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三味線「将大会」(東松島)

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なかま

◇悩み忘れて演奏に集中

 民謡教室に通う愛好者らが「伴奏もしてみたい」と、2006年に発足させた。教室で伴奏を担当していた福居将大(まさひろ)さん(71)=東松島市あおい1丁目=が代表を務め、指導している。旧野蒜甚句保存会の流れから受け継ぎ、別の曜日に民謡教室も開いている。

 会員は、60歳から75歳までの11人。東松島市を中心に、石巻市や登米市からも集う。

 福居さんは「三味線の個人指導は聞いたことがあるが、希望者が一堂に集まって、みんなで教わる会は少ない」と話す。

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三味線将大会(東松島)

福居さん(右)のアドバイスを受け、息を合わせて三味線を弾く愛好者

 発足時から10年以上になる人をはじめ、入会2年など経験年数はさまざま。譜面を見ながら全員一緒に旋律を合わせている。民謡だけでなく、「こいのぼり」などの童謡にも取り組む。練習の成果は、矢本地区の敬老会や文化祭で披露している。

 発足当初からのメンバー近藤はま子さん(70)は「集中して演奏すれば悩みや悲しみを忘れることができる」と魅力を強調する。

 夫の仕事の関係で昨年4月、福岡県福智町から引っ越してきた永末佳代子さん(63)=同矢本=は「九州に住んでいた時から三味線に触れていました。西日本とは三味線の太さや弾き方も違いますが、楽しんでいます」と笑顔を見せる。

 福居さんは「譜面を見て手や指を動かすことが、認知症防止につながっています。これからも楽しい会にしていきたい」と話している。

 活動は、毎週火曜日午前9時から正午まで矢本東市民センターで行っている。入会希望者の連絡先は、福居さん090(4634)0908。

【2018年2月6日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
   〒986-0827 石巻市千石町4の42 石巻かほく「なかま」係
   メール ishinomaki@sanrikukahoku.jp
   ファックス 0225(21)1668


Oneness石巻

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なかま

◇心身ほぐす体操楽しむ

 石巻地方をはじめ県内の男女10人で、心と体をケアする「ボディーワーク」を行う。和やかな雰囲気の中で、誰でも気軽に取り組める身体調整法に取り組んでいる。

 石巻市成田のセラピスト及川智恵美さん(48)が代表を務める。活動は及川さんらが、東日本大震災後に住民が感じていた不安定な気持ちや体調を体操や体のつぼ押しなどで癒やしたい、また自分でもできるようになってほしいという思いから、震災の翌年に始めた。2014年に、感情の調和を意味する「Oneness(ワンネス)」の名称を付けた。

 メンバーは月1回集まり、「キャパシター」と呼ばれる緊急時の対処法を行う。世界40カ国以上に広まっているストレスの緩和や精神を安定させるための簡単な運動で、いつでも、どこでも、簡単にできるのが特徴だ。

 運動の種類も豊富で、太極拳に似た「チャクラタイチー」や、体のつぼを押す「タッピング」など20種類以上ある。ゆったりとした音楽をBGMに心を落ちつかせることで、活動中は自然と笑みがこぼれる。

 石巻市末広町の菅原親子(ちかこ)さん(64)は「参加するようになってからよく眠れるようになった。仲間の悩みを共有し、解決法を話し合えるのもいい」と話す。

 及川代表は「誰でも気軽にできる『緩さ』を大事にしている。交友関係も広がるのでぜひ来てほしい」と呼び掛けている。

 活動は午後1時半~3時、石巻市小船越の川の上・百俵館で行う。男女問わずメンバーを募集中。連絡先は及川代表080(3198)1940。

【2018年2月13日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
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   ファックス 0225(21)1668

流留茶々会(石巻)

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なかま

◇踊りや会食、笑顔絶えず

 石巻市流留地区の女性たちで2016年に発足した親睦グループ。30人ほどの仲間がおり、2カ月に1回というたまの集まりを皆、待ち遠しく迎える。

 会場の流留集会所で顔を合わせた面々がまず楽しむのはダンス。「きよしのズンドコ節」「浪花節だよ人生は」などの曲に合わせて踊る。数分間の体操は、日ごろ体を動かすことの少ない人にとってちょうど良い運動量だ。

 振り付けは、会長の阿部英子さん(68)ら数人のスタッフが教える。市内のボランティアグループ「コスモス会」でも会長を務める阿部さんは、福祉施設の慰問が多く踊りに堪能。豊富な社会活動経験が、請われて流留茶々会を設立するきっかけにもなった。

