「リベラルがなぜ嫌われるのか?」というテーマが盛り上がっているようですが、政治哲学の分野では50年ほど前に盛り上がったことがある話題なので、簡単にご案内します。リベラルの中の人の属人的な資質の問題ではなくて、あくまでリベラルが抱える理論的な問題だからです。(1/n)
はるかかなた
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はるかかなた
@isawmydevil
①アニメオタクですが、フェミニストです。 ②フェミニストですが、ジェンダーの要素を含んだ無理難題や誹謗中傷、いわゆる「ジェンダークレーム」に抵抗する「アンチジェンダークレーム(AGC)」です。 ③自認リベラルですが、ときどきリベラルを批判します。 アイコン作成は天路めあさん→
2021年11月からTwitterを利用しています
はるかかなたさんのポスト
返信先: さん
ちなみにわたしの自認はリベラルでフェミニストです。長い長い連ツイでしたが、もし最後まで読んでいただいた方がいたとしたら、その方がいちばん寛容な精神をお持ちな方なんだろうと思います。お付き合いありがとうございました(45/45、了)。
わたしは月曜日のたわわの日経広告掲載に擁護的な立場ですが、「実在する女性高校生の保護」には断固賛成です。わたしは「女性高校生を性的に見ていいと思っている人」VS「保護すべき対象と捉えている人」の二項対立に当てはまりません。
作為的な二項対立の図式を扇動する態度に懸念の意を表します。
昨日久しぶりにリンツ夫妻の炎上被害ツイートを見返して見たのですが、当時のジェンダークレームツイートが軒並み削除されてて恐ろしさに震えています。(1/)
返信先: さん
マイノリティーを抑圧を正当化する功利主義はリベラリズムに批判され、
共同体の中に生きるリアルな“生”のキャンセルを求めるリベラリズムは共同体主義に批判され、
そして異なる共同体同士の争いを調停するための原理を持たない共同体主義は功利主義に批判される。
そんな関係。(38/n)
返信先: さん
事実彼は1995年に“50 Year after Hiroshima”という論文を書いて功利主義原理による原爆投下の道徳的な正当化を批判しています。
彼の功利主義批判の本質は何かというと、「功利主義的は少数者の不幸を道徳的に正しいこととして認識させ、事実そのように行動させてしまう」という点にあります。(8/n)
返信先: さん
どんな人でも正しいと考えられることはそうそうあるものではありません。ロールズは、「社会的に正しいことというのはそんなに多くはなく、公正な社会を支える必要最小限のものに留まる。それ以上のことは正しさというより多様性の問題なので、お互い寛容でいようね」的なことを主張します。(12/n)
返信先: さん
今から50年ほど前に盛んだったその論争は「リベラル=コミュニタリアン論争」と名づけられています。当時は抽象的な議論に感じられたはずですが(実際抽象的だったわけですが)、理論哲学で議論されたことは2世代(大体60年)ほど遅れて世俗社会にあらわれてきますので、(2/n)
返信先: さん
それでは功利主義の何をどう考えたらまずいのかということですが、「功利主義は最大多数の最大幸福と言うが、もし自分が抑圧されるマイノリティーの側だったとしたら道徳的に正しいと賛成しないんじゃね?」ということです。(9/n)
返信先: さん
あらゆる人の立場や視点を入れ替えても成立するルールが、今日的なリベラリズムが構想する正しさの基準です。ゆえに反差別主義的。よく勘違いされるのは、相手はAだと言っているがその理論を使うと逆に私の言うことが正しくなっちゃうから論破〜という思考法はリベラリズムではありません。(13/n)
返信先: さん
これはどういうことかというと、【相手に反差別的に考えることを求めるということは、相手の「歴史的・社会的属性をはぎ取って」、いったん丸裸な個人になることを要求する】ということなんです。
はい。これ、キャンセルカルチャーの論理なんですよね。(26/n)
