FC2ブログ
FC2 Analyzer

それコラに征って来ました【ネタバレ有】 

2008, 09. 12 (Fri) 22:35

それコラ初日公演、お疲れ様でした!!

詳細レポはまた別途書くとしまして、こちらでは初日の雑感的なものを書きたいと思います。
何故ならば、3時間ぐらい掛けて書いたレポが深刻なエラーとやらでふっ飛んだからです。
あれを今日中にもう一度最初書く気力は ない!

パンフレットの内容や入国証明印などのネタバレを含みますので、お気を付け下さい。

あと「これ知っておいたらコンサートをもっと楽しめるかもしれない」的な事をちょろっと。
若干ネタバレ気味になりそうなので反転させます。

↓↓↓↓
・冥王のサビは歌えるようにしておいた方が良さそうです。
・ボーナストラックの謎は解いておいた方が良さそうです。
・国歌は覚えて行きましょう。
・ハジクロのサビを憶えて行くと楽しいかもしれません。

↑↑↑↑

それでは以下からネタバレ全開です。



会場に着いたのは15時半過ぎでした。
せめてパンフだけは初日に買っておきたいと思い、物販列に。
なんと王様ドロップが既に売り切れ。物販開始1時間足らずで売り切れたとか何とか。
人気商品とは思っていましたが、ここまでとは…。

パンフレットの内容はこんな感じです。
↓↓ネタネタバレバレ↓↓
・陛下のロングインタビュー。
・宇都宮隆さんインタビュー。
・栗林みな実さんインタビュー。
・岩崎良美さんインタビュー。
・シモツキンインタビュー。
・主なコンサートスタッフのコメント。
・梶浦由記さん、桂遊生丸さん、大塚明夫さん、井上あずみさんからのコメント。
・楽器隊メンバーの愛機紹介。
・冥王PVのメイキングフォトギャラリー
・DVDは冥王PVのメイキング。

↑↑ここまで↑↑

今回の入国証明印はこれ。
それコラ9/11公演入国証明印
SHKのお城が神殿に!!

初日が赤という事は、詩女神六姉妹の色に対応しているんでしょうか?

そして内藤彩加さんが負傷により舞台を欠席との事でした。
残念ですが、お体を大事になさって下さい。

今回の幻想世界の舞台、JCBホールですが、良い意味でこじんまりとしたホールでした。
今までのコンサート会場の中では多分最大規模なのに、今までで一番小さく感じました。
悪い意味で小さいのではなく、良い意味で小さい。私はこの箱大好きです。

開演前には毎度お馴染み、SHK宮内庁内部部局長官官房総務課報道室からのアナウンス。
要約するとこんな感じ。
「SHのコンサートは観客席含めた会場全体が幻想のステージです!みんなMoiraを聞き込んでいるから大丈夫だよね!空気を読んで大人の対応で歌って雄叫んでね!」
陛下がサイトで言っていた無茶振りってこれか!
取り敢えず乗れそうな所は全力で乗りました。

各曲ごとにちょろっと感想を。

◆冥王◆
冒頭の語り的なものがちょろっと表示され、更に














なんて表示が。それなんてエリュs……

冥王様は意外と(ある意味予想通り)お茶目な方でした。
曲の前にちょこっと御挨拶されていました。

冥王「…何ダ。騒ガシイナ。君達、元気デスカ?」
客席「元気です!」「いぇーい!」「元気ー!」
冥王「此処ハ冥府デス。君達ハ亡者ダロウ。死者ガ元気デドウスル。空気ヲ読ミナサイ」

元気って訊かれたから元気と答えたんです。どうしろと!

冥王「ソレデハ我ガ冥府ノ仲間達ヲ紹介シヨウ。ミュー!」

REMIさん扮する従者ミュー(μ)が登場。

冥王「呼ンデモ出テ来ナイカモシレナイケド、呼ンデミヨウ。フィー!」

従者フィー(φ)はやはり出て来ない。

冥王「…ソウイウ事モアル。冥府ノ住人デモ負傷スル事モアル。赦セ」

続いて幻想楽団ならぬ冥府楽団の紹介。それぞれにギリシャ語アルファベットの名前がついていました。

そして曲が終わると斜幕に映ったのは…なんとちびっこい冥王様!

