Episode1
テレビ局×eスポーツの新規事業に期待が集まる
テレビ局の枠を超え、幅広い映像ビジネスを展開しているワールド・ハイビジョン・チャンネル。なかでも、事業推進部は全国に情報を発信できる放送媒体の力を駆使した新規事業の中心となる部署だ。eスポーツ事業が立ち上がるきっかけとなったのは、岩本がNTTドコモ主催のeスポーツリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON1」参入に手を挙げたことからだった。BS12のメインの視聴者層は高年齢層。eスポーツは若者を中心に盛り上がりを見せているコンテンツであり、既存の視聴者層にはマッチしないとも思える。しかし、これは新規事業。新たな視聴者層にアプローチしてこそ意味がある。さらに、eスポーツはBS12の放送局としての事業との相性も良く、シナジーを生み出すことができると判断され、eスポーツ事業は正式に動き始めた。
Episode1
テレビ局×eスポーツの新規事業に期待が集まる
テレビ局の枠を超え、幅広い映像ビジネスを展開しているワールド・ハイビジョン・チャンネル。なかでも、事業推進部は全国に情報を発信できる放送媒体の力を駆使した新規事業の中心となる部署だ。eスポーツ事業が立ち上がるきっかけとなったのは、岩本がNTTドコモ主催のeスポーツリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON1」参入に手を挙げたことからだった。BS12のメインの視聴者層は高年齢層。eスポーツは若者を中心に盛り上がりを見せているコンテンツであり、既存の視聴者層にはマッチしないとも思える。しかし、これは新規事業。新たな視聴者層にアプローチしてこそ意味がある。さらに、eスポーツはBS12の放送局としての事業との相性も良く、シナジーを生み出すことができると判断され、eスポーツ事業は正式に動き始めた。
Episode2
各部署から専門性を持ったメンバーが集結
社内でのメンバー集めが始まると、岩本は前職でインフルエンサー事業等を手掛けていた小原にeスポーツ事業を託した。そして、さまざまな部署から事業推進部にメンバーが集められる。技術部に所属していた君島はゲームに精通しており打ってつけの人材であった。eスポーツチームの監督として選手の管理や選定、機材管理まで担当する。営業部からは渡辺と中田が招集された。二人はチームのインフルエンス力とテレビメディアを有効活用した新たな営業メニューを開発してスポンサーを開拓、売り上げを立てていく役割を担った。各自が得意分野で役割を担いながら、全員でeスポーツ事業を押し進めていく。
Episode2
各部署から専門性を持ったメンバーが集結
社内でのメンバー集めが始まると、岩本は前職でインフルエンサー事業等を手掛けていた小原にeスポーツ事業を託した。そして、さまざまな部署から事業推進部にメンバーが集められる。技術部に所属していた君島はゲームに精通しており打ってつけの人材であった。eスポーツチームの監督として選手の管理や選定、機材管理まで担当する。営業部からは渡辺と中田が招集された。二人はチームのインフルエンス力とテレビメディアを有効活用した新たな営業メニューを開発してスポンサーを開拓、売り上げを立てていく役割を担った。各自が得意分野で役割を担いながら、全員でeスポーツ事業を押し進めていく。
Episode3
選手集め、スポンサー集めに力を尽くす
eスポーツ事業は、今までとは仕事のノウハウが大きく異なる。選手をスカウトする際はTwitterなどのSNSでコンタクトを取ることから始めた。ときには怪しまれることもあったが、テレビ局という肩書があるおかげで交渉はスムーズだった。さらに、海外選手のスカウトにも乗り出した。国を超えるからには税率などの法律の問題もクリアしなければならない。新規事業を推進していくと想定外の事案は多く発生するが、自分たちだけで解決しようとするのではなく、社内外の事業パートナーを巻き込んでいくことで問題解決および事業の成長に繋がる筈と小原は語る。一方で、eスポーツを事業として成り立たせるうえで、スポンサーの開拓も急務であった。スポンサー営業は、実際にCM枠という商材がある営業とは勝手が違う。eスポーツは世間からの注目度は高いので、その期待感を具現化してスポンサーになるメリットを訴求していく必要があるのだ。渡辺は「eスポーツという新しいコンテンツを共に育てていきませんか」と志に共感してもらえるように営業をかけていった。
Episode3
選手集め、スポンサー集めに力を尽くす
