【26日夜の部】Sound Horizonメジャーデビュー10周年ファンクラブ祝賀祭レポート | 夜空~月のゆりかご~

夜空~月のゆりかご~

★Revo陛下の物語音楽への感動を心のエネルギーに変え明日へ向かって駆け廻る ★d(ゝc_,・*)

テーマ:

2014年10月26日(日) 

開場 18:30

開演 19:00


【セットリスト】

ALEXさんの前説

♪よだかの星

MC①

♪澪音の世界

MC②

♪紅蓮の弓矢

MC③

♪Mother

MC④(メンバー紹介)

SH10年の軌跡映像(25分)

MC⑤

フレーズアンケート結果発表

公開インタビューコーナー(さやわかさん)

♪栄光の移動王国-The Glory Kingdom-(Interview with Noël)



【ALEXさんの前説】

注意事項等は26日昼の部と同じです。違った部分や書いていなかったことを上げると。

『SHもメジャーデビュー10周年、10年前の2004年は千円札が野口英世さん、五千円札が樋口一葉さんに新紙幣が発行された年です。

SHKのk(キングダム)にはRevo国王陛下の肖像が描かれているのでしょうか?もし新紙幣が発行されるなら是非私の肖像を1,000k札に描いてもらえますか?「何言ってるんだあいつは!(声色を変えて)」怒られちゃった。

渋谷公会堂も来年には建て替えのため壊されてしまいます。渋谷公会堂に来るまで有り得ないほど迷ってしまいました。なぜあそこであの道を曲がっちゃったんだろう?ここまで来るのに長く辛い道程でした。』


シンクロライトリストバンドについて

『妖怪を召喚する機能は搭載されておりません。』


バニオン君のラブリーな動きに魅了されました。バニオン君は開場してから、通路に出没してました。目撃談多数。



前説後しばらくすると、26日昼の部と同じく二階上手側にインタビュアー3人とRevoPが登場!悲鳴とざわめきに包まれる渋谷公会堂。


暗転


♪よだかの星

映像は26日昼の部と同じ。

夜の部は二階席だったので、全体の様子がよく見渡せるのが、昼と違って良かった部分です。ステージもですが、ローランの動きも含めて見ることが好きなので、実は後ろのほうが好きだったりします。腕を振るのもピッタリ合ってるのがすごく気持ち良いです。

《燻っていた過去の自分》(きのう)なんて振り切る~♪のとこを涙なんて振り切る~♪って歌っていましたが、ライブ中ってそんなに気にならないというか、それでも良いって気持ちになるんですよ。というフォロー。



MC①


Noël『こんばんは、俺達VANISHINGSTARLIGHTですッ!』

ジャッジャーーーーン♪


Noël『本日二回目のオープニングアクト、君たちも追いついてこいよ、俺たちは準備万端だ、最初から全力で行こうぜ!』


Noël『お前らアレだろ?ローリンって言うんだろ?・・・そういうボケを昼間も言ってたんだよ、ローランだろ?初対面だと思うけど親しみを込めて俺もローランって呼んでいいか?OKローラン全力で行くぞッ!!』


Noël『SHメジャーデビュー10周年を祝してElysion 楽園への前奏曲からバニスタバージョンで一曲お届けしたいと思います。この曲をお届けしちゃいます・・・クソ澪音の世界ッ!』


♪澪音の世界


昼の部との違いは『゛クソ″澪音の世界』


「さーんほらーい」のコール&レスポンスも同じくありましたが、声の出し方がハンパなかったです。声が枯れてもいいってくらい全力でした。

メロイックサインもされてて、ローランもそれに応えるようにメロイックサインにして腕を振りまくっていました。


MC②


Noël『スゲェな俺のライブでこんなに人が入ったこと見たことねーや、3人とかだぜッ?こんなに広いんだな《シブハジンコウハムカイドウ》?広いぜッ!ケータリングでハムがあると思ったらねーの、まあ市蔵でハムカツ食ってるからいいやッ!』


Noël『今日はもっと君たちが喜びそうな曲をやりてぇと思ってる。もう一個別のグループでやってるじゃないか?それでイベント出たりTV出たりして調子に乗ってるらしいじゃん?だから今日は俺のほうが上手くキメれるぜッ!LHの曲から紅蓮の弓矢ッ!』


