この記事は Jennifer Anderson, General Manager, Google Maps Platform による Google Cloud Blog の記事 "Going beyond the map: Introducing Environment APIs" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : この投稿は、世界規模で開催されるインスピレーション、イノベーション、教育に関する展示会「Next '23」から Google Maps Platform に関する最新のニュースをお伝えするシリーズの一部です。Google Maps Platform の新機能の詳細は、8 月 30 日の午前 11 時から 11 時 45 分(米国太平洋夏時間)に行われた「Google Maps Platform の新機能」のセッションでもご覧いただけます。



この記事は Jennifer Anderson, General Manager, Google Maps Platform による Google Cloud Blog の記事 "Going beyond the map: Introducing Environment APIs" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : この投稿は、世界規模で開催されるインスピレーション、イノベーション、教育に関する展示会「Next '23」から Google Maps Platform に関する最新のニュースをお伝えするシリーズの一部です。Google Maps Platform の新機能の詳細は、8 月 30 日の午前 11 時から 11 時 45 分(米国太平洋夏時間)に行われた「Google Maps Platform の新機能」のセッションでもご覧いただけます。


環境に関して言えば、今は、世代の問題点を明確にし、来るべき世代に影響を与えるべき重要な時期です。環境への影響を軽減する努力を続けることが、これまで以上に重要になっています。私たちが力を合わせれば、より多くの成果が得られます。Google は長年にわたり、地図にできることを進化させてきました。現在は、デベロッパーが Google Maps Platform でできることを拡大し、サステナブルな未来への道を開くエクスペリエンスを構築しています。このたび、Google Maps Platform は、Google Cloud Next '23 に先立ち、新しい Environment API 群(Solar、Air Quality、Pollen)を公開しました。これらの API を使用すると、デベロッパーは絶えず変化する世界をより深く理解できるようになるため、新しいサステナビリティ ツールを作成して、行動につながる分析情報を共有し、環境の新しい現実に適応するよう人々に働きかけられるようになります。



太陽光発電の導入と設置の拡大


温室効果ガスの排出量を削減し、エネルギー不安を軽減するには、クリーンな代替エネルギーが不可欠です。太陽光発電の導入と展開を促進するため、Google は Solar API をリリースしました。太陽光発電の設置を決定する際に必要となる情報を、太陽光発電会社が住宅所有者に提供できるようにすることが、その目的です。Solar API は、Google Earth の画像を利用して太陽光発電による節電量を消費者向けに個別に試算できる Project Sunroof の基盤の上に構築されています。Google は AI を活用してこれらの機能を拡張し、一般公開されている LIDAR データや衛星由来の 3D モデルよりも正確なデータと分析情報を提供します。

Solar API には、あらゆる種類の太陽光発電会社が太陽光発電の実現可能性と設計に取り組む際に役立つ 2 つの異なる機能があります。Building Insights は、建物の日照量や、エネルギー効率に最も優れた太陽光発電アレイなど、太陽光発電の実行可能性について分析情報を迅速に提供します。Data Layers は、システムのパフォーマンスに影響を与える可能性のある日陰や、屋根のデジタル表層モデル (DSM) など、太陽光発電システムの設計を容易にする詳細な分析情報を提供します。

日本を含む 40 か国以上、3 億 2,000 万以上の建物で利用可能な Solar API は、太陽光発電会社が太陽光発電の設置を進め、カーボンフリーの未来に貢献するために必要な情報を顧客に提供できるようにします。Solar API の詳細については、お知らせのブログ投稿をご覧ください。
平均的な 1 年間の屋根の日照と日陰を示す Solar API Data Layers エンドポイントからの月次フラックス画像


大気質と花粉のデータを使用して環境の変化を理解し、個人的な行動を促す

Air Quality API と Pollen API を使用すると、企業は気候変動と環境の変化についての理解を深めることができます。これにより、情報に基づいた選択や、改革の推奨、影響を軽減するための革新的なエクスペリエンスの構築に必要な情報が得られます。また、この情報を利用して、ユーザーがより多くの情報に基づいた意思決定を行えるようにすることもできます。

Air Quality API

Air Quality API を使用すると、企業は信頼性の高い大気質データにアクセスして、ヒートマップで汚染を可視化できます。また、汚染物質の詳細情報と推奨される対策を対象ユーザーに提供することもできます。

