「言葉にすれば」(混声四部合唱)は平成19年度NHKコンクールの高等学校の課題曲です。ゴスペラーズ・松下耕共同製作として発表されました。私は、この年に昼休み合唱団で取り組みました。後半少し音が難しいところはありますが、全体的には、音も比較的取りやすく、生徒もたいへん気に入りました。私は、この曲の雰囲気を出すために、ゴスペラーズがテレビで歌った演奏やNHK全国学校音楽コンクール全国大会の高校生の演奏を聞いたりして、イメージを膨らませました。この演奏は、第24回中学生公開授業研究会でも発表し、「熱く響け!スクールコーラス渡瀬昌治の合唱指導」(DVD)にも載せて頂きました。

 松下耕氏指導の言葉 「授業合唱エチュード」(DVD)より
・「『ポップス』の曲は楽しく」
・「歌うときにはその曲の顔になる」
・「曲に合わせた歌う姿勢を学ぶ」
・「姿勢を変えるだけで声にツヤがででくる」
・「『Ooh』は深い『ウ』で歌う」
・「パートごとお互いに意識して歌う」
・「合唱は各パートのコミニューケーションが大切」
・「語尾を歌いきる」
・「ビートは横に感じる」
・「『かたりつくせぬおもい』は音色プラス言葉を明瞭に」
・「ベースの動きはひとつひとつハッキリと歌う」
・「『Yu』の発音について」
・「『おわることのない』の発音をハッキリ、テンションを上げて歌
  う」
・「『mp』は凝縮した音で集中度の高い声で歌う」
・「凝縮した音がPである」
・「集中度の高い音を出す」
・「4声が初めてそろう歌い方」
・「ひとつ一つの音をハッキリする」
・「『聞かせて』の協調した歌い方
・「『みらいのじぶんへと』『とびらをひらこうか』『かさなるもの
  がたり』がしりとりになっている」
・「ゴスペラーズ『言葉にすれば』の作曲家安岡優さんの紹介」
・「『さあ聞こえてくる今すぐ新たな未来がめぐり逢う』の歌詞のイメージを膨らませる」
・「『めぐり逢う』は希望に満ちた顔で歌う」

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