#248 『無断欠勤OK』という言葉
パートさんが好きな日に連絡無しで働くエビ工場、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。
これまで『無断欠勤OK』というキーワードになんとなく違和感を感じており、積極的に使ってきませんでした。しかしフリースケジュールの特徴をとらえているし、インパクトもあるし、この表現を使わないのはもったいないといろんな方に言われていました。
私が意固地になっているところもあったので、そういえばこの違和感について何年か前に投稿したなとおもい、参考にしてみるかと遡ってみるとありました。
一部抜粋します。 『OK』という言葉は、会社が従業員にしてあげているという感覚を強く感じる気がします。従業員の生活を大事に考えて働き方を変えてきましたが、会社が不利益を被っているわけではなく、会社にとってもプラスですからいわゆるwin-winな関係なわけです。
ようするにOKという言葉を使うことが、何かを許しているという上から目線であると感じていたわけです。
しかし実際にパートさんはいつ出勤してもよく、休む時も連絡をしてはいけません。連絡無し(無断)の出勤も欠勤もOKというのは事実なわけですし、連絡無しで休んでよいと言うことが上から目線と捉えるのは何だか変な話です。
今回はシンプルに反省するだけなんですが、今考えるとこれはどうも私が何かもったいぶって意味をもたせようとしていただけのように感じてきました。
フリーとか自由とかうたっている自分には、何かを『許可している』みたいなイメージはあわないと自意識過剰になっていたのかもしれません。言葉や意味合いをこねくり回しすぎていた気がします。
ただ今も昔も過剰な煽るような発言をしたくないという思いは共通しており、そこが引っ掛かったのかもしれません。しかしいろんな組織の取り組みや発信をみていると、自分達のことを把握してもらいやすい言葉のチョイスも必要だなと感じています。
『無断欠勤OK』という言葉はフリースケジュールを端的に表しているし、事実にも反していません。よく考えると出勤と欠勤の連絡を完全に禁止にしていますから、無断欠勤OKという言葉は煽るどころかちょっと控えめな表現とすら感じ始めました。本当は『無断欠勤しなさい!!』ですから。
肩の力を抜いてリラックスして拡げていきたいと思います。
パプアニューギニア海産
代表取締役工場長 武藤北斗
・みんな大好きエビコロフライ。ご飯にもパンにも酒にもあいます♪
・味噌汁作ると最高です。天然エビの頭は最高のダシ