ニューヨーク市の現在の大気質の状態を、詳細な汚染物質とともに示した地図


大気汚染の高い流動性を考慮するため、Google は、政府の観測所、低コストのセンサー、気象データ、衛星、土地被覆、リアルタイムの交通情報など、複数のデータソースからの情報を組み合わせています。この手法では、1 つのデータソースが利用できなくなった場合でも情報を収集できます。Google は、毎時数テラバイトのデータを検証、整理し、地域に固有の信頼性の高い大気質情報を提供します。Air Quality API の詳細については、お知らせのブログ投稿をご覧ください。

Pollen API

Pollen API では、世界中の最も一般的なアレルゲンに関する最新の花粉情報にアクセスできます。Pollen API を使用することで、アレルギーの原因となる花粉にさらされるリスクを抑え、情報に基づいた意思決定を毎日適切に行えるようになります。また、気候が変化するなかで、より長く厳しくなるアレルギーの季節に適応できるようになります。この API は、局所的な花粉の飛散数や植物アレルゲンに関する詳細情報を提供します。ヒートマップによる可視化ができるほか、アレルギー患者が花粉への曝露を最小限にするための実用的なヒントも得られます。花粉と気候の関係を研究している組織や、ユーザーがより健康的な意思決定を行えるように支援したいと考えている企業は、データに基づいた分析情報が得られます。

花粉飛散量と植物アレルゲンに関する詳細情報を示すヒートマップによる可視化

Pollen API は、世界 65 か国以上の 1 平方キロメートル グリッドにおける花粉の季節性と 1 日あたりの量を計算するモデルを利用しています。また、最大 5 日間の予測、3 種類の植物、15 種類の植物種に対応します。このモデルは、土地被覆、気候データ、植物ごとの年間花粉生成量などのさまざまな入力情報を使用して、地域の花粉飛散量と曝露リスクに関する信頼性の高い予測値を提示します。Pollen API の詳細については、お知らせのブログ投稿をご覧ください。

Google Maps Platform を通じて、環境に関するその他の情報をデベロッパーに提供します。Google は、新しい環境データや、Photorealistic 3D Tiles(間もなくプレビュー版に移行)や Aerial View(一般提供中)などの臨場感あふれるエクスペリエンスを提供するプロダクトへのアクセスを可能にすることで、気候変動に対する革新的なソリューションをサポートする役割を果たしていきたいと考えています。環境データを 3D 画像に重ねて大気質や花粉の飛散量を可視化することは、これらのプロダクトが連携できる方法の一つにすぎません。皆で協力することで、より健康な地球への道を描くことができます。

Google の新しい Environment API 群の詳細については、8 月 30 日の午前 11 時から 11 時 45 分(米国太平洋夏時間)に行われた「Google Maps Platform の新機能」のセッションでもご覧いただけます。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer


この記事は Lisa Bos, Senior Product Manager at Cesium と Danbi Lee, Product Manager, Google Maps Platform による Google Cloud Blog の記事 "Commonly asked questions about our recently launched Photorealistic 3D Tiles" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
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この記事は Lisa Bos, Senior Product Manager at Cesium と Danbi Lee, Product Manager, Google Maps Platform による Google Cloud Blog の記事 "Commonly asked questions about our recently launched Photorealistic 3D Tiles" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : 5 月の I/O Photorealistic 3D Tiles の試験運用版をリリースして以来、デベロッパーの皆様の関心も高く、このプロダクトに関するデモも紹介されています。また、デベロッパーの皆様から多くのご質問が寄せられています。Cesium のシニア プロダクト マネージャーである Lisa Bos 氏とともに、デベロッパーの皆様から寄せられた最も一般的な質問を取り上げていきます。  


なぜ割り当てが低いのでしょうか?割り当てを上げてもらうことはできますか?

Danbi: Photorealistic 3D Tiles のような試験運用フェーズにある Google Maps Platform プロダクトでは、通常はプロジェクトあたりのデフォルトの 1 日の割り当てが低めに設定されています。このフェーズの間は、試験運用しているユースケースに基づいた、お客様からの反応を検証しています。一部のお客様についてはすでに個々のタイル リクエストの割り当て制限が制約になっていることがわかっており、この制限については次のリリース ステージであるプレビューに向けて適切な値となるように再検討しています。

無料で使用できますか?

