僕は自分の過去と向き合う事にした
2020年、大学生となった僕は一度も大学に行く事なく、家で淡々とオンライン授業を受けている。それが悪い事なのか新時代の常識なのかは今はまだわからない。でもバイトもできないし、外でも遊べないとなると自分の頭の中と向き合う内向的な時間が長くなる。
……ちょっと話題を変えよう。僕は中学3年生つまり高校受験を控えた思春期の夏に精神的にまいってしまった。それは受験のストレスか、家庭のストレスか。極々一般的な思春期の悩みだと私は思う。でも周りを見渡してもみんな高校受験に向けて勉強に精を出しているし、徐々に他人と差が開いていく感覚はマラソンで足がつってリタイアする感覚に近い。恥ずかしい話だが、この過去から目を背け続けて今日まで生きてきてしまった。僕はマラソンのリタイアに酷く落ち込みその記憶を今でも閉ざしたままだ。
カレンダーを見て思い出そうとしても、検閲された文章のようにその部分だけ欠落している……そんな状態だ。
そんな記憶に向き合う時が来たのかもしれない。僕が経験した時が止まったような2016年。世界が今経験している世界中の時が止まったような2020年。
このチャンスを逃すわけにはいかない。自分の過去に向き合って清算しないといつまでも過去に囚われたままな気がして仕方がない。
あまりにも長くなりそうで自分の心に負担をかけ続ける作業だ。数回に分けて数ヶ月にわたるだろう。
これは僕の備忘録として残す。
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