腰痛持ちにボンネルコイルはあわないの?
そんなことはありません。ですが悪化した声があるのも事実です
腰痛には硬めのマットレスがいいという声がある一方で、ネットでは「ボンネルコイルは腰痛にはおすすめできない」という情報も多くあるため、本当に腰痛が悪化するのか疑問に思いますよね?
結論:ボンネルコイルで腰痛が悪化するかは、使う方の体重によって決まり傾向としては以下の通りになります。
ボンネルコイルの腰痛に対する傾向
- 体重が軽い人は腰痛が悪化しやすい
- 体重が重い人は腰痛に効果がある
ボンネルコイルマットレスは、体を面で支える構造なので硬いため体重が重い人であれば腰痛に効果をだせるのですが、軽い人は体重でマットレスを沈み込ませることができず腰痛が悪化してしまいます。
ですが、解決策はあるので心配しないでください。
本記事では、腰痛になる原因の他に体重が軽い人でも腰痛に効果を発揮できるボンネルコイルマットレスや、改善方法も解説していきます。
ぜひ参考にして、あなたも腰痛の痛みから解放されて快適に動ける毎日を手にいれてくださいね!
ボンネルコイルマットレスで腰痛が悪化するのか?
ボンネルコイルマットレスは、硬めの寝心地で耐久性もあり価格も手頃なので多くの方に人気がありますが、腰痛持ちの人には効果があるのでしょうか?
個人差があるので、すべての人が当てはまるわけではないですが、傾向としては以下になります。
ボンネルコイルマットレスの腰痛の傾向
- 体重が軽い人は腰痛が悪化しやすい
- 体重が重い人は腰痛に効果がある
腰痛が悪化するかどうかは、使う人の体重によって決まります。
ボンネルコイルマットレスの場合は、体を面で支える構造なので基本的に硬く、体重が軽い人はマットレスをうまく沈みこませることができないため腰痛が悪化する傾向が強いです。
それぞれ詳しく解説していきますね。
体重が軽い人は腰痛が悪化しやすい
ボンネルコイルマットレスは、体重が軽い方や女性は腰痛が悪化する傾向にあります。
その理由は、体重が軽いとマットレスの硬さに負けてしまうので背中や腰など体の凸部分に体圧が集中し血行不良になりやすいからです。
ですが、体重が軽い方でも腰痛が良くなった人もいます。それは、ボンネルコイルは反発力が強いという特徴があり寝返りがしやすくなるのも一つの要因と考えられます。
実は、寝返りをする行為は腰痛の改善に非常に重要なんです。
適度に寝返りを打たないと血液の循環が滞ってしまい腰痛の原因になってしまいます。
だからこそ、ボンネルコイルの強い反発力は寝返りがしやすくなるので、体重が軽くても寝返りがあまり打てない人の腰痛に効果を発揮できるようになります。
以上の事から、体重が軽い人でも一部の人は腰痛を改善できるものの大多数の人は悪化する傾向なので「悪化しやすい」という結論になってしまいます。
体重が重い人は腰痛に効果がある
逆に「体重が重い人」や「体格がいい男性」など普通の硬さのマットレスでは沈み込みすぎてしまう方であればボンネルコイルマットレスで腰痛に効果を発揮することができます。
なぜなら、体重が軽い人にはネックだった硬さも体重が重ければ沈み込ませることができるので、理想の寝姿勢に持っていくことができるからです。
しかも、ボンネルコイルマットレスの特徴である反発力が強く寝返りがしやすいメリットもあるため、腰痛対策に必要な「理想の寝姿勢作れること」と「寝返りがしやすくなる」条件も満たせます。
欧米人にボンネルコイルが人気なのは快適につかえるだけの体格や体重があるからです。
ボンネルコイルを沈み込ませるには体重が80キロ以上ないと厳しいです!