Danbi: Photorealistic 3D Tiles のような試験運用フェーズにある Google Maps Platform プロダクトは、試験運用フェーズの間は無料でご利用いただけますが、上述のように割り当てが制限されています。このリリース フェーズの目的は、プロダクトのプレビュー版をリリースする前にデベロッパーの皆様からのフィードバックを収集することです。皆様からのフィードバック、デモ、ご質問、公開 Issue Tracker は非常に重要ですので、フィードバックをお待ちしております。

ただし、プレビュー期間は通常、プロダクトの料金情報を共有します。このリリース ステージの間、お客様への請求には 100% の割引が適用されます。請求先アカウントをすでに設定している場合、特に操作は必要ありません。お客様の API キーは引き続き機能します。これは、プレビュー版から一般提供に移行するまでに、お客様によるプロダクトと使用量の調整のための期間を設けるためです。

Lisa: デベロッパーの皆様は、Map Tiles API のセッションとリクエストを管理するための周到な戦略を適用したいとお考えでしょう。プレビュー リリース ステージの期間は、CesiumJS やその他の Cesium ランタイムを使用する際に実装の選択がデータ使用量にどのような影響を与えるかを把握できるよう、Cesium がガイダンスをご提供する予定です。提供可能になった時点で、コミュニティ フォーラムでお知らせいたします。

なぜ地図に権利帰属を表示する必要があるのですか?どのような権利帰属を表示する必要がありますか?

Danbi: Google は、たくさんのデベロッパーの方々がこのプロダクトを試験運用していることを大変喜ばしく思っています。また、適切な権利帰属表示が忘れられがちであることはよく理解しています。しかし、権利帰属表示は Google の利用規約および Map Tiles API ポリシーに明記されているもので、また一般に地図作成における標準的な慣行と考えられています。


ブランド権利帰属表示とデータ権利帰属表示の例

重要な権利帰属表示には、ブランド権利帰属表示とデータ権利帰属表示の 2 種類があります。ブランド権利帰属表示では、ビジュアライゼーションに地図や画像を表示するときは常に Google ロゴを表示する必要があります。データ権利帰属表示では、画像の提供元のデータ プロバイダを表示する必要があります。Google マップ アプリケーションを見るとおわかりのように、画像の提供元は Google および他のプロバイダです。ビジュアライゼーションでユーザーが地図上を移動すると、API はビューポートの内容に基づいて、更新されたデータ権利帰属文字列をレンダラに送信します。

権利帰属の表示方法に関するガイドラインをすべてのユースケースに適用できるわけではないことは承知しています。特に、標準または従来の「地図」のビジュアライゼーションとは異なる、映画のようなユーザー エクスペリエンスは権利帰属表示の影響を受けるため、適切でない場合もあります。このような問題に対処するために、Google は、プレビューに移行する際に代替の権利帰属表示方法に関する追加のガイダンスをご提供する予定です。

Lisa: Cesium の各ランタイム(CesiumJS、Cesium for Unity、Cesium for Unreal、Cesium for Omniverse)には、ロゴとデータの権利帰属を表示する方法が用意されています。CesiumJS を使用している場合は、ロゴの追加方法についてこちらをご覧ください。デフォルトでは、ロゴは左下に追加され、データ権利帰属リンクはその右側に表示されます。ロゴと権利帰属表示の配置と外観は、CSS を使用して変更できます。

ストリート レベルのジオメトリをさらに精緻にすることはできますか?

Danbi: 一般に、3D メッシュモデルの作成には、複数のステレオペア画像を使用した写真測量法によって手続き的に表現されます。メッシュモデル作成には全画素マッチングのような複雑な計算が行われますが、それでも歩行者目線での実世界のモデリングの精度は若干低くなります。たとえば、駐車中の車や日除けがメッシュに溶け込んだり、樹木が浮遊物体としてモデリングされる場合があります。Photorealistic 3D Tiles の改善方法に関するフィードバックをお待ちしています。

精密な測量に使用できますか?標高情報やその他の属性を取得できますか?

