


49:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:10:38.49ID:V5df42Xbx

しかしその事実が今だに受け入れられない。
だからこそ、「自分はかつてネット小説大賞という文学賞を受賞し、紙の本を出版して印税を得た小説家なのだ。だから、他の物書きとは違う」などというくだらないプライドを持ち続けている。

そもそも自分は、プライドを捨てられないという悪癖がある。
昔からそうだった。例えば、自分は友達は1人もいない。にも関わらず、「銀色のスナイパー」で書籍化した際なろうに投稿した手記には、「友人たちと会話してて」などと書いている。
第42回お便りコーナーを見てもらえれば分かる。


50:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:11:03.14ID:3h7SQv2sd

同人の小説て読む人少なそう


51:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:11:04.19ID:V5df42Xbx

繰り返すが、自分には気軽に会話できる友人など1人もいない。
お便りコーナーに架空の友人を創造して書いたのは、ひとえにプライドのせいだ。
友達がいない寂しいやつと思われたくない。創作仲間がたくさんいて、その仲間とともに楽しく小説を書いている。読者にそう思われたくて、1人も友達がいないにも関わらず「友人が〜」などと書いた。

***

このエッセイではプライドを捨てて、起こったこととそのときの自分の心境を、嘘偽りなくありのままに書こうと思う。

***

そもそも同人をやめさせられたのも、この捨てられないプライドが原因だった。
自分が参加していた同人は、大規模なものではない。参加者は全部で10人弱。原稿料など発生しない。完全に小さな規模のものである。
「銀色のスナイパー」をこのなろうに投稿する少し前、つまり今から4年前に、知り合いの紹介で参加しはじめた。


52:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:11:15.09ID:4qSjvnAO0

(中略)とか使えんか?


53:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:11:36.20ID:V5df42Xbx

少数だが自分以外の参加者は作家志望者ばかりだった。
同人に書きながら、他の文学賞に応募している人が多い。それこそライトノベルの賞に応募している人もいれば、純文学の賞にこだわって投稿を続けている人もいる。
その同人は私立大学の文芸サークルを母体としている。そのため自分以外の参加者は大学生や大学院生が多かった。
自分以外のメンバーは、年が近いこともあって和気藹々としていた。もともと自分は知り合いの紹介で参加したイレギュラーな存在だった。本来こういう年下の中に混ざることはできないのである。だから年齢の差もあって、どうしても浮いてしまう。


59:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:12:10.62ID:0IB/JWru0

こいつ大学職員に潜り込んで楽に食ってたからな
下手に小説さえ書いてなきゃ勝ち組だったぞ


66:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:13:42.78ID:qgfj65cN0

>>59
マジでこれ


60:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:12:14.65ID:mPbEE8/70

インキャイライラで草


61:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:12:34.51ID:V5df42Xbx

俺は皆と話そうと思えば話せるが、孤高の1匹狼だからあえて話さないだけだ。そう言い聞かせ、クールに振る舞うことで、なんとか自我を保っていた。
クールに振る舞えば、周りからは小説家っぽく見えるだろう。
少なくとも自分の中での「小説家」はそういうものだった。人当たりが悪く、あまり喋らずぶっきらぼうだが、1度筆を取れば、人の琴線を揺する名文を紡ぎ出すことができる。
自分の中の「小説家」の理想像はそんな感じだった。

だからその理想を演じた。


62:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:12:56.24ID:V5df42Xbx

そうすれば例え年齢が離れていても、「かっこいい小説家」である自分の振る舞いに感銘を受ける人がいて、話しかけてもらえるかもしれない。
10人の同人参加者の内訳は男女半々で、男性から声をかけてもらえれば友達になれるかもしれない。
女性から声をかけてもらえれば、ともすればそのまま自分に好意を寄せてもらって、ひょっとしたらそのまま付き合うことができるかもしれない。

しかし実際のところ、自分という1匹狼は今だに1度も声をかけられたことがない。

数える程だが話すチャンスがないこともなかった。だが自分の話題は必要最小限の会話で打ち切られ、別の人が話し始める。
明らかに自分の話題の方が面白いだろうし、興味深いだろうと思うような話題でもすぐに打ち切られ、他の人の、くだらない話題に話が移ってしまう。


63:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:12:56.83ID:XHY5f+mx0

人生かけて本気でやってもどうにもならん奴もいれば
片手間に投稿してがっぽり儲けちゃう奴もおるから面白いよな


64:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:13:14.63ID:V5df42Xbx

「銀色のスナイパー」が書籍化する半年くらい前、つまり3年前の冬、同人に1人新しい男性参加者がいた。
彼は近くの別の大学の大学院の学生で、自分が在籍していたサークルの部長と知り合いだから、そのサークルの方に物を書きにきたという。
自分の所属する大学の文芸部があまり活発でないから、こちらに書きに来たとその男性参加者は言っていた。
その大学では文学部に所属しているらしい。耳が隠れるくらいまで髪を伸ばしていて、サークルに来るときはいつもアップル社のノートパソコンとタブレットを持ってくる。物静かな研究者のような雰囲気で、いかにも頭がよさそうだった。


65:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:13:37.22ID:V5df42Xbx

「よさそう」ではない。事実、いいのだろう。
彼が所属する大学は名門で、いわゆる「難関国立大学」として世間に知られている。戦前は帝国大学と言われていた大学の一つである。今ではネットでは「旧帝」と言われている。
話を分かりやすく伝えたり説明したりすることが得意らしく、ミーティングで難しい哲学や日本古典の話をしていたが、周りの人間から分かりやすいと言われていた。