返信先: さん
アメリカ人だって自国に原爆が落とされるとなったら、いかなる理由があったとしてもどれほどの人が賛成するでしょうか。功利主義は現実の社会運営に支障をきたすほど“ダブスタ”な考え方なんじゃね? それって普遍的な正しさとは言えなくね? というのがロールズの問題提起でした。(10/n)
返信先: さん
原爆投下の道徳的な根拠の一つは功利主義です。実際マンハッタン計画を統括したスティムソン長官は、原爆投下によってより多くの米兵と日本人の命が助かると考えました。「最大多数」の「最大幸福」。これが原爆投下の道徳的な拠り所です。しかしロールズはこれを端的に誤りだと考えました。(7/n)
返信先: さん
それぞれ言うこと考えることもごもっともではありますが、「それぞれ批判し合って当然。絶対正義原理はない。むしろそれが社会として健康的」と考えることが社会で生きるうえでは現実的だし、何よりリアリズムということなのかもと最近はつとにそう思います。(40/n)
返信先: さん
社会はより公正であるために「三権分立」の仕組みで世の中まわっていますが、政治哲学に関しても功利主義、リベラリズム、共同体主義の三権分立で社会がまわっていると考えるのが健康的なのかもしれません。(39/n)
返信先: さん
返信先: さん
現実社会はリベラル的思考がそれを「他人に対してやってしまう」というステージまで到来してしまったのだと、個人的には総括しています。
実際、ロールズはサンデルらの批判を一部受け入れ、約20年後に「政治的リベラリズム」というこれまた大著を執筆します。修正点としては→(30/n)
返信先: さん
1971年、ジョン=ロールズというハーバード大の政治哲学の教授が一冊の本を出版しました。タイトルは“on the theory of justice”、邦題は「正義論」といいます。この本は理論リベラリズムの革命と言われていて、今日的なリベラリズムの理論的な骨格をつくった本といっても過言ではありません。(4/n)
返信先: さん
一つの答えは、そして少なくない人が認識しているのはおそらく「中の人問題」です。リベラリズムというのは本来はいいこと言ってたのに、中の人が本来のリベラリズムをちゃんと勉強していなかったり、そもそもあんまり賢くなかったりするからこんなことになってしまったんだ、的な認知です。(16/n)
返信先: さん
中身が800ページほどある鈍器本なので内容は非常に多岐に渡りますが、今回のツイートに必要なエッセンスということで要約しますと、「功利主義批判」です。
“正義とは最大多数の最大幸福であること”を旨とする【功利主義】がアングロサクソン社会を支配する倫理哲学として機能する中で、(5/n)
返信先: さん
功利主義、リベラリズム、共同体主義。この三つの異なる政治哲学は、むしろじゃんけんのような三すくみの関係なのではないでしょうか。(37/n)
返信先: さん
理想的リベラリズムから出発したロールズが晩年は「政治的現実主義(リアリズム)」に逢着したのは、個人的には含蓄深いものがあると感じています。
ということでリベラルはなぜ嫌われるのかというと、「そもそも理論的にそういうものを含んでいるから」というのが今のわたしのアンサーです。(44/n)
返信先: さん
仮にバカとアホが口喧嘩していたとして、二人の立場を入れ替えたとしても、それはアホとバカの口喧嘩になっただけです。それはただの低レベルな口喧嘩なのであって、普遍的な議論ではありません。反転可能性テストなのではなく、ただのミラーリング(嫌がらせ)なのであります。(14/n)
返信先: さん
「自己にかかる負荷(共同体における歴史や社会的な属性)をはぎ取って考えるのは、あんまりいい考え方じゃなかったね」ということです。
ロールズがもともと功利主義批判から出発したことを思い出してください。(31/n)
返信先: さん