Danbi: 現時点で Photorealistic 3D Tiles は「測量グレード」であるとは考えられていません。このプロダクトの本来の目的は、空間分析やモデル測定をサポートすることではなく、臨場感あふれるビジュアライゼーションを実現することです。また、3D 画像からプログラマティックに測定値(高さ、距離、標高など)を読み込んで記録することは派生物と見なされ、禁止されていることにもご注意ください。詳しくは、Google の利用規約に加えて、コンテンツのプリフェッチ、キャッシュ保存、保存に関するポリシーのページをお読みください。このページに、Google の画像データに基づく「画像解析、機械による解釈、オブジェクトの検出 / 識別、地理データの抽出または再販、上述のいずれかを含むオフラインでの使用」は許可されていないと明記されています。

Lisa: デベロッパーの皆様は Cesium を使用して Photorealistic 3D Tiles の現行リリースを他のデータと組み合わせることで、Danbi 氏が上述したようないくつかのユースケースに対応できます。この例では、Photorealistic 3D Tiles によって提供されるコンテキストで精度の高い建築物モデルが可視化されています。お客様自身のメタデータを Cesium アプリに追加して可視化することもできます。簡単な例については、この Cesium Stories チュートリアルをご覧ください。

Cesium World Terrain を Google の Photorealistic 3D Tiles と組み合わせて使用できますか

Danbi: Photorealistic 3D Tiles は現時点では Google の測地系を基にしているため、「測量グレード」と考えられる地理データや、局所的な精度とアライメントの精度が非常に高い地理データの場合、ある程度のずれが生じます。これが、Photorealistic 3D Tiles が現在では測量グレードとは考えられていないもう一つの理由です。しかし、お客様のユースケースにおいて標準測地系とのアライメントがどれだけ重要であるかに関しては、デベロッパーの皆様からのフィードバックをお待ちしています。

Lisa: Photorealistic 3D Tiles と Cesium World Terrain では使用している参照システムが異なるため、現時点では両者を一緒に使用することはおすすめしません。また、その必要もないと思われます。この例に示すように、地球(Cesium World Terrain)を非表示にできます。

Photorealistic 3D Tiles と Cesium を使用するユースケースについて検証する際は、X(旧 Twitter)では @GMapsPlatform、YouTube では @GoogleMapsPlatform、他のチャネルでは #GoogleMapsPlatform のタグをご使用ください。デモギャラリーへの掲載をご希望の場合はお知らせください。


Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer

この記事は Thanet Knack Praneenararat による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v14_1 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この度、Google Ads API の v 14_1 リリースをお知らせします。v14_1 の一部の機能を使うには、クライアント ライブラリとクライアントのコードをアップグレードする必要があります。更新版のクライアント ライブラリとコードサンプルも公開されました。このバージョンには、互換性のない変更はありません。

主な機能は以下のとおりです。

  • 新しい最適化案の種類を追加しました。
この記事は Thanet Knack Praneenararat による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v14_1 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この度、Google Ads API の v 14_1 リリースをお知らせします。v14_1 の一部の機能を使うには、クライアント ライブラリとクライアントのコードをアップグレードする必要があります。更新版のクライアント ライブラリとコードサンプルも公開されました。このバージョンには、互換性のない変更はありません。

主な機能は以下のとおりです。

  • 新しい最適化案の種類を追加しました。

  • 検索語句に関する分析情報のサポートを追加しました。Google で皆さんのビジネスがどのように検索され、活用されているかについての情報を表示します。分析情報は、2 つの新しいビュー customer_search_term_insight  と campaign_search_term_insight として利用できます。また、新しいセグメントと指標もリリースし、データを検索カテゴリとサブカテゴリにグループ化できるようにしました。

  • Customer.customer_agreement_setting を使って、ユーザーがリードフォームの利用規約に同意しているかどうかを確認できるようになります。

  • AssetGroup  と AssetGroupAsset に primary_status  primary_status_reasons を追加し、アセット グループやアセット グループのアセットが提供されない理由を確認できるようにしました。 AssetGroupAsset では、primary_status_details も利用できます。

  • Invoice と AccountSummary に、輸出手数料に関する情報を返す新しい項目を追加しました。

  • (許可リストに登録されているアカウントのみ)upgraded_targeting を含む DiscoveryCampaignSettings を追加しました。このフィールドに true を設定すると、そのキャンペーンの広告グループ クライテリアとして住所と言語を追加できます。

