プロフィール

事務員ベータとは

従業員数5桁の某企業に新卒で入社。
庶務課に配属され、部門を転々とするも役割は常に一般事務。
気付けば10年をゆうに超える事務歴。
この会社にとどまる限り、おそらくずっと同じポジションなのかもしれないと悟りを開いた今日この頃。
これまで培ってきた事務ノウハウを全国の同業者と分かち合いたくてブログを開設した。

目に見える成果がないという不安

一般事務の仕事は日々流れていき、目に見える成果が存在しないことも多い。
人事考課のポイントは稼ぎづらいし、総合職採用だとしても昇進の俎上に載らなかったりする。

雇用の維持に対する不安

厳しい社会情勢のなか、ぼんやりしていては効率化のターゲットとなり仕事を失ってしまう。

ちまちました事務作業というのは、工数や人件費単価を考えれば大きなコストではないことも多い。
専門性の低い一般事務なら尚更だ。

しかし、「誰にでも分かりやすい=何かにツッコミを入れようとしている人のターゲットになりやすい」ため、うかうかしていたら誰かの成果づくりに利用されてしまう。

「事務作業を減らすために導入されたRPAの保守に事務作業以上の時間がかかる」とか、
「人件費を減らすために導入されたシステムの保守費が人件費より高い」とか、
そんなプロジェクトがまかり通る現実を見れば、「明日は我が身」と思わざるを得ない。

定年まで生き残るために

リストラを避けて定年まで生き残るためには、常にベストを尽くさなければならない。
昇進も昇給も無縁と言われるポジションなのに、ダラダラすることも許されない。
だからといって、給料が22歳から変わらない会社のために消耗するのもどうだろうか。

そんな考えから、「いかに少ないコストで、楽をしながら結果を出すか」に注力している。
楽さとコストはトレード関係だと言われがちだが、少しの工夫で、コストをかけずに楽をすることは可能だ。
お金も労力も最低限で、より多く、より速く。
普段の業務で実践しているアイディアなどを、地味ながら発信していきたい。

業務範囲の拡大に対応するために

一般事務とは何でも屋になりがちなポジションだ。
今まさに、ローコード開発に巻き込まれたり、システム導入のテストに参加させられたりという波の最中にある。
「IT素人でもできる」という製品だからこそ、一番素人そうな事務員にお呼びがかかって試される。「簡単にできるはずだから」と、大した説明もなく任される。
似たような境遇でお困りの方がいるかもしれないと思い、入門的な操作方法などをシェアしたい。

事務作業は好きだ

将来は不安だし、給料も上がらなそうだが、事務作業それ自体は好きだ
だからこそ続いているというのもある。
事務を愛する者として、ちょっとした作業の工夫など、地味すぎる情報を発信していきたい。

PAGE TOP