露の音　幽かな独り言

「神戸の御業」が終わってRevo団長再び登場

Revo団長「『三重の壁を』って聴きながら思ったけれど、

三重でやっても面白いよね。」

「『じゃあ来いよ。』って言われちゃうからあまり広めないでね。」

「でもできたらいいよね。47都道府県『神の御業』ツアー」

どれだけ布教に熱心なんですかうちの団長は…

なんて内心突っ込み

Revo団長「次の曲は僕もギターを弾きます。」

ということでFlying Freiheitを装備

Revo団長「次は「自由の翼」をやるのですが、

みんな自然と立ってくれるのを見て思ったんだよね。

ウェーブ状に立ち上がったら凄いんじゃないかって」

「だから前の人が立ったら何となく立っていってください。」

そんな緩い指示ではじまったものの、P席の精鋭から始まり

見事なウェーブになりました

そうして凱歌から疾走するギターへ

Season 1 後期の映像を懐かしんでいた筈が

やはり途中から映像の記憶が定かではなくなりました…

Revo団長と西山アニキが顔を見合わせて同時にキメて

背中合わせでギターを奏でるところを凝視していたせいでしょうか

YUKIさんにしろアニキにしろRevo団長にしろ

ギターのキメの後に体を翻すのがとってもカッコいいんです


「双翼のヒカリ」

今日はダンサーさんに注視するように心がけました

そうすると自然とMANAMIさんも背後の映像も目に入ってきたんです

「片翼ではきっと上手く空は飛べないでしょう」の

腕を交差させるMANAMIさんの歌声も仕草も切なくて

もがくように踊る白いダンサーさんも見ていて辛い

白と黒のダンサーさんのデュエットダンスも素敵でしたし

赤いライトに染まって崩れる前

リフトされている白いダンサーさんは

女型の脅威を前に態勢を崩したペトラさんを表しているのに気づき

その光景と「勇敢な兵士でしたか？」と問う歌声が

わたしの涙腺を直撃


「自由の代償」

客席にドラムスティックを向けて煽る淳士さんが素敵でした

それに、席の関係か音響の関係か

ドラムの低い音が胸に響いて心地よかったです

映像との一致を楽しむ１曲

生演奏で観られて贅沢です


「彼女は冷たい棺の中で」

最新刊を読んだ後だと、アニの迷いが更に胸に迫ります

今日はよく映像が観える席で

壁を上ろうとするアニと、落とそうとするミカサが

映像と舞台上の福永実咲さん＆ダンサーさんとで二重に展開されていて

アニが、ミカサが、アニが、ミカサ～！！

興奮した頭には舞台中アニとミカサが見えるっていう

わたしは何を言っているのでしょうか、はい


あっという間に時は過ぎ

「進撃の軌跡」の合唱説明

Revo団長「すべて参加してもらうのは大変なのでサビのところを歌ってください。

簡単な振りもついています。」

Revo団長「僕だけでは心許ないので、もう歌姫達とダンサーを呼びま～す。」

舞台奥の檀上には歌姫さま方、袖からはダンサーさん方

Revo団長「普通心臓を捧げるなんてことないと思うけれど、

もう心臓を捧げるのに慣れて精鋭の貫禄がでています。」

キーボードらっしーの伴奏で動きの説明

Revo団長「間違っても楽しんでくれればいいです。」

 Revo団長の「心臓を捧げよ！」を合図に始まる最後の曲

「全ての努力は今この瞬間の為に」にやたらと力が籠もるのは

わたしの実感に余りにも沿った歌詞なためでしょう

そういえば、「心臓を捧げよ！」の前には

袖飾り付きの衣装に戻っていたRevo団長

振りにつれて鳥の羽のように翻る袖飾りが本当にカッコいいのです

客席へも向けられるライトに照らされて

共に歌えるのが本当に楽しい


そんな合唱が終わり

壇上から階段を降りてFeuerrotter Horizontへ向かうRevo団長

階段の最後の１段を踏み外すように飛ばして降りるのを目撃しました

そうして夕暮れの空を背に静かな海の旋律を奏で

一礼の後、檀上で翼を広げるように腕を広た瞬間

暗転する舞台

目に映る光景が飛び去って行き

紗幕に映し出されるツアーロゴ

しばし後に表示される文字

「物語は一旦終焉を迎えたが

壁の外へと踏み出した壁内人類の戦いはこれからも続く

俺たちの戦いはこれからだ！」

「冗談はさておき

メリケンパークで有名な神戸支部の鎖地平団員よ

物語の続きを聴きたいぇーがー？」

「ならば再び人間の鎖を作り

神戸の御業を再現して叫ぶといい」

予想外の指示にざわめく会場

「……やりますか。」「やりましょー」と再び民族大移動

紗幕にはカウントダウン

「「「聴きたイエェェェガアァァァ！！！」」」


進撃の軌跡　神戸公演　8月10日　Ⅲ　へ続きます