♪紅蓮の弓矢

スクリーンにはMVに出てきたような壁の映像。

《心臓を捧げよ》もキマっていました。

ライトによって渋谷公会堂を赤く染め上げ『イエェェェガァァァ!!!』『《あの日の少年》』で一瞬白になり、『←冥府の弓矢-《《』で紫に変わっていました。

間奏で今までなら低めのハイキックでしたが側転を披露し、ラストにハンドスプリングでキメてくれました。



MC③


Noël『俺のほうが歌うまいし動ける。いつかあいつのポジションを奪って引退させたい・・・っというのは冗談。なんとかの巨人が盛り上がってるらしいんだ、スゲェ面白そうなのに俺の世界にはナイッ!でもグラサンが貸してくれるって』

多少ハァハァと息切れしてるように見えましたが、強気なノンたんが可愛かったです。


Noël『俺が連れてきたメンバーじゃいけどさ、グラサンが集めたメンバーなんだけどさ、こいつらで良かったよ、全員スゲェ上手いしさ、イケメンぞろいでヤベェなこっちの世界ッ!俺の世界も負けてらんねぇ!』


メンバー1人づつ自分の楽器を披露します。

そして、ドラムソロから次の曲へ・・・

メモ帳にシャララマンと書いてるので、ウィンドチャイム先輩が活躍♪


♪Mother

振り付けで十字にきるものがあったり、蝶が手や肩に留まるような感じのものがあったように思います。もしかしたら、後から映像化するときにCGが入ったりするのかもしれません。

とても綺麗な曲にも感じるのですが、そこにNoëlのRockが加わることで、破壊的なまでの反抗心が生まれて、心がLibertyを求めるように激しく熱くなる楽曲だと感じています。


MC④メンバー紹介

ALEXさん登場

バニスタのメンバー全員ステージの中央に集まって一言づつ挨拶されていきました。


JUN-JI『渋谷!!お前ら最高!!』

YUK『VANISHINGSTARLIGHTのYUKIです、知ってる?知ってる?一回ゆーてみたかったん。ありがとうございました。』

IKUO『初めましてベースのIKUOです、短い時間でしたが楽しかったです。ありがとうございました』

AKITO『皆さんこんばんは、キーボードのAKITOです。みなさんの前で演奏できて光栄です。ありがとうございました。』

Leda『渋谷!!元気か!!ここでギターが弾けて嬉しかったです。』

Noël『シブハー!!!Noëlでした。』



ALEXさんにそれだけですか?もっとみんなに何か言ってくださいと言われると。


Noël『言いたいことは全部歌に込めた、受け止めるかはお前ら次第だぜッ!』 (※イケメンかっ!)



RevoPを挑発するような発言とALEXさんが言うと、二階席で見ているという話になり、スクリーンにRevoPとインタビュアー3人が撮されます。


Noël『あいつけっこう良い奴でさ、俺みたいな若輩者が生意気な口聞いててもさ赦してくれるんだよな』


ALEX『私は今までそのような経験はなかったような、一緒に仕事をさせていただくと、けっこう・・・(笑)ノエルさんとは違うのかもしれませんね?』(※ALEXさん怖いも知らずな発言でハラハラ)


Noël『裏表あるのかもなあいつ、俺のこと好きなんじゃねぇの?』


ALEX『プロデュースするくらいですから』


Noël『其の辺は掘り下げるのやめとこうぜ!気持ちわりぃ(笑)』



インタビュアー3人紹介

Noël『HEAVY EDGE!渋川鋭士!どうだ鋭士?シビレサンダー?』

ダブルメロイックサインをビシッ!とキメる鋭士


Noël『V-ROCK HEAVEN!マリィマリィ!いつもよりブリブリに乗ってるぜ!ありがとうマリィ楽しかったか?』

投げキッスしたり虫歯ポーズをしたりと可憐なマリィマリィ

楽しかった?と聞かれると大きな丸を両手で作ってました。ひょうきん族の懺悔室での神様のマル。(※こう見えて私は君より✖✖歳ばかり年長者なのだよ)


Noël『SOUND AROUND!山口一!どうだい山さん俺のはr(噛む)晴姿!バッチグーいただきました。』

ヤマさんサムズアップしてるのダンディ


Noël『もう知ってると思うけど紹介しとくかRevoプロデューサーです。こんな俺だけどプロデュースしてくれるかい?』

手を振ったりとニヤニヤ顔のRevoPもサムズアップ(※右手中指に指輪をしている(笑))