  • (許可リストに登録されているアカウントのみ)Discovery 動画レスポンシブ広告のサポートを追加しました。


さらに詳しく知りたい方へ

以下のリソースが役立ちます。


ご質問やサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。


Posted by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Nadine Wang による Google Ads Developer Blog の記事 "Change to updates of Google Ads custom audience types" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2023 年 9 月 27 日より、カスタム オーディエンスが変更されます。一度カスタム オーディエンスを作成すると、カスタム オーディエンス タイプを更新できなくなります。たとえば、タイプを AUTO または INTEREST に設定した場合、Google Ads API でタイプ SEARCH に更新することはできません。この変更により、カスタム オーディエンスの有効性が保証され、キャンペーンを継続的に提供できるようになります。

この記事は Nadine Wang による Google Ads Developer Blog の記事 "Change to updates of Google Ads custom audience types" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2023 年 9 月 27 日より、カスタム オーディエンスが変更されます。一度カスタム オーディエンスを作成すると、カスタム オーディエンス タイプを更新できなくなります。たとえば、タイプを AUTO または INTEREST に設定した場合、Google Ads API でタイプ SEARCH に更新することはできません。この変更により、カスタム オーディエンスの有効性が保証され、キャンペーンを継続的に提供できるようになります。

何をする必要がありますか

コードを変更し、コードが既存の CustomAudience の type を更新しないようにします。2023 年 9 月 27 日以降にコードが type フィールドを更新しようとすると、API が CustomAudienceError.INVALID_TYPE_CHANGE エラーが返されます。

どこでサポートを受けることができますか

疑問に思うことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。

この記事は Bob Hancock による Google Ads Developer Blog の記事 "Image and Location Assets in New Accounts" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

変更事項

2023 年 7 月 6 日に、画像と住所の表示オプションをアセットに自動移行することをお知らせしました。2023 年 8 月 2 日に自動移行が開始されたあとで、新規アカウントでは、画像と住所の表示オプションは作成できなくなり、アセットのみを作成できるようになりました。新規アカウントは、移行済みアカウントとして扱われます。

アカウントの確認方法

この記事は Bob Hancock による Google Ads Developer Blog の記事 "Image and Location Assets in New Accounts" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

変更事項

2023 年 7 月 6 日に、画像と住所の表示オプションをアセットに自動移行することをお知らせしました。2023 年 8 月 2 日に自動移行が開始されたあとで、新規アカウントでは、画像と住所の表示オプションは作成できなくなり、アセットのみを作成できるようになりました。新規アカウントは、移行済みアカウントとして扱われます。

アカウントの確認方法

アカウントのステータスを追跡するには、v13 以降の Customer リソースで提供される次のフィールドを使います。

  • bool image_asset_auto_migration_done
  • string image_asset_auto_migration_done_date_time
  • bool location_asset_auto_migration_done
  • string location_asset_auto_migration_done_date_time

新規または移行済みアカウントで表示オプションを作成しようとした場合

移行済みまたは新規のアカウントで表示オプションを作成しようとすると、変更リクエストは拒否され、次のエラーが返されます。

     LEGACY_EXTENSION_TYPE_READ_ONLY

ご質問などございましたら、フォーラムからご連絡ください。 

Posted by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Anash P. Oommen による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming permission changes to MerchantLinkService in the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

変更事項

2023 年 9 月 4 日の週より、管理者アクセスレベルを持たない認証ユーザーが MerchantLinkService.MutateMerchantCenterLink メソッドを使おうとすると、AuthorizationError.ACTION_NOT_PERMITTED エラーが返されて失敗するようになります。

この記事は Anash P. Oommen による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming permission changes to MerchantLinkService in the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

変更事項

2023 年 9 月 4 日の週より、管理者アクセスレベルを持たない認証ユーザーが MerchantLinkService.MutateMerchantCenterLink メソッドを使おうとすると、AuthorizationError.ACTION_NOT_PERMITTED エラーが返されて失敗するようになります。

必要なアクション

アプリケーションで MutateMerchantCenterLink メソッドを使って Merchant Center リンクを変更する場合、API を呼び出すユーザーのアカウント権限を確認し、適切に権限を更新して、必要なアクセスレベルを付与します。手順については、ヘルプセンターのガイドをご覧ください。

