つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
2023年5月8日、高知県土佐市にある地域おこし協力隊として高知に移住した人が経営するカフェ「ニールマーレ」の退去問題で、地元有力者代表のNPO団体や土佐市などの対応に注目が集まっています。
残念ながらネットの情報だけではジャッジはできませんが、かなりの可能性で「ニールマーレ」さん側は被害者なんでしょう。
とはいえ、今回の件は地元の有力者や行政だけが問題あるのでしょうか?
意図的に逆張りというのではなく、単純に私には「ニールマーレ」さん側にも落ち度があったと感じています。
今回は別視点という形で「土佐市カフェ退去問題」を見ていこうと思います。
【目次】本記事の内容
- 1 腹が立つのはわかるが、最初から喧嘩腰の落ち度
- 2 「土佐市カフェ退去問題」に関する関連アカウント
- 3 土佐市とカフェは弁護士を立ててやりとりしている模様
- 4 高知県土佐市カフェ強制退去問題に対するネットの声
- 5 地元紙『高知新聞』による取材でトラブルの流れが明らかに
- 6 今度は土佐市長殺害予告!? これは異常だ
- 7 ネットの情報も錯綜気味で辟易する状態
- 8 渦中のカフェ「ニールマーレ」の使命はそもそも何? 違和感ある営業内容
- 9 地元の有力者は理不尽な方なんでしょうが……
- 10 今回のケースは学びになるかもしれない……
- 11 永田順治さん本人が独白するも……
- 12 もはや裁判でクリアにするしかないのでは?
- 13 16日を最後にカフェ側は沈黙、17、18日にNPO、土佐市がコメント
- 14 大手マスコミはいまだスルー? 的外れに感じる東洋経済の記事
- 15 カフェ店長(匿名)氏による反論が残念すぎる……
- 16 ヨッピーさんの総力取材で土佐カフェ問題解決か? いや……
- 17 3つの「ゲスの勘ぐり」
- 18 ゲスの勘ぐりの結論……批判だけじゃアカン!
- 19 ヨッピーさん、たしかに嘘は書いてないけど……めっちゃ不誠実(苦笑)
- 20 やはりモヤモヤが止まらない土佐カフェ退去問題(2023/05/27更新)
- 21 現時点で私のモヤモヤなポイント(2023/05/27更新)
- 22 土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)
- 23 カフェは目的外使用? そこは問題ではないはず……国交省が近日中に正式に回答(2023/06/01更新)
- 24 やはりまずは議会で道筋を(2023/06/01更新)
- 25 残念すぎる!「読売新聞」は大手マスコミの看板を下ろしたら?(2023/06/02更新)
- 26 驚愕! 6月13日発売! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>(2023/06/03更新)
- 27 土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバン(2023/06/05更新)
- 28 多くの事実を知っている? 「語り部 」さんの第二弾に期待(2023/06/05更新)
- 29 土佐市の板原市長「法令を遵守し、早期の解決に向けて積極的に対応していく」(2023/06/05更新)
- 30 ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は販売中止の模様(2023/06/06更新)
- 31 崖っぷちカフェ店長(匿名)さんがまたもや残念なツイート(2023/06/07更新)
- 32 いよいよ一般質問スタート! 質問する議員と内容が明らかに(2023/06/10更新)
- 33 ビックリ! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は高知で販売中!(2023/06/11更新)
- 34 議会での一般質問は始まったが、全容不明で消化不良(2023/06/12-13更新)
- 35 NPO法人「新居を元気にする会」の文書全文が「高知新聞」で公開中(2023/06/14更新)
- 36 板原啓文市長は「三者協議」ではなく関連企業の追求で信頼回復を(2023/06/14更新)
- 37 場外での客同士の乱闘をよそに、主役たちはフェードアウト?(2023/06/14更新)
- 38 ABCテレビが偏向報道に近い形で土佐市カフェ騒動を取り上げる(2023/06/16更新)
- 39 土佐市議会「第2回定例会」は終了。問題は市長選で再燃か?(2023/06/20更新)
- 40 そろそろ幕引き? 自分なりの土佐カフェ騒動総括(2023/06/28更新)
- 41 やっと初の三者協議の場が設けられ、緩やかに解決(フェードアウト)するのか?(2023/07/11更新)