Noël『みんな後で楽屋にきてくれ!』


インタビュアー3人はどうやってこちらの世界に来たのか聞かれると。

Noël『たぶん、あの酷いやりかたで、何アレ?あいつらもバビュンときたんだと思うよ』


次のコーナーに移るためバニスタメンバーははけます。去り際Noëlが

『今度はお前らがこっちの世界に来いよ!』と嬉しいことを言ってくれました。

(※どうやって行くんだろう・・・金属バットは嫌だ…)



【SH10年の軌跡映像】

戴冠式の時の映像はRomanのDVDを持っているので、何度か観たので最近観てなかったな~とか思っていました。

SHMでの等身大Revo陛下人形の写真が映った時に、あの頃はまだ私はローランな友人もさほどおらず、ソロ活動をしていた頃で、常に1人で行動してた頃で、それはそれで楽だった部分もあるのですが、出会いによってその考え方も変化をもたらして、今では掛け替えのない友人になっていると想えるまでになっています。みんなで楽しむ喜びを知ると独りが寂しくなるものです。

浜名湖のバスツアーでの箒でスイング練習してすっぽ抜けるとこや、大砲?ロケットランチャー?みたいなのぶっぱなす時の奇声が個人的にツボに入ってます。素の声っておもしr…可愛いですよね。

白樺での晩餐会も楽しかったな~とかね、食事している時にカメラを持っているスタッフさんがいて、実は別室でその様子をRevoさんが見ていたというのを知らされてビビった思い出(笑)生中継されてると思わないじゃない(笑)

白樺のバスのビデオメッセージでアルバム完成しましたビシっ!とキメてたけど、実は完成していなかったという事実を晩餐会の時に言われたのを思い出しました(笑)写真撮影でローランたちに完成おめでとうと言われまくっていたのを思い出して腹筋痛い(笑)この時にRevoさん一言もありがとうって返してなかったので、私はそれでまだ出来てないんだなって察していました。

代々木体育館での光と闇の童話で桜庭さんが鍵盤を軽やかに弾いているのを観て、後にLHでも鍵盤を弾くというよりも叩いてるように演奏するっようになるのに腹筋痛い(笑)

ハロパの映像でケイトの『おやすみ』のあとに渋谷公会堂にいるローランも『レニー』と応えるのもジーンとくる瞬間でした。

過去を旅しながらよだかの星のMVで現代に戻ってきたようなタイムスリップのような感覚がありました。走馬灯とも言うかもしれませんが、生きているので現実だ!


MC⑤

ALEXさん登場

陛下コール


♪ファンファーレ


下手側より登場し、側転を披露

Revo『片手側転くらい出来るも~ん』



ノンたんがさっきRevoさんより動けると言ってたのを意識しての発言で、ノッちが言いたい放題だったけど何かムッとしたりしないかと聞かれると。


Revo『そういうとこが可愛いんだけどね、ワンちゃんでキャンキャン言うのいるじゃない?アレはアレで可愛いんだよね、よしよしよしよってムツゴウロウさんの気持ちが分かるね』


動物をよしよしするジェスチャーをするのがムツゴロウさんでした(笑)実際に動物とか子供とか本当に好きなんでしょうね、めっちゃあまあまに可愛がりそうですもの♪



映像について


Revo『バスツアーのさ、人が噛んだのをいつまでもリフレインされて、君たちがウケるからさ、15周年も20周年でもテッパンだと思って映像スタッフが入れちゃうんだよ。僕がすごく流暢に喋ってもそれはエンタメになるんだよ、噛んだら噛んだでまた噛んだのかよって、どう転んでもエンタメにしたい、全身全霊で君たちを楽しませたい。笑ってくれてもかまわない』


小芝居

ALEXとの息もどんどん合っていくと話されて、いつもお世話になっていますというALEXにRevoさんがエアー贈り物をすると、開けて吃驚するというのがさらっとあって、二人で肩を組んだりと仲良しでした。



フレーズアンケート結果発表

椅子と机が用意されると、ステージ前方にあるモニターの上に座るRevoさん。小ボケをさらっとして椅子に座られます。


Revo『神のみぞ知るアンケート結果になっております』



【面白いフレーズ】


1位 根こそぎ→掘り出せ←『第七の衝動』は唄う 《金鉱脈大盤振る舞い》だよっ!全員集合っ!《49年組》!