「神々からは忌み嫌われ...人々からは畏れられ..母上...何故Θを生んだの?」

冥王様切ない…滅茶苦茶切ない…でもちびっこい冥王様の泣き顔はめんこい。

詩女神六姉妹のカラーに冥王が加わると虹色になるんですよね。
七人姉弟の冥王末っ子、という図式を思い浮かべたらとても時めきました。


◆人生は入れ子人形◆
考古学オタクのハラショーことアレクセイ・ロマ(以下略)と楚々とした貴婦人エレーネ夫妻。
このアンバランスさが良い意味で奇抜さを醸し出していました。

そして踊る踊る穴掘りダンサーズ。
ソロ活動ではコヤックダンサーズを従えるじまんぐ、今回はコサックダンサーズを従えておりました。


◆運命の双子◆
杢燐は ちっちゃいエレフとミーシャに 恋を した。
楽しそうにはしゃぎ遊び回る双子達…ああもう涙腺がやばいです。
ここでも父と母役のアクターさんが登場。
基本的に、声優さんのボイスと同期して役者さんが演技する、という感じでした。
蠍殿下もしっかり登場!


◆奴隷市場◆
荷馬車に揺られて奴隷市場に連れて行かれる双子。他にも奴隷役の役者さんが2人ほど。
そして別々に買われ、引き離される2人……
ここの双子の演技が本当に切なくてですね!2人とも必死に抵抗するんですけど、結局連れて行かれてしまい…
連れて行かれる時にお互い手を伸ばすんですが、これがもう涙腺決壊ですた。
まさかここでこんなに泣くとは思わなかった。
奴隷市場で2人が引き離されるシーンなんて「やめてー!2人を連れて行かないでー!引き離さないでー!」と叫びそうになりました。
代わりに心の中では力いっぱい叫んでおりました。
いざ目の前で本物の子役が演じていると、臨場感は何倍にもなりますね。


◆雷神域の英雄◆
レオンティウツ殿下颯爽と登場!爽やかに歌う!槍を振り回す!
ラストでは王妃とポリュデウケス夫妻と弟カストルが登場。
王妃役の人何処かで見た事あるな~と思ったら、なんとRoman公演でプルー役を演じておられたダンサーのみゆきお姉さん!


◆死と嘆きと風の都◆
高級遊女カッサンドラ(MIKI)とメリッサ(シモツキン)、そしてお付きのミーシャ。
「アタイの鉄拳が火を吹くよぉ」って台詞に、びみょーに一昔前の空気を感じます。
遊女2人が歌っている周囲でキョロキョロとしているミーシャがめんこかった。

変態神官はいい変態っぷりでした。エレフと言いミーシャと言い、あいつの好みは銀髪のめんこいですか?
銀髪のめんこい子か…そうですか…
誠に不本意ながら、私と変態神官の好みは一緒かもしれません。
だって私も好きだもの。銀髪のめんこい子。

ミーシャにセクハラしようとした変態神官をエレフが後ろからグサーッ!
これは『エルの天秤』のセルフパロ演出ですな?
そこアビのパロと言い、舞台演出にもセルフパロ演出を使うとは…やりおるな!


◆聖なる詩人の島◆
詩人の聖女、ソフィー登場。ミーシャは嵐のせいか目が見えない様子。
ミーシャの表情が段々明るくなって行くのが素晴らしかったです。
本当に良い子役を使われました。


◆遥か地平線の彼方へ◆
ミロスじーさんとエレフの旅路。木の枝振り廻すエレフがやんちゃっこ的で可愛すぎる。
故郷で見付けたのは両親の墓標……
このお墓を目の前にした時のエレフの打ちひしがれる様子が…!
そして青年エレフが登場!妹を探す旅はまだまだ続きます。
右上のスクリーンにじいさんの顔が映り、助言を…
いや、申し訳ないですけどこれは笑ってしまいました。何故なんだろう。
エレフが師匠の助言を思い出している…という演出なんでしょうけども。
「人の回想を笑うな!」とかエレフが思っていたかどうかは...「ミラのみぞ知る」ってか?


◆死せる者達の物語◆
弓の名手オリオンに耳を傾けるエレフ。
「オリオンだって!?オリオンって…誰だっけ?」
こんな事思っていたらどうしよう。
ここで子供と大人の双子がステージ勢揃い。
それぞれが背中合わせで立っているシーンには心時めきました。


◆星女神の巫女◆
成長したアルテミシア。この時に目は見えているのかな?それは国民の解釈次第という事ですね。
星を詠むミーシャ。そして神殿には兵士達が乱入…


死せる乙女その手には水月
生贄として命を絶たれるアルテミシア。そして神殿に辿り着いたエレフ…
エレフ、こんな時に何ですが動きが怪しいです。貴方はスパイですか、忍者ですか。
と思ったんですが、あれは多分兵士達の目を掻い潜って神殿に潜入した、とかそんな感じでしょうか。

