(社説)AI企業は著作物利用の適正対価を払え
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「Chat(チャット)GPT」などの生成AI(人工知能)に手本となる文章や画像を覚え込ませる「学習」工程で、無断で著作物が使われる慣行が問題になってきた。著作物の商業利用には適正な対価を支払うという大原則を、AIを含むあらゆる事業者は改めて尊重してほしい。
8月、ノンフィクションライターの最相葉月さんが日経電子版の「Think!」コーナーで報告した。ChatGPTが最相さんの作品を盗用して文章を...
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