2位 ついた徒名は「クリス・マスオ(笑)」



3位 オープニングアクトとして出演しないか?――と《何だかんだ悪態つきつつも尊敬してるプロデューサー》に言われてる……


●10位~4位について『絵面からして面白い、なんとなく空気感で分かってください。縦書きのとか、あきらかに謎の森の木の絵とかあります。あとで会報に載ると思います。』


●3位について『随分簡単に略しちゃったよね、グラサン好きなんだろうね、あいつもかければいいのにね』


●2位について『くりすてんますおかっこわらい』


●1位について『創りながら思ってたのは若い人には伝わらない、でもね若い人に分からないとか言われるけど、なんでもかんでも自分に合わせてもらえると甘えたらあかんよ。君が生まる前から世界はあるんだよ。紀元前のとかもあるんだよ、知ってる知らないは必要ないな、色々面白いものブチ込むから自分たちで勉強してください。逆に誰でも知ってることを言ってもつまんないだろうし、敢えて気にしていません。気になることがあったら調べてみてください、そうすると世界が広がります。』



【カッコいいフレーズ】


1位 運命は残酷だされど彼女を怖れるな女神が戦わぬ者に 微笑むことなど決してないのだから


2位 人間は皆運命の哀しい奴隷だというのにその奴隷が 奴隷を買うなど笑えぬ喜劇だ



3位 死んでもいい生きてるなら燃えてやれ!


●10位~4位について『 君ニ今、敢エテ問オウ——って言葉だけじゃなくて、その背景があってこそ生きていく言葉なんだと思います。』


●3位について『食い込んで来ましたね新曲が』


●2位について『けっこうMoira勢ががんばってる。どのアルバムでも闘うというのがあって、その中でもMoiraは過酷でみなさんに響いたんだと思います。』


●1位について『レオンティウス王子バージョンですね。まあ一生懸命頑張っていきましょうって感じで、最初から諦めてたらチャンスはやってこないぞ。これをギリシャ古典やいろんなものを踏まえつつ世界観を創ったらこうなります。

これを現代の言葉にすると宝くじは買わないと当たらないです。これが物語音楽の世界観と言うモノです』


【美しいフレーズ】



1位 0302・0101・1001・0304・0502・0105・0501・0902・0501・0301・0102



2位 天使が抱いた窓枠の画布...ねぇ...その風景画...綺麗かしら?



3位 地に堕ちるその刻まで月光のように 羽ばたいてみせよう…


●3位について 『月光』のイントネーションが『月↑光↓』でざわついたのですが、『良い良い、歌だから』という(笑)


●2位について『名前のアピール感。カラオケで歌うときは気をつけてください。』


●1位について『なかなか衝撃的な絵なんですよね。こういうのを解読してサウンドホライズン博士が美しいと言ったりしてね、Revoこれ美しいって言ってくれてるんだよ。確かこれ、しあわせになったらいいのな~って、君たちにもそうなってほしい。』


【感動するフレーズ】


1位 0302・0101・1001・0304・0502・0105・0501・0902・0501・0301・0102


2位 アナタが今生きて0102る――それが『私が生きた物語の証』



3位 後悔などしていないわ 嗚呼 これが 私の人生


●10位~4位について『この絵面に感動しました。Roman勢が泣きポイント多いよねって殆どRomanじゃん』


●3位について『後悔などしていないわ 嗚呼 これが 私の人生 みつを。シンプルだけど力強い』


●2位について『アナタが今生きて0102る――それが『私が生きた物語の証 みつを。』


●1位について『二冠達成。11文字でシンプルなんですが、でも普遍的な世界観で、いつの時代もどこの国でも通じるものがあるんですよね。母が子を想う気持ち、人が人に対して想う気持ちは美しいなと思っての1位なんだと思います。』


【なぜか分からないけど好きなフレーズ】


1位 何となく 幸せな 《第一の追憶》もあったけれど結局 人生なんてロクなもんじゃねえ


2位 こう見えて…僕は…君より一桁ばかり年長者なのだよ……


3位 栄光あれ!嗚呼…栄光あれ!地平を駆け巡る我らの移動王国に!


