F/A-18F(独レベル1/32)を素組します・・・・その4
2022/08/15 19:51
西日本は猛暑続き、東日本、特に北陸、東北、北海道には豪雨、なんと自然は気まぐれなんでしょう。まだ台風は8号までですから、あと15個くらいはきますよね・・・
コロナ禍もあって、すごく心配です。
みなさん、くれぐれもお気を付けください。
さて、独レベルの脚庫をいじりました。脚庫には、少しのモールドがありますが、とてもそのままでは使えそうもありませ。
「素組」といいながら手を加えております。いつもの見慣れた工作ですので、御用とお急ぎのない方のみお付き合いくださいませ。
この写真は前脚庫の出来上がりと実機写真の比較です。
レベルのホーネットは、前脚庫のディテールが非常に寂しいです。
キットの部品はこれだけです。
かなり潔いで~すww
できるだけ丁寧に塗ってあります。
これを「素組」にするわけにはいきませんね。
でも、これのよいところは、いらないモールドを削り落とす手間がありません。
実機写真を見ながら、配管しました。
配管には0.3㎜ハンダ線、0.5㎜ハンダ線、0.3㎜リード線、各種黒テグスを使用しました。「抑え」は板鉛の細切りです。
前脚と干渉してはいけませんので、脚を仮置きして配管していきます。
実機写真と比較してみましょう。
一部推定です。
主脚庫にも何もありません。
とういか、このあたりの部品は全く合わないので、削ってすり合わせ、ここを箱組するだけでもかなりの「忍耐」が必要かと思います。
この辺は全ての部品が削り合わせが必要です。ここの調整をおろそかにすると後々までたたりますから・・・
それから、ディテールアップは・・・・wwwww
主脚庫も一応実機に倣って配管をしました。
黒の太いダクトは太い黒い線の外側のゴム部だけを使いました。
この写真は、昨日、帰省した息子と酒を飲むために、鮎を七輪で焼きました。宮崎は本当に田舎ですww
すみません、イラン写真ですww
さて結論です。
結論1 伽藍洞の脚庫を見ると、ついつい配管をしてしまいます。悲しいモデラーのサガです。
結論2 ディテールアップの最大の敵は部品の干渉であります。キットの部品とりつけ位置が間違っていると、実機写真を参考に正しい位置配管しても、組み上がりません。
結論3 田舎には田舎のよきところがあります。宮崎の鮎もかなりおいしいです。若い時は五ヶ瀬川で「鮎の友釣り」をしてました。たかめは結構うまいのですよ。
皆様の忌憚のないご意見をお願いいたします。
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コメント8件
- U1
-
またも驚きの実機再現テクの数々。。。
たかさんの制作を見ると、いつも「うわ〜」と言ってしまいます。
(ほんとコレばっか。。。)
鮎を七輪で食すとは羨ましい!
息子さんといい晩酌でしたね。
08月15日 21:26 | このコメントを違反報告する
- あっくんパパ
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こんばんは。
見違えるような仕上がりに大ブラボーです。
配線・配管によって、立体感が爆上がりですね。
主脚庫の組み立てが確実じゃないのは辛いですね、ディテールアップはやりやすそうなのですが...
ディテールの元ネタは、レガシーホーネットのDACO本でしょうか?
