自民党は8日夕、党所属国会議員に求めていた「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」や関連団体との関係について、点検結果を茂木敏充幹事長が公表する。全ての議員から報告があったとしている。何人が教団側と接点があり、関係の度合いはどの程度なのか。注目すべき点を整理した。
党が報告を求めたのは、会合への祝電・メッセージなどの送付▽広報紙誌へのインタビューや対談記事などの掲載▽関連団体の会合への出席▽教団主催の会合への出席▽教団や関連団体に対する会費類の支出▽教団や関連団体からの寄付やパーティー収入▽選挙におけるボランティア支援▽教団や関連団体への選挙支援の依頼、組織的支援、動員の受け入れ――の8項目。
項目ごとに「有り」「なし」を回答し、有りの場合はその回数や具体的な内容を記載するように求めた。各議員がこれらの項目を「点検」し、党が集約する形を取ったため、茂木氏はこれを「調査ではない」と強調している。
まず注目されるのが、教団やその関連団体と接点がある議員の人数だ。
報道で次々と自民議員と教団…