自民党は30日、党に所属する国会議員と旧統一教会との接点について、木原誠二官房副長官ら12人から追加報告があったと公表した。
旧統一教会の関連団体の会合に本人が出席し、あいさつしていたと新たに公表されたのは、木原氏、今村雅弘氏、石井拓氏、比嘉奈津美氏の4人だった。だが、2018年に教団主催の会合に出席したと認めた山際大志郎氏の名前は含まれていなかった。
また、旧統一教会主催の会合に出席したと追加報告があったのは、平井卓也氏、山本朋広氏、江島潔氏の3人(いずれも他項目で8日に氏名を公表済み)。
これまでに自民党は、8日に、旧統一教会と所属議員との関係について、所属する379人のうち179人に何らかの接点があったとしたうえで、このうち、121人の氏名を公表していた。追加報告により、氏名公表の対象議員は125人となり、何らかの接点、関係があった議員は1人増え、計180人となった。