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流留茶々会(石巻)

歌謡曲に合わせて和やかにダンスを楽しむ流留茶々会の仲間たち

 体をほぐした後、お昼は、参加費を出し合って用意した仕出し弁当を囲み語り合う。漬物などを持ち寄る人もいるので、食卓はにぎやか。取材に訪れた日は、万石浦産のノリを使った汁物も配られた。

 2カ月の間に誕生日を迎えた仲間に、花1輪を贈って祝う習慣や、カラオケタイム、保健師らを講師に迎えての健康講話なども集いのメニューにあり、2時間半のひとときはあっという間に過ぎていく。

 阿部さんは「みんなでいる時間はとにかく笑いが絶えない。大切な地域内交流の場になっている」と言う。

 2月の誕生日を祝ってもらった大津洋子さん(70)も「地域の人たちと仲良くできる集まりは欠かせない」と、貴重な女子会の魅力を話した。

 活動時間は午前10時半~午後1時。1回の参加費は300円。

【2018年2月20日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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なかよしピンポンクラブ(石巻)

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なかま

◇ラリー続け爽快感満喫

 「いいぞ!」
 「がんばれ!」
 和気あいあいとした雰囲気の中で、ピンポン球の軽快な音が響き渡る。

 楽しみながら健康な体づくりを目指す卓球クラブ。2017年5月に発足した。石巻市開北と中里地区に住む60~80代の会員8人が、地区の枠を超えて一緒に心地よい汗を流している。

 このコーナーで掲載された「開北卓球愛好会」の記事を見て、佐藤義美さん(75)、とし子さん(68)夫妻=同市中里1丁目=が、愛好会の加藤武志会長に相談。既に同愛好会の会員数が多かったことから、新たにクラブを結成することにした。加藤会長の声掛けで6人からスタートした。

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なかよしピンポンクラブ(石巻)

卓球を通して仲を深める会員たち

 ダブルスとシングルスを練習した後、休憩を挟み、ゲーム形式で楽しむのが恒例の流れだ。

 会長の義美さんは「卓球で体を動かすようになってから足腰が強くなったし、若返った気分。休憩時間にお茶を飲みながら世間話をするのも楽しい」と笑顔を見せる。

 各所で卓球を指導する浅野洋一さん(73)=同市開北1丁目=が、これまでスイングやサーブ、レシーブなど基本の動きを教えてきた。「ラリーが続くようになるとやっぱりうれしそう。何より楽しんでもらうのが一番」と話す。

 卓球だけでなく、忘年会や新年会などさまざまな企画もあり、親睦を深める機会を増やす中で名前通り仲の良いグループになった。

 活動は毎週月曜午後1~4時半。練習場所は石巻市開北3丁目の開北会館。会費は月1000円。住吉地区のメンバーを募集中。連絡先は義美会長090(1889)2634。

【2018年2月27日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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ランニング愛好会「石巻タートルクラブ」

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なかま

◇走る魅力、みんなで共有

 楽しみながら走ることを目的に、50年以上前に設立されたランニング愛好者の会。東日本大震災の津波で自宅が被災しユニホームやスパイクなどが流された会員もおり、約1年間活動休止を余儀なくされた。

 メンバーは、石巻市在住の40~70代の男女16人。月に1回集まり、練習会を開いている。交通事故や転倒に気を付けながら、自分の体力や実力に合わせて7、8キロのコースを走る。練習後に温泉やお風呂に入り、懇親会を開き近況について話すのも楽しみの一つだという。

 阿部徹会長(72)は「集まって仲間と安らぎの時間を過ごすことが大切。走る魅力をみんなで共有していきたい」と語る。

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石巻タートルクラブ

元気よく走り出す会員たち

 会員たちは、いしのまき復興マラソンや松島ハーフマラソンなど各種マラソン大会に参加し、上位入賞など結果を残している。約100キロを走るチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン(山梨県)や県内の温泉地を走って巡る「みやぎ湯めぐりウルトラ遠足(とおあし)」に参加した猛者もいる。

 入会の理由はさまざまだが、「30代の時に健康づくりのため入会した」と言うのは最年長の木村洋一さん(78)。「仲間に元気づけられながら、この年まで走り続けることができた。市内を走っていると、いろいろな人と知り合いになれることが楽しみ」と交友関係の広がりを実感する。

 練習会は石巻市日和が丘1丁目の市老人福祉センター「寿楽荘」を中心に、市内外で開いている。年会費は1000円。現在、会員を募集中。連絡先は阿部会長090(7060)2568。

