フロントを沈めてからクルリ
と回る。
動画0:11から小旋回あり。
晴れのち雨のち豪雨 ケニーロード
2021年8月7日 <4分動画ダイジェスト>
旋回先を見る。
フロントを柔らかく当てて
フォークを沈ませる。同時
に寝かし込む。
旋回先を完全に見る。
ステアはセルフステア。
バンクにより舵角を得る。
旋回完了。
直立させて前輪制動で停止。
後輪ブレーキは一切使わない。
小半径旋回は、なんというか
フライキャスティングでタイト
ループキャストを作るような
イメージ。
狭くクルリンと回る。ワイド
にボワーッと回るのでなく、
狭くクルンと回る。
それは車体を寝かせると倒れ
込むその倒れ込みの力を利用
するイメージ。
そのままそこで失火したら
100%転ぶ。
なので、スロットルワーク
と半クラでの微細調整操作
が絶対に必要。
それをバンクさせながらやる。
なお、寝かし込みの直前に
前輪ブレーキをあててフロ
ントを沈めるのは高等テク
ニックの一つだが、フォーク
はガクンとは沈めない。
沈むのが傍からは見えない
程に柔らかく静かにしかも
素早く必要なだけ沈める。
前を沈める意味はキャスター
角を立たせるためだ。
これにより回頭性を高める。
高速度コーナリングでも
コーナー手前でブレーキング
でフロントが沈んでいるから
旋回が高速度で可能になる。
キャスターが寝たままだと
回頭性が悪いので旋回が困難
になる。
速度ある旋回でも、ある程度
車体が寝たままリヤを2センチ
ほど滑らせて(大きくスライド
はさせない)車体の頭をインに
向ける方法もあるが、公道では
あまり使わないほうが無難だ。
低速小回転の場合は、ステアを
かなり利かせるが、外力でこじ
るのではなく、前輪内向性の
セルフステアを積極的に利用
する。
バンクさせると前輪は自然に
内側を向く。内に向けて外力
を与えると逆に車体は起きよ
うとする。
なので、バンクさせている走
行車体について「ハンドルを
イン側に切って曲がる」など
と教えるのは頓珍漢もいい
とこで、危険なので絶対に
妄信してはいけない。
そうした二輪の物理に反する
事を伝授しようとする個人
スクールもあるので要注意だ。
二輪には二輪の物理特性が
あるので、それは正しく掴み
取ってください。自分の眼と
頭と実体験で。
物理法則や物理特性は誰が
どう言ったからどうだと変
わるものではありません。
人間の解釈などは関係ない。
物理法則は不変。
持ったリンゴを離すと落ちる、
というように決まった事です。
二輪の運転はすべてその不変
の物理法則と現象の現出に
どう対処してどう制御して
どう操縦するかというもの
であり、それがライディング
です。
俺はこう思うからこうだ、なん
てのは存在しないし否定され
ます。自然の摂理によって。
そういうのは排除される。
排除された時に転倒や様々な
災難がやってきます。
でもそれは、運転する自分が
天の理を無視したからなんで
すよね。