株式会社　尾形電気工事

ITエンジニアを目指す方が増えた一方、その基盤を支えるハード技術者不足が深刻化しています。今、力のあるハード技術者は引っ張りだこ。電設業界でも若手は貴重な存在として大歓迎されます。この社会に不可欠で、形は変わろうとも絶対になくならない電気設備。目指す人が減っている今だからこそ、身に着ければこれほど強い技術もありません。この仕事はある意味シンプル。数ある資格を取るごとにできることが増え、案件のスケールも大きくなる。報酬も上がる。モチベーションも保ちやすい。今の時代、一生同じ会社で働き続ける人は稀です。だからこそ、どこに行っても一生稼げる力を、最初に入社した会社で身に着けて欲しいと思うのです。

社員たちに、ずっと飽きずに成長を志して欲しいから「仕事にワクワクできる、面白い会社にする」と決めました。そこで、特定建設業許可を取得して施工管理まで手を広げ、官公庁案件で経営を安定化。研究施設やトンネルなど手応えありそうな仕事をどんどん取りに行っています。さらに、業務を独自パッケージ化してより利益率を上げ、社員に還元できるよう試行錯誤中。この先も常に新しいことに挑戦し続けるためにも、柔軟な若い力が必要です。以前は、男性ばかりのイメージだった業界ですが、昨今は女性技術者も増えてきました。もちろん当社にも女性技術者がいます。男性も女性も関係ない。確かな技術こそが、長い人生を生き抜く力となります。

代表取締役の尾形です。5年前、40歳で父の会社を継ぎました。学生の頃は外交官志望。大阪外国語大学（現・大阪大学外国語学部）を卒業し、意気揚々とドイツ留学。そこで気づいてしまったんです。「俺はやりたいことを、自分の裁量でやる人生を送りたい」と。それは、官僚である外交官と正反対の生き方。つまり、自分で会社を興して社会と渡り合ってる父の姿こそ、本当は自分の望む生き方に近かったわけです。帰国後父の会社に入り、父を助けて電気工事の職人集団から官公庁の仕事も取れる企業へと変えました。今後は、若手を育てていきたい。手応えある仕事をやっていきたい。そして、一緒に人生をもっと面白くしていけたらいいと考えています。