●10位~4位について『オイ!クソババがなぜ好きかもわからないくらい好きなんだろうね』


●3位について『愛国心に振り回され始めてるのかな?おかしいこんな宗教みたいなのヤダ~なのに歌うとなんでこんなに胸が熱くなるの!それが愛国心です。』


●2位について『なんでか分からず好きらしけど、こっちもなんでか分からないよ!一桁でこんなに好きなんだったら二桁だともっと好きになる?』


●1位について『ロクなもんじゃねえ』を歌ってくれて、この後は歌わなくても良いから声を張ってもいいからとシャウトシャウト!!!すごかった!ロックだった!!ロクなもんじゃねえのロクとRockってことだと思います。


✩公開インタビューコーナー(さやわかさん)


さやかかさんに『まことにおめでとうございます』と言われるとRevoさんも『まことにありがとうございます』と深々とお辞儀を返されていました。



パンフレットのインタビュー内容を元にトークを進行していきます。


《SHが内包する多様性》


Revo『いっさい台本のないトーク、まさにトークライブ!』


さやわかさん『物語性について語ってくださいと言われたが、物語音楽と名乗って創っているご本人を目の前に、熱心に聞き込んで様々な解釈を繰り広げてるローラン諸氏の前で、SHの音楽は物語があってなんて言えないですよ。かなりの重圧を感じます』


Revo『この人たちこう見えて意地が悪いんですよ。そういうのも楽しむんですよ』

(※好きな人ほどいじめたい子供心なツンデレです)


さやわかさん『SHの何が面白かったか、全てのリスナーの解釈の自由なところが面白かった。インタビューをさせてもらった時にも解釈は自由なのかと聞くと『勿論です』と、そこが素晴らしい。物語があるというだけじゃなくて、その中に色んな解釈があり、他の地平線とリンクしているのかしていないのかというのあって、次々と重なるというのがあって、Revoさんはそこを重視しているのか考えて良いんですよね?』


Revo『してます(笑)そういうのやめてください違いますは言いません』


さやわかさん『そういう解釈の幅を求めているところが昔から好きです。Revoさんはローランの皆さんに優しく語りかけるんですよね』


さやわかさんは白樺でのファンクラブツアーに同行されて、そこで初めてお話を伺う機会が持てたと話されていました。

(※友人談 クイックジャパンの取材陣テーブルでカレー美味い美味いと食べていたさやわかさんが印象に残っていたそうです。白樺ではカレーは三種類用意されてて、Revoさんカレーどんだけ好きなんだとか思っていました)


このファンクラブイベントに参加したことによって、ライターとして今、こういうことをしなくてはいけないという想いになったそうです。


Revo『僕のテンションの上がる記事を書いてくれるんですよ。知らないなら知らなくて構わないんだぜ、勝手に進行していく!といったね』


さやわかさん『知っているというのもあるけど、まだまだ知らないという気持ちにしたい。常に先に進んで行かれるところを表現したかったんです』


Revo『今回のパンフレットにも彼のインタビューもあるので、買ってない人は買って読んでもらいた。面白いし為になる。押し付けるのもアレなんだけど、本当に為になると思うよ』


さやわかさんは小難しく書いていくことと、聞いた事がない人に届けたいのと、ローランの皆さんにも喜んでもらいたいのと、Revoさんのチャーミングなところを表現したいそうです。


Revo『柔軟であろうとはしています。エンタメってカッコイイとか美しいとか面白いとか、どれか一個でも価値がある。それで愉しますことはできるけど、ひとつだけだと僕がつまんない。突き詰めれば、楽しいだけや哀しいだけじゃなくて色んなモノがあって、すごくカッコイイことをするんだったら同時にすごく間抜けなこともやらないと、唯カッコイイだけのモノになって僕のやりたいこととは違うんです』


リスナーにどこが刺さってもいい?


Revo『刺さらない人はどうやっても刺さらないだろうから、何かが刺さったのなら、おいで底なし沼だよ。この辺かなって入ったらグワッと浸かっちゃう(笑)』


二人で手をあげて溺れるマネをしていたりと、底なし沼の恐ろしさを体で表現されていました(笑)

よだかの星のMVでノエノエが沼に超ダイブするように、このSH沼に落ちて、今ではこの沼が快適な住処になってしまっているありさま(笑)


Revo『何か好きだと追いかけたくなって、掘っていけばドンドン面白いモノが出てきて、皆さんが入ってきてくれたら、色んな方法で楽しませようとします』


(※SH沼が底なし沼になっているのは現在進行形でRevoさんが至る所を掘りまくってるから!)