【2018年3月6日(火)石巻かほく掲載】

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「楽しい日本語教室」託児ボランティア(石巻)

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なかま

◇安心学習、3人で支える

 在住外国人を支援する国際サークル友好21が主催する「楽しい日本語教室」の開講中、別室で受講生の子どもたちを預かる。子育て中の外国人に集中して学習できる場を提供し、石巻地方での生活になじめるよう後押ししている。

 メンバーは、いずれも石巻市の三浦佳子さん(65)、佐藤れい子さん(65)、近江敬子さん(65)。3人とも10~15年のベテランだ。

 佐藤さんは「子どもたちから元気をもらえるし、3人で会えるのも楽しくて続けてきた」と話す。

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「楽しい日本語教室」託児ボランティア

母親が学習中、にぎやかに過ごすメンバーと子どもたち

 現在預かるのは、母親がフィリピンとベトナム出身の1~4歳の3人。石巻中央公民館の和室でおもちゃで遊んだり、一緒にかくれんぼをしたり、祖母のような立場で触れ合い、にぎやかに過ごす。

 託児は開講3年後の2002年から始まり、これまで70人以上の子どもたちが見守られてきた。おんぶしながら他の子のおむつを換えミルクをあげたほど、多くの子を預かった時期もあった。

 近江さんは「成長しても、街で会うと駆け寄って来てくれてうれしい」と目を細める。

 フィリピン出身で来日5年の伊藤マイベスさん(32)は「2人の子どもたちが教室の日を楽しみにしている。安心して勉強できてありがたい」と話す。

 三浦さんは「安心して勉強に専念してもらいたい一心。けがなく楽しく過ごせる環境を提供していきたい」と笑顔を見せた。

 教室の運営ボランティアを募集中。教室は毎週月曜、石巻中央公民館で午前10時から正午まで。連絡先は事務局清水さん0225(23)2863。

【2018年3月13日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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さくらダンベルクラブ(石巻)

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なかま

◇手作り用具で健康体操

 玄米を入れたダンベルを使った体操を楽しむグループ。高齢世代の会員たちが元気よく体を動かして心地よい汗を流す。

 設立は2009年。石巻市の出前講座として、日和が丘と南光町にまたがる第一日和親交会婦人部でダンベル体操を体験したのがきっかけだ。設立時から代表を務める佐藤洋子さん(69)ら、日和が丘周辺に住む27人の会員は60~80代の女性だ。

 「当初は15人ほどだったが、健康志向の高まりで愛好者が増えた。この集まりは、笑顔になれる場所といったところ。さっそうとしている」と佐藤さん。

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さくらダンベルクラブ(石巻)

玄米ダンベルを使い体操に励む会員たち

 用具のダンベルは手作りだ。長さが15センチの袋に、約400グラムの玄米を入れて作製。手製ゆえに愛着も湧く。

 玄米ダンベルの効果は確実に表れている。

 82歳になる主婦小野寺暎子さん=日和が丘4丁目=は「握力が付き、ジャムが入った瓶のふたも簡単に開けられるようになりました。跳び上がったりもできて、体が軽くなった感じだ」と満足そうだ。

 体操だけではない。5、6人ずつの班を編成し、当番制で会場準備や片付けを行う。こうした時間が実は貴重だという。

 主婦の梅田とし子さん(78)=日和が丘2丁目=は「体操の合間などの世間話が楽しみ。精神的にも気分転換になり、心も元気になる」と笑顔で話した。

 活動は、毎月第1・3月曜の午前10時~11時半。会場は石巻市大手町の日和山会館。会費は定めず、参加した場合は1回につき200円。入会希望者は直接会場へ。

【2018年3月20日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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大曲ピンポンクラブ(東松島)

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なかま

◇腕前さまざま、和やかに

 ホールに設置している3台の卓球台で、メンバーが入れ替わりながらプレーを楽しむ。「それいけ」「よし、決まった」。和やかな雰囲気の中、メンバーは爽やかな汗をかいている。

 「卓球をするのが楽しくなるようなクラブの運営を目指している」と話すのは葛西秀昭会長(79)。「気軽に取り組めるようにとの思いで、卓球クラブではなく、ピンポンクラブと名付けた」と説明する。

 2015年5月、東松島市大曲地区の住民を中心に結成した。発足から3年弱の若い団体は、住民の健康維持とコミュニティーづくりを活動の目的としている。活動会場の和やかな雰囲気を示すかのように、当初は24人だったメンバーは現在、32人に増えた。

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大曲ピンポンクラブ(東松島)