- 42 土佐カフェ問題は闇に葬られることが決定!(2023/07/16更新)
- 43 もう喧嘩両成敗でいい! 指定管理者のNPO法人が3者協議から離脱(2023/07/22更新)
- 44 NPO法人は3者協議の離脱後のアクションを考えているのか?(2023/07/25更新)
- 45 情報が途絶えた「土佐カフェ騒動」は第3回土佐市議会で進展がある?(2023/08/06更新)
- 46 崖っぷちカフェ店長(匿名)さんの「思わせぶりな投稿」の哀れ(2023/08/23更新)
- 47 土佐市議会「第2回定例会」の内容がやっと明らかに……(2023/08/26更新)
- 48 土佐カフェ「ニールマーレ」は新店舗で営業再開へ(2023/08/27更新)
- 49 NHKクローズアップ現代が土佐市カフェ騒動を特集するも……(2023/09/05更新)
腹が立つのはわかるが、最初から喧嘩腰の落ち度
問題発覚の発端は、下記のツイートです。
カフェ「ニールマーレ」側の激怒りが伝わってきます。同情もします。しかし、この一連のツイートを見て、私は大きく2つの違和感(店側の落ち度)を抱きました。
(1)冷静さを欠いた「ニールマーレ」の落ち度
激オコなのはわかります。しかし「田舎はどこもこうなんですか?」「地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います」「たかがSNSやと鼻で笑われました」といった投稿は、いささか乱暴すぎたのではないでしょうか。
まず、「田舎はどこもこうなんですか?」ですが、田舎に限らず、地元の有力者に行政が頭が上がらないなんてことは普通にあります。場所に関係なく公文書も平気で捏造する人は行政職員にもいます。少なくとも地域(23区内の某エリア)に私は四半世紀関わってきましたし、そういった理不尽な状況を体験してきています。一度や二度じゃないです。田舎が閉鎖的なのは同感ですが、あまりにも感情的かつ扇動的な書き出しだったのではないでしょうか。
「地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います」ですが、ツイートの添付画像だけでは一方的主張すぎて、判断できないことばかりです。なによりも実際にどのような契約を交わしていたのかが不明です。地元の有力者が何を言おうと契約書ありきなので、肝心な部分をスルーしている意味がわかりません。まさか契約書はないのでしょうか? そんなはずはないはずです。※新聞報道によると契約書はなかったようです(後述)。
「たかがSNSやと鼻で笑われました」というのも地元の有力者をディスるだけの言葉です。こういった見た人が感情的に煽るような投稿に意味はあるのでしょうか? 公の場面だからこそ、相手を屈辱する言葉は控える方がよかったと感じます。
理不尽な扱いをされたからこそ、冷静に自分たちの正義を主張してほしかったなぁ。。。というのが率直な感想です。
(2)契約内容が不明な「ニールマーレ」の落ち度
2023年2月に「土佐市職員が退去通告に来た」そうですが、これは新規の利用者募集にあたってのことでしょう。
「ニールマーレ」が営業していた交流スペースの利用者募集内容は1月25日にネットにアップされています。こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)。
投稿では「NPO法人は公募があることを締め切り二日前まで教えてくれませんでした」となっています。(1)でも触れましたが、マジで契約書はどうなっているのでしょうか。営業の期限は決まってなかったのでしょうか? 期限のない契約を交わすこと自体が信じられません。これは店側にも責任があることです。もちろん契約書は交わしていなくても賃貸契約は成立します。しかし、借りる側は自分たちの権利を守るためにも契約書作成は必須だったと感じています。
さらに問題なのはこれです(画像を別画面で開くと拡大されます)。
「ニールマーレ」側は募集に手を挙げています。そして落とされてしまいました。なぜ募集に応募したのでしょうか。理不尽だと思うならば、この時点で告発する必要がありました。
これは凡ミスです。応募で落ちた時点で出ていくしかない話です。これでは落とされた腹いせで居座っていると思われる可能性があります。募集案内にも『3月後半に結果発表で、新規利用者は4月頃からの利用』と明記されています。応募したということは、この条件を了解したという意思表示となるのではないのでしょうか。
私ならば絶対に応募もしなし、2月の段階で告発します。
・ ・ ・
繰り返しますが、「ニールマーレ」側の腹が立っている気持ちはわかります。地元有力者の人間性もかなり問題がありそうです。土佐市の態度も不誠実だと感じます。
しかし!