サンデルが何をそんなに躍起になって批判しているのか、わたしがその意味が肌で感じるようになったのは、昨今のキャンセルカルチャーを目の当たりにするようになってからです。彼らのリベラル批判はキャンセルカルチャーのリスクを警告したものだったのだと、腑に落ちるようになりました。(24/n)
返信先: さん
功利主義の負の側面が現実社会に致命的な悪影響を及ぼしているのではないか?とロールズは危機感を持ちました。意外なことに日本人にも関係のある話題でして、というのも彼は太平洋戦争に従軍してまして、フィリピンで日本軍と戦っているのですね。原爆投下直後の広島も目撃しています。(6/n)
返信先: さん
かといってリベラリズムの敗北とか退場ということでもないのだろうと思っています。ここまで功利主義、リベラリズム、共同体主義という三つの政治的哲学が出てきましたが、大事なこと(そして最も教訓的なこと)は、どの哲学にも「絶対最強」というものはないんだろうということです。(36/n)
返信先: さん
サンデルらから「いやいや。まじでそう考えたら、やばいから。普通に考えて自分の属性を一旦はぎ取るって考え方自体がかなり危険でしょ」という突っ込みを受け、「ぐぬぬ。確かに」となった。まぁそんないきさつだったと理解しています。(35/n)
返信先: さん
今から振り返ると意外と味わい深く感じられるところもあるのではないかと思います。どちらかというとnoteに書くような内容なので冗長になりますが、書きながら考えているところもあるので、ご容赦ください。明け方前に目が冴えてしまって寝つけないハリネズミの戯言であります。(3/n)
返信先: さん
「愛着をもてない、自分がそうなりたくはない自己」になってしまう。サンデルはそれをリベラル本人が自分に対してそうなってしまうことを危惧したわけですが、まさかのまさか、サンデルの当時の予想を超えて→(29/n)
返信先: さん
さてこのようなロールズのリベラリズム哲学ですが、究極的なポイントは「功利主義のように考えると、道徳上致命的に問題のある局面が浮上する」という道徳哲学批判になります。ここを踏まえて次に進みます。
良かれと思って構想されたリベラリズムが、なぜこうも嫌われる考え方になったのか?(15/n)
返信先: さん
差別的な人間が反差別的に物事を見るようになるためには、自分に内面化されている共同体との歴史的・関係的な結びつきを一旦はぎ取られることを要求されます。その過程の中で、共同体の中に位置づけられた人間は「剥奪された自己」に貶められ、→(28/n)
返信先: さん
これも少なからず正鵠を得ているとは思いますが、「いやそうではない。中の人がまともだったとしても、ロールズのいうリベラリズムには道徳的な考え方として致命的な欠陥がある」的なことを真面目に言い出した人たちがいました。コミュニタリアンと呼ばれる人たちです。(17/n)
返信先: さん
相手の職業というのは、運も含めてその人物及び共同体の歴史的・社会的属性の結実に他ならないわけです。なので、その職業というものをキャンセルして(はぎ取って)、丸裸になった個人になって考えてみれば反差別的な物の見方もできるようになるだろう、と。(27/n)
返信先: さん
じゃあ、何がその支えになるかというと、ロールズが言うのは「重合的合意(overlapping sonsensus)」。どの哲学的、宗教的な教説からも、理由は違うけど、結論だけ共有できる。「同床異夢」的に。そういうのを、「オーバーラッピング・コンセンサス」という。”(43/n)
返信先: さん
“しかしながら、そのような抽象的な自己に、はたして道徳的な判断ができるのだろうか。人間は歴史的・社会的に状況づけられて生きている。そのような状況と切り離された人間は、いわば剥奪された自己でありそのような自己はいかなるものにも愛着をもてず→(22/n)
返信先: さん
コミュニタリアンというのは日本語で「共同体主義」と訳されます。個人を社会の出発点だとみなすのが個人主義だとすると、個人を育て上げるのは共同体なのだから共同体が社会の出発点になると考えるのが共同体主義になります。
さてそんなコミュニタリアンがロールズをどう批判したか?(19/n)
