18~24歳のZ世代は、日本社会の未来をどのように感じているのだろうか。「希望を感じている」と答えたのは25.5%に対し、「希望を感じていない」は74.6%であることがBIGLOBE(東京都品川区)の調査で分かった。
「希望を感じていない」という人に、その理由を尋ねた。最も多かったのは「政治に期待が持てない」(56.7%)、次いで「少子高齢化が進んでいる」(42.1%)、「自分の資産が安全ではない」(26.8%)、「格差社会により分断が進んでいる」(24.9%)、「利己的な人が多い」(19.2%)だった。
年上の世代に対して「不満がある」と答えたのは61.7%。年代別で見ると「30代」(63.0%)が最も多く、次いで「Z世代」(61.7%)、「25~29歳」(59.2%)、「40代」(56.0%)という結果に。
「年上の世代に不満がある」というZ世代に、不満の内容を聞いた。「前時代的な価値観の押し付け」(62.0%)と答えた人が最も多く、次いで「経済成長の停滞」(37.0%)、「政治の停滞」(31.5%)、「人権意識の低い社会構築」(30.6%)、「少子化による人口減」(30.6%)と続いた。
今回の調査は、全国の18~69歳の男女を対象に、インターネットで行った。期間は9月12~14日、有効回答数は1000人(18~24歳までのZ世代350人を含む)。
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