腰痛対策にはおすすめしない声が多いマットレスですが、使う方の体重次第で適度な硬さと反発力を得られるため、腰痛を悪化させないようしっかり効果をだすことができますよ。
特徴からみたボンネルコイルで腰痛が悪化する原因
ボンネルコイルマットレスで腰痛が悪化してしてしまう原因には2つの理由があります。
腰痛が悪化する原因
- 腰痛の原因①:硬くて体圧が凸部分に集中するため
- 腰痛の原因②:体圧分散性が低く腰への負担が減らない
腰痛が悪化する原因の元になっているのは、ボンネルコイルマットレスの特徴でもある「コイルを連結して身体を面で支える構造」です。
身体を面で支える構造は、一か所が沈むと全体的に沈むので安定感はあるのですが、硬めの寝心地で体圧分散ができず腰痛の方には不向きと言えます。
では、腰痛の原因となる理由を詳しくみていきましょう。
腰痛の原因①:硬くて体圧が凸部分に集中するため
ボンネルコイルマットレスで、腰痛が悪化してしてしまう原因の一つ目は、面で身体を支える構造のため「硬くて体圧が凸部分に集中してしまう」ことです。
肩や腰などの凸部分に体圧が集中し続けると、血液の循環が上手くいかなくなり結果として痛みが発生します。
マットレスの硬さは硬すぎても柔らすぎてもダメで、自分に合っていないと腰痛が悪化します。
ボンネルコイルのような硬いマットレスの場合は、反発力のおかげで寝返りはしやすいものの沈み込みが少なく体にうまくフィットしてくれません。
その結果、腰や背中など凸部分だけで体重を支える形となり痛みや疲れが発生しやすくなるのです。
逆に柔らかいマットレスでは、フィット感はありますが体が沈み込み過ぎる状態になり寝姿勢が悪く寝返りが打ちにくいので腰痛が悪化する原因になります。
もちろん、ボンネルコイルマットレスは硬さがあるため反発力があり寝がえりがしやすくなるので、腰痛が良くなった方も一定数はいます。
体重がある方なら購入を検討してもいいでしょう。
ですが、日本人の体型や体重ではボンネルコイルの硬さを沈めさせることは難しいので、基本的には腰痛対策として購入しないほうが失敗は少ないです。
腰痛の原因②:体圧分散性が低く腰への負担が減らない
腰痛が悪化する2つ目の原因として、ボンネルコイルマットレスは体圧分散性が低い事が挙げられます。
体圧分散性が低いと、肩や腰など体の出っ張った部位に圧力が集中している状態を上手く分散(力を逃がすこと)できないので腰への負担が減らず腰痛が悪化する原因になります。
ボンネルコイルはそんなに体圧分散が低いの?
ボンネルコイルの体圧分散が低い事は、同じコイルマットレスで腰痛に効果があるポケットコイルと比較するとわかりやすいです。
面で支えるボンネルコイルは身体にフィットせずに全体的に沈むのに対して、点で支えるポケットコイルは体全体に沿ってフィットしているのがわかると思います。
この違いが体圧分散性に差をうむのです
使う人にの体重によっては沈み込みが違うので、ボンネルコイルとポケットコイルどちらが腰痛に対して優れているとは言えませんが、基本的な構造としてボンネルコイルは体圧分散性が低いのであまり腰痛持ちの方にはおすすめできません。
ボンネルコイルマットレスは腰痛が悪化する声が多い理由
どうして腰痛が悪化する評価が多いの?
硬いだけのイメージが強いからだと思います
ネットで検索すると、ボンネルコイルマットレスは「腰痛が悪化するからおすすめしない」という声が多くみられます。それはなぜでしょうか?
私は、以下の理由があるからだと考えます。
おすすめしない声が多い理由
- 日本人は体重が軽い人が多いから
- 硬い=腰痛に効くという認識が変化したから
- ポケットコイルと比較されるから
それぞれ、詳しく解説していきますね。
理由①:日本人は体重が軽い人が多いから
腰痛に向かない声が多い理由のひとつ目は、日本人の大多数の体重が軽くボンネルコイルマットレスが合う人が少ないためです。
合わない人が多ければ、当然口コミも「腰痛が悪化した」「腰痛に向かない」声が多くなり、上位のコンテンツも腰痛には向かない内容が多くなってしまうのだと思います。
ボンネルコイルで腰痛に効果を発揮できる人の体重は80キロ以上からが目安です。
しかし、日本人の平均体重を調査した結果をみてみると、20歳以上で男性67.4キロ・女性で53.6キロとボンネルコイルマットレスを沈み込めせるために必要な体重がたりませんでした。
以下は男女20代から60代の平均体重です。
男性 | 女性 | |
20代 | 67.6キロ | 52.0キロ |
30代 | 70.0キロ | 54.3キロ |
40代 | 72.8キロ | 55.6キロ |
50代 | 71.0キロ | 55.2キロ |
60代 | 67.3キロ | 54.7キロ |
男女共に各年代すべてが80キロ以下だということがわかると思います。これだと、ボンネルコイルが日本人の腰痛持ちには合わない人が多いのもうなずけますよね。
