まぶたの腫れぼったさは脂肪溶解注射(BNLS アルティメット)で解消できる?

2021/08/04 公開

2022/07/22 更新

女性のまぶた

「まぶたが腫れぼったいせいで目が小さく見える」「まぶたが分厚くて垢抜けない」といったお悩みはありませんか? そのお悩み、まぶたに注射を打つだけで簡単に解決できるかもしれません。

まぶたが腫れぼったく見えたり、重たく見えたりする原因はさまざまです。むくみが原因の場合は、セルフケアで腫れぼったさを改善することもできますが、まぶたの脂肪が原因となっている場合は、セルフケアでの改善が難しいため、美容クリニックで治療を受けることをおすすめします。まぶたに注射を打つだけで不要な脂肪が溶けてなくなり、スッキリとした目元になります。

今回は、まぶたが重たく見えてしまう原因や、まぶたへの脂肪溶解注射(BNLS アルティメット)の効果などについて解説していきます。まぶたの腫れぼったさ・重さにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

まぶたの脂肪が多いと目が腫れぼったく見えてしまう

腫れぼったいまぶた

顔の脂肪のつき方には個人差がありますが、日本人は欧米人と比較してまぶたに脂肪がつきやすく、目が腫れぼったく見える方が多いです。また、まぶたの脂肪が多いと目が小さく見えたり、垢抜けない印象を与えたりもします。

ルーフ・眼窩脂肪

図のように、まぶたには「眼窩脂肪(がんかしぼう)」「ルーフ(ROOF)」の2種類の脂肪があります。ルーフは「隔膜前脂肪(かくまくぜんしぼう)」ともいわれ、眉~まぶた周辺に存在しており、ルーフが多いとまぶたが分厚くなってしまいます。

一方、眼窩脂肪は、眼球を外部の衝撃から守るクッションのような脂肪で、ルーフと同様にまぶたを分厚くする原因になります。また、眼窩脂肪が多いとまぶたが腫れぼったく見えるだけでなく、二重埋没法(糸でまぶたを固定することで二重ラインを作る施術)で二重ラインを形成しても、二重ラインが安定せず、短期間で糸が緩んだり取れたりしてしまいます。

まぶたを腫れぼったくしているその他の原因

まぶたを腫れぼったく(重く)している原因は、脂肪だけではありません。では、一体どのような原因があるのでしょうか?

まぶたのむくみ

顔に老廃物や水分が溜まってしまうと、顔全体がむくんで目元も腫れぼったくなってしまいます。以下のような原因でまぶたがむくんでしまいますが、むくみによる腫れぼったさは一時的なものであるため、マッサージ・入浴などで血流を改善したり、バナナ・キュウリなどのむくみを解消する食品を摂取したりすることで、まぶたの腫れを改善できます。

まぶたがむくむ原因
  • うつぶせでの睡眠
  • 塩分・アルコールの過剰摂取
  • 運動不足・冷え・ストレスなどによる血行不良
  • PMS(月経前症候群)

まぶたの皮膚のたるみ

まぶたの皮膚のたるみ

年齢を重ねるごとに頬がたるんでいくように、まぶたの皮膚も加齢とともにたるんでいき、まぶたが重く見えてしまいます。
まぶたの皮膚がたるんでいる場合、自力で治すことは難しいですが、美容医療の施術によって治療できます。軽度なたるみの場合はHIFU、重度のたるみの場合は切開による「目の上のたるみ取り」の施術を受けることで重いまぶたがスッキリとします。

目周りアイリフト・HIFU

目の上のたるみ取り

眼瞼下垂(がんけんかすい)

正常な目と眼瞼下垂の目

眼瞼下垂とは、目を開こうとしても十分にまぶたを上げられない症状のことです。眼瞼下垂の方は、垂れ下がったまぶたが重く見えてしまいます。
眼瞼下垂の原因は先天的なものであったり、筋肉の衰えであったりするため、自力で治すことは難しく、医療機関で治療するのがおすすめです。TCBでは、気軽に受けられる切開不要の治療、本格的に眼瞼下垂を改善できる切開を伴う治療の2パターンから治療方法をお選びいただけます。