卓球を通じて親睦を深めているメンバー

 佐藤れい子副会長(66)は「年齢が近い同士でプレーすることで、楽しく汗をかいている。運動不足の解消にもつながり、クラブの活動日が待ち遠しい」と積極的な参加を心掛ける。

 学生時代に選手だった経験があったり、初心者だったりと、メンバーの卓球の腕前はさまざま。上級者同士は懸命なプレーを展開するほか、初心者は丁寧な指導を受けて技術を上達させるなど、それぞれのレベルに応じて卓球を満喫している。

 メンバー間の親睦をメインとし、試合にこそ出場していないが、葛西会長は「試合に出られるような腕前になったら、卓球クラブに改称しようかな」とほほ笑む。

 練習は東松島市大曲地区センターで、毎週金曜午前10時~正午。60~80代の男性14人、女性18人で活動を展開する。

【2018年3月27日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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ひょっとこ連(東松島)

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なかま

◇笑い誘う踊りに汗だく

 石巻市桃生町寺崎農業者担い手センターで、東北を代表する民謡「南部俵積み唄」のBGMに合わせ、派手な衣装にひょっとこのお面をかぶり、ユニークな踊りを見せるのは「ひょっとこ連」のメンバーだ。

 石巻地方の東日本大震災被災者のために入場無料の芸能祭を開催している東松島市赤井のボランティア団体「ひがしまつしまサンフラワー」の三浦敦夫代表(70)がテレビで見たひょっとこの番組に感銘を受け、昨年9月、めいの斎藤裕子さん(59)=石巻市湊=と立ち上げた。

 1月には桃生町寺崎在住の70代女性で組織する「寺崎福笑会」も加わり、9人体制で活動をスタート。2月には東松島市野蒜市民センターで、ひょっとこ踊りを初披露し、ひょうきんなしぐさに会場は爆笑に包まれた。

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ひょっとこ連(東松島)

ひょうきんな動きで、会場を笑いの渦に巻き込むメンバー

 三浦代表は「震災後、被災者を元気づける芸能の楽しさや笑いの必要性を強く感じた。ひょっとこ踊りは石巻地方でなかなか見る機会がない。ぜひ広めていきたい」と目を輝かせる。

 福笑会の若山良子代表(74)=桃生町寺崎=は「思い思いの動きで、楽しませることができるのが魅力。笑い声が聞こえるとこちらの動きも一段と力が入ります」と付け加える。他のメンバーも「7分近い踊りなので、終わった後は汗をかくほど。健康にも最適です」と話している。

 練習は東松島市南新町地区センターで、毎週金曜日午後1時半~3時半。現在、会員を募集中。連絡先は三浦代表090(9428)8306=平日午前10時~午後4時。

【2018年4月3日(火)石巻かほく掲載】

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ソフトテニス「十條クラブ」(石巻)

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なかま

◇ボール打ち爽快感

 1965年ごろ、十條製紙社宅に住む妻らによって発足したソフトテニスクラブ「十條ママ」が前身。その後、「十條レディース」という名称を経て、2005年に現在の「十條クラブ」となった。

 日本製紙と関連会社の社員の妻を中心に、男性は日本製紙と関連会社の社員、OBらを含めて計17人が会員になっている。40~70代と世代は幅広い。

 練習は、全体でのランニングから始まって乱打、ボレー、スマッシュ、サーブ、レシーブと、基本メニューに取り組む。その後、試合に臨む。

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十條クラブ(石巻)

ボレーの練習に励む会員

 中学校や高校の部活動で本格的にプレーしていて、子育てのために中断、成長して手が掛からなくなってから再び始める女性会員も多い。

 池内貴久江さん(46)=石巻市恵み野4丁目=もその一人。「下の子どもが小学校に入り余裕ができたので再開した。中学生以来のプレーだが、ボールを打つ爽快感がいい」と汗をぬぐう。

 初期からの会員で代表を務める石川季子さん(73)は大郷町から通い、練習に励む。「いろんな運動をしたけれど、ソフトテニスが一番楽しい。健康で体を動かせるのはテニスのおかげ」と声を弾ませる。

 練習は毎週火曜と金曜。時間は、火曜が午前9時~午後1時、金曜は午後2時まで。会場は石巻市桃生農業者トレーニングセンター(4月中旬~10月中旬は追波川河川運動公園)。会員を募集中で、女性は誰でもOKだが、男性は日本製紙と関連会社を含む関係者が対象。連絡先は石川代表090(2366)1677。

