16日に英クラシック3冠最終戦の「セントレジャー」がドンカスター競馬場(芝約2900メートル)で行われ、ライアン・ムーア騎乗で日本産のハーツクライ産駒コンティニュアス(牡・Aオブライエン)が快勝した。
これまでディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが英2000ギニー(2018年)、同産駒のオーギュストロダンが今年の英ダービーを勝っており、今回のセントレジャーで歴史のある英3冠競走を日本産種牡馬の産駒が全て制覇した。
英競馬専門紙レーシングポストは、コンティニュアスの今後について凱旋門賞に向かう可能性を示唆しており、すでに大手ブックメーカーではその名が上位に浮上。17日10時現在、ウィリアムヒルのオッズでは5番人気タイの12倍となっている。
もし、出走してくれば、日本からただ一頭参戦となるスルーセブンシーズにとって、同じ日本にルーツを持つライバル出現となる。なお、スルーセブンシーズは17日現在、コンティニュアスに次ぐ8番人気の16倍のオッズとなっている。