自民党が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係について、党所属国会議員に求めた点検の結果公表後も次々と新たな接点が判明している。茂木敏充幹事長は20日の記者会見で、「時機を見て、追加報告は集約して公表したい」と改めて対応することを明言した。連立を組む公明党からも、自民の対応には不満の声があがっている。
自民は8日、対象議員379人中179人に教団や関連団体と接点があったとする点検結果を公表した。
しかし、その後、木原誠二官房副長官が教団関連団体主催のパネルディスカッションに出席したことを発表。今村雅弘元復興相も関連団体主催の会合であいさつしていたと取材に認め、平井卓也元デジタル相も関連団体の会合出席を党に修正報告したことを事務所が認めた。山際大志郎経済再生相は20日、教団主催イベントへの出席を明らかにした。
こうした事態に、茂木氏は2…