さやわかさん『物語の中に多様性が内包されているのはそういうところで、裏側にはいくらでも掘る部分があり、掘り進んでいくと繋がっている部分があったり、別れている部分があったり、それをどう思うかの自由性がある。ポップスの自由性とRockの自由性の両方を持っている音楽なんだと、マイケル・ジャクソンと比較しながら取り上げたりもしました』


Revo『新しいキングオブポップの肖像ですね。あの時は髪型もマイケルっぽくぐりんぐりんとしてたからね。本当に良い記事でした』


さやわかさんはこの記事を書いた時にやりきった感もあり、読んで欲しいとなったそうです。クイックジャパンはまだ書籍で扱っているので本屋さんでも買うことができるので良ければ買ってくださいとまごう事なき宣伝をされていました。私も持っているので、祝賀祭から帰った日に読み返していました。文章によって盛り上がってくるのが分かります。


Revo『物語音楽と分かりやすく言ってるんですが、枠をはみ出しているのがSHらしさなのですが、音楽のジャンルとしては何か変で、Rockとかジャズとはテイストが違いすぎて、分かりやすくこれだよって言える新しい呼び名があれば、これからそう呼んでいってもいいかなという無茶ぶり。次にお会いする時までの宿題です。

今後、僕みたいな音楽をやりたいという人が出てきて、なんという名のジャンルの棚に置かれるかってなるので、ライターさんのお力をお借りしたい』


ライターさんとのトークはここまでで、後はRevoさんだけ残って〆のお話です。


Revo『僕とローラン皆で椅子取りゲームとかやる?フルーツバスケットとか面白いね。嘘でーす(笑)』


(※2000人以上いる渋谷公会堂でフルーツバスケットをするのは狂気しか感じません(笑))


Revo『多様性は意外なことではなくて、僕の目指してるものでもある、欲張りなんだろうね。君たちが楽しいって思うことよりもっと楽しくしたい。これ以上の楽しさを超えられないというのもあって、もっと別の楽しいをドンドン入れていきたい。

引き算もああるけど、掘っていくと例えばLHのように別の作品に出会えたり、実際の歴史に行き当たることもあるし、地球の生い立ちに関わってくることもある。今、音楽にしているモノもしていないモノもいっぱいある。文学や歴史は音楽にしやすくて、もっと理系のアプローチがあったり、ボクサーが闘ってどうやって勝っていたのか、パンチをどうかわして、そこにどんな感情があったのかって、そう言ってるけどまだ創っていません。料理をどの手順で作ってどれくらい炒めるのが良いのか、狐色になったとき、そうだそこで上げるんだというのが作品になったり、音楽って色んなことができるんだ。

大変だけど物語音楽って色んなことができる。才能みたいなものも問われるけど、努力をすれば他の物で表現できるものは音楽でも表現できるんだ、出来ないのは力が足りないというだけであって、音楽は何でもできるという確信を持っている。力をもっと付けて音楽の楽しさを伝えていきたい。15周年20周年とよければ今後も応援してください。』


深々と礼をされます。


Revo『ありがとうございます。嬉しい楽しい10周年です。でも本番は明日からだぜ!イベントの内容はまだもうちょっと内緒にしよう、命令でもお願いでもありません。ローランを仲間だと想ってる、仲間はこれだけじゃない、明日参加するローランも仲間なんだぜ!』


(※仲間と言ってくれたことが素直に嬉しいです。あと箝口令などではなく、内緒にしようという言葉にも嬉しいと感じました)



暗転

Revo『行くぞ!リオン!ポニー!バニー!』


ステージにあった凱旋門が音と共に組み上げれて行きます。




♪栄光の移動王国-The Glory Kingdom-(Interview with Noël)


昼の部と流れは同じですが、バニスタメンバーが現れて、仲良さそうにしているのにもグッときました。RevoPとノエルの二人が並ぶ夢のような現実にに感涙&感涙で目の前がぼやけました。