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【数学クイズ】大人が間違える!一見簡単に見える計算問題、答えは…?

2021.10.23
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この計算、解けますか?
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「数学あるある」の一つに“計算ミス”が挙げられますよね。頑張って勉強したのに、テストの時にうっかり! 苦労が水の泡に…なんてご経験のある方は多いと思います。

今回出題する問題も、ちゃんと考えればすぐに答えが導き出せますよ。でも、簡単簡単と侮っていたら間違えてしまうかも…。

さぁ、チャレンジしてみてください!


答え
もしかして、答えが「25」になってしまっている方はいませんか?

残念! それはよくある間違いです。

今回の問題のポイントは2つ。一つは「負の数の二乗」であること。もう一つは、( )がついてないことです。

( )がついている時といない時で、どのような違いがあったのか、思い出してみてください…!


それでは、正解を発表します。

正解は、「−25」でした!

解説
「え!? 二乗って、同じ数をかけることだよね…」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「負の数の二乗」は()がついているかいないかで計算方法が変わります。


例えば、「(−1)²」のように()がついている時は、

(−1)×(−1)
となります。

しかし、今回は「−5²」と()がついていません。この場合、

−(5×5)
というように、数字だけをかけ合わせます。

そのため、答えは「−25」となるんです。

まとめ
簡単な計算問題にも、このように落とし穴が潜んでいます。

「うっかりミスして間違えた!」なんて悔しい思いをした方は、次回は間違えないようにしっかり“計算の決まり”を覚えておきましょう!






https://trilltrill.jp/articles/2057487








大人も意外と間違える【計算クイズ】順序に注意!
2023.9.25
6724 views
中学1年生の数学で、負の数(マイナスの数)を学習します。


https://trilltrill.jp/articles/3253019







大人も意外と間違える【計算クイズ】順序に注意!
2023.9.25
6724 views
中学1年生の数学で、負の数(マイナスの数)を学習します。

計算の順序はもちろんですが、マイナスの数をどのように計算するかは、注意をしていても間違えてしまうことが多いです。


今回はマイナスを含んだ計算に挑戦してみましょう。

問題
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次の計算をしなさい。
(−8)−(−5)×(−3)²
ひとつひとつの計算は、ほとんどの方が知っているはずです。

ただ、このように複数の計算を組み合わせると、途端に難しくなってしまいます。落ち着いて計算をしていきましょう。



さて、今回の計算問題の答えは+37です。


解説
今回の計算でまず注意しなければいけないのは「計算の順序」です。

①カッコの中を計算
②累乗の計算
③かけ算・わり算の計算
④たし算・ひき算の計算

カッコの中を先に計算するとか、かけ算・わり算を優先する、というのは大丈夫でしょう。

「②累乗の計算」というのは「◯乗」の計算です。実はこの計算はかけ算よりも先にしなければいけません。

今回の問題ではカッコの中に計算はないので、累乗の計算からです。


(−3)²の計算ですね。これも間違えやすい計算のひとつです。これは+9でしょうか、−9でしょうか。

2乗がカッコの外についています。つまり、−3を2回かけ算です。(−3)×(−3)=+9ですね。

もし−3²となっていれば−3×3=−9です。

(−3)²=+9
−3² =−9

計算式は似ていますが、答えは異なります。

次の計算は、かけ算です。(−5)×(+9)=−45

最後にひき算をしましょう。(−8)−(−45)。「マイナスの数を引く」という計算です。

「借金が減る」と考えるとイメージしやすいでしょうか。これは結果的にプラスですよね。

(−8)−(−45)=−8+45=37

以上の計算をまとめると、次のようになります。

(−8)−(−5)×(−3)²
=(−8)−(−5)×(+9)
=(−8)−(−45)
=−8+45
=37
マイナスの計算を習いたての中学生が混乱するのは、以下のような規則です。

(プラス)×(プラス)=(プラス)
(プラス)×(マイナス)=(マイナス)
(マイナス)×(プラス)=(マイナス)
(マイナス)×(マイナス)=(プラス)



4つ目の(マイナス)×(マイナス)=(プラス)は、「なぜ?」と思われる方も多いでしょう。
これはかけ算の規則性を考えてみましょう。

(−2)×(+3)=(−6)
(−2)×(+2)=(−4)
(−2)×(+1)=(−2)
(−2)× 0 = 0
(−2)×(−1)=(+2)
(−2)×(−2)=(+4)
(−2)×(−3)=(+6)

(−2)×(+3)=(−6)であれば、(−2)が3個だから(−6)ですね。かけられる数を1ずつ小さくすると、答えは2ずつ増えています。

さらに1ずつ小さくすると、同じように答えは2ずつ増えるはずですよね。

そうすると、(マイナス)×(マイナス)=(プラス)という結果が出てきます。

まとめ
マイナスの数というのは、日常生活でも意外と使うことが多い数です。気温、借金の考え、増減など。

しかし、計算するときはちょっと注意が必要! 間違えてしまわないように、この機会に復習をしてみてください。

文・監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。

編集:TRILLニュース





https://trilltrill.jp/articles/3253019









【かけ算は「図」で考える】 「インド式計算」で子どもの算数力がグッと高まる!

https://diamond.jp/articles/-/313623


https://diamond.jp/category/s-IndianCalculation/info
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