eスポーツ事業は、今までとは仕事のノウハウが大きく異なる。選手をスカウトする際はTwitterなどのSNSでコンタクトを取ることから始めた。ときには怪しまれることもあったが、テレビ局という肩書があるおかげで交渉はスムーズだった。さらに、海外選手のスカウトにも乗り出した。国を超えるからには税率などの法律の問題もクリアしなければならない。新規事業を推進していくと想定外の事案は多く発生するが、自分たちだけで解決しようとするのではなく、社内外の事業パートナーを巻き込んでいくことで問題解決および事業の成長に繋がる筈と小原は語る。一方で、eスポーツを事業として成り立たせるうえで、スポンサーの開拓も急務であった。スポンサー営業は、実際にCM枠という商材がある営業とは勝手が違う。eスポーツは世間からの注目度は高いので、その期待感を具現化してスポンサーになるメリットを訴求していく必要があるのだ。渡辺は「eスポーツという新しいコンテンツを共に育てていきませんか」と志に共感してもらえるように営業をかけていった。
Episode4
予測不能の事態を全員の力で乗り越える
そして、ついにプロeスポーツチーム「原宿 STREET GAMERS」が立ち上がる。チーム名はワールド・ハイビジョン・チャンネルの本社があり、世界的にも有名な原宿という街から若き才能を創出していきたいという思いから名付けられた。チーム監督を務める君島は「常に何が起こるか分からないのがeスポーツの現場」と語る。ゲームの勝ち負けにこだわることはもちろん重要だが、チームを運営するうえで常に選手たちの心の揺らぎに寄り添っていくことも重要だ。君島とともに選手と直接コミュニケーションを取ることが多い中田は、選手たちの日々の悩みやキャリアの相談などを受け止めて、部署のメンバー全員で考えて最適解を導き出す。「個人プレイではなく、部署のメンバー全員でチームの方針や選手への対応について話あって進めていくのが楽しい」という。まだ始まったばかりのeスポーツ事業。選手たちとともに部署の全員が成長しているところだ。
Episode4
予測不能の事態を全員の力で乗り越える
そして、ついにプロeスポーツチーム「原宿 STREET GAMERS」が立ち上がる。チーム名はワールド・ハイビジョン・チャンネルの本社があり、世界的にも有名な原宿という街から若き才能を創出していきたいという思いから名付けられた。チーム監督を務める君島は「常に何が起こるか分からないのがeスポーツの現場」と語る。ゲームの勝ち負けにこだわることはもちろん重要だが、チームを運営するうえで常に選手たちの心の揺らぎに寄り添っていくことも重要だ。君島とともに選手と直接コミュニケーションを取ることが多い中田は、選手たちの日々の悩みやキャリアの相談などを受け止めて、部署のメンバー全員で考えて最適解を導き出す。「個人プレイではなく、部署のメンバー全員でチームの方針や選手への対応について話あって進めていくのが楽しい」という。まだ始まったばかりのeスポーツ事業。選手たちとともに部署の全員が成長しているところだ。
Episode5
チームの発展から業界全体の発展へ
現在「原宿 STREET GAMERS」は、「PUBG MOBILE」「荒野行動」などのゲームごとに専門チームを組んでリーグ戦や大会に臨んでいる。部署の全員が、試合が始まると選手たちと一緒になって熱くなる。「社会人になってから、ここまで熱くなれるものはない」「思わず声をあげてしまう」と全員が語る。そして、これからはチームを運営しながら、eスポーツという業界全体を発展させていく。すでにBS12ではeスポーツ関連の番組を放送するなど、多角的にeスポーツを盛り上げているところだ。「新規事業の発展がBS12の未来に直結している」と小原。大きな使命感とともに、eスポーツ事業のさらなる進化はつづいていく。
Episode5
チームの発展から業界全体の発展へ
現在「原宿 STREET GAMERS」は、「PUBG MOBILE」「荒野行動」などのゲームごとに専門チームを組んでリーグ戦や大会に臨んでいる。部署の全員が、試合が始まると選手たちと一緒になって熱くなる。「社会人になってから、ここまで熱くなれるものはない」「思わず声をあげてしまう」と全員が語る。そして、これからはチームを運営しながら、eスポーツという業界全体を発展させていく。すでにBS12ではeスポーツ関連の番組を放送するなど、多角的にeスポーツを盛り上げているところだ。「新規事業の発展がBS12の未来に直結している」と小原。大きな使命感とともに、eスポーツ事業のさらなる進化はつづいていく。