全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状
全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状
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追記 2022年4月10日
署名御賛同者様 各位
大変お世話になっております。署名事務局です。
昨年、9月10日から始まった本署名について、大勢の方々から継続的かつ熱い応援をいただいた結果、各種メディアで取り上げられるなど大きな反響をいただき、本年3月31日には、松戸市議会の議長、副議長との面談が実現するなど、皆様の想いを様々な形に結び付けることが出来ました。
このため、本署名については、「成功」を宣言させていただき、いったん終了とさせていただきます。
【署名経緯】
2021年 7月17日 株式会社Art Stone Entertainmentが戸定梨香さんによる交通安全啓発活動の協力を発表
2021年 8月26日 全国フェミニスト議員連盟が千葉県警ほかに「公開質問状」を送付
2021年 9月10日 「全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状」の署名開始
2021年 9月11日 署名2万筆を突破、フェミ議連宛てに質問状を提出
2021年 9月18日 フェミ議連「個別には回答しかねます」との声明発表
2021年 9月20日~ 各種メディアでフェミ議連への署名運動が報道される 2021年 9月24日 フェミ議連へ質問状を再送(署名6万筆)
2021年10月28日 戸定梨香所属事務所の代表・板倉節子氏と署名事務局(おぎの稔)による共同記者会見(翌29日に署名7万筆突破)
2021年11月25日 戸定梨香ラッピングバスのクラウドファンディングを開始(12月末までに1,200万円以上が集まり、ストレッチゴールを達成)
2022年 3月 8日 株式会社Art Stone Entertainmentを訪問、活動を応援する一同から花束を贈呈
2022年 3月31日 戸定梨香さんの活動する自治体であり、全国フェミニスト議員連盟の共同代表が所属している、松戸市議会の議長、副議長と、板倉節子氏、松戸コンテンツ事業者連絡会会長の柳 明宏氏、署名事務局(おぎの稔)が面談。正副議長から、「今まで松戸市がコンテンツ振興を進めてきた中で、こうしたキャラクターが生まれてきたのだから、松戸市はしっかりと責任もって守って欲しい。」との言葉とともに活動継続についての意見交換を行わせていただく。
なお、4月10日現在に至るまで、全国フェミニスト議員連盟からの正式回答は行われていない旨も、併せてご報告いたします。
事務局としてかかわらせていただいたおぎの稔と青識亜論も、署名終了後も引き続き、戸定梨香さんを応援する活動を続けてまいりたいと思っておりますので、みなさんも引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
略筆ながら以上とさせていただきます。
足掛け半年にもわたる応援、ありがとうございました。
署名事務局 おぎの稔 青識亜論
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【追記】2021年10月29日
署名が7万筆達成しました。感謝申し上げます。
また、記者会見でもご報告しましたが戸定梨香さんは、今後クラウドファンディングを立ち上げて資金を募り、松戸市内のバスに約半年間ラッピング広告を施し、名誉回復も兼ねて松戸市内を走らせることや、同市内に店舗を構える有名ラーメン店「中華蕎麦とみ田」様とのコラボなど今後も活動を行っていく予定です。
皆様のご支援を引き続きよろしくお願いします。
署名有志共同代表、おぎの稔の作成した動画にも、戸定さんにご出演頂きました。
V・VOTE(ぶい・ぼ~と)【衆議院議員選挙投票啓発動画】⇒https://www.youtube.com/watch?v=ifquI1WctT4
【追記2】2021年10月29日
千葉県警より、「よろず~ニュース」からの取材に対して、再起用を示唆するコメントが出されました。
よろず~ニュース「千葉県警、Vチューバー「戸定梨香」の再起用示唆 「協定は現在も有効」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/46f29efe92150dd9342e93fb1eda20161b238f6d
2021年9月10日
有志一同
私たちは、萌え表現やバーチャルYouTuber(以下、VTuberと呼ぶ)による表現行為に対する偏見や差別を改めるとともに、日本社会における表現の自由、多様性及び寛容さを求めて声を上げ、TwitterなどのSNSを通じてつながる有志一同です。
さて、去る8月26日に「全国フェミニスト議員連盟」の共同代表である増田薫氏、前田佳子氏及び事務局の伊藤正子氏によって行われた「「松戸市ご当地VTuberの戸定梨香」を啓発動画に採用したことに対する抗議」について、私たちは強く抗議するとともに、あなた方が行った「抗議」により、VTuberを活用した自治体による啓発動画が削除されたことについて、深い遺憾と憂慮の念を表明いたします。
参考:Vチューバー起用は「女性蔑視」? フェミニスト議連が抗議の啓発動画、松戸警察が削除(J-CASTニュース)
そもそも、VTuberとは、2016年に活動を開始したキズナアイをはじめ、2D・3Dのキャラクターがしゃべり、踊り、ファンとコミュニケーションを取りながらゲーム実況や様々な解説、実験などを行うという、インターネット空間を舞台とした日本発の新しい文化です。
