忘れない、夏
2006 非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.9 |
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日時:2006年8月14日(月) 開場 17:30 開演 18:00 場所:全労済ホール/スペース・ゼロ (スペースゼロの地図は以下をご参照下さい) http://www.spacezero.co.jp/access/index.html 渋谷区代々木2-12-10全労済会館 TEL 03-3375-8741(代) JR新宿駅南口より徒歩5分、 京王線、都営大江戸線、都営新宿線の新宿駅6番出口より徒歩1分 主催:非戦を選ぶ演劇人の会 特別協賛:全労済ホール/スペース・ゼロ 問い合わせ:非戦を選ぶ演劇人の会(青年劇場内03-3352-6922 平日10:00~17:30のみ) 入場料金(全席指定):1500円 中高生:1000円 小 学生以下:500円 チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:371-163(7/29前 売り開始) 構成・演出:渡辺えり子 一部「動物たちが消えた日」リーディング 戦時下の動物たちの姿を描く、渡辺えり子の新作。(人形とマイムと歌と音楽を交えたリーディング) 対談「井上ひさし×渡辺えり子」 憲法九条と日本と世界の平和について語る。 二部「日本の戦争」リーディング 昨年12月に上演し好評をいただいた、1941年12月8日の真珠湾攻撃・開戦前から敗戦までの人々の姿を描いた、再演。 出演予定者(五十音順):明樹由佳、麻丘めぐみ、稲荷卓央、宇梶剛士、大沢健、小澤浩明、片岡弘貴、木内みどり、草野徹、小林達雄、沢田知可子、田根楽子、土屋良太、鳥山昌克、中山マリ、西山水木、根岸季衣、野中友博、平沼寧、広戸聡、深沢敦、藤本浩二、船津基、松元ヒロ、毬谷友子、丸尾聡、森山直太朗、山崎ハコ、結城孫三郎、渡辺えり子、渡辺流演劇塾塾生 他 演奏:小野澤篤、吉良知彦、小峰公子、近藤達郎 舞台美術:加藤ちか 音響:鶴岡泰三 舞台監督:金安凌平 照明:竹井崇(タケスタジオ) チラシデザイン:JOYS 協力:ポスターハリス・カンパニー 非戦を選ぶ演劇人の会実行委員:永井愛、渡辺えり子、斎藤憐、坂手洋二、福島明夫、丸尾聡、篠原久美子、西山水木、野中友博、関根信一、明樹由佳、くまがいマキ、中山マリ、宮島千栄、小澤浩明、清木場直子、一倉梨紗、猪熊恒和、常田景子、朝倉摂、林光、三田和代、高橋長英、加藤ちか、西川信廣、根岸季衣、松岡和子、杉浦久幸、今泉ちえこ、金安凌平 会のホームページ http://hisen-engeki.com/ 会のメールアドレスinfo@hisen-engeki.com カンパ募集中!!(一口¥1,000より) この会の運営は全てカンパによってまかなわれています。 郵便振込先 加入者名:非戦を選ぶ演劇人の会 口座番号:00110-3-371079 関連の平和のためのイベント おやすみ世界のこどもたち 主催:ラ カンパニー アン 日時:8/30(水) 19:30開演 会場:青年劇場スタジオ結(YUI) 問合せ:03-3352-6922(青年劇場) 他の演劇、音楽イベントの詳細は、決まり次第、随時、以下に掲載します。 http://hisen-engeki.com/ |
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8/14(月)全労済ホール/スペース・ゼロさんの
特別協賛で行なった9回目のピースリーディング
「忘れない、夏 2006」は、補助席なども含め場内満員で、
客席にお入りになれなかったお客様はロビーのモニターで無料
で
見ていただくようご案内出来まして、いらしていただいた方を
一人もお帰しすることなく、盛況のうちに会を終了致しました
。 第一部の「動物たちの消えた日」は戦時下に、毛皮を剥いで、 戦地の兵隊さんの外套をつくるため、と言われ、泣く泣く 愛犬を引き渡す少女の話や、薬殺が出来なく、餓死や撲殺に よって殺されていった動物園の動物たちの話が、当時の 人々の言葉によって語られ、客席の涙を誘いました。 第二部の「日本の戦争」の再演は、真珠湾攻撃の前後から 敗戦までを、当時の様々な立場の人間の言葉によって構成し、 おとなたちだけでなく、子どもたちの視点、差別されるもの、 差別するもの、弱者が生きていくために、少年戦犯と呼ばれる ようになる状況などを描き、場内から時に笑い声が、 時にすすり泣きが聞こえ、最後に語られる 「あたらしい憲法のはなし」のわかりやすいことばに、 多くの人が耳を傾けました。 俳優たちのリーディングだけでなく、人形やマイムや、 ミュージシャンたちの繊細で力強い演奏や歌声も とても感動的でした。