喫茶(スナック)ボンの女性
店主であるイコちゃん。
劇画『ワイルド7』では欠か
せないキャラクタだった。
主人公飛葉に密かに思いを寄
せていた。
それは本間ユキも一緒だったが、
ユキの場合は同志愛のような
ものが強かった。
イコちゃんは、もしかすると
地方出身者かも知れない。
喫茶ボンは川崎か大田区に
あるのだろうに、横浜の港
に一度も行った事が無かっ
たからだ。
だが、都内育ちという可能性
もある。
東京の下町の女の子では横浜
に行った事がない子は私の
世代でさえ大勢いた。
初めて行った横浜でドラマ
『プロハンター』のエンディ
ングに俺と映り込んじゃった
りとかね。
飛葉は私の6~8才年上という
設定だ。1969年時で高校生位
の年齢という物語設定なので
私が9才の時に16~18才という
事になる。
1970年時でも「飛葉ちゃん
だってまともに学校行って
りゃ高校だろ?」とワイルド
メンバーから言われているので、
最大で私より8学年上、最小
で6学年上が飛葉の年齢という
事になる。
つまり飛葉は1957~1959年生
まれだ。
そして、最大の謎でもあるが、
イコちゃんは飛葉よりも1~2才
年上なのではと思える。
それは作品のあらゆる描写から。
そういえば、私が高校生の時、
クラスのオートバイ乗りの奴の
自宅そばに小さな喫茶店があっ
た。国道沿いに。
そこは歳が二つ上の女の人が
一人で店にいる喫茶店だった。
私とその友人は滅茶苦茶通っ
た(笑
そのうち、同じ高校のバイク
乗りたちもその店にやたらと
行き出した。
その店の子はキャンディーズの
蘭ちゃんにそっくりだった。
瓜二つのクリソツ。
いや~、通ったね~。高校生の
ガキどもは(笑
バイクでなくとも、学校帰りと
かにも通ってた。
喫茶店テレビゲームはまだ
インベーダーなどは登場して
おらず、ブロック崩しだった。
しかも、モニターはモノクロ
の(笑
サンパチ乗ってる奴がそれ天才
的に上手かった。
そのお店の女の子については、
デートに誘うアタックをかけ
た(表現が昭和だな)奴らは
悉く誰もが全員惨敗だった。
私は行かなかったが、奴らに
は言ってた。「おまいら、あの
子が彼氏いないフリーだとでも
思ってるの?」と。
私は彼女に彼氏がいるなんての
はとうに知っていた。
でも同級生の野郎どもはみんな
『ワイルド7』に出てくる喫茶
店ボンのイコちゃんみたいに
思って通ったんだろうなぁ。
草波さんでさえイコちゃんから
優しくしてもらったらその気
になってたもんな(笑
思えば、高校時代の二輪乗り
たちとの写真は野郎どもばかり
のが残っているが、その店で
そのキャンディーズ蘭ちゃん
(1977年時点の蘭ちゃん)に
似た喫茶店の女の子とみんなで
写真撮ればよかったなぁと今で
は思う。アオハルのグラフティ
として。
1970年代の蘭ちゃん。
あー、これはまったく同じ
ですね~。
喫茶店のユミちゃんと(笑
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