仙台市の国際友好都市になっているアメリカ・ダラス市の訪問団が5年ぶりに仙台を訪問しました。両市のさらなる交流促進に向けて決意を新たにしました。

仙台を訪れたのは、アメリカテキサス州・ダラス市の日米協会員や大学教授ら15人からなる市民訪問団です。仙台市とダラス市は、1997年に国際友好都市を結んでいて今回は5年ぶりの仙台訪問となりました。交流会では、宮城県産のブランド豚肉「JAPAN X」を使った料理などが振る舞われました。訪問団の人たちは、宮城の食を堪能していました。

ダラス訪問団:「おいしい~」

このあと両市の記念品を交換し、仙台市からは玉虫塗のそりばちや小箱が贈られました。ダラス市の訪問団は、交流促進に向けた決意を新たにしていました。

ダラス市訪問団 ハリー・ウェイレン団長:
「学生の交換留学や(仙台国際ハーフ)マラソンの参加者数を増やしたい。各自治体間の交流を強めていきたい」

ダラス市は、東日本大震災後におよそ1620万円の支援金を送るなど被災地の支援をしていて、このあと一行は被災後に移転した若林区荒井の福祉施設や震災遺構・荒浜小学校を視察しました。