胡桃沢 凛 過去編 [蝶を追いかけて]
いろいろ設定とかわからんと意味不明です(´・ω・`)
あとがき
えーども!作者の三度の飯より抹茶が好き!胡桃沢凛です!
今回はですねー魔法少女☆くるりんでの主役、胡桃沢凛の過去編を書きました!
最初は作者(神)視点にしよっかなー?って思ったけど最後辺りに「ん?これルインブリケードの下っ端視点にしたらよくね?」ってなって下っ端視点になりましたw
ちなみにちょうちょを追いかけてお話がはじまる(?)見たいな展開は「バタフライエフェクト」と言うものを使ったのです!ฅ( `ω´ ) ฅ
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「うぅ…ねむい…」
まるで今起きたように眠そうに白いパーカーを着たひとりの少女はバス停までの長い長い道をゆっくりと歩いていた。
「ん…?今の時間は…」
ふと、少女は歩くのをやめ、自分の腕に付いてるちょっと変わった形をしているデジタル腕時計をまるで珍しい物を見ているかのようにじっと見つめた。
腕時計には[7:30]と刻まれてあった。
「大体、バスから学校までに一番近いバス停まで30分、バス停から学校まで約10分、そして遅刻となる時間が8:00」
「ってことは…おわったぁぁぁ!!」
少女は車と同じ、いや、それよりも早い走りでバス停まで向かったが、雲のように白いパーカーの帽子があまりの速さで落っこちてしまったようだ。
「や、やばい…ここにはいっぱい人が来るのに…」
彼女は体型、髪色や髪型は普通中の普通だったが、頭には小さな白い猫のような耳が生えており、右目は空のような色で、左目はひまわりみたいに明るい黄色の瞳を持っていた。
しかも、背中からは雲のように白く、綿あめのようにふわふわとした尻尾が付いていた。
彼女の耳はコスプレではなく、完全に体から生えている、生の猫耳だった。
「は、早く、帽子被んなきゃ…」
少女は自分の猫耳、瞳と尻尾を他人に見られるのは緊張しやすくなるので苦手のようだ。
と、その時に美しい真珠色と半透明な水色の蝶が彼女の肩の上に乗った。
「この色は…スコルスキーモルフォ…?なぜこんなとこに…?」
少女は不思議そうに蝶を見つめた、その瞬間、蝶が少女の視線に気付いた事に驚たように少女の肩から離れた。
「あっ…あっちに行っちゃう…」
あと数分で学校に行けるバスが来る、普通なら蝶など無視し、バスを待つはずだが、
花や蝶の事についてネットで調べるのがちょっとした趣味な少女には、どうしてもあの蝶を無視する事は出来なかった。
「もう、遅刻は確定だし、今日、私のそばにあの蝶が来たのももしかしたら運命みたいなものかも知れない…追いかけて見よう。きっと何かが見つかるかも。」
と小さく呟いた後、すぐさま夢中に蝶を追いかけた。
自分がどこに向かって、自分の今いる所、そして自分のこれからの運命も知らずに。
「あっ…行っちゃった…」
あの綺麗な蝶は空に向かい、少女の視界から消え去ってしまった、その瞬間、少女は正気に戻り、自分の年齢を忘れ、無我夢中で蝶を追いかけたことを少し恥ずかしいと思ったように手を口に当てた。
「ってここどこ…?帰り道探さなきゃ…」
そしてバス停への帰り道を完全に忘れてしまった、彼女の腕時計には地図機能が備わって居るが、電波が無いので完全に意味が無いのでなんとなく適当に道をふらふらと歩いていたその時に、一つの地味な建物に書いてあった張り紙が目に止まった。
[魔法少女企業]
エンデュミオン
-希望の柱-
新人の魔法少女を超募集!
年齢は高校二年生までの少女なら誰でも!
詳しくは中に入ってから!
高時給、高待遇、楽しい仲間あり!
と書いてあった、少女はまるで「へ?」と思ってるように首を傾げた、
こんな胡散臭く、アニメの展開のような張り紙、サンタを信じるくらい純粋な幼稚園の女の子ですら見なかったことにするだろう、だが、少女は不思議に、その張り紙を吸い込まれる勢いでまじまじと見つめた。
建物に入ろうかと迷ったその時、突然謎の電波を拾えたのに気付いた少女は地図機能を使用し学校まで走った。
校門に着いた時、彼女はふと気付いた。
「あっ、これ、絶対に怒られるー!!」
この状況は全国の中学生に聞いたら十中八九こんな感想を抱くだろう「ドンマイ」と。
だが、あのブラック企業のテンプレートみたいな張り紙が貼ってある建物に入るよりかはマシだろう。
なぜかって?あの建物に入ったら最後、『運命の歯車を完全に狂わせてしまう』から。
…と、今回も任務成功、さーてと、本部に帰るか…
ルインブリケードの。