地方自治体における町おこしへの活用も始まっており、2018年には茨城県が茨ひより氏を自治体公認VTuberとするなど、地方の魅力を全国に発信するための新しい媒体として期待されているものです。
BBCは、VTuberの魅力について、「個人的なことやアイデンティティの問題に拘束されないこと」(BBC「The virtual vloggers taking over YouTube」)と紹介しています。現実の年齢や性別、容姿や障害・疾病の有無にかかわらず、自分がなりたい外見になれるこのVTuberの世界は、現実世界の私たちの肉体を束縛するセックスやジェンダーを越境して、自由に羽ばたくことができる空間なのです。
さて、あなた方は「セーラー服のような上衣で、丈はきわめて短く、腹やへそを露出している」「体を動かす度に大きな胸が揺れる」「下衣は極端なミニスカート」などと、あたかも学校の生活指導教諭のようにVTuberの服装や体型を細かくチェックしたうえで、「性的対象物」だと決めつけ、国際女性差別撤廃委員会が言うところの「固定観念と有害な慣行」に当たるとし、「公共機関である警察署が……採用することは絶対にあってはならない」と断定し、抗議されました。
しかし、服装や体型を理由に、「性的対象物だ」とレッテルを貼り、公共の場から追い出そうとするあなた方の活動は、本来、フェミニズムが擁護すべき、女性の多様な在り方と自由を称揚する立場とまったく矛盾するものです。
それだけではありません。
現実の肉体の年齢や性別を超えて、まったく異なる理想の身体になるという、新しいセクシュアリティを獲得した人々の意思と想いがこもったこの新しい文化に、「女性差別」のレッテルを貼りつけ、踏みにじろうとしているのです。
戸定梨香氏の所属する株式会社Art Stone Entertainment代表板倉節子氏もSNS上に今回の抗議について大変遺憾である旨、投稿をされており、有志一同で板倉氏にお話を伺ったところ、
「私は女性ですが、彼女の見た目を女性蔑視だとは思いません。
人により感覚が違うのは当たり前の事ですので、価値観の違いを押し付けるのではなく、どうしたらお互いが良い方向に行くのかを考え、歩み寄る姿勢を取ることが何より女性が活動しやすく、大切な事ではないでしょうか。
私が声を上げなければ削除をされて、この件は終わりでした。
新しい試みとしてVTuberを採用し、若い世代の方にも交通安全を広めて行きたいと言ってくださった警察の方にご迷惑をおかけする形となったことにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
表現をする上での女性の権利は一体何なのか。
今一度考えていただきたいと思います。」
と回答をいただきました。
地域住民の負託を受け、仮にもフェミニズムを掲げて活動する「全国フェミニスト議員連盟」の活動として、絶対にあってはならない暴挙と考えますので、厳重に抗議するとともに、貴連盟の見解をお聞きしたく、次の質問にお答えくださいますようお願いいたします。
- VTuberが「丈の短い着衣」「大きな胸」であることが直ちに「性的対象物」になると断定する理由をお聞かせください。
- VTuberが地域の交通安全啓発をすることが、なぜ「性犯罪誘発」につながるのか、明確な機序をお答えください。
- あなた方の抗議活動は、「株式会社 Art Stone Entertainment」やVTuberを運営するクリエイターの公共空間における表現活動の場を奪い、経営者である板倉節子氏をはじめ、女性の自己表現の機会を潰す結果となっておりますが、そのことについて、女性活躍推進の観点からどのようにお考えか、お答えください。
- 自らの肉体の年齢や性別と異なる姿になり、自らの意思によってその服装や肉体の在り方を決定するというVTuberという存在について、LGBT、特にクロスドレッサーの人権の観点から、どのようにとらえているかお答えください。
- 戸定梨香氏の体型や服装は、VTuberとしてごく一般的なものと考えますが、そうしたVTuberの動画が「女児を性的対象とする」ものであり、「性犯罪を誘発する」と貴連盟が断定する根拠をお答えください。
私たち有志一同は、9月24日までに、貴連盟による文書回答を希望いたします。
なお、私たち有志一同は、千葉県松戸市、松戸警察及び松戸東警察におけるVTuberを活用した地域振興及び交通安全啓発への先駆的試みを高く評価し、賛意を表明するとともに、今後もVTuberの活用をいっそう推進するよう、市と警察に対して申し入れを行う旨、併せて表明いたします。
以上
賛同者有志代表
賛同者(順不同)
- 東京都大田区議会議員 おぎの稔
- 東京都荒川区議会議員 夏目亜季
- 東京都武蔵野市議会議員 やぶはら太郎
- 岡山県津山市議会議員 みうらひらく
- 岐阜県垂井町議会議員 太田佳祐
- 兵庫県神戸市議会議員 岡田ゆうじ
他 有志一同
進捗については、進捗状況のページをご覧ください。
※今回、賛同団体については色々とご指摘を受けております。
この署名運動は特定の政党や宗教等の活動には関与はしておらず、広報、その他活動の支援も行っておりません。賛同いただいた議員、団体は善意によって名前の記載をお申し出頂き、資金、その他活動に対する援助も一切受けておりません。
署名簿も賛同有志代表の荻野、青識の二名によって管理され、賛同議員、団体に提供することはありません。
Victory
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