定礎式(読み)ていそしき(英語表記)laying of cornerstone

精選版 日本国語大辞典 「定礎式」の意味・読み・例文・類語

ていそ‐しき【定礎式】

〘名〙 建築工事をはじめるときの式。
時事新報‐明治一八年(1885)一二月二四日「今度新築する礼拝堂、集書館の定礎式を執行したり」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「定礎式」の意味・わかりやすい解説

定礎式
ていそしき
laying of cornerstone

洋風建築で,工事の開始を記念して礎石 (柱下に据える石) を据える儀式。遠く,ギリシア・ローマ時代に,着工の際,宗教,政治上の儀式として行われたのが始りといわれる。古代においても奉献物や記念物を地中に封入することが行われたが,J.ゲーテの小説『親和力』 (1809) にもそうした慣習が続いていたことが示されている。現在では施工主などが,起工日その他を記録した石材などを,建造物へはめこんで保存するため,敷地に据え,工事の開始を祝うという趣旨のものとなっている (→コーナーストーン ) 。

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世界大百科事典 第2版 「定礎式」の意味・わかりやすい解説

ていそしき【定礎式 corner stone laying ceremony】

建設工事の開始を記念するとともに,建物の安泰を祈って行われる西洋風の儀式。建物が石造の場合は隅石を,煉瓦造の場合は根石その他の石を据え付ける。この儀式は現代にも受け継がれているが,鉄筋コンクリート造の建物などではコンクリート工事が終わった段階で行われ,年月日,〈定礎〉の文字などを刻んだ石板や金属板(定礎板)を外壁にはめ込んだり,建築図面などを収めた金属製の箱(定礎箱)を定礎板とともに設置する。【岩崎 正義

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百科事典マイペディア 「定礎式」の意味・わかりやすい解説

定礎式【ていそしき】

建設工事の開始を記念して礎石をすえつける西洋風の儀式。鉄筋コンクリート工事などでは,コンクリート打ちの終了後に行い,工事年月日などを記した石材や金属板を取り付けることが多い。

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