理由②:硬い=腰痛に効くという認識が変化したから
10年くらい前までは「腰痛には硬いマットレスいい」とイメージがありましたが、現在では使う人の体重に合ったちょうどいい硬さが腰痛に効果を発揮できるという認識に変わってきました。
そのため、硬いと腰痛が悪化しやすいという声が多くなってる一つの要因だと考えられます。
私も昔、腰痛には硬いマットレスが良いと勧められました
「本当に腰痛には硬いマットレスがいいのか」についてちょっと面白い研究結果があったので紹介します。
2003年に慢性の腰痛がある313人を対象に行われた試験で、腰痛には本当に硬いベットの方が効果があるのかを調べた研究結果です。
世界5大医学雑誌Lancet11月15日号に掲載されました。
研究内容は、腰痛患者313人を2つのグループに分けて「硬めのマットレス」と「中程度の硬さのマットレス」に変更したら腰痛の症状がどう変化するのか実験したもの。
3か月後の結果は、両方のグループも腰痛が改善したが「硬めのマットレス」より「中程度の硬さのマットレス」に変更した人の方が、睡眠中の腰痛が楽になった比率が2倍以上になったそうです。
また、逆に腰痛が悪化した比率は「硬めのマットレス」に交換した人の方が多かった結果となりました。
出典元:日経メディカル
以上のような研究結果から「腰痛には硬めのマットレスがいい」は間違っていたことがわかりました。
私も硬いマットレスを使って実際に腰痛が悪化したひとりです。
データに裏付けされた正しい情報や私のような方の口コミがネットで広まるようになったため、硬い=腰痛に効くという認識が減り硬いボンネルコイルマットレスは腰痛が悪化するという声が多くなった理由だと私は思います。
理由③:ポケットコイルと比較されるから
ボンネルコイルマットレスが腰痛に効くか?で検索してみると、よく比較されるのがポケットコイルマットレスです。しかも、「腰痛にはポケットコイルの方がおすすめ」という声が多いです。
実際のところはどうなの?
私も、ポケットコイルの方が構造的に腰痛に対応できるし体重が軽い日本人には合っていると思います。
その理由は、以下の点がよりポケットコイルの方が優れているからです。
- 体圧分散性が高く体にフィットしてくれる
- 理想の寝姿勢をキープしやすい
- 腰痛対策向けに改良しやすい
ポケットコイルは、ボンネルコイルと違いコイルが独立しているのでひとつひとつが良く動き体にフィットします。
そのため、体圧分散性が高く理想の寝姿勢をキープしやすいので血行が良くなり腰への負担を減らすことが可能です。
また、コイルが独立しているので、「腰の部分だけ周りよりも硬くしたい」など全体的には柔らかいけど体の一部だけ沈み込みずらくする味付けが簡単にできます。
だから使う人に合った硬さのマットレスを幅広く選ぶことができ、様々な人の腰痛に対応させることが可能です。
ボンネルコイルは、構造的に沈み込みにくく体圧分散性が低いためポケットコイルと比べてしまうと、基本的な構造のデメリットがどうしても目立ち「ボンネルコイルは腰痛が悪化しやすい」声が多くなってしまいます。
ボンネルコイルで腰痛に効果を発揮するための対策3選
ボンネルコイルは腰痛持ちには使えないの?
大丈夫!対策すれば使えますよ
ボンネルコイルマットレスは、他のマットレスよりも耐久性や通気性に優れているうえ価格も安く、とても魅力のある商品ですよね。問題は腰痛持ちでも悪化しないよに使えるのか...
大丈夫です。ボンネルコイルには腰痛向けに改良されたマットレスもありますし、自分で対策すれば腰痛持ちのあなたでもバッチリ対応させることができます。
ボンネルコイルで腰痛に効果を得る方法
- 欠点を改良したマットレスを使う
- ベッドパッドやトッパーで硬さを調整する
- 寝方を変えてみる
改善策①:欠点を改良したマットレスを使う
ボンネルコイルマットレスには、腰痛対策の欠点とされている「体圧分散性が低い」構造が改良されて体重が軽い人でも対応できるタイプもあります。
それが以下の2つです。
- 高密度連続スプリング
- ポスチャーテックコイル
フランスベット:高密度連続スプリングマットレス
一つ目が、フランスベット社製の高密度連続スプリングマットレスです。
ボンネルコイルの体を面で支える構造はそのままに寝心地や体圧分散性をアップさせ体重が軽い日本人でも腰痛に効果を発揮できるように改良されたものです。
高密度連続スプリングとは、1本の鋼線をつなげた継ぎ目のない中空構造のスプリングです。従来型よりも2.5倍以上もスプリングの密度があるので、より細かく動き体にフィットします。
荷重を点ではく面で支えるので、最も荷重がかかる背中や腰の部分的な落ち込みがなくなり背骨がきれいなS字にカーブすることができます。
きれいなS字になっている状態が理想の寝姿勢です!
