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おかしな転生 作者:古流 望

第36章 お宝探しは南国の味

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第441話 視察

 モルテールン領ザースデン北方。

 神王国南西部の端にあるモルテールン領は、北に巨大な森を抱えている。一つの国を収めても余るほどの広大な森であるが、利用できる土地などかつては皆無だった。

 手柄を立てた褒美に丸ごと貰った森ではあるのだが、人の手が一切入っていなかった森なので、森の奥に関しては未知のまま。

 何より、この森は原生林。太古の昔から存在する大自然であり、恐ろしい怪物が住むとされている。事実かどうかを確かめようとした者も過去には居たのだが、それらは全て失敗した。失敗の代償が命であることを思えば、好奇心の代価としては不釣り合いに過ぎる。

 人を呑み込んで返すことが無い。それゆえに、世の人からは魔の森と呼ばれていた。


 しかし、拝領した土地が如何なるものかを調べるのは領主の務めである。ましてや、魔の森に怪物が住むという都市伝説が、大龍の出現によって事実と確定したのなら猶更。化け物が、大龍一体だけであるという楽観論を、誰が信じるというのか。他にも凶悪な魔物が住んでいると思う方が自然である。

 すぐ傍に、得体のしれない怪物の住む森がある。これは、未知というものが生み出す恐怖そのものだろう。

 モルテールン家も、少しでも未知を減らすべく魔の森の開拓と調査に着手した。


 ここで、魔の森の開拓について、口と手を挟んできた存在が有る。

 レーテシュ伯爵家とフバーレク辺境伯家だ。

 前者は同じ地縁を持つ地域閥として、後者は同じ軍家閥かつ縁戚として、モルテールンと強い結びつきを持つ大家。

 魔の森の開拓が進めば、魔の森そのものが大きな富を生む可能性が有ると考えた両家は、モルテールン家に助力を申し出た。

 要は、美味しそうな話にいっちょ噛ませろと口を挟んできたのだ。

 モルテールン家の、より正確には次期領主ペイストリーの力量と先見性の確かさを踏まえ、余人では不可能であった魔の森の開拓も、モルテールン家であれば可能と見越してのことである。信頼と言ってもいいし、あいつなら出来るだろうという、能力と実績に対する信用と言い換えてもいい。

 かつて不可能と言われていた不毛のモルテールン領の開拓に成功したのなら、同じく不可能と言われる魔の森の開拓も成功させるに違いない。唾を付けるなら今のうちであると。


 モルテールン子爵家当主カセロールは、この動きを受けて第三者の助力を求めると決める。

 手が足りないとペイスが動いたということも有るのだが、自身の勤める国軍から助力を受け、国王陛下とのコネを活かして大隊を一隊借り受けたのだ。

 国軍の中でも精鋭と言われる部隊を借りる。モルテールン家の、国家と王家に対する影響力の強さがうかがえる話である。下手な貴族なら、国軍を動かすなど出来ない。

 モルテールン家からたっての願いというのであれば、国王とて無下には出来ないし、国内貴族も反対しづらいのだ。

 自分に損が有る訳でも無いことに、面と向かって反対してモルテールン家をわざわざ敵にするより、傍観しておいた方がマシというもの。

 何より、駐屯にかかる経費はモルテールン家が持つというのが良い。維持費も馬鹿にならない軍隊。その一部であっても、国庫負担が減るというのだから、特に内務系の宮廷貴族は歓迎した。

 浮いた予算は美味しい利権である。


 この国軍の部隊。

 王からの勅命も受け、大義名分を持ってモルテールン領に駐在している。

 具体的には、魔の森の開拓事業を手伝っている。

 モルテールン家の雇用している人材と共に、朝から晩まで魔の森でお仕事。

 おはようと共に鹿をぶっ殺し、高く昇った太陽と共にイノシシを張り倒し、寝る前のまったりとした食後の運動に、巨大蜂を切り刻む。

 実にほのぼのとした、楽しい楽しい実戦漬けの毎日である。


 「バッツィエン子爵」


 駐屯部隊の大隊長である筋肉の塊。

 バッツィエン子爵に対して、ペイスが声を掛ける。


 「おお、モルテールン卿では無いか。相変わらず引き締まった良い筋肉をしているな」


 サイドチェストのポーズを決めながら、大隊長はペイスを迎えた。笑顔もきらりと光る。

 彼らからすれば、モルテールン家は戦友であり、ペイスは同類なのだ。


 「大隊長としての任務、ご苦労様です」

 「なに、王命であるからな。任務に邁進するのは当然のこと。鍛えられた筋肉にとっては、たやすいことだとも」


 ペイスが魔の森のチョコレート村に来たのは、視察のため。

 区切りのいい収支報告が有ったあとの、見回りだ。これが不正防止にとても役立つ。


 世の中の会計というものには、必ず不正や腐敗がついて回る。善良な人間であっても、バレないと分かるとつい出来心で不正をしてしまうことがあるのだ。

 開拓村に関しては、予算が潤沢についている。山のような金貨を見て、ちょっと一枚ぐらいと魔が差さないとも限らないわけで、時折ペイスが視察に来るという抑止力は大事なことだ。