再会は同時に永遠の別れとなりました。一度も目線を合わせずに歌うエレフとミーシャが切ない…

そして冥王が現れ、ミーシャを冥府へと連れて行く…
おや冥王様、素敵な仮面ですね。


◆奴隷達の英雄◆
そしてエレフは剣を取り、奴隷達を解放する。
ここの演出を見て「あーシーンだったのか!」という分かった事が多々。
エレフ、奴隷達を解放→そんなエレフに惚れ込んだ奴隷達が次々と部下に。


◆死せる英雄達の戦い◆
雄叫んだ!歌った!拳振り上げた!そんな感じでした。
いや正直かなり記憶が薄い…何でだー!!(笑)
エレフとレオンが剣とか槍とかぐるんぐるん廻していました。
レオンと王妃、そしてアレクサンドラ死す。そして残ったエレフは……


◆神話の終焉◆
冥府の扉を開いたのは誰なのか?それは≪叙事詩≫の頁の外側…という事でしょうか。
各自の解釈次第という事ですね。


◆神の光◆
キャスト全員が揃っての合唱。己の運命を詠い続ける覚悟はあるのか否か…


◆アンコール→メンバー紹介◆
黒エレ「今回は陛下は出ないので、エレフが変わりにMCをします」
黒髪の黒エレフが登場。
黒エレ「ミラよ!何故私がこんな事を!…答えてくれんな」

そして『リローデッド』の音楽に乗せてメンバー紹介。
全員並ぶと壮観ですね。本当にミュージカル的な出演者の数ですな。

◆日替わりアンコール→沈んだ高級娼婦◆
「6th Story CDという事は6枚アルバムを出した!アンコールは日替わりです!」
という事で、初日は1st story Renewal CD「Chronicle 2nd」より『沈んだ歌姫』もとい『沈んだ高級遊女(Hetaira)』
紅の高級遊女と称されしカッサンドラ(MIKI)と蒼の高級遊女と称されしメリッサ(シモツキン)が歌う、ミラコン特別アレンジ版。
「パタローノ・デ・ロベリア」などの名前の部分も全て「カッサンドラ」と「メリッサ」に変換されていました。

モテフェルトラーノ四世の崩御後、ただの旅人エレフセウスがエレフセウス一世として即位。
ただの旅人が即位…でも血筋は王子様(仮)ですからね。
勿論発布した勅令は「国一番の高級遊女を王妃として迎える」でした。

エレフ「騙し騙され...殺し殺され...よく飽きもせぬものだ...全ては遊戯に過ぎぬ。アルテミシアを葬ったこの世界に復讐する為のな!」

それ復讐というか八つ当たりではないでしょうか、エレ陛下。
エレフが奴隷達の英雄になってくれて良かったと思いました。
しかし、ミーシャが高級遊女になっていたら2人の人生はどうなっていた事やら?
それはそれで遊女制度をぶち壊す為に国をぶっ壊していたんでしょうか。
妹が平和に穏やかに暮らせる世界の為に…
あれ、今なんか誰か似たような人を思い出しかけたような…

競り合いに負けた蒼の高級遊女メリッサは突き落とされてドッポーンバッシャーン!と沈みました。
そして紅の高級遊女カッサンドラもドッポーンバッシャーン!

日替わりで各アルバムという事は、13日にThanatos、14日にLost、15日にElysion、17日にRoman...と言った感じでしょうか?
18日目は6日目ですからのう。イベリアか?澪音か?それはミラのみぞ知る!


◆ハジマリのクロニクル◆
ハジクロは固定でリードボーカルのみが日替わり。
本日は色っぺーハジクロをお聞かせしよう、という事でMIKIさんとシモツキンの高級遊女コンビが歌います。
終了後、もう一度メンバー紹介をしてキャストの方々は退場。
エレたんは最後にピックを飛ばしておりました。
ハジクロ前だったと思うんですがエレたんが「巻いて行こう」と仰っていました。
「子供は9時までしかいられないんだ。みんな最後までいさせてあげよう」
嗚呼、エレたんの優しさが…


◆SHK国歌◆
最後は国歌を歌って全公演終了。終了時間は9時ピッタリ!

正直途中退場をも覚悟していた私にとっては有り難いです。
いつもSHのライブは終電が掛かっている時間との勝負なのです。
分かってやっている事とは言え、大変じゃないと言えば嘘なのです。

友と共に暫し余韻に浸り、翌日の事を考え帰宅しました。

以上、それコラ初演の雑感になります。最後までお読み下さいまして、有り難う御座いました。
このレポが今後どう発展して行くかは≪ミラ≫のみぞ知る……

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

S