【2018年4月10日(火)石巻かほく掲載】

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石巻童謡愛好会

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◇笑顔で歌を楽しむ

 「言葉を感じて歌って。みんな、そんなに楽譜ばっかり見詰めないの」

 講師の新田昭夫さんが優しく助言すると、メンバーが顔を見合わせ笑い合った。真剣に取り組む一方で、練習中に笑顔は絶えない。

 高橋俊子会長は「童謡や唱歌を口ずさむと懐かしい景色を思い出す。リズムに乗って声を出すことで、爽快感と充実感を味わえる」と魅力を語る。

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石巻童謡愛好会

振り付けを交えて合唱を楽しむメンバーたち

 1回の練習で歌うのは5、6曲。「春の歌」や「大きな古時計」など懐かしい曲から、「うたう足の歌」などあまり知られていない隠れた名曲にも挑戦している。明るい曲には簡単な振り付けを加えるなど、楽しみながら合唱するのがモットーだ。

 1991年に、当時の石巻市石巻小教諭らで結成。その後、門戸を広げて現在は市内に住む60~80代の女性23人で構成する。ピーク時には150人を超えたことも。

 発足当初から活動を続ける阿部のりこさん(85)は「声を出してみんなで歌うのがとにかく楽しい」と話す。

 秋には市民合唱祭で日頃の練習の成果を発表するほか、毎年1回、市内の高齢者福祉施設を訪問し「茶摘み」や「われは海の子」といった季節ごとの歌を披露している。高橋会長は「お年寄りも一緒に口ずさんでくれ、こちらが逆に元気をもらう」と言う。

 温泉旅行や隠し芸を披露し合う忘年会など、合唱以外でも交流を深めている。

 練習は石巻中央公民館で、毎月第2・4火曜日の午前10時~11時半。年齢問わず会員を募集中。連絡先は高橋会長0225(95)9391。

【2018年4月17日(火)石巻かほく掲載】

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鷹虎キックボクシングジム(石巻)

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なかま

◇目的を目指し体鍛える

 2015年冬から活動をするキックボクシングの団体。石巻地方の小学生から40、50代の大人まで約10人が、大会での優勝やフィットネス、ストレス発散など各自の目的を目指し、和やかな雰囲気でトレーニングに励んでいる。

 ジムの本部は仙台市にあるが、石巻市で独学で競技に取り組む子どもたちから「指導に来てほしい」と依頼があったため、石巻にも立ち上げた。

 船木鷹虎会長(56)は「多くの人が体を動かす場を求めていた。住民の熱意に応えたかった」という。

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鷹虎キックボクシングジム(石巻)

キックボクシングで交流の輪を広げるメンバー

 通常は週2回のレッスンで、実戦練習をする人やサンドバッグ、ミット打ちをするなど一人一人の実力に応じた内容を組んでいる。今年はより多くの住民に来てもらうため、月曜日以外はトレーナーを常駐させる予定だ。

 西條涼介君(8)=石巻市渡波小3年=は「キックやステップなどを覚えていけることが楽しい。大会で成績を残している先輩に負けないように腕を磨いていきたい」と話す。

 同市大谷地の畠山周平さん(34)は「気持ちのもやもやがなくなり、スッキリと1日を終えられるのがいい」とやりがいを語った。

 船木会長は「ジムに来る人の年齢やその理由はさまざま。見て体験することで格闘技のイメージを変えてもらいたいので、気軽にレッスンに来てほしい」と呼び掛けている。

 活動は木、日曜日の午後7時~9時、石巻市流留の専用ジムで行う。男女や年齢問わずメンバーを募集中。連絡先は船木代表022(341)5118。

【2018年4月24日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
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民謡はまなす会(東松島)

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なかま

◇歌の力で地域を元気に

 トコヤッサイヨーイヤサー あーのー石巻-。

 三味線と尺八、太鼓の伴奏に乗せて「石巻港節」の朗々とした歌声が響く。「音程が難しいね」と笑い合いながら、互いに合いの手が入る。

 三味線の福居富大(とみひろ)の雅号を持つ会長の三浦富治郎(ふじお)さん(68)が「腕を磨きながら、民謡の力で地域を元気にしたい」と、三味線の福居竜大(たつひろ)さん(77)らと共に、2017年11月に結成した。会員は東松島、石巻両市の男女14人。民謡講師の平塚桃香(とうこう)さんが指導する。

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湯殿山神社の春季大祭に向けて、練習に励む三浦さん(中央奥)ら会員たち