また、井上ひさしさんと渡辺えり子の 対談も、いのちの値段の問題、戦争犯罪者と日本人の 関係など多岐に渡り、場内を沸かせました。 赤ちゃんを連れた若いお母さん、小学生や高校生、車椅子の方 や 目の不自由な方など、様々な方が会場に来て下さいました。 多くの参加者の皆さんと、この会を支えて下さった多くの 関係者の皆さんに心より御礼申し上げます。 今回、パレスチナの子供の里親運動の事務局の方から チラシの折り込みのご相談を受け、レバノン緊急支援を されていることを知りました。過去にも二回、JVCを 通して、非戦を選ぶ演劇人の会は、合計200万円、 イラクのファルージャの緊急支援に寄付してきました。 実行委員で相談の結果、昨年の8月と12月のリーディングの 収益や、郵便口座へのカンパの20万円と、8/14会場での カンパ15万円、計35万円をこのレバノン緊急支援に 寄付することに致しました。(8/14の収支が黒字になれば 、 そこからも、もしかしたら、追加で寄付することが出来るかも しれません)空爆で殺された一般の市民、とりわけ、全く 罪のないこどもたちの命や普通の生活を援助するため、 食糧などの援助に寄付があてられるとのことです。 (詳細は以下のサイトをご覧下さい) HP : http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP (~を半角に変換してください) また、以下にレバノンの現地情報があります。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP/letter_crisis.htm(~を半角に変換してください) 61年前の8月14日は、東京に最後の大空襲があった日だと 、 リーディング台本で引用した小田実さんはおっしゃっています 。 世界中のあらゆる場所から、空襲も殺戮も消える日が来る事を 祈っています。 |
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非戦を選ぶ演劇人の会は、「共謀罪法案」に反対する NGO・NPO共同声明文に賛同致します http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/ |
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市民社会の自由をうばう共謀罪に“Say
NO!”
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『ガーダ ーパレスチナの詩』上映情報 | ||||||||||
昨年12/8の会でも一部上映しました古居みずえ監督の『ガーダ ーパレスチナの詩』が、ゴールデンウィーク前後から各地で公開される予定です。(渋谷のUPLINK
Xでロードショー、他順次全国公開) 内容(試写状紹介文より): 1988年7月、ひとりの女性ジャーナリストが戦火のパレスチナで取材をはじめた。古居みずえ・当時40歳。大病を経験し、それまでのOL生活から人生を大きくシフトした。以来、17年間、記録した映像は500時間。女性やこども、老人たち・・・戦場だけではない人々の日々の暮らしと闘いをとらえた。本作では主人公・ガーダの結婚・出産、そして、自らの生き方を歩み始める23歳から35歳までの12年間を縦軸としながら、パレスチナの過去・現在・未来を描いている。これまであまり紹介されることのなかった自然豊かなパレスチナの風景をバックに、語り継がれてきた素朴な歌の数々が紹介される。きびしい状況に追い込まれながらも歌うことを忘れない、ほがらかな老婆の顔に刻まれたシワが美しい。 古居の単独取材による映像を、「A」「A2」(森達也監督)や「Little Birds ーイラク 戦火の家族たち」(綿井健陽監督)を手掛けた安岡卓治が編集。長年、古居の取材を支えてきたアジアプレス・インターナショナル代表・野中章弘が製作として参加。映像ジャーナリズムが映画へと昇華した珠玉の女性映画。 2005/DVCAM(NTSC)/106分/日本 安岡フィルムズ/ アジアプレス・インターナショナル 戻る |
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『ファッルージャからの証言』の通信販売 | ||||||||||