返信先: さん
ここは解説が必要になると思いますし、ようやっとわたしのツイートの本旨になります。先ほどの宇野論文の記述を再確認します。
「『無知のヴェール』をかけられた原初状態における人間とは、いわば歴史的・社会的な属性をはぎ取られた、抽象的な自己に過ぎない」という部分です。(25/n)
返信先: さん
「自分はいかなる存在なのか」について内省することもできない。したがって,そのようなロールズの議論では善を選択することも、正義を構成することもできない、というのがサンデルの結論である。”
はい、何を言ってるかさっぱりですね。わたしもつい数年前まではそうでした。(23/n)
返信先: さん
“サンデルは、負荷なき自我(unencumbered self)」という概念を提示して対抗する。ロールズがいうような「無知のヴェール」をかけられた原初状態における人間とは、いわば歴史的・社会的な属性をはぎ取られた、抽象的な自己に過ぎない。→(21/n)
返信先: さん
ちなみにジェンダークレームを行うアカウントがフェミニストかどうかに全く拘りません。ジェンダーの要素を含んだ難癖は誰が行おうとジェンダークレームです。
従ってその話者がフェミニストと名乗っていようとそうでなかろうと、他人の人生に無責任な難癖をつける人間をわたしは批判します。(了)
返信先: さん
なので彼はサンデルらから「功利主義が危険だっていうのはわかるけど、あなたのいうようなリベラル的な考え方も理論的にリスクを抱えるんじゃね?」という批判を真摯に受け止め、自論を修正したものだと思われます。(33/n)
返信先: さん
ロールズからすれば無知のヴェールはあくまで思考実験で、「自分がヴェールをかぶって一旦あらゆる属性から解放された状態になれば、自分が不利な立場にいる可能性もあるわけだから、損得勘定で考えてみてもある立場の人が特に不利になるルールには賛成しないんじゃね?」ということでしたが、(34/n)
返信先: さん
この批判がいかに哲学的(抽象的)なものだったのかを感じていただくため、ここからはある論文から原文ママで引用します。「リベラル・コミュニタリアン論争再訪(宇野重規)」です。抽象的だからこそ、40年後の今でも(今でこそ)示唆的に響くところがるように感じます。(20/n)
返信先: さん
それが1980年代にアメリカの政治哲学界で盛り上がった「リベラル・コミュニタリアン論争」です。概要を簡単に説明します。(18/n)
返信先: さん
いつの間にか消えてなくなるなら、ジェンダークレームによってなされる要求を聞いてあげる必要性はないのではないかと感じました。(5/)
返信先: さん
彼の問題意識としては、「功利主義には機能する場面もあるが、道徳的に重大な局面で致命的なミスリードを生んでしまうことがある(ヒロシマに対する原爆投下等)。だから考え方自体を見直そうぜ」ということでした。(32/n)
返信先: さん
「ロールズが言うには、リベラルな社会では、宗教的、哲学的な立場が多元的に分裂しているから、論争的な哲学的立場に依拠しないと受け入れられないようなそういう正義原理じゃダメだ、と。→(42/n)
返信先: さん
先ほどロールズ晩年の著、「政治的リアリズム」を紹介しましたが、主な主張はこんな感じです。この点、井上達夫の指摘が簡潔なので、そのまま引用させていただきます。(41/n)
返信先: さん
ちなみに当時の炎上内容はこちらのtogetterで確認できます。(4/)
【ヤカラ】ツイフェミさん、よその御夫婦の幸せツイートに「このツイートを見て私はやっぱり結婚したくないと思った」「こんなツイートにいいねが万単位、反吐が出る」とイチャモン→ツッコミ殺到。
返信先: さん
少なくても、“このツイートひとつ見ても、この男性の価値観や女性蔑視的な空気等々いろいろ伝わってくるじゃないですか。”という発言はツイート主が特定できているのですが。なぜ削除したのだろうか…。(3/)
わたしはフェミニストですが萌え絵を含む表現の自由規制には反対しています。
