小説は書けば書くほどいい?その罠にハマった鳩
日課としての小説の投稿を済ませると充実感を得られる。
基本的には数にして1000字ちょっとを2本、自分は書くのは苦痛にならない質なので空き時間があると数本更新することもある。
それで文字数だけがやたらめったら増えていくのだが、最近あることに気づいた。
それは「これ書くことはできるけど、別に文章力はアップしてなくね?」ということである。
思えば学生時代もそんな感じで、長文を出せばいい点数をもらえると思っていた。つまりは質よりも文章量。
アウトプットだけすればいいという感じで肝心の中身はおざなりになっていたのだ。
私は誕生日プレゼント(鳩の日)に小説の書き方の本をいただいた。
その中身を読んでみると「単なる説明文では読者がついてこない」と書かれていた。
衝撃だった。確かに自分の文章を読んでみると、それは単なる筋書きでしかない。
いつもやっている腐女子大学過去問の延長上
※ちなみに腐女子大学過去問はここで発売中!買ってね
自分はこういう作品を書きたいという前提があって、そのためにキャラをただ動かしている感じ、なんかキャラが活き活きとしていない。作者が上にいて人形遊びをしているのに読者が付き合わされている風。
それにとにかく内面描写というのも苦手である。
キャラクターの心情なにそれ美味しいの?と何も描かなかったり、逆に過剰に説明したりして「この人はこの時こう思いました」と解説文章っぽくなってしまう。
さらに情景描写は大の苦手で色の名前とか天候とか知らないし微妙な心境の変化であるとか風景を描くことが全くと言っていいほどできない。
あれ…これって文章力がないってことじゃない!?
「前に読まれる文章は?」と聞いたことがあって文章力は二の次ですべては内容なんて言われたけれど、その内容の面白さ(自分では面白いと思い込んでいる)が文章力がないせいで伝わらないのだ。
それに文章のリズムも気になってくる。
○○た。○○た。〇〇た。みたいな途切れ途切れの平坦な文章が続いて、あんたがたどこさを聞いている気分になってくる。小説を読んだ時に現れる、ある程度まとまった二三行の文章というのも苦手なのだ。
なので文章の練習をしようと思った。
まずは他人の文章を真似ることである。
なのでフォロワーが優れていると思った文章を募集してみることにする。
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!