F/A-18F(独レベル1/32)を素組します・・・・その3
酷暑の中、甲子園で若人が頑張ってますね。最後まで「コロナ」での出場辞退が出ないように心から願ってます。皆様もくれぐれもコロナにお気を付けくださいませ。
さて、連投失礼します。
ランディング・ギアを中心にレポートします。
皆さんは見飽きた風景でしょうが、本キットの「前脚のタイヤ間の修正」情報がありますので、本キットを作る予定の方は是非お付き合いくださいませ。
各脚はこれだけの大型キットなのにプラ製です。機体がかなり重いのに、機首に20gの錘を入れることもあって、脚にはかなりの負担がかかります。ここを金属にしないなんて、21世紀のキットとは思えません。
写真ですが、ランナーについている状況です。芯(中心部)になる部分(会社はここを金属で発売する予定だったのか?)を太い針金で置き換える作業をしました。
切り離したらこんな感じです。
その他、ボルトナットの頭を伸ばしランナーの輪切りで、スプリングを金属化して、アームを銅線で追加しています。
塗装して仮組して様子をみました。
どうみてもタイヤとタイヤ間が広いですね。気が付いたので皆様に聞いてみると、あっくんパパ様と絵富代師匠のサゼッションがありました。
絵富代師匠の「計測」でいくとタイヤ間は1/32だと約8.4㎜であるみたいです。キットは11㎜ほどありますので、軸の左右を約1.3㎜ほどつめておきました。
この感じです。
結構いい感じになりました。
あっくんパパ様、絵富代師匠ありがとうございました。
前脚のランディングライト部へのコード類を実機同様つくっておきました。キットではライト下の機器類は全く実感がありませんので、全て作り変えてあります。
ブレーキパイプ等をできる限り実機に合わせて追加しておきました。
ボルトナットの頭等、できるだけ追加しています。
伸縮部にはミラーフィニッシュをはりました。
リング等も針金で追加してあります。
ほぼ、ディスクブレーキ回りも入れて実機同様の配管です。
アレスティングフックのヘッドは彫り込んでディテールを追加しました。
さて結論です。
結論1 あっくんパパ様と絵富代師匠のサゼッションで、自信をもって前脚のタイヤの間隔の工作できました。やっぱり持つべきものは友達(軍事顧問団)であります。
結論2 模型雑誌で「外形はOK」と書いてあったが、どうやらこんなトラップが沢山ありそうです。もっと頑張れ、独レベル!
結論3 面白いことですが「出来の良いキット」でも「悪いキット」でもこの辺のディテールアップする手間は変わらな~い。なぜだろう?
皆様の忌憚のないご意見をお願いいたします。
- 投稿日
- 2022/08/08 19:02
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コメント(16件)
こんばんは。
前脚のタイヤ間隔は、いい感じですね。
徹底したディテールアップで「たかさんスタンダード」の仕上がりになって、元のパーツから考えると見違えるようです。
レベルのプラスチックは軟らかいので、補強しないと心配ですが、金属線を仕込めるように作ってあったのでしたら安心ですね。
こんばんは~。 楽しみにずっと拝見していますが、全く別物に生まれ変わるのが魔法の様です。 勉強になります。 これからの進捗も楽しみにしています。
すごいです!
実物の脚ですと言われたら信じます。
素晴らしい再現度ですね。
脚の金属化は必須でしょう。
塗装も参考になります。
おはようございます。
まさに実機のランディングギアの写真をみているようです。
各部の追加工作も凄いですが、こうして改めて拝見すると塗装も完璧です。
鉄の質感とでもいうか、塗膜の下が鉄であることがわかるような塗装です。この塗装だけでも「素組」ではありませんね。笑
おそらく塗装も「見たまま」なのでしょうね。タイヤのゴムの質感など驚異的です。
見れば見るほど発見があります。
けむのさんに同意!
コレは素組みじゃないですね。
タイトル詐欺ですよーw
でも流石プロの塗装技術はモールドを引き立てており脱帽です。
ホント素組でこのレベルなら本気ではどうなるのでしょうか(^^) 飛行機の脚は大事ですよね。手を加えるポイントがよく理解できて勉強になります。
今回も非常ーに勉強させていただきました。金属への置き換え。さらにディティール工作。見事でございます私も近々F/A-16Cのアカデミー32の製作を目論んでいますのでとても参考になります!