昨年12/8の会でも一部上映しました『ファッルージャからの証言』の通信販売が始まりました。詳しくは、下記をご覧ください! ドキュメンタリー映画『ファッルージャからの証言』DVD版 2005年/イラク/33分/日本語字幕付/付属パンフレット(32ページ)付 制作:アル=キターフ芸術プロダクション 日本語版制作:『ファッルージャからの証言』日本語版制作委員会 ★頒価:2500円+送料200円(2枚以上は送料無料) ★5枚以上注文の場合は委託料金扱い:1枚 2000円 ★ライブラリー価格:5000円 ◆2004年11月、米軍はイラク中部の町、ファッルージャを包囲攻撃し、数千人にのぼる住民を虐殺しました。 ◆このドキュメンタリー映画は、包囲下のファッルージャに潜入して撮影された映像と、虐殺を生き延びた住民たちの目撃証言をもとにした貴重な映像作品です。 ◆この日本語版の売上げの利益は、イラクの「女性の意志委員会」などへのカンパとします。 ◆DVD版(日本語字幕付)販売元・問合せ先 〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋3-1-27-401 イラク・フォーラム事務局 *電話:090-9273-4316 *fax:06-6624-2835 *電子メール:ysige@hotmail.com ◆ご注文方法 *電子メールまたは電話・ファクシミリにて; 注文枚数/お名前/ご住所/電話・fax番号 をお知らせください。 その上で、下記の口座にお振込みください。 *通信欄に「DVD注文 ○枚」と明記してください。 *郵便振替口座 口座番号:00910-3-150489 加入者名:イラク・フォーラム 戻る |
「言論の自由を考える5・3集会」 | ||||||||||
午後1時開演(開場12時30分)~午後5時終演予定 場所 兵庫県立芸術文化センター・中ホール (阪急西宮北口駅南改札口すぐ) 戻る |
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.9 | ||||||||||
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.9 開催日:2006年8月14日(月) 場所:スペースゼロ(新宿) 主催:非戦を選ぶ演劇人の会 特別協賛:全労済ホール/スペース・ゼロ 内容は決まり次第、HPなどでお知らせ致します。(12/8に上演し、好評をいただいた「日本の戦争」は、再演する予定です) 戻る |
非戦を選ぶ演劇人の会は 「市民意見広告運動」の趣旨に賛同致します。 |
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反戦市民グループ「市民意見広告運動」は、この国を〈戦争をする国〉〈戦争ができる国〉にする自民党の「新憲法草案」に反対します。 9条改憲を許さないだけではなく、日本政府に非武装・不戦を実行させる九条実現を基本的なスタンスとします。 それを実行することが平和をもたらす道であることを改めて強く世論に訴えることにしました。 今年の5月3日の憲法記念日に、全国紙紙に「9条改憲反対」「九条実現」「イラクからの自衛隊の撤退要求」の意見広告を掲載する運動を進めています。 日本を戦争国家にさせないため、この運動にみなさまのご参加を心からお願いします。 ご連絡をいただければ、すぐ、詳しい資料などをお送りいたします。 市民意見広告運動 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-29-12-305 URL:http://www.ikenkoukoku.jp/ E-mail:info@ikenkoukoku.jp 資料請求先:TEL・FAX 03-3423-0266 & 03-3423-0185 新聞掲載賛同金:個人・一口2000円 団体・一口5000円 振込先:郵便振替口座番号 00110-5-723920 加入者名 市民意見広告運動 戻る |
公立学校における「日の丸・君が代」強制に抗議し教職員に対する処分の撤回を求める共同アピール |
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東京都教育委員会は5月27日、都内の公立学校入学式における「君が代」斉唱時の不起立、「君が代」の伴奏拒否などを理由に10人の教職員を停職、減給、戒告処分にすると発表しました。すでに今年の卒業式では同様の理由で54人の公立学校教職員が処分を受けています。 「日の丸」と共に、かつての日本のアジア侵略のシンボルとなった「君が代」を受け入れがたいとする人は多く、また、キリスト者としての宗教上の理由による拒否、国旗国歌は認めるが「強制」そのものに反対しての拒否もあります。 このように被処分者の立場は様々ですが、これらの教職員が自らの「思想及び良心」に基づいて行動していることは明らかです。 石原都知事・都教育委員会による一連の処分は、日本国憲法第19条に保障された「思想及び良心の自由」に違反するばかりか、教育基本法第10条「行政による教育への不当な介入の禁止」からも逸脱するものです。また、国旗・国歌法成立時の第145国会で「強制はない」とした政府見解をも大きく裏切るものだと言わざるを得ません。 