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浦和スコルジャ監督「私には理解しがたい」「注意深く見てほしい」 PKなしの判定に苦言

◆明治安田生命J1リーグ▽第27節 浦和0―0京都(15日19時30分・埼玉)

 浦和はホームで京都に0―0で引き分けた。

 序盤から京都のハイプレスに苦戦する展開。それでも、前半22分にMF岩尾憲の浮き球パスに走り込んだMF関根貴大が相手GKと交錯した後、DFと接触して倒れこみながらシュートを放ったが、ファウル判定はなかった。

 さらに、後半30分には岩尾のロングボールに抜け出したFWリンセンがペナルティーエリア内で相手GKと1対1の状況になり、背後から相手に倒されたが、PKの判定はなかった。最後までゴールを奪えず、2試合連続のドローとなった。

 試合後、スコルジャ監督は審判の判定に対し、珍しく苦言を呈した。

 「レフェリーについてジャッジをするのは私の仕事ではないけど、もっとペナルティーエリア内の選手たちのところを注意深く見てほしい」

 「75分のリンセンのプレーがPKでなければ、私はどういったプレーがPKなのか分かりません。ピッチにレフェリーが4人、VARが2人、トータル6人の審判がいて、あそこでジャッジできない状況は、私には理解しがたい」

 その上で「もちろん、だからこの試合で勝ち点2を失ったとは言わない。エリア内の決定機でより冷静になることが必要だ。シーズン終盤で勝ち点2を失った状況でどういう感情になるか、自分でも分からない。非常に痛い状況だ。ただ、ターゲットは他にもあり、多くの試合が残ってる。後悔している時間はないので、すぐ中国にむけての準備をして、武漢戦に向かいたい」と話した。

 チームは20日にACL1次リーグ初戦の敵地・武漢戦に臨む。

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