けむの様
コメントありがとうございます。
なにをおっしゃいますやら。
けむの様ほどの凄腕モデラーは、何を作らせても素敵に完成させられます。
依頼は「素組で」なんですが、どうしても素組できないのは悲しいモデラーのサガですね。
素組でということは、「自分の好きなようにお作りください」って解釈しています。
おまけはすご~く好きです。塗り替えて作るのが楽しいですよね~wwお目汚しですが、本のおまけのフォッケです。
今後とも仲良くしてくださいませ。
あっくんパパ様
ほんとに、独レベルはプラが柔らかいですね。アカデミー1/48のファントムⅡ依頼、久々に「脚」に不安なものを感じました。困ったもんです。
脚にはモーターツールで軸の受けを削り込めば、空いた空間に太い針金を仕込めるようになっているのは助かりました。ただ、このキットに関しては、独レベルがそれを意図してやっているのかは分かりませんでした。
タイヤの間隔のサゼッション、助かりました。今後とも助けてくださいませ。
トロ様
お役に立てることがありますか。それであれば幸いです。
キットは良くても悪くても手をいれますので、キットは単なる「素材」ですね。素材は良い方がいいですが・・・・・・ww
今後とも仲良くしてくださいませ。
ポリッピー様
ですよね~。脚の金属化は、キットと買ったモデラーに対する思いやりでしょうね。ペイしないから金属化しないなら、それも仕方がないですが・・・・会社も存続しなければなりませんので。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
できるだけですが、写真で「見たものを見たように」作ります。飛行機模型では脚が一つのメカニカルな部分ですので、得に丁寧にやっています。本当は、収縮部を金属化していくともっとよいのですが・・・・
今後ともお付き合いくださいませ。
Fame461様
いつもお付き合いありがとうございます。
実は、スパホの脚の良い写真がなかったので、レガシーホーネットの脚のよい写真を見ながら汚しの塗装をしました。でっち上げの感じですが、お許しくださいませ。配線等はスパホの写真からやりました。
上塗りがある「鉄」のところは普通にラッカー塗って、半艶クリアー研ぎ出しです。ご指摘のように、ここを認識させるためには、収縮部など塗っていないところを光らせることと、そのものの細部に手をいれていくというのが「吉」かと思います。塗っているところの質感は出せませんが、塗っていないところの質感は出せますよね。それが鉄の部品であるって形で認識させられればうれしいなぁって感じでしょうか。
おっとっと、これも凄腕Fame461様には釈迦に説法でございました。
すみません。今後ともお付き合いくださいませ。
Toyohata 様
コメント、心から感謝であります。
できるだけ、見たものを見たように作りたいです。塗りたいです。
そのために、自分の頭の中のその部分の「イメージ」とか「印象」とかでは塗装しません。
キットには、できるだけ「実機写真の色」と同じものをのせています。たとえ1枚の写真でも、穴が開くほど見ると、色も形も何かしら発見がありますので・・・・。
写真もインクで印刷されたものですので、色合いのずれはありますが、それは多めにみてもらいますww
今後とも仲良くしてくださいませ。
ハル様
あははh・・・・ほんとですね。すみません。なんか中途半端な工作になっているようですねww
前脚の工作で、これ以外で通常やることは、ランディングライトの中に「電球の玉」を入れること、収縮部にはミラーフィニッシュでなく、ラジオのアンテナを切ったものをセットすること、機体固定用の脚リング部を銅線で作り直すことです。
ここではさぼってしまいました。
今後ともおつきあいくださいませ。
Nobby様
おお、アカデミーのフラッグシップ的な傑作キット、1/32のレガシーホーネットをお持ちですね。たかめも死蔵しています。これは素晴らしいキットです。ほんと!
今、皆さん探していますが、プレミアムがついておりますね。
ぜひぜひ作って見せてください。
学ばせていただきます。
次にたかめが作る時のために、勉強させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
けむのさん
2022/08/08 19:54
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これは素組みではありません。
これを素組というのであれば私のはビックワンガムか~。
と言いつつ、たかさんがビックワンガム作ったら凄かったりして。