明るくなった舞台に登場したRevo団長
「ありがとうございま~す。」
Sound Horizonとしての曲も知ってほしい、とのことで
「この人が歌ったら良くない訳ないじゃないか」という組み合わせ
「お手元にハンカチなどご用意ください。」とズヴォリンスキーの台詞を残し
Revo団長がはけるとともに暗転
始まったのは「11文字の伝言」
歌うのは勿論、松永英子さん
「傍で歩みを見守れないのが無念」
「どんな苦難が訪れても諦めず勇敢に立ち向かいなさい」
カルラさんの想いとしても違和感のない歌詞
「ごめんなさい」「ありがとう」「さようなら」も英子さん自身の声で
「しあわせにおなりなさい」と言葉で歌ってくださいました
曲が終わって、再度Revo団長が登場
世界は違っても母の想いというのは共通するものがあるんじゃないか
幻想の部分もあるのだけれど、そうやって世界がリンクすることを
みんなに示したかった、とのことです
アンコール2曲目はLHから
歌う人ばかりを前面に打ち出すのもね
バンドのための曲もあります
ということで始まったのは「彼の者の名は…」インストver.
弦一徹さんがヴァイオリンでメインのメロディーを鋭く奏で
ギターもベースもドラムも凄くて(語彙力不足)
とてもとてもテンションが上がりました
Revoさんによる曲紹介
「3DSソフト「BRAVERY DEFALT」のちょっとした…
ちょっとしたじゃないな、特定のボスと戦う時に流れる曲です」
「ゲーム上何回も何回も戦うことになるのですが、
この曲を聴いていると楽しくなってきます」
まさしくその通りです、はい
「僕が歌うバージョンもあるのですが、これを聴くとね
いらね~ってなりますよね。」
そんなことはないです、Vocalized ver.も大好きです
そして、このあたりだった思うのですが、少し曖昧なところ
Revo団長「いつの間にか登場してるこの子も紹介しないと
寂しいだろうから」
そう言って舞台奥の檀上へ上る階段の脇に控えていた
ガットギターを手に舞台前方へ
「Feuerrotter Horizont」というお名前
「紅蓮の水平線」という意味だそうです
ESPさんで新たに作っていただいたガットギター
Revo団長「綺麗な夕暮れの海の模様が入ってます。」
「進士さんにいつ紹介してくれるんだと言われてね。
このギターも一般販売されます。
Freiheitより安くできそうだと言われたのですが、250万円だそうです。」
「もしも買ったら練習して、テンテテッテン(Bonus Truck)て
弾いたら楽しいと思いま~す。」
250万円は手が届かないので、お家で待っている
弱火ちゃんでがんばりま~す、とわたしは思っていました
そして噂に聞いておりましたDJ Revoのコーナー
1曲を生のミキシングで指定の楽器を強調する企画
P席のアンケートで1位ではなかったけれど
他公演とのかぶりを考えて「紅蓮の弓矢」
Revo団長「CDも売れて、紅白出たりもしたのですが、
金沢では人気がないようで~す。」
鎖地平団の紋章入りのミキサー台が用意され
何故か袖から客席に背を向けて出てきたRevo団長
振り返ったそのお顔は金色に輝いていました
金箔を貼ったサングラス
客席からは光を跳ね返す黄金しか見えなかったのですが
Revo団長「金を0.何mmとかに薄く延ばす凄い技術で
薄っすら見えるんだよ。遠くは見えないけれど」
反射の角度によっては凄く眩しかったです
「今井金箔というお店で見つけて、買おうかと思ったけれど非売品で。
でも特別に貸してもらいました。」
そのままで強調する楽器の希望を聴くためにP席から指名しようとするも
客席はよく見えていないそうで…
Revo団長「席はどんな番号がついているの?Aの1とか?」
「じゃあEはP席?」→違う~、の声に
「違いました。すみませんでした~。」と頭を下げる
「Dまで。」の声に「Dの12は?」→「ない。30番から~。」
「じゃあ31番」→「いな~い。」→「32番」→やっと存在
「どっちにいる?なんか西瓜割りみたいになってるけど」
D32番さんの方へ声で誘導
やっとのことで希望を聞くと「ヴァイオリン」
という訳でストリングスアゲアゲバージョンの「紅蓮の弓矢」
ミキサーを金箔眼鏡のままで操作しようとするRevo団長
近くは見えるというものの、細かくは見えないようで
ひとつひとつ音量を上げ下げしながら楽器を確かめる
しかし、すべての音を消して、マイクに向かい
「業務連絡~。業務連絡~。スタッフ、ストリングスを前の方に持ってきてください。」
イヤモニへの(?)スタッフからの連絡に返答し
客席に対して「君たちは今の事を忘れるように。」
「3・2・1 (舌を打ち鳴らす音)」と忘却術をかけられました
再度「紅蓮の弓矢」ストリングスアゲアゲver.
ただ、やっぱり見えていないので、ミキサーに這いつくばる様に操作
その姿が愉快でして…(笑
しばらく奮闘されていたのですが
「みんなでカラオケしてて」と言い残し舞台袖へ
元のサングラスに戻して帰ってこられました
そのままカラオケで最後まで突き進みましたとさ
進撃の軌跡 金沢公演 7月22日 Ⅳ へ続きます