この記事、完璧です。
新型コロナウイルスで心配している人は、ぜひ読んでください。
疑問の答えが全て書いてあります。
新型コロナウイルス どれぐらい警戒したらいいの? 感染症のスペシャリストに聞きました
インヴェスドクター
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赤ちゃんが生まれたばかりの忙しい家庭に内祝いを送らせたくないので、「内祝い」という慣習を廃止してほしい。ただ純粋にプレゼントを贈りたいだけなのに、半額で売りつける風習なんて要らないと思う。
昔、ヤクザの肺癌患者を受け持ってて、初期は「抗癌剤ではよ治せや」「若い衆呼んだらいつでも飛んで来るぞ」という態度だったけど、誰一人見舞いに来なかった。ある日「わしを心配してくれる知り合いなんておらん…」とポツリと漏らした。「僕は心配してますよ」と返すと、顔をくしゃっとして笑った。
念のため書いておきますけど、「第5波ピークアウトしつつあるのに、コロナ病床増床とか色々な対策出しているのってもう遅くね?」という意見を耳にしますが、新型コロナに関わっている医療従事者は、次の第6波に備えているのですよ。
ワクチンを打った父が飲み会で感染、本人は軽症。帰宅後、肥満の息子に感染し、両肺真っ白。20代で中等症II。親は「どうか助けてください」と言う。
緊急事態宣言が出ていても、もはやコロナ慣れしてしまって、「しっかり感染対策をすれば大丈夫」という根拠の無い自信を持った人が増えています。そのためか、人出はなかなか減りません。実際、現在コロナ病棟に入院してくる患者の多くは「しっかり感染対策をしていたのに…」とおっしゃっています。
この1週間でCOVID-19患者が11人入院したのですが、全員両肺全葉にすりガラス影がある肺炎で、半数以上が酸素を吸っており、明らかにこれまでとは違う景色です。
軽症中等症病床でこの状況はまずい。
入院患者の肝障害の原因が分からないと悩んでいたら、病院の裏口でワンカップ大関を飲んでいる当該患者を発見した。おめでとうございます、退院です。
ダンゴムシを透明化する技術があると聞いて、朝から衝撃を受けている。
(Konno A and Okazaki S. Zoological Letters20184:13)
これだけ関心を集めている新型コロナで、圧倒的効果がある薬があったら医師はすぐにそれを使いますし、臨床試験で確実に有効性が示されます。場末の医師の私ですら、毎日論文を検索しているくらいです。そのため「なぜ医師は〇〇を使わないのか」と言う意見は、残念ながらその時点で周回遅れなんです。
本当におっしゃる通り。
「2009年の新型インフルエンザの流行がいつ収束したのか、覚えている人はいますか?覚えていなくても無理はありません。なぜなら、新型インフルエンザは収束することなく、現在も流行していますから。みんな騒ぐのをやめただけです。」
癌告知から化学療法まで、ずっと本人と妻に説明してきたが、急変した際、妻に電話したら「癌治療しているなんて初耳ですけど」と言われ、実は長らく説明していたのが、妻ではなく愛人だったというのは、よくある話。
僕がもし西浦先生だったら、次のパンデミックにはもう何も協力したくない。ワイドショーに出ているトンデモ識者とやらの意見を参考にして、勝手にやって下さいって思う。一部の過激思想者や批判的市民が専門家をリンチする風潮が当然のいじめ大国の日本では、台湾みたいなスマートな施策は無理だ。
ワクチン未接種の陽性者が「新型コロナはもう風邪のはずですよね。なぜこんなことになるんですか?」と両側肺炎の呼吸不全になって救急搬送される例が、まだあります。
3日前にCOVID-19を挿管、夜搬送して、2日前に別患者を挿管し、さらに昨日に別患者を挿管し、今から別患者を挿管。大阪府重症病床は数え切れないくらい待ちが発生していて、転院は不可能。大阪府から「覚悟を決めてください」と言われた。ARDSにここまで連日挿管するのは、呼吸器内科医人生で初です。
大阪府内のCOVID-19患者引き受けで個人的に感謝しているのは、徳洲会系列の病院です。徳洲会病院がなければ大阪は、終わってたんじゃないかと思うくらい。多くの民間病院は微塵も診る気がなかったのに、徳洲会病院だけはいきなり先陣を切って死地に突入していった。
新型コロナワクチンを2回接種しているフルワクチン、いわゆるフルチンの高齢者は本当にほとんど重症化しません。コロナ病棟で働いている医師がみんなそう言ってるのだから、間違いありません。特に小さなお子さんがいる親は、彼らを残して逝ってはいけませんので、打てるときに必ず接種してください。
とにかく高齢者は本当にコロナ病棟にいない。ほとんど40〜50歳台。
肺炎がひどいのも、酸素を吸っているのも、ワクチンを打ってない世代だけ。