 警察官立ち寄り所で万引きが減るようなものである。


 「閣下のお陰で、当家も助かっております」

 「持ちつ持たれつだ、ペイストリー=モルテールン卿。我々としても軍功として正式に認められる軍事行動であるし、余禄も多い。実戦経験もつめる。感謝しているぐらいだ」

 「恐縮です」


 国軍を動かす場合、訓練で無い活動は軍事行動である。

 訓練であっても場所によっては外交的威圧になったりもするのだが、モルテールン領での活動は、訓練よりはもう一段か二段上のレベルの行動だ。

 実際に、命を懸けて戦う作戦行動。

 例え相手が人間で無かったとしても、この世界では立派な軍の仕事である。つまり、活躍した人間は正式に功績を認められて、出世や勲章といった褒美も有り得るということ。

 敵国と戦うのと、未知の開拓地で戦うのと、どちらが厳しい戦いであるかは議論の余地も有ろうが、何にせよ軍人として本分に邁進する機会を与えられたのは喜ばしいことだと、バッツィエン子爵は大胸筋を張る。


 「何より、軍人は戦ってこそだ。訓練も大事だが、やはり実戦こそ筋肉が活かせるというもの。我々が最精鋭と呼ばれる日も近いというものだ」

 「それはそれは、重畳です。父も、うかうかとしていられないところですね」

 「うむ」


 大隊の席次は、隊の番号が若い方が上とされていた。

 例えば第一大隊の隊長はここ三代続けてカドレチェク系派閥の指定席となっている。王族の近くを守ることも多いし、基本的に王都を守る戦力だ。

 外征を行うことはまず無いため、実力はともかく気質的に穏やかな人間が多いとも言われている。人をぶっ殺す訓練よりも、貴人を守る訓練に主眼を置いているのが伝統だ。

 第二大隊の隊長はその時々で違う。今はモルテールン子爵カセロールがその任にあるが、国軍の有事戦力というならここが最強部隊になる。

 どの代も、最精鋭と呼ばれる人間が第二大隊に所属していて、訓練もとにかく厳しいと評判だ。

 第三大隊を纏めるバッツィエン子爵としては、いずれは自分が第二大隊を預かるようになりたいとも思っている。

 何もカセロールを蹴落とそうという訳では無いが、より高い評価を得たいというのは健全な競争心というもの。


 魔の森開拓戦線で、もしも大手柄をあげられたなら。

 これは、ぐっと目標に近づく。

 バッツィエン子爵は、筋肉と気持ちを張りきらせて、職務に邁進中である。


 「開拓の進捗はどうですか?」

 「うむ、順調である」


 子爵は、開拓村の防衛責任者でもある。

 ペイスの指揮下に、とりわけ具体的には第二大隊隊長たるモルテールン子爵の代行の指揮下に入っており、開拓の進捗も良く知る立場だ。

 責任者として、ペイスに問われたことには自信を持って答える。


 「堀や囲いは大分広くなりましたね」

 「うむ。魔法使いが大勢居るからして、作業の進み方が異常だな」


 始めは小さなものであった開拓村も、幾度かの拡張を経て、目下大都市レベルの広さを確保するに至った。

 中身の拡充はまだまだこれからだが、魔の森の化け物が襲ってきても耐えうるだけの防備を備えた街が、出来つつあるのだ。

 東京ドームが何十個入るだろうか。

 広さと堅牢さを兼ね備えた塀や堀は、大隊長としても頼もしく思えるものである。


 「囲いの拡張と強化はそろそろ終わりにして、今は自給体制の拡充に手を付けているようだ」

 「報告は聞いていますが、もうそこまで行きましたか」

 「コローナ女史がかなり張り切っているぞ。代官として、土地を任されたのだと嬉しそうにしていた」

 「ははは、そうですか」


 モルテールン家従士コローナ=ミル=ハースキヴィ。

 ハースキヴィ準男爵家の親戚の娘である。二十代の若手ながら武腕に優れ、治安維持に関してそこそこ経験を積んだのち、若手であるにも関わらず大抜擢を受けてチョコレート村の代官に就任している。

 ハースキヴィ家はモルテールン家とも縁戚であるから、ペイスとコローナは遠縁の親戚。親族ということでの抜擢と揶揄されたりもするのだが、ペイスやカセロールといった上層部はコローナの真面目な性格や堅実な対応を非常に高く評価している。

 ある程度の裁量を任せるにあたって、不正を嫌う一本気な性格が適任と評価されての大抜擢。

 譜代の生え抜きでなく外様の新人が重責を担うことになった点について、一時はモルテールン領内でもざわついたものだ。


 「我々との連携も十分だ。彼女は実に素晴らしいな」

 「お褒め頂き、上司として嬉しく思います」

 「彼女なら、是非とも当家に来てもらいたいのだが……」

 「うちの将来の幹部を、引き抜かないでくださいよ」

 「むむ……シイツ殿といい、コローナ女史といい。モルテールン家の人材は豊富なのだな。実に羨ましい」


 バッツィエン子爵家は、以前モルテールン家従士長のシイツを本気で引き抜こうとしたことが有る。

 彼の奥さんが、バッツィエン子爵家に連なる女性だからだ。

 子爵家の縁戚の美女がシイツを射止めたことで、シイツを子爵家に迎え入れる名分が出来たと、堂々とした申し入れであったのだが、勿論モルテールン家としては断った。

 シイツの自由意志の結果、今もモルテールン家でシイツは活躍している。

 バッツィエン子爵もシイツがモルテールン家に忠誠を誓う様を好意的に受け止め、引き抜きは諦めた。

 しかし、それでも未だに未練を覗かせる辺り、バッツィエン子爵家も強く人材を欲しているのだろう。


 あまり好ましい話題では無いと、ペイスはこっそり話題を変える。


 「魔の森の開拓も、順調。結構なことです。土地を囲い込めるようになったなら、次の段階へいきましょうか」

 「次の段階?」


 バッツィエン子爵が、ペイスの言葉に対して不思議そうな顔をした。


 「土地の活用ですよ」


 ペイスの見る視線の先には、活力あふれるチョコレート村があった。


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