そして、すごいのが振動が伝わりにくい点です。ボンネルコイルでは一緒に寝ている人を振動で起こしてしまうことがありましたが、この高密度連続スプリングは自分の動く振動で相手を起こす心配はありません。
下の動画を見て下さい。スプリングが連結しているのにもかかわらず、振動がボーリングのピンにほとんど伝わっていないのがわかると思います。
これなら、夜中にトイレに行きたくなっても隣で寝ている妻に振動が伝わらないから、余計な心配をぜずに済みますね。
さらに、このマットレスのいいところはすべてが日本製であることだと思います。
日本人が作っているからこそ寝心地も硬さも日本人好みになっていますし、高温多湿の日本にあわせて通気性もよくしているので、湿気によるカビやスプリングの錆の発生を抑え耐久性もあります。
以上のように、高密度連続スプリングはボンネルコイルの欠点を解決して体重が軽い日本人でもバッチリ対応できます。
価格は少し高くなりますが、4万円くらいから購入できる比較的安いモデルもあるのでぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください。
シーリー:ポスチャーテックコイル
もう一つは、アメリカでシェアNo.1を誇るシーリー(Sealy)社製のポスチャーテックコイルのマットレスです。
ポスチャーテックコイルがすごいのは、荷重によって反発力が変化するところ。だからどんな体型や体重の人にも関係なく理想の寝姿勢になるようサポートしてくれます。
なんと、使う人によって反発力が変化するんです
反発力が変化するしくみはシーリー独自のコイル形状にあり。コイルの巻き始点(センサリーアーム)に微妙な角度がついて、最初は柔らかく変化し荷重が増すごとに反発力が増大します。
そのため、体型や体重に関係なく常に最適な反発力を得ることができるのです。
また、ポスチャーテックコイルはコイルが連結されている連立式スプリングのマットレスですが、連結部の形状が直線状になっているので連結部分がドアの蝶番のようにスムーズに動き体になめらかにフィットします。
しかも、連結されているため、コイルひとつひとつにかかる負担が減り高い耐久性になっています。
ボンネルコイルの欠点が改良されてますね
デメリットは、価格が高いことです。参考価格7万円~50万円
改善策②:ベッドパッドやトッパーで硬さを調整する
ボンネルコイルを使ってみたけど、硬くて「腰痛が悪化した」・「体が痛い」のであればべッドパッドやトッパーを使って硬さを調整することもできます。
使い方は簡単で、両方ともマットレスの上に取り付けるだけなので誰でもすぐに調整することができおすすめです。
ただし、マットレスと重ねて使うので湿気がこもりやすくなるので3日に1回は取り外して乾燥させるようにしましょう。
せっかくのマットレスの寿命を縮めてしまいますよ。
それぞれ解説していきますね。
べッドパッド
本来、べッドパッドの使う目的は汚れや汗からマットレスに使うものですが、厚みがあるタイプもあるため硬さの調整にも使えます。
厚さが0.5~2センチ前後あるので「ちょっと硬いかな」と思うくらいであればベッドパッドでも対応できます。
選ぶ目安としては、実際に仰向けに寝てみて背中に若干すき間が開くくらいがベッドパッドでの調整範囲です。
それ以上のすき間であれば下記で解説するトッパーを選択したほうがいいでしょう。
また、ベッドパッドにはひんやりするものや吸湿発熱に優れたものもあるので季節によって変えてみるのもおすすめです。
トッパー
トッパーの目的は体圧分散の改善です。硬くて体圧分散性の低いボンネルコイルもトッパーを使うことで簡単に腰痛対策できるマットレスにすることができます。
トッパーの種類は大きく分けて3種類。
- 高反発ウレタン
- 低反発ウレタン
- 高反発ファイバー
その中で、硬めのボンネルコイルを柔らかく調整するには、低反発ウレタンを選びましょう。
低反発ウレタンは、押すとゆっくりと沈み離すとゆっくりと元に戻る反発力の弱いのウレタンです。柔らかい寝心地で体によくフィットするので体圧分散性に優れています。
この2つを組み合わせれば、ボンネルコイルの体圧分散性の低さをトッパー側でカバーすることができ、体重が軽くても理想の寝姿勢にできるため腰痛に効果を発揮できるようになりますよ。
高反発ウレタンや高反発ファイバーの場合の組み合わせは?
