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          待兼音二郎

          「75歳で現場労働者が目標です」

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          自己紹介

          GQ Japanなどでの雑誌記事の翻訳や、ダイヤモンド・オンラインなどでのビジネス記事の執筆、Role&Roll（TRPG専門誌）での西洋中世記事のリレー連載、ニュース記事の翻訳、ヘルメットをかぶっての現場作業、など一見支離滅裂な多方面作戦を展開しながら、それらの歯車を噛み合わせての独自境地の確立を画策しています。現場で働くことが活力の源泉で、75歳でヘルメットに安全靴が目標です。

          http://d.hatena.ne.jp/Machikane1192/

          待兼音二郎についているタグ

          待兼音二郎を構成する10冊 TOP3

          がむしゃら１５００キロ　わが青春の門出

          がむしゃら１５００キロ　わが青春の門出

          浮谷 東次郎

          日本残酷物語　１（貧しき人々のむれ）

          日本残酷物語　１（貧しき人々のむれ）

          揖西 高速/宮本 常一/山本周五郎/山代 巴

          死のワナの地下迷宮

          死のワナの地下迷宮

          Livingstone Ian/喜多 元子

          待兼音二郎を構成する10冊 NEXT7

          青春デンデケデケデケ

          青春デンデケデケデケ

          芦原 すなお

          半身

          半身

          中村 有希/サラ・ウォーターズ/Waters Sarah/サラ ウォーターズ

          高野聖

          高野聖

          泉 鏡花

          金色夜叉

          金色夜叉

          尾崎 紅葉

          彼の後輪が滑った

          彼の後輪が滑った

          片岡義男

          チャンドラー短篇全集　３（レイディ・イン・ザ・レイク）

          チャンドラー短篇全集　３（レイディ・イン・ザ・レイク）

          レイモンド・チャンドラー/小林 宏明/レイモンド チャンドラー/Chandler Raymond

          陰翳礼讃

          陰翳礼讃

          谷崎潤一郎

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          51件の記事があります

          コラム/レビュー

          カテゴリー

          マンガ レビュー
          15歳のクリスマスを迎えるあなたへの贈り物に添えて

          漫画君たちはどう生きるか

          こんにちは。街路樹もすっかり葉を落 とし、ぐっと冷え込んできましたね。こ の街の児童養護施設で暮らすあなたたち のことを知り、ささやかですが、クリス マスプレゼントをお贈りしました。 　ぼくからのプレゼントに、一冊の本を 添えてあります。『漫画 君たちはどう生 きるか』というものです。もともとは 1937年、今から80年も前に出された少年 少女向けの本だったのですが、それがこ 詳細を見る

          『漫画君たちはどう生きるか』 羽賀翔一吉野 源三郎
          いいね！(17) 通りすがりいいね！(10)

          投稿日：2017.12.05 更新日：2017.12.07

          マンガ コラム
          「労働者階級は本を読まない」と言ってしまえば身も蓋もないけど……

          カバチタレ！　　１８

          建設業の義父が梯子から転落して骨折、入院とあいなった。病院のベッドに寝て過ごす日々の退屈はいかばかりかと同情し、秘蔵の『カバチタレ！』各巻を差し入れようと本棚をごそごそしていると、背中にぴしゃりと痛烈なひと言。「 文字は読まないから（お節介は）やめて！ 」と、妻からのお叱りであった。 労働者階級は本を読まない……と短絡的に決めつけるのはよくないことだが、言い得て妙な妻の口ぶりにはいたく感心させ 詳細を見る

          『カバチタレ！　　１８』 東風 孝広田島 隆
          いいね！(23) 通りすがりいいね！(15)

          投稿日：2017.10.15 更新日：2017.10.15

          小説・人文 コラム
          雪月花の情趣をゴシック・ホラーに変転させた『雨月物語』

          雨月物語　精読

          梅の花にほひをうつす袖の上に軒もる月の影ぞあらそふ 新古今和歌集 巻第一「春歌」に収められた、藤原定家の和歌である。 「 軒近く咲く梅の花がにおいを移し懐旧の涙で濡れている袖の上に、荒れた軒を漏れる月の光が、梅のにおいと争うように映っていることだ 」という現代語訳が、小学館『日本古典文学全集』26に記されている。 冴えざえとした月の明かりと、ほのかな梅の香り。物言わぬ自然界の風物が歌人に 詳細を見る

          『雨月物語　精読』 稲田 篤信上田 秋成
          いいね！(16) 通りすがりいいね！(0)

          投稿日：2017.09.24 更新日：2017.09.24

          ラノベ コラム
          雨に転倒にマシントラブル……だからこそ面白いオートバイ小説

          スーパーカブ

          今の日本は便利すぎる社会だと言われる。クリックひとつで注文した品物が大都市では当日に届くそうだ。10kg入りのお米や24本入りの缶ビールなど、クルマがなければ買いに行くのが難しかった重量物も、宅配便のお兄さんが額に汗を浮かべて玄関まで届けてくれる。しかもコンビニは年中無休で24時間開いているし、大規模スーパーは元日にすら営業している。 そして地方では大人ひとりに１台が必要なクルマも、ずいぶん便利 詳細を見る