全ての女性の権利回復を願うフェミニズムにおいて、クリエイター、それを楽しむファン、あらゆるサプライチェーンにおいてこれだけ女性が参画している以上、不当な萌え絵規制は選択的女性差別に他なりません。(1/)
返信先: さん
実在する女性高校生、すなわち未成年を保護すべきと捉えている人間の数を作為的に減らして対立を構築するような言説は、社会にとってどのような意味を持つのでしょうか。社会問題としての実在未成年の保護という観点から、エミニさんの扇動姿勢に危機感を感じます。
【拡散依頼】
この「木村花さんのご遺族を守る会」を名乗るアカウントは、木村響子さんの名前を使ってアニメ推しの子やオタクへのヘイトを拡散する要注意アカウントです。何より木村響子さん自身が不本意に感じていらっしゃいます。
見かけた方は誹謗中傷せず、この事実を拡散してください。
引用
木村響子
@kimurarock
「木村花さんのご遺族を守る会」というアカウントにつきまして
わたしとは無関係です
更なる混乱や
誹謗中傷を招いてしまうため
該当アカウントの方には
やめてほしいと思っています
また該当アカウントの方に対しての攻撃や 誹謗中傷も
おやめください
返信先: さん
選択的女性差別とは何か。萌え絵を「性的搾取」「性的消費」「キモい」と感じる女性が、萌え絵を楽しみそして生活の資とする女性よりも、自分たちの権利の方が質的に優れていると過信することです。それは奢りであって、選ばれし女性のみが救われるべきだという新型の女性差別に他なりません。(2/)
表現の自由界隈において最も混乱をもたらす論点の一つが「公共の福祉原理論」である。表現の自由は公共の福祉原理により、他の人権との衝突があった場合、何がしかの制約を認めるとする。
議論の本丸は恐るべきことに、「では一体、何が人権侵害にあたるのか?」という問いである。
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返信先: さん
繰り返しますが、女性が対話によらず他の女性の権利を簒奪することはフェミニズムではありません。
どうしても気が済まない? どうしても差別したい?
それなら自分たちは差別主義者だと胸を張ってください。私は差別主義者と対決する精神の準備を備えています。(10/)
返信先: さん
フェミニズムが最も反対する、女性の自己決定権に対する侵害を良しとするなら、私はもはやあなた達をフェミニストとは呼べません。選択的女性差別者としてその実態に相応しい名称で対決します。私はフェミニストであるがゆえに、そしてまさにフェミニズムの精神によって表現の自由を支持します。(7/)
菅野完氏の配信動画をみて「うげっ」と感じた人は、下品さが党派性を超えて倦厭されるべきものだという感覚を持っている人である。 「別にいいじゃん、あれくらい。俺も言うし」という人は、党派性に限らず、やばい。
わたしたちは、自重しよう。
のツイート、TrinityNYCさんの説明能力を拡張して補足すれば、理解可能な主張の範疇に入ると考えている。例えば以下のケースを考えてみる。
①鳥の真似をして空を飛んだイカロスは、落ちて命を失った。
②イカロスの悲劇を繰り返さないために、人々は「イカロスは鳥を真似た」と何度も繰り返した。
引用
TrinityNYC
@TrinityNYC
何度でも繰り返そう。
「エロ漫画をまねて」
「エロ漫画をまねて」
「エロ漫画をまねて」 twitter.com/ikaikawwww/sta…
返信先: さん
今わたしたち表現の自由界隈で起こっていることもまた「女性とは誰か?」という問いから出発します。
わたしはオタクを差別するフェミニストたちに問いたい。
“あなたたちにとって萌え絵に携わる女性は女性ではないのですか”、と。(5/)
返信先: さん
もし自分の不快感が表現の自由と抵触するなら、そこから生じるべき次のアクションはバッシングやキャンセル運動ではなくて、萌え絵に携る女性との対話であるはずです。意見交換や討議といったプロセスを経ずに、自分の感情を他の女性の基本的権利よりも優先させることは傲慢に他なりません。(9/)
