あなたの知らない京都旅~1200年の物語~
時代を超えた京の美味
BS朝日
9月21日(木)放送分
配信終了まで1週間以上
長い歴史のなか、様々な食文化が花開いた京都。この街を訪ねるとふとしたところで、時代を超えて愛される名店と出会うことが出来ます。そこで今回は、歌舞伎俳優の尾上右近さんがそんな京都が誇る名店の味めぐり。そこには、様々な「食の知恵」が隠されていました。
宮中御用達を務めた蕎麦の老舗「本家尾張屋」。一般的に蕎麦と言えば、信州や江戸のイメージがありますが、今、日本に広まる蕎麦粉の製粉技術のルーツの一つは、実は京都の禅寺に深く関わると言います。蕎麦と京都の和菓子にも、意外な関係が…?続いて訪ねたのも、宮中御用達の老舗。約200年間、白味噌造りの技を受け継いできた「本田味噌本店」へ。白味噌は、京都発祥の1000年続く調味料。白味噌が京都で生まれたのには、理由がありました。そして、今や全国的に食べられているある定番料理のルーツも、ここにあると言います。「西京味噌」の起源を知ることに。さらに、若狭街道で昔から旅人たちに愛された味。安土桃山時代から暖簾を掲げる「山ばな平八茶屋」は、かの美食家・北大路魯山人をはじめ、多くの著名人も通ったと言います。そしてこの店には「いにしえのファストフード」と呼ぶべき看板メニューがありました。そこに秘められた、こだわりとは?京都ならではの野菜を活かした食文化、おばんざいの名店へ。まさに地産地消を体現する料理ですが、実はその「おばんざい」という言葉には、意外な事実が。さらに、その一品一品には、京都の日常に浸透するSDGsの精神が隠されていました。
旅人:尾上右近(歌舞伎俳優)
(C)BS朝日
あなたの知らない京都旅~1200年の物語~