 練習するのは「大漁唄(うた)い込み」や「さんさ時雨」「真室川音頭」など。その地域の風情や、歌詞に込められた思いを感じながら、歌と演奏に心を込める。

 会員はほとんど初心者だ。東松島市の女性(61)は「三味線と尺八の先生の伴奏で歌えるのはぜいたくで血が騒ぐ」と言い、石巻市の女性(69)は「大きな声で歌うのは気持ちがいい。健康の秘訣(ひけつ)」と笑う。

 三浦さんは、東日本大震災の津波で経営する会社と自宅が全壊。多くの支援と三味線が心の支えになった。感謝を込めてはまなす会を結成し、高齢者施設などに積極的に出向く。涙を流して喜ばれることもあり、逆に励まされるという。

 4日には湯殿山神社(石巻市清水町2丁目)の春季大祭の前夜祭に出演する予定だ。三浦さんは「民謡の魅力を若い世代に伝えていきたい」と力を込める。

 練習は毎週土曜の午後6時半から9時、東松島市赤井の南新町地区センター。メンバーを募集中。見学自由。連絡先は事務局の三浦玲子さん090(5356)9815。

【2018年5月1日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
   〒986-0827 石巻市千石町4の42 石巻かほく「なかま」係
   メール ishinomaki@sanrikukahoku.jp
   ファックス 0225(21)1668

いちご会(石巻)

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なかま

◇団結力生かし社会貢献

 高齢世代の地域貢献活動などを推進する宮城いきいき学園石巻校の15期生で組織し、会の名前は、その15(いちご)に由来する。

 15期生は、2009年4月から2011年3月まで学んだ60~80代の38人。11年3月に東日本大震災が発生し、卒業式は8月にようやく開かれた経緯がある。渋谷誠事務局長(70)=石巻市須江=は「震災時は会員の安否確認などに奔走。苦労しただけに強い絆が生まれた」と話す。

 全卒業生がいちご会員となったが、体調を崩したり亡くなったりして現在は24人。減少したものの、活動は活発だ。「現役時代の肩書は全て取り除こうというのがモットー。だからこそ意思の疎通が円滑で、協力し合える。団結力が自慢だ」。木村寅吉会長(74)=石巻市沼津=は胸を張る。

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個性の豊かさと団結力が自慢の会員たち

 会にはウオーキング、パークゴルフ、会報、ボランティアの四つの事業部門があり、積極的に取り組む。

 中核的なのがボランティアだ。植樹活動や福祉施設への慰問、ツール・ド・東北のサポートなど幅広い。こうした地域社会への貢献が認められて2016年、日本生命財団のいきいきシニア活動顕彰を受賞した。

 阿部みや子副会長(70)=同市開北=は「会員は個性豊かだ。それがまとまると大きな力になる。こうした仲間と知り合えたことで心の張り合いとなり、元気が湧いてくる」と笑顔を見せる。

 レクリエーションや、宮城いきいき学園の県北4校OB会との交流もある。ボランティア活動などの参加者を歓迎。連絡先は渋谷事務局長0225(73)3931。

【2018年5月8日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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ハンドベル「かほくベルリンガーズ・アンダンテ」(石巻)

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◇息を合わせ響き楽しむ

 「皆でのんびりと、音色を楽しむように活動に取り組んでいる」と、今野智子代表(46)は笑顔で話す。音楽の速度標語で「歩くような速さ」を意味する団体名のアンダンテのように、焦ることなく、楽しみながら練習に励んでいる。

 2012年9月に結成され、メンバーは40~60代の女性8人。練習には東日本大震災の復興支援の一環で、石巻市の河北文化協会に寄贈されたハンドベルを活用している。

 今でこそ童謡や歌謡曲、アニメソングなど50曲ほどのレパートリーを持つまでになったが、設立当初はメンバー全員、ハンドベルだけでなく、楽器の本格的な演奏活動も未経験だった。蛍光ペンで楽譜に目印を付けて、自分がベルを鳴らす順番を学ぶなど、それぞれが工夫をしながら技術の向上に努めてきた。

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かほくベルリンガーズ・アンダンテ(石巻)

音色を楽しみながら練習に取り組むメンバー

 ハンドベルの楽しさについて、今野代表は「息の合った演奏ができたときは、メンバーの連帯を感じることができて、気持ちがいい」と話す。

 日本ハンドベル連盟に所属し、発足当初からメンバーを指導している須田美知子さん(66)=名取市=も「演奏する一人一人が主役となる楽器だが、全員が気持ちを一つにして曲を奏でるのが魅力」と語る。