つべこべ言わずに、後悔したくないなら、死にたくないなら、ワクチンを打ったほうがいい。
「あのね、救急車内で亡くなるなんてあってはならないんですよ。たらい回しがあったら、できるだけ引き受けてあげてほしい。人的・物的資源が足りなくて十分な医療が提供できなくても、それでも病院で死ぬほうが遥かにましだよ」と院長が言ったので、結構尊敬した。
私の後輩は最前線で新型コロナウイルスの診療をしているのですが、保育園からの保育拒否、病院内でも差別を受けているという、悲痛なメールが届いた。
「私は、何のために戦っているのかわからない」に返す言葉が出てこなかった。
「PCR検査していれば助かった」と断言している時点で、少なくとも現場の医師ではないです。
頭部CTを撮影していれば脳出血で死ぬことはなかった、みたいに語るのはよくない。
「アメリカは約110万人亡くなって、致死率約1%。日本は約7万人亡くなって、致死率約0.2%。こんなに医療職が馬鹿みたいに叩かれるなら、もっと対策は緩くして良かった。血反吐を吐いて鬱になって発狂しながら働かなくて良かった。口汚く罵る人は地獄に堕ちろって思ってる。」
ビールが飲めない人は、苦味に対して味蕾が鋭敏なだけです。だから、老化していない自分の舌にもっと誇りを持つべきです。苦味が苦手なのに、喉ごしなんて楽しむ必要はありません。飲み会の席で、無理に生中を頼む必要なんてありません。最初からカルーアミルクやオレンジジュースでよいのです。
「でも、当直中って仮眠が取れるんでしょ?」と呆れ顔で言われることもありますが、いつ鳴るか分からないPHSを枕元に置きながら、こま切れに睡眠をとって疲れが取れるのかどうか試していただきたい。
「先月まで歩いていたんですよ!病院にいるのになぜどんどん衰弱していくんですか!手術とか何か方法があるでしょう!」という1時間におよぶ患者家族からの厳しい問答が終わった。なお、患者は90歳代の終末期肺がんである。医師を目指す若者たちよ、これが今の医療だ。
昨晩、Aラインを取っている私に向かって、シリンジに薬液を吸いつつ「私、今日が最後の勤務なんです」と呟いた看護師がいた。「最終勤務がコロナの挿管とは大変ですね」と返すと、「いいえ、最後に先生と仕事がご一緒できて嬉しかったです」と言ってくれた。私のフェイスシールドが曇りそうになった。
ある高校に新型コロナの講演をしに行ったのですが、「親がワクチンの誤情報を信じていて、接種させてくれそうにない」「友達が休んでいると言ったら、それは誰なのか・新型コロナじゃないのか、と親に問い詰められることがあった」と言っている高校生がいました。子供のほうが情報リテラシーが高い。
N95マスクは、COVID-19よりも結核病棟に優先的に回してほしい。新型コロナウイルスは最悪サージカルマスクでどうにかなるが、空気感染の結核に関しては、N95マスクがなければ医療従事者は病棟に入ることすらできない。病棟には長期隔離された結核患者がいるので、死活問題である。
「ワクチン接種後から身体がだるい、治らない。ワクチンのせいでは」と受診した患者のAST、ALT、γGTPがかなり高かった。「もしかして結構お酒飲んでます?」と言うと、「ワクチンを接種して免疫がついたので、宣言も緩和されたから、毎日のように飲み会に参加している」と返答があった。そうですか。
保健所や大阪府入院フォローアップセンターに電話がつながらず、救急車も全く搬送できない状況のため、ネットでコロナ病床のある病院を調べて、COVID-19患者が病院側と入院について直接交渉し始めています。さすがにコレは、まずいのでは。
これに尽きる。
「副反応がつらそうと思うかもしれませんが、新型コロナにかかったほうがつらい」
若い人がワクチンを打つ4つのメリット 感染症専門の忽那医師<新型コロナ>:東京新聞 TOKYO Web
大阪府のCOVID-19重症病床が20人待ちとのこと。重症病床数を減らしたから、という理由もありますが、中等症病床が地獄になってきた。今波は結構若い人が多いのに、みんなどんどん呼吸状態が悪くなっていく。なにこれ。
研修医の頃、誤嚥性肺炎の終末期のじいちゃんがいた。「死ぬ前に娘の作った唐揚げが食べたい」と言われたが、指導医はダメですと一蹴。誤嚥性肺炎において、絶食は正義だ。
私は、指導医のいないところで娘さんと一緒に彼に唐揚げを食べさせたという秘密を、中堅医師の今もずっと大事にしている。
第4波、悪くもコロナ慣れしてしまった市民と、コロナ病院との「温度差」がかなり大きい。
「家族全員コロナになりました、おねがいしまーす」と歩いて入院してきた主婦が、翌日挿管され人工呼吸器を装着される世界。
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