都知事・都教委は、生徒の不起立をも教職員の指導不足として処分するなど、強制をエスカレートさせてきました。特に今回は「停職一ヶ月」という重い処分者を出した上、休日に前任校の卒業式に出席した教員が「色々な強制がある中であっても、自分で判断し、行動できる力を磨いていってください」と祝辞で述べた一言までをも聞き取り調査の対象とするに至りました。この発言は教育者として讃えられるべきではあっても、決して非難されるべき内容ではありません。都知事・都教委による処分は、生徒の「思想及び良心の自由」をも守ろうとする、教育公務員にふさわしい人材をあえて排除しようとする、本末転倒の行為ではないでしょうか。 私たちは司法の憲法判断にも大きな疑問を抱きます。 日野市の音楽科教員が「君が代」伴奏拒否による処分の撤回を求めた裁判で、東京高裁は東京地裁に引き続き、原告の訴えを退けました。「公務員の思想・良心の自由は公共の福祉の見地から内在的制約を受けるが、憲法第19条に違反するとまでは言えない」というのがその主な理由です。 これは、自らの「思想・良心」に背く「君が代」の伴奏によって、他者に歌わせる役割を担い、他者の「思想・良心」の自由をも侵害しかねないという二重の苦しみが現に発生していることに目を向けないものであり、公務員の人権を狭める結果となりました。この判決は、都知事・都教委の処分を認めるものとして、その後の強制に拍車をかけています。 私たちは、こうした行政による教職員への「思想・良心」の侵害や、「日の丸・君が代」の強制による「愛国心教育」が、日本を再び「戦争のできる国」にする可能性があるのではないかと強く懸念します。 教育の現場には、私たちの未来が託されています。私たちはもう二度と「もの言えぬ教師」「もの言えぬ子ども」を生み出してはなりません。多様な考え方を知り、自分で考え、判断し、自らの思想・良心に基づいて行動できる人間を育成するために学校はあるべきです。 教育現場における「思想及び良心の自由」の侵害は、必ずや「表現の自由」の抑圧を伴って日本の民主主義を形骸化させると、私たちは考えます。すでにその兆候が明らかになりつつある今、私たちは、石原都知事・東京都教育委員会に対し以下のように強く求めます。 2003年10月23日付通達「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」を即刻廃止すること。今後この通達による職務命令を出さず、処分を行わないこと。これまでの被処分者の処分を取り消し、名誉回復をはかり、謝罪、補償すること。 「日の丸・君が代」の強制は、公権力による人権侵害として、教育の場にとどまらぬ問題を孕んでいます。海外のメディアはこれについて「日本では先生が国歌を歌わないと罰を受ける」と驚きの論調で伝えました。この驚きは、「強制」に対して沈黙を守っている日本の多くの人々にも向けられています。これは、基本的人権の中核とされる「思想及び良心の自由」を私たちがどうとらえ、どうしたいのかという、私たち自身の問題であり、「強制」による被害を受けた当事者が声をあげるだけでは解決しません。 私たちはこのアピールを広く各方面に訴え、賛同の輪を拡げ、このような事態を何とか打開したいと心から願っています。 2005年6月15日 非戦を選ぶ演劇人の会 映画人九条の会 日韓演劇交流センター 【賛同団体】 全国演劇鑑賞団体連絡会議幹事会 日本舞台美術家ギルド (社)日本ペンクラブ 日本新劇製作者協会(6/16付追加) 戻る |
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「九条広告支援の会」 | ||||||||||
憲法9条を変えることに反対する意見広告「九条広告支援の会」 http://ad9.org/ にも協力しています。 世話人:貫橋宣夫 (久留米大学),畑山敏夫 (佐賀大学),樋口 栄子 (佐賀市在住) 事務局長 :豊島耕一 (佐賀大学) 【賛同人】 (4月1日更新) 明樹由佳(俳優),石川捷治(九州大学大学院法学研究院),井上ひさし(作家),きくちゆみ(環境・平和活動家),國弘正雄(英国エジンバラ大学特任客 員教授),くまがいマキ(劇作家・非戦を選ぶ演劇人の会実行委員),斉藤 貴男(ジャーナリスト),早乙女勝元(作家),篠原久美子(劇作家),田畑精一(絵本作家),永井愛(劇作家),西山水木(俳優),西山剛司(9条の会 を応援し趣旨を広める会),根岸季衣(俳優),古田足日(児童文学者),三好永作(九州大学総合理工学研究院),山田洋次(映画監督) 4/10に毎日新聞に九条擁護のメッセージや各地の九条の会の情報が載る予定です。 詳細は、下記のHPをご覧ください。 http://ad9.org/ 戻る |
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