 活動の成果として、県ハンドベルコンサートや河北地区の文化祭をはじめ、地元の幼稚園やデイサービス施設への慰問活動なども展開している。

 活動は毎週金曜午後1時半~3時半、石巻市河北総合センター。メンバーを募集中。連絡先は今野代表090(2228)7800。

【2018年5月15日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

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石巻シニアソフトボールクラブ

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◇年齢感じさせずプレー

 松島町のシニアチームで活動していた石巻市在住の4人を中心に2011年11月に発足した。シニアは60歳以上で、愛好者24人が集まって活動している。

 石巻市では以前、ソフトボールが盛んだった。市内には男女混合を含む10チーム以上があり、リーグ戦も行われていた。東日本大震災でほとんどのチームが活動を休止。「市内のチームを復活させたい」という初代代表の平松武衡さん(80)=石巻市向陽町5丁目=らの願いが結成につながった。

 12年から県シニアソフトボール連盟の親善交流大会(リーグ戦)に毎年参加。4~10月(7月を除く)の日曜は大衡村、利府町、栗原市などに遠征し、試合をしている。日本ソフトボール協会公認審判員の星正俊さん(75)=石巻市田道町2丁目=はプレーはしないが、チームに帯同して交流大会の球審を務めている。

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守備練習に励む石巻シニアソフトボールクラブのメンバー

 練習はキャッチボールやノックでの守備練習、内野と外野の連携などさまざま。打撃や試合形式の練習もある。皆年齢を感じさせない動きで、生き生きとプレーしている。

 主将の大場武志さん(69)=石巻市大街道北1丁目=は「三度の食事よりソフトボールが好き」と笑顔を見せる。代表の神林幸夫さん(81)=東松島市牛網=は「みんなで和気あいあいとプレーするのが楽しみ。健康にも役立つ」と魅力を語る。

 練習は毎週土曜と日曜午前9時~11時半、向陽小グラウンドで。会員を募集中。活動費は年間1万円。連絡先は事務局の伏見勝さん090(2849)9598。

【2018年5月22日(火)石巻かほく掲載】

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墨心会(石巻市)

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◇刺激もらい楽しく書道

 「いいね!私よりうまい!」。講師の元高校教諭、奥田敏彦さん(77)=石巻市貞山1丁目=の一声に自然と笑みがこぼれる。石巻市石巻中央公民館。書道を学ぶ学習意欲旺盛な会員たちは、添削を受けながら上達を目指している。

 会は40年ほど前に結成された。公民館の自主事業で開かれた書道教室の当時の受講者たちが「このまま終わりにしたのではもったいない」と会をつくったのが始まり。

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奥田さんの添削を受けながら上達を目指す会員たち

 会員たちは、和やかな雰囲気の中で、書道を楽しんでいる。それぞれ自宅で書いた作品を持参し、奥田さんに提出。朱筆での修正(お手本)を参考に再び筆を走らせる。楷書、行書、草書、隷書などいろいろだ。

 事務局の須藤多伊子さん(77)=日和が丘1丁目=は「書道の勉強はもちろん仲間と一緒におしゃべりするのが楽しみの一つ」と話す。

 1991年に入会した最年長の佐々木久江さん(81)=立町1丁目=も元気いっぱい。「これも書道のおかげかもしれませんね」と笑顔を見せる。

 奥田さんは「皆さん、勉強熱心で年齢の割に上達は早い」と受講者たちの頑張りをたたえる。
 他の会員たちも「毎回、みんなが元気な姿で会えることがうれしく、良い刺激になっています」と口をそろえる。健康を維持し、書道を続けていく考え。

 練習は毎月第2、第4水曜日の午後1時半~3時半。現在会員を募集中。初心者はもちろん、男性も歓迎している。会費月1500円。連絡先は石巻中央公民館0225(22)2970。

【2018年5月29日(火)石巻かほく掲載】

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タイムスリップと仲間たち(石巻)

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◇慰問や祭り多彩に活動

 代表の桜井光三さん(61)は30年ほど前、友人3人とアコースティックグループ「エバーグリーン」を結成。母親の高齢者施設入所をきっかけに、慰問演奏を開始した。

 桜井さんが、石巻市大街道北2丁目で経営するギターショップ「タイムスリップ」のお客さんや、活動に賛同した人たちがメンバーに加わり、バンド名を「タイムスリップと仲間たち」と変え、活動を続けている。メンバーは現在、石巻地方に住む20~70代の男性8人、女性1人の幅広い年代で構成している。

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福祉施設で歌と演奏を披露する桜井代表(左端)らメンバー

 職業もさまざまで、各自都合の良い時間に参加し、ギターやベース、ドラムなどのパーカッションで演奏している。「年齢に関係なく、いろんな音楽をやってみよう」と、石巻市を中心に活動。大崎市などに出張することもある。