切開不要の眼瞼下垂治療

切開を伴う眼瞼下垂治療

脂肪溶解注射(BNLS アルティメット)とは

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは、注射によって部分的に脂肪を溶かしていく施術のことで、「部分痩せ」を目的としています。脂肪溶解注射の種類にもよりますが、顔・二の腕・太もも・お腹・背中など、全身のさまざまな部位に注射することが可能で、溶解された脂肪は、汗や尿から体外へ安全に排出されます。

医療ダイエットの施術といえば「脂肪吸引」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、脂肪溶解注射は、脂肪吸引よりも身体への負担が圧倒的に少なく、ダウンタイムが短いというメリットがあります。お手軽に受けられるダイエット治療として脂肪溶解注射は普及したため、現在では、多くの方が脂肪溶解注射によって安全に「部分痩せ」を実現しています。

BNLS アルティメットとは

     BNLS アルティメットとは

脂肪溶解注射の中でも、日本で最もメジャーなのがBNLS アルティメットです。BNLS アルティメットは、FDA(アメリカ食品医薬品局)が脂肪溶解効果を認めた「デオキシコール酸」という成分を、従来のBNLSに追加配合した脂肪溶解注射で、デオキシコール酸の作用で高いダイエット効果を発揮します。また、デオキシコール酸は脂肪細胞自体を破壊するので、BNLS アルティメットにはリバウンドしにくいというメリットがあります。

BNLS アルティメットは、他の脂肪溶解注射よりも部分痩せの効果が早く現れるうえ、腫れが目立たないため、初めて脂肪溶解注射の施術を受ける方におすすめです。

さらに、BNLS アルティメットは注射後の腫れが少ないため、身体だけでなく顔にも注射することができます。注射によって二重あごや丸顔を解消できるのはもちろん、小鼻のふくらみや、分厚いまぶたをスッキリさせることも可能です。

脂肪溶解注射 BNLS アルティメット

BNLS アルティメットの特徴

BNLS アルティメットには、以下のような特徴があります。

  • 身体への負担が少なく、安全に治療を受けられる
  • ダウンタイムが短く、副作用がほとんどない
  • 施術時間が短く、気軽に施術を受けられる
  • 自力のダイエットでは難しい「部分痩せ」ができる
  • 脂肪細胞自体を破壊するため、リバウンドしにくい
  • 身体だけでなく顔にも注射できるため、簡単に「顔痩せ」が実現する
  • 腫れ・痛みが少ないため、まぶたの脂肪除去に適している

まぶたへのBNLS注射

まぶたへのBNLS注射の効果

まぶたへの注射

脂肪が原因で腫れぼったく見えるまぶたにBNLS アルティメットを注入することで、余分な脂肪がなくなり、スッキリとしたまぶたに生まれ変わります。
BNLS アルティメットには炎症を抑える成分が含まれており、腫れ・内出血などの副作用もほとんどなく、施術時間も10分前後と短いため、まぶたのお悩みを気軽に解消することができます。

BNLS アルティメットは、他の脂肪溶解注射と比較して脂肪溶解効果がマイルドなため、お腹や太ももなど脂肪の多い部位の場合、2回以上施術を受けなければ効果を実感できないことが多いです。
しかし、まぶたへの注射の場合、まぶたが分厚い方でも脂肪量が少ないため、1回の施術で効果を実感できることが多いです。

ただし、BNLS注射の効果は施術後すぐに現れるわけではありません。3~7日ほどかけて徐々に脂肪が減少していきます。

症例写真

Case1

  • BEFOREまぶたへの脂肪溶解注射before
  • AFTERまぶたへの脂肪溶解注射after

まぶたへのBNLS注射のリスク

内出血・腫れ・赤み・熱感

副作用はほとんどありませんが、まれに内出血・腫れ・赤み・熱感などの症状が出る場合があります。そのような症状が出たとしても、1週間以内に治まる場合がほとんどです。

仕上がりの不自然さ

未熟な医師が施術を行うと、まぶたの脂肪を取りすぎて顔のバランスが不自然になったり、左右差が大きく出てしまう可能性があります。TCBには、確かな技術を持つ優秀なドクターが多数在籍しておりますので、安心して施術をお受けいただけます。

「まぶたの脂肪取り」との違いは?