          『スーパーカブ』 トネ・コーケン
          いいね！(14) 通りすがりいいね！(1)

          投稿日：2017.09.23 更新日：2017.10.15

          小説・人文 コラム
          小説は音楽だ――野坂昭如や織田作之助にみる、上方の浄瑠璃文体の系譜

          野坂昭如ルネサンス　６（骨餓身峠死人葛）

          小説は音楽だ――。 日本近代文学を紹介するこの連載で諸作品の語りの魅力に触れるうちに、そんな思いが頭から離れなくなってきた。愛と死や挫折をつうじて人間の喜怒哀楽を描くのが小説であるなら、悲劇喜劇のあらゆるパターンはとうの昔に書き尽くされている。となれば作品過多な現代において我々読書子の要求を満たすのは、筋立ての巧みさよりもむしろ文体の音楽的魅力なのではないか？　連日の夜勤現場で赤い誘導灯をかたち 詳細を見る

          『野坂昭如ルネサンス　６（骨餓身峠死人葛）』 野坂 昭如
          いいね！(11) 通りすがりいいね！(3)

          投稿日：2017.09.22 更新日：2017.10.19

          小説・人文 コラム
          ふたつの武蔵野――山田美妙から国木田独歩へ、戯作から近代文学への大いなる飛躍

          武蔵野

          ネタバレあり ネタバレあり 詳細を見る

          『武蔵野』 国木田独歩
          いいね！(10) 通りすがりいいね！(9)

          投稿日：2017.09.08 更新日：2017.09.08

          その他 レビュー
          虐待育ちが最貧困女子を生み出す。あまりにも哀しい不幸な境遇の連鎖

          最貧困女子

          いやあ、今週後半は暑かった。8月24日（木）の名古屋の最高気温は35.5℃。その数字だけを見ると名古屋ではごく当たり前とも思えるが、なにせこの日はかんかん照りで、日が翳ることも更になく、そよたる風すら吹くこともなく、アスファルトがじりじり灼けて鉄板のようになっていた。日陰のない交差点の真ん中で片側交互通行のクルマを捌いていた同僚は、さすがに倒れそうになったと、作業終了後に汗みずくの制服を脱ぎながら 詳細を見る

          『最貧困女子』 鈴木 大介
          いいね！(16) 通りすがりいいね！(4)

          投稿日：2017.08.26 更新日：2017.08.26

          ビジネス経済 レビュー
          最底辺労働者も思わず同情！　宿無しの日雇い暮らしがこんなにもキツいとは……

          今日から日雇い労働者になった　日給６０００円の仕事の現場

          お盆期間中は道路工事もたいてい休みなので、我々警備員は各地の花火大会やらお祭やらに駆り出される。遠方の花火大会に行った翌日に市営墓地付近の路上駐車防止勤務というシフトがあり、あれはキツかった。花火が終わってからクルマを運転して会社前に戻ったのが23時過ぎ。それから自転車で帰宅してシャワーを浴びて（第三の）ビール……なんてことをやっていると午前１時半にもなってしまい、わずか2時間ほどの睡眠を経て携帯 詳細を見る

          『今日から日雇い労働者になった　日給６０００円の仕事の現場』 増田 明利
          いいね！(15) 通りすがりいいね！(4)

          投稿日：2017.08.17 更新日：2017.08.17

          ビジネス経済 レビュー
          若者世代まるごとが、生まれながらの多重債務者であると知ってしまったことの衝撃

          貧困世代　社会の監獄に閉じ込められた若者たち

          年金制度＝ねずみ講？ あれは何年前のことだったか、いつものように公園でヘルメットを脱ぎ、ベンチに腰かけて弁当を食べながら前の日の古新聞を読んでいると、日本の公的年金制度をねずみ講になぞらえたコラム記事があっていたく感心した。その日の午後は年金支給日だったのか郵便局めがけて自転車をちんたら漕ぎ漕ぎ、杖をつきつき車道を横断するお年寄りのために片側交互通行の車列を何度も止めては運転手に睨まれながらも、 詳細を見る

          『貧困世代　社会の監獄に閉じ込められた若者たち』 藤田孝典
          いいね！(17) 通りすがりいいね！(7)

          投稿日：2017.08.09 更新日：2017.08.09

          小説・人文 コラム
          エアコンが文学をダメにした？――行間に漂う季節感に噎せ返るほどの鏡花・露伴作品

          幸田露伴集　怪談

          ネタバレあり ネタバレあり 詳細を見る

          『幸田露伴集　怪談』 幸田露伴東雅夫
          いいね！(15) 通りすがりいいね！(2)

          投稿日：2017.07.28 更新日：2017.07.28

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