古くから私のブログを読んで下さっている方はご存じだと思います。実は数年前にこの地区を訪れています。しかし時間が遅かったので、ほとんどシャッターが閉まった状態で、どこの問屋さんも見ることが出来ませんでした。
しかし今回は違います。心強い助っ人もいるし、外はまだ真っ暗なくらい早い時間。
わくわくする気持ちを抑えつつ、早速問屋さん見学。まず最初にもっとも見たかった場所へ!
この中京花卉園芸農業協同組合がその場所です。
ここは、ヤマドリ(枝物などを山から切ってきて卸す人)さんや、生産者さんが直接お花を卸販売している場所。
文章で書いてもなかなか理解できないと思いますので、実際に写真でどうぞ!
こうったスノコみたいな板の上にゴザを敷いて、その上にお花を並べて販売します。
ねんきの入った椅子がみょーに印象的でした。
ここでこのようにいろんなお花が売られるわけです。その品種や数が凄い!
てゆーか、この日は水曜日なのでぜんぜん少ないとか・・。
そしてここの魅力は、少ないロットで変えること。
つまり、箱単位じゃなく、数本とか10本単位で買えちゃいます。
しかも、すこし曲がっていたりするいわゆる規格外品なども沢山あるから、価格が安い。とにかく、いろんな花があって飽きない。
こんな感じで、自分好みの枝ぶりを選ぶことも出来ます。
すごいよねー。 だから、個性的な花屋さんとか、アーティストが育つんだろうなぁー。
そんな事を思っていたら、福島君が朝ごはんを買ってきてくれました。
写真撮るの忘れたけど、何ともうまそうなおにぎり。しかもこのおにぎりを売っている店は、初めてこの松原に来た人には絶対発見できない様なお店でした。
それがこの下の写真。
人がやっと通れるくらいの店内。なんだか面白いと思いませんか?
そしてそのあとは何箇所かあるセリ市場へ。
まずはヤマエ生花市場 さんへ。
いまこのヤマエさんのホームページでは、中山さんが先日行った名古屋でのデモの様子が少しだけ見られます。
当日は、ここの市場が最も雛壇に人が多かった気がします。もっとも時間的なものもあるのでしょうけど・・。
松原地区のセリはどこも手ぜりです。ひな壇に座らせて頂きましたが、思わず手をあげそうになりました。癖って怖いです。 だって、安いんだもん!
札幌だと、手を上げるのがやになります・・・・。(笑
すべての写真は載せられませんが、札幌では見たことない箱も沢山ありました。
中も見せて頂きましたが、品種も多く、なかなか魅力的です。
セリ会場を数か所見たあと、今度は仲卸のお店を見学。
正直言って、どこが仲卸でどこが市場なのか分からなくなります。
この写真はバラを主力に扱っている丸正花き卸売市場さん。
初めて見るバラもありました。流石名古屋です。
その後も、一度お会いしたかった名古屋花きの横地社長ともお話出来ました。
実はこの松原地区はあと数年後に大きく変わろうとしています。
町の真ん中に位置している為、朝早くからトラックが入ったり、沢山の花屋が来たりするので住民からの苦情が多いそうです。
そこで別の場所に大きな花市場を建設し、移動する事になっているそうですが、これだけ沢山の卸会社がある為、意見統一が難しくすべての卸会社が移動出来ないそうです。
そこで、さりげなく横地社長のお考えを伺ったわけです。もちろんここでお話しませんが、横地社長の花に対する情熱の熱さが非常に理解できました。またぜひお会いしたい方です。
そんな沢山の出会いと衝撃を受けつつ、今度はこれまた一度行ってみたかった場所へ移動!
続きはまたあとで。