「まぶたの脂肪取り」とは

まぶたの脂肪取り

BNLS アルティメットと同様に「まぶたの脂肪取り」でも余分なまぶたの脂肪を除去することができます。
TCBで行っている「まぶたの脂肪取り」は、まぶたに2mm程度の小さな穴を開け、その穴からまぶたの脂肪(眼窩脂肪)をピンセットのようなもので取り出す治療です。まぶたへのBNLS注射と同様、施術時間・ダウンタイムが短い治療ですが、まぶたの脂肪取りは「二重埋没法」と同時に行うことが多いです。

二重埋没法はまぶたを糸で固定して二重ラインを作るため、まぶたが分厚い方は糸が取れやすく、二重ラインが安定しにくくなります。そのため、まぶたが分厚い方は、まぶたを切開して二重ラインを作る「切開法」が勧められるケースが多いです。
しかし、まぶたが脂肪で分厚くなっている方でも、「まぶたの脂肪取り」によって余分な脂肪を除去することで、まぶたがスッキリとして、埋没法でも美しい二重ラインを手に入れることができます。

まぶたの脂肪取り

どの施術が最適?

どの施術が最適?

「まぶたの脂肪取り」は、「眼窩脂肪」によってまぶたが腫れぼったくなっている方に適しています。
一方、BNLS アルティメットは、まぶたの分厚さの原因が「ルーフ(隔膜前脂肪)」の方の治療に向いています。

ルーフ・眼窩脂肪

ただし、まぶたが腫れぼったくなっている原因がどの脂肪なのか、あるいはそれ以外の原因なのかを患者様がご自身で判断するのは難しいです。まぶたの重さや腫れぼったさにお悩みの方は、一度医師に診てもらうことをおすすめします。

まとめ

まぶたが腫れぼったく(重く)見える原因は、「まぶたの脂肪(眼窩脂肪・ルーフ)」「まぶたの皮膚のたるみ」「眼瞼下垂」などに分けることができますが、ルーフという脂肪が原因の場合、まぶたへの脂肪溶解注射(BNLS注射)で改善されると考えられます。

ただし、まぶたを重たくしている原因をご自身で見極めるのは難しいです。
まぶたの分厚さ・重たさ・腫れぼったさにお悩みの方は、一度TCBの無料カウンセリングにお越しください。まぶたの治療に精通した医師が、患者様にとって最適な治療方法をご提案します。
TCBの施術で、スッキリとした美しい目元を手に入れてみませんか?

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このQAを監修したドクター

樅山 真紀

大宮西口院 院長

樅山 真紀

形成外科医としての豊富な臨床経験に裏打ちされた高い技術力で、TCBの「特別指導医」に認定されている敏腕ドクター
日本形成外科学会 専門医・皮膚腫瘍外科分野指導医、日本形成外科手術手技学会 会員

経歴
2003年
福島県立医科大学 形成外科
2010年
日本形成外科学会 専門医 取得
2010年
寿泉堂綜合病院 形成外科 科長
2012年
福島県立医科大学 形成外科学講座 助手
2017年
東京中央美容外科
2018年
東京中央美容外科 福島院 院長
2018年
東京中央美容外科 郡山院 院長
2020年
東京中央美容外科 大宮東口院 院長
2021年
東京中央美容外科 郡山院 院長
2022年
東京中央美容外科 大宮東口院 院長
2023年
東京中央美容外科 大宮西口院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
日本形成外科手術手技学会 正会員
日本マイクロサージャリー学会 正会員
日本創傷外科学会 専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会 正会員

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