高反発ウレタン
高反発ウレタンは反発力があり硬めなので、マットレスが柔らかい場合やへたっている場合に組み合わせるのがおすすめです。
高反発ファイバー
高反発ファイバーは通気性がよいので湿気やカビが気になる場合に組み合わせるのがベストです。
丸ごと洗えるので、いつも清潔で気持ちよく寝たい方におすすめ。
厚さはどのくらいがいいの?
5センチ以上がおすすめです
厚さはメーカーによりさまざまですが、3~8センチ前後あります。その中でも腰痛対策に使う低反発タイプなら5センチ以上の厚さのトッパーを選びましょう。
理由としては、寝心地を少し改善したい程度であれば3センチの薄めのものでも対応できるのですが、腰痛対策として使うのであれば5センチ以上の厚さのあるものを使わないと体圧分散の効果を発揮できないからです。
相場はどのくらいなの?
相場は数千円から3万円程度ですよ
低反発ウレタンのトッパーの相場は安いものだと数千円の価格のものからありますが、安すぎるものはへたりやすく寿命が短いものが多いで、1万円以上のトッパーの購入を検討していくのがおすすめです。
改善策③:寝方を変えてみる
すぐにできる腰痛の改善方法として、寝方を変えてみる方法もあります。自宅にあるものを使ってできるので、腰痛が気になる方はぜひ試してみてください。
寝方を変える方法は以下の通りです。
- 仰向け+腰にタオル
- 仰向け+ひざ下にクッション
- 横向き+両ひざの間にクッション
仰向け+腰にタオル
まずは、仰向けで寝るときに腰にタオルを巻く方法です。
仰向けで寝ると腰が浮いてしまう人は、背中や腰が反り返っている状態なので腰の筋肉がこりやすくなり痛みがでます。
そこで、腰にタオルを巻いてあげることで腰とマットレスの間のすき間を埋め反り返った状態を緩和することができるのです。
この方法は特に反り腰の方におすすめ。
ただし、腰にタオルを巻きすぎてしまうと厚くなって、逆に腰痛が悪化してしまうおそれがあるので、やりすぎには注意しましょう。
仰向け+ひざ下にクッション
仰向け+足を伸ばした状態で寝ると骨盤を引っ張る力が働き腰痛がかえって悪くなる可能性があります。
そこでおすすめするのが、仰向けで寝るときにひざ下にクッションなどをいれてひざを立てる寝方です。
出典:楽天
ひざ下にクッションをいれることで、正しい姿勢になり背骨が引っ張られず腰や骨盤への負担を軽減することができます。
横向き+両ひざの間にクッション
最後は、横向きで寝るときに両ひざの間にクッションをなどを挟み込む方法です。
人は横向きで寝ている時に、両足が重なっていると常にバランスをとろうとします。そのため筋肉が張ってしまい腰痛が悪化します。
そこで、両ひざの間にクッションを挟み込むことによってバランスを安定させ腰への負担を減らすことができます。
以上のように、寝方を変える方法はどれも簡単でお金もかからず今日からすぐ実践できるものです。
少しでも効果があれば、顔を洗う時のつらい体勢が少し楽になるかもしれませんよ。
ぜひ試してみてくださいね。
ボンネルコイルマットレスでも腰痛対策はできます!
ボンネルコイルは、耐久性や通気性に優れる人気のマットレスですが、体を面で支える硬い寝心地であるため、体圧分散性が低く体重が軽い方の腰痛対策には不向きな傾向があります。
ボンネルコイルの腰痛に対する傾向
- 体重が軽い人は腰痛が悪化しやすい
- 体重が重い人は腰痛に効果がある
でも心配いりません!ボンネルコイルマットレスには、体圧分散性が低い弱点を克服したものや、トッパーなどの補助的なものを使って硬い寝心地を改善し体重が軽い人でも腰痛対策して使用することができます。
とくに、ボンネルコイルの通気性の良さは、ポケットコイルにはない大きなメリットです。高温多湿な日本で使ってもすぐに乾くから快適に使うことができますよ。
あなたも、ボンネルコイルマットレスで腰痛から解放された自由に動ける毎日をてにいれましょう。