昔行徳では塩を製造していたので 行徳塩を使った味噌の醸造所が旧道沿いに沢山あったそうです。
現在でも 行徳旧道沿いには味噌を作っていたと思われる蔵が残っていますが 製造していない
ようで倉庫として利用されている様子です。
ふじたけ味噌 (所在 欠真間 かけまま)
地元では味噌作りが途絶えてしまい とっても残念なことだと前々から思っていました。
先日の夜 スーおっさん宅のポストに1枚のチラシが入っていました。
そのチラシを見たスーおばさんが「行徳で味噌を作って販売しているよ!」と 興奮気味に話して
くれました。
そのチラシを見ると
地元行徳に120年続く味噌「
丸京味噌」を販売していますと書かれていました。
この販売店の住所を見ると 我が家からすぐの場所でした。
夕食の支度もほぼ出来上がっていたのですが この味噌を買いに行くのが先決と自転車で
すっ飛んで行きました。
店にたどり着きドアを開けて中に入ると カウンターに3種類の京丸味噌が並んでいました!
店のおかみさんに「チラシを見て丸京味噌を売っていることを知り 早速買いに来ました。」と
話すと喜んでくれ それから丸京味噌についていろいろな話を聞かせてくれました。
現在 丸京味噌は別の場所で作っているけど 昔と変わらない方法で製造していて防腐剤や
添加物を加えていない味噌だそうで それで塩分が少し多くなっているそうです。
また丸京味噌を買い求めに 遠くからわざわざ買いに来てくれるお客さんもいるとかで
味噌の配達も千葉市・葛飾区柴又・都内と広範囲に行っているそうです。
3種類の味噌を買い求め 早速帰って味比べとなりました。
丸京味噌 3種類
3種類の味噌の感想です
・王皇味噌・・・・・・大豆が丸ごと入っています。赤だしの風味を感じさせる
江戸独特の味が楽しめます。
*魚の味噌煮や鍋料理に一番合う味噌だと思います。
・ぜいたく味噌・・・120年以上愛されてきた伝統の味です。
*野菜や豆腐の味噌汁に合うと思います。
・菜の花味噌・・・・コメ麹を使った甘口白味噌仕立てで まろやかな味です。
*もろきゅう・きゃべつの角切りなど野菜に付けて食べると美味しい味噌です。
人により味噌の好みが違うのですが スーおっさんの食べてみた感想は以上のとおりです。
一般に販売されている味噌は ダシ入りですとか減塩仕様などに人気があるようですが
丸京味噌は何も加えていない 素朴で味噌本来の味が楽しめる美味しい味噌です。
120年続く行徳の味噌を味わってみては 如何でしょうか。
販売店
ワイン・ショップまるちゃん
千葉県市川市宝1-4-11
電話 047-395-1206
FAX 047-395-0556
詳しくは地図検索してみてください。
「丸京味噌の歴史」について(市川市HPの
歴史的町並みの散歩道よりデーターをお借りしました)
丸京味噌は、明治17年に関口忠造さんが、味噌醸造業を開業しました。
その後2代目喜太郎、3代目忠一郎、そして現代の4代目関口秀一さんに引き継がれいます。
昭和18年には宮内庁ヘ製品献納も行われ、天皇家の方々には、度々の献上御喜納により
親しみを持たれています。
その他強化みその功労者として千葉県知事よりの表彰、品質優良に関しては、各省庁より
多数受賞、特に安全衛生管理優秀に関しては、労働基準監督所より表彰を受けています。
現在も市川市関ヶ島1丁目に丸京味噌の会社はあるのですが 醸造所は無く駐車場となっています。
きっと この広い駐車場が醸造所だったのでしょうね?
でも駐車場の入口に看板と街路灯にも看板がありました。
駐車場
看板
街路灯
以上で味噌の話は終わります。 <(_ _)>
「追伸」
丸京味噌は業務用として いろいろなラーメン店などで使われています。
市川市行徳駅前2-21-22行徳マンション1007
がんこラーメン
タレントの
末広響子さんのブログに紹介されていました。
千葉市稲毛区長沼町330-50ワンズモール2F
だんらん
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- 2009/08/20(木) 23:44:46|
- 食べる
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