返信先: さん
フェミニズムの原点は、歴史的にいつだって「女性とは誰か?」という問いです。
第一波フェミニズムは人類史において男性と同様に「人間としての女性」を発見し、セカンドウェーブは「男性と異なるように感じ、考えるオルタナティブな人間」としての女性を発見しました。(3/)
返信先: さん
もしあなた達の答えがイエスであり、萌え絵を携わる女性を“名誉男性”とレッテル貼して非女性化するようなら、それはまさにあなた達が他者のジェンダー決定権を握ることに他なりません。(6/)
簡単に自己紹介します。わたしは;
①アニメオタクですが、フェミニストです。
②フェミニストですが、ジェンダーの要素を含んだ無理難題、「ジェンダークレーム」に反対しています。
③リベラルですが、ときどきリベラルを批判します。
④男性です。
以上です。浅学の身ですがよろしくお願いします。
返信先: さん
フェミニズムはむしろ男性と女性、そしてLGBTを含む性的マイノリティーが一緒になって表現の自由を謳歌する現状を評価的に捉えねばなりません。女性は、多様化しているのです。その現実から目を逸らしたフェミニズムは時代に追いつけていないと私は批判します。(11/)
返信先: さん
私たちはまさに表現の自由を尊ぶがゆえに、基本的人権に関心を寄せる価値観を共有しているのではないでしょうか。私たちが批判するのはフェミニズムではなく、私がとてもフェミニストとは呼べない差別者集団による差別、暴言、SNS暴力だったのではないでしょうか。(13/)
返信先: さん
今一度、当事者である私たちは原点を見直すべき時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
後から後悔はできません。今の私たちの言動が、後世に後戻りできない決定的な悪影響をもたらすリスクに思いを馳せてほしいと願います。私たちの目的は何を守り、何を次世代に残すことだったのかと。(了)
返信先: さん
「萌え絵を支持する女性の権利の方を優先するのか」と反論しますか? 私の答えは否です。表現は原則自由であるという憲法の理念を思い出してください。優先されているのは基本的人権としての表現の自由です。(8/)
返信先: さん
そして私はオタクにも物申したい。もし自分の母が、家族が、敬愛するクリエイターが、そして趣味を同じくする仲間がフェミニストであれば、ただそれだけの理由で彼女たちを攻撃してしまうのですかと。(12/)
返信先: さん
私たちもまた、「自分たちが批判したいこととは何か?」という原点に今一度立ち返る必要があると私は考えます。
フェミニズムはポリコレです。そしてポリコレには攻撃力があります。差別主義者たちがそのポリコレウェポンを振り回す現状をこそ、私は批判します。(14/)
勘違いしている人はいないと思うが、「青少年を健全に育成する権利」というのは青少年自身の権利に基づくものである。将来の自分の利益になるからこそ未成年が自己の権利の一時的な制約を受け入れる根拠になる。決して大人に属する「自分が思う最強に【健全な】青少年を育成する権利」ではない。
返信先: さん
しかしそれは女性とは白人女性のことであるという自己批判から、ブラックフェミニズム(黒人女性を主体としたフェミニズム)は「人種の壁を超えた人類」としての女性を発見しました。
そして今はLGBTを通じ、身体的性別を超えた人間としての女性を発見しつつあります。(4/)
返信先: さん
しかし「イカロスが死んだ原因は、鳥に影響されたからだ。人間が鳥を見ると同様に飛翔を試みてしまうから、人間に悪影響を与えるよう、鳥をこの世から駆逐しなければならない」と叫ぶなら、個人的には人間としての理性を疑わざるをえない。
…これ、立憲民主在籍時代の話になるのでは?
今井瑠々氏の団体、政治資金で不適切支出か セミナー参加費など | 毎日新聞
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