その新人の彼はすぐに同人の皆と打ち解けた。
もともとコミュニケーション能力が高く、人と話すのをなんとも思わない性格だったのだろう。高学歴らしく、いろいろな知識があった。文学だけでなく、芸術や数学なんかの知識もあった。

自分とは逆である。



67:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:13:57.26ID:V5df42Xbx

自分はよく話が分かりにくいと言われる。なんと言っているか分からないと聞き返されることが多い。
それに自分は軽い雑談や何気ない会話ができない。人との距離感や場の空気の読み方が分からないのだ。
無論のこと知識量も、とても彼には及ばないだろう。

自分はそんな旧帝の彼が好きになれなかった。
理由は嫉妬である。妬ましい以外に何ものでもない。
自分より後に来たのに、もう自分より周りの人に好かれている。
調べてみたら、彼が持っているマックブックは20万弱もするそうである。まだ学生の分際で、そんな高価なもので小説を書いているというのも、好きになれなかった。自分は十年以上も前の調子の悪いDELLのノートパソコンをだましだまし使っている。


74:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:44.83ID:KvnskmfN0

>>67
まさか…?


69:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:08.19ID:m9zIGdLh0

サークルで女にマウントしまくって嫌われたやつやろ
長いねん


70:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:11.25ID:M1Mp2R1wa

本来のもこっちの将来


71:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:16.46ID:V5df42Xbx

おまけに彼の作品は、よく同人でも前の方に掲載される。
自分のはどんなに傑作が書けても後ろの方だし、ひどい時にはボツにされて載らないことすらある。彼は文学論の論文ならいくつか書いたことがあるそうだが、小説は全く書いたことがないという。
対して自分は中学のときから毎日小説を書いていた。にも関わらず、自分の作品は後ろの方に少ししか載らない。
だが彼の小説は何ページにも渡って前の方に載る。これは一体どういうことなのだろうか。

その旧帝大学の彼は、ミーティングに出席したとき、よく人を茶化して笑いを取ることがあった。
今風には「イジる」というのだろうか。いじられる方もまんざらでもなさそうなのは、やはり彼の話し方がうまいせいだろう。

自分もいじられたことがある。


72:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:30.42ID:qgfj65cN0

というかこれ有名っていうよりなろう作家の中で有名やから
イッチも実はなろう底辺やろ?


77:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:14.46ID:V5df42Xbx

>>72
ワイはブクマ一万越え上流作家や
しかもなんJ公認なろう作家やぞ


73:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:14:36.28ID:V5df42Xbx

主に話し方のことを言われた。早口でぼそぼそしていて、何を言っているかよく分からない。そんなことを面白おかしく茶化され、同人の皆に笑われたことがある。
周りの人間はいじられても平気なのかもしれないが、自分は屈辱だった。

これもプライドが高いせいだろう。

茶化されたときに空気を読んでうまく軽妙な返しをすればよかったのだが、生来人と話すことに慣れていないせいでそういう器用なことができなかった。
それに、2回りも年下の人間にいじられるのも不愉快だった。
なにより、「小説を書いている」という点に焦点を当てると、旧帝の彼より自分の方が先輩である。小説家としての先輩をいじるのは、やはり失礼だろう。


76:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:06.01ID:U81JNPV00

名もなき多肉やん
こいつエッセイはそれなりに読めるのに小説が絶望的につまらんから可哀想


78:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:53.35ID:mJZ8AIKv0

すまん、どこ縦読み?


79:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:56.15ID:V5df42Xbx

そのとき自分は、例の1匹狼を演じることで対抗した。
ここで旧帝に反論してしまったら、大人気ないし、場がしらけてしまうかもしれない。だから空気を読んで反論はしない。俺は大人の余裕を持っているから何も言わないが、実はお前を許していないぞ、という抗議の意思を、仏頂面にすることで示していた。

「銀色のスナイパー」が書籍化するまでの半年くらいは、そう振る舞っていた。

なんとか旧帝より上に立ちたかった。
同人に参加している先輩として、そして何より中学の頃から小説を書いている小説家としての先輩として、彼に威厳を見せつけたかった。
旧帝に自分を「小説家として格上である」と認めさせることができたら、自分のことを一目置くだろう。そしたら旧帝はもう自分をイジって笑いをとったり、自分を茶化したりしなくなるはずだ。


81:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:15:59.81ID:mPbEE8/70

ただのゴミ底辺人生をさも自伝かなんかを書くようなテンションで書いてて草
そりゃ小説もつまらんわけだ


83:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:16:11.58ID:+yHVZCtF0

この手の話だと元司法浪人の右に出るものはいないやろ


84:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:16:11.66ID:/BATEGVu0

長すぎて草


85:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:16:15.03ID:V5df42Xbx

そんな絶好のチャンスが訪れる。いうまでもなく「銀色のスナイパー」の書籍化である。
受賞したとき、そして実際に紙の本が届いたとき、自分はこれで旧帝の上に立てる。今まで笑われたことを見返せると思った。

同人の中で誰もなし得ていない、紙の本を出したのだ。それも自費出版ではない。出版社の方が金を出して、自分の書いた作品を本にした。
おまけに「第4回ネット小説大賞」という賞金付きの文学賞まで受賞したのだ。きっと皆、俺の実力を認めるに違いない。

製本された紙の「銀色のスナイパー」が届いたとき、自分はそう思った。


86:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:16:24.27ID:V5df42Xbx

次が3話や


87:なんJゴッドがお送りします2020/11/11(水) 02:16:38.86ID:XB/jrjHq0

流石に長い




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