 慰問活動のほか、サン・ファン祭りなど各種イベントにも出演している。「二輪草」「リンゴの唄」といった演歌や昭和歌謡だけでなく、聴衆の世代に合わせ「しゃぼん玉」「ふるさと」などの童謡や「アンパンマンマーチ」のようなアニメソングを披露している。

 演奏会は、月に十数回、年間で計約150回とプロ顔負けの驚くほどの活動を展開している。

 桜井さんは「また来てください。楽しみにしています、と言ってもらえることが何よりもうれしい」と笑顔で話す。演奏はこれからも続く。

 練習は各自で行い、本番当日にリハーサルを行う。現在、メンバー募集中。連絡先は、桜井さん090(2980)5901。

【2018年6月5日(火)石巻かほく掲載】

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子育てサークル「こっこクラブ」(東松島)

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◇親子で遊び、情報を共有

 東松島市で、幼い子どもを育てる母親たちが交流する自主サークル。0~3歳児17人と母親15人が月2回集まり、親子でにぎやかに遊び、多様な情報を共有しながら交流している。

 市下町地区学習等供用施設を拠点に、七夕やクリスマスなど季節の行事や工作、消防署や航空自衛隊松島基地の見学など、さまざまな活動を展開する。

 5日にはお下がり会を開き、持ち寄った子供服やベビー用品を交換した。

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こっこクラブ(東松島)

親子で交流を深めるメンバーたち。お下がり会を開き、子供服などを持ち寄った=5日、東松島市下町地区学習等供用施設

 メンバーの多くが核家族や転勤族だ。

 昨春、夫の転勤で東松島市に転居し、入会した三浦まいさん(26)は「親族や知り合いがいない中、つながりができてありがたい。2歳の長男は遊び相手ができて活発になった」と笑顔を見せる。

 地元出身の母親たちは「県外出身のママは地域の情報を積極的に求めていて、学ぶことが多い」と話す。

 毎年4月に年間行事を協議し、各企画の担当者を割り当てる。メンバー同士相談しながら、企画を練るのも楽しい時間という。市学校給食センターや缶詰工場の見学などもあり、母親自身が楽しみながら、地域を知る場にもなっている。

 2歳の長男と参加する代表の住吉真由美さん(38)は「子どもの食事の与え方など、悩みを話し合うだけで安心できることも多い。和やかに子育てを楽しめるよう活動を続けたい」と語る。

 活動は原則毎月第1・3火曜の午前10時から午後0時半まで、市下町地区学習等供用施設(旧東市民センター)。会費は半年500円。メンバー募集中。連絡先は矢本子育て支援センター0225(84)2676。

【2018年6月12日(火)石巻かほく掲載】

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ヒップホップダンスチーム「グレアボックス」(女川)

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◇リズム乗り、ダンス磨く

 石巻市と女川町の小学4年生から社会人まで計8人が、所属するヒップホップダンスチーム Glare Box(グレアボックス)。仙台市などでダンス講師をしている佐藤喬太さん(28)が2015年夏に始めたスクールで、腕を磨いている。

 毎年、石巻川開き祭りや、女川の野外音楽イベント「我歴(がれき)stock」でパフォーマンスを披露。昨年は仙台でのイベントにも出演した。16日は、翌日に控える「我歴stock」に向け、振り付けや立ち位置などを最終確認。佐藤さんを手本にリズムに乗って踊り、約2時間汗を流した。

 大切にしているのは、ダンスを楽しむこと。「楽しんで踊れば格好良く見える。ヒップホップは他のダンスより自由な要素が多い。自分ならどうするか考える自主性も育てていきたい」

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Glare Box(女川町)

佐藤さん(右)を手本に練習するメンバーたち

 発足当初から通う石巻市山下小6年の伊藤友来さん(12)は「みんなと一緒に踊って、動きがしっかり合った時が楽しい」と笑顔。女川中1年の津田李々さん(12)は「見ている人も楽しんでくれているとうれしい」と魅力を語る。女川中1年の新妻祐和さん(12)は「海外のアーティストのように踊れるようになりたい」とはにかんだ。

 佐藤さんは、社会人になってからダンスを始めた。「人見知りだったが、自己表現できるようになった。ダンスが子どもたちの力になってくれればいい」と話した。

 練習は第1・3土曜の午前10~11時半、女川町まちなか交流館。男女問わずメンバーを募集中。連絡先は佐藤さん090(9424)8613。

【2018年6月19日(火)石巻かほく掲載】

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