やっぱりこのキットは「素材」なのでは?と思います。
アフターパーツを使うのが前提としても、本体の組立がこんな状態では大変な苦労を強いられそうです。
08月15日 21:36 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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U1 様
皆様に提供できる情報が一つでもあればと思っております。いずれも慣れれば簡単にできる追加工作ですので、ぜひお試しください。
宮崎は田舎なので、渓流釣り(ヤマメ)、や川釣り(鮎等)は若いときにやってました。今は危ないのでもっぱら食べるだけですがww
写真は「宮崎地鶏」ですww
今後ともなかよくしてくださいませ。
08月16日 08:23 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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コメントありがとうございます。
少しでも立体感が出ればと思ってやっていますが、正確に配管できていなところがあり、雰囲気だけになってます。
主脚庫の壁面等は、意欲的設計とパーツ割が整形技術に追い付かず、ほぼあいません。全体を削って調整しています。
実は主脚庫の壁面もですが、これを覆う胴体やインテークがバラバラで、これも全く合いません。すべての面を削り合わせるという悲しい状況です。中級モデラーでも手こずるのがレベル5の表示なんですね。
お見通しですね。資料は今回は主にMAのプロファイル(脚庫の写真はそれです)とダコ本です。MAプロファイルではどうしても間に合いませんので~ww
今後ともご支援くださいませ。
追伸 今月の熊本でのトムキャッツ様の展示会で、御作を拝見できるのを楽しみにしております。
08月16日 08:33 | このコメントを違反報告する
- ポリッピー
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お疲れ様です。
この脚庫には驚きました。
本当に32ですかと確かめたくなります。
ハセガワの48の方がずっとましですね。
でもこれだけ伽藍堂だと潔よすぎて一から作れますね。
私もたかさんと同じ資料を見ながら脚庫にはだいぶ手を入れましたが、ケーブル止めに鉛板を使うのは参考になります。
主脚庫の底がエアダクトの表面に補強リブを張った構造になっていて、曲面になっていることに今気付きました。(気づくのが遅すぎですね。)
少しでもリアル度を上げたいのはモデラーの性ですね。
鮎も地鶏も美味しそうです!
これは私の性です。
08月16日 14:21 | このコメントを違反報告する
- Fame461
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こんにちは!
超絶ディテールアップ技巧を堪能せさていただきました。
本当にありがとうございます。
僕はつくづくたか様の日誌が好きなのだと思います。
何度拝見しても飽きませんし、ワクワク感が収まりません。
そして、自然と感謝の気持ちが沸き上がります。
凄いものを拝見いたしました。ありがとうございます。
鮎で一杯ですか。最高ですね。鶏肉もとても美味しそうです。
羨ましい限りです。
08月16日 14:49 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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ポリッピー 様
コメントありがとうございます。
鉛板はできるだけ薄く潰してお使いくださいませ。瞬着との相性はすこぶるいいです。本当はワインのキャップシールでやっていたのですが、近頃手にはいらなくなっています。
キットは、残念ながら20世紀のレベル製品と同じです。合わない組めない隙間があるの3拍子(?)で、組だけでも大変です。特に、エアインテーク回りはものすごい分割で、また主脚基部はそのままでは取付不可能で~すww
でも、ポリッピー様のような凄腕モデラーであれば、お茶の子サイサイですね!
今後ともご指導くださいませ。
08月17日 17:02 | このコメントを違反報告する
- PROたか
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Fame461 様
いつも老人を応援していただき、嬉しい限りです。
3Ðプリンタなどの普及で「凄い部品」が多数出まわり、ディテールアップとは模型のモールドを削り落として3Ðで作ったパーツを取付ることだという時代がきそうですね。模型のコンテストでもそういう傾向がでてきていますね。
これでは各モデラーの模型の工作技術はUPしませんし、何より模型作りの楽しみや醍醐味がなくなそうで怖いです。
たかめはへたっぴでいいので、手で作った部品をくっつけます。そうすると基本の工作技術が上手くなり、模型も美しくできそうです・・wまあ、アナログなだけかもしれませんが・・・・。
たかめは、時々、パーティングラインを削り取り忘れたり、段差を擦り落し忘れる老人ですが、美しく実感ある模型を作っているのは「基本的な工作技術」だと思います。精進したいと思います。筆塗も・・・・・
凄腕モデラーFame461様も同じ考えだろうと思います。Fame461が同じ「波長」をお持ちのモデラーですので、たかめと気が合うのでしょう。
今後とも仲良くしてくださいませ。
08月17日 17:16 | このコメントを違反報告する
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