変更の理由

この変更により、Google Ads API の動作が Google 広告 UI や Google 広告エディタなどの他のプロダクトと一致します。どちらのプロダクトも、Merchant Center リンクを変更できるのは管理者ユーザーのみです。現在の Google Ads API では、管理者アクセスレベルの権限がなく、標準アクセスレベルのみを持つユーザーでも、MerchantLinkService を使って Merchant Center リンクを変更できるようになっています。ご質問などございましたら、フォーラムからご連絡ください。


この記事は Google Maps Platform エンジニアリング マネージャー Stas Kuvshinov と Google Maps Platform UX デザイナー Chris Raykovich とによる Google Cloud Blog の記事 "Introducing the latest in cloud-based maps styling" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
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この記事は Google Maps Platform エンジニアリング マネージャー Stas Kuvshinov と Google Maps Platform UX デザイナー Chris Raykovich とによる Google Cloud Blog の記事 "Introducing the latest in cloud-based maps styling" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

このたび、Cloud ベースのマップスタイル設定に関する新しい試験運用版の提供を開始しました。これは、Maps JavaScript API 向けのもので、これまで以上に地図の外観を詳細に調整できるようになります。より多くの重要なコンテンツにターゲットを当てて、地理空間のユースケースを微調整するためのオプションが増えました。ラベルの公開設定、領域の塗りつぶしの色、外形線の色や太さの設定など、スタイル設定可能な要素をより細かく調整できるようになるため、ユーザー独自のデザインをマップのスタイルにより適切に反映できるようになります。

拡張された地図上の対象物とスポット

これらの改善を支えるのが、100 近い個別のマップ要素をサポートする、カスタマイズ可能な地図上の対象物の新しいインベントリです。現在の一般提供バージョンの Cloud ベースのマップスタイル設定と比較して、対象物は 2 倍、スポットのカテゴリは 4 倍になりました。そのため、2 億以上の企業や場所をカバーする Google のスポットデータを使用してマップを構築し、マップに表示するデータをより詳細にフィルタおよびカスタマイズできます。また、以前はアクセスできなかった新しい地図作成の詳細情報を使用することで、地図のスタイルの外観をより細かく調整できるようになります。たとえば、保留地、農作物、水面の種類などを異なる方法でスタイル設定できるようになりました。さらに、観光スポット、レクリエーション エリア、緊急サービス、小売店などのスポットのカテゴリに適用されるラベル間で、さまざまな設定もできます。

拡張された地図上の対象物タイプのリスト


スタイラーの改良

分類方法の拡張に加えて、ジオメトリやラベルなど、さまざまな地図作成要素に関する新しいスタイル設定機能をリリースします。これらの新しいカスタム プロパティはすべて、柔軟性をさらに高めるように設計されており、これにより、ブランドやアプリケーション固有のニーズを反映したカスタム スタイルを作成できます。


マップ要素の色とラベルのカスタマイズの例


ご利用方法

Cloud ベースのマップスタイル設定は、Maps JavaScript API 向けの Dynamic Maps に含まれています。デベロッパーは、Google Cloud コンソールで JavaScript Vector Map 構成の MapID と新しい地図のスタイルを作成することで、Dynamic Maps の Cloud ベースのマップのスタイル設定機能を使用できます。

これらの試験運用版のスタイル設定機能を試すには、新しい地図のスタイルの作成時に、試験運用版のオプションを選択します。

「新しい地図のスタイル」の作成時に試験運用版を有効にする例

試験運用版の地図のスタイルを使用するには、JavaScript Maps API バージョン 3.47 以降(ベクターベースの地図の場合)、または 3.49 以降(ラスターベースの地図の場合)をウェブアプリで使用する必要があります。試験運用版のほとんどの機能を使用するには、JavaScript Maps API Beta チャンネルをご検討ください。この試験運用フェーズの期間で、カスタマイズ可能な地図上の対象物と関連するスタイラーのリストを拡張し、あらゆるズームレベルにおいてユーザビリティの向上とスタイル設定の強化を実現します。

Google Maps Platform の新しい Cloud ベースのマップのスタイル設定により、これまで以上に魅力的で有益な地図を作成できるようになると確信しています。ご利用とご感想をお待ちしております。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。