横須賀水道路のトンネル [神奈川県愛甲郡愛川町半原] <1/2> | 道徒然話

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橋やトンネル等を訪問したり、原付や鉄道でうろちょろしたりした記録。また公報・官報の情報も上げていきたい。

 横須賀水道は、軍が需要に対応するために、愛川町半原から横須賀まで水道路を建設し、大正10年に完成した。半原周辺は地形が山がちなのか、トンネルを造ってショートカットしている箇所がある。そのトンネルは3箇所存在する。なお、現在は取水されていない。
 
現在地はここ
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 水源地から2個目のトンネルまでを示した。水色が水道路で、県道54号線と被っているが、原下~隠川では、県道を離れ、トンネル2つでショートカットしている。なお、トンネル1は地形図では間違った経路で描かれている。
 
 
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半原市街地を走る県道54号線。地形に沿って急カーブする県道と違って、水道道は直進する。
 
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車道は右に反れていく。そして山肌にはぽっかりとトンネルが口を開けている。
 
 
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 4層巻きの半円アーチ、帯石と要石(見えにくいが)も備えた立派なトンネルだ。車止めで4輪は入ってこれないようにしてある。※現在は通行止め
 
 
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アーチ部分のアップ。こんだけ立派な構えだが、扁額とかはない。
 
 
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中は狭く低い。真ん中に立ってないと結構な圧迫感。歩行者のための灯りが等間隔に付けられている。
 
 
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振り返る。山側が多少崩れて土砂が半分塞いでいるが、特に問題は無い。
 
 
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真ん中ら辺。水が染み出してきている。内部は未舗装なので、歩きづらいところもある。
 
 
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反対側に出た。こちら側にも車止めがある。
 
 
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うはぁ、かっけーなぁ。
 
 
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1個目のトンネルと2個目のトンネルの間は、水道路で繋がっている。歩いてもすぐだ。
 
 
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こういった築堤や緩いカーブなんかは、何か廃線跡っぽいな。
 
 
-2-に続く