ちょっと感情的すぎます。ここは契約書の取り決めに準じて粛々と対応すればいいだけです。場合によっては裁判をすればいいだけはないでしょうか。ツイートでは「従業員の今後のことを考えてほしい」ということも書かれていたと記憶していますが、堂々と言い切れることでしょうか。
繰り返しますが、「ニールマーレ」側は被害者だと感じています。地域も行政も理不尽なことは山ほどあります。
しかし、心情的には同情しますが、「ニールマーレ」側が100%正しいとも思えません。残念ですが、もう少しうまく立ち回れなかったのでしょうか? 自分たちのミスが100%ないと言い切れるのでしょうか?
みなさんはどう思われますか?
「土佐市カフェ退去問題」に関する関連アカウント
今回の「土佐市カフェ退去問題」に関して参考にしたネット情報を載せておきます。
<土佐市カフェ退去問題・関連アカウント>
・崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う
https://twitter.com/kurumi121422
・崖っぷちカフェ店長による「noteまとめ」
https://note.com/kurumi121422/n/n163882f38f22
・whitefang0079(もしかするとカフェのオーナーさん???)
https://twitter.com/whitefang0079
・カフェ「ニールマーレ」公式サイト
https://niilmare.com/
・新居地区観光交流施設「南風(まぜ)」
http://maze.or.jp/
◯核心をついているツイッターアカウント
今回の件についてかなり詳しいアカウントがいくつかありましたが、その中でも下で紹介している方のツイートを見ると、いろいろと見えてくるものがあります。
このへんの話の補強から始めましょうか。
まず結論から言うと南風の指定管理者である新居を元気にする会による南風運営には極めて問題があります。
今回は指定管理者の新居を元気にする会と南風の金の流れの問題を糾弾していきたいと思います。 https://t.co/wSuQh0NGPl— 養殖漁師(高知県産) (@jfjk4cS1hpbHz3R) May 1, 2023
土佐市とカフェは弁護士を立ててやりとりしている模様
今回の問題はマスコミでは大きく取り扱われていません。それだけデリケートな問題ともいえるでしょう。
現時点(2023/05/12 夕方)で大きく扱っているのは「東スポ」だけです。それによるとすでに弁護士同士の話し合いになっているようです。
同市役所はどう対応するのか。同市担当者は「事実ではないところも多数ありますが、それら全部に反応するのではなく市の顧問弁護士に相談して対応することになります。後日、調査結果を市のホームページに掲載します」と話した。
引用:土佐市の移住者カフェ〝強制退去〟騒動で新展開 市役所が告発者に法的措置検討(東スポWEB/2023年5月12日 06:15)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/262879
魚拓URL:https://archive.md/RReY5
高知県土佐市カフェ強制退去問題に対するネットの声
Yahoo!ニュースでは取り上げられていないので、5ちゃんねるからネットの声を拾ってみました。
<高知県土佐市カフェ強制退去問題に対するネットの声>
・出て行くしかないね
・田舎はそんなものです
・残念だけどたぶんこの有力者はこんな告発なんて痛くも痒くもない
・ごく普通の田舎じゃん。コンビニに弁当が売ってる程度に当たり前
・要は客が付いたら乗っ取る作法なのかな?
・土佐市の反応を見ると握り潰すつもりっぽいな
・九州、四国は都会人と合わないからw
・田舎というか、ずぶずぶのNPOと役人のナニカなんてどこでもあるだろ
・んー、だからそこで育った若い人たちは出て行ったわけだし
・独自の老害ルールがあるから
・田舎者相手に常識といても無駄
・こういうのって大抵どっちもどっち
・日本は田舎の集まりだからどこ行ってもこうなるってオチなんでは?
・都会風を吹かすな
・90過ぎの老人が村の掟とか言って火を放つ国だしな
・田舎じゃなくても権力者はいるけどね
・よそ者がやってきて俺の言う通りにしろは侵略者過ぎる。法律違反じゃない限り無理だろ
・どこもこうだよ。だから人が離れていくんだから
・田舎でなくてもよくある話です
・「従う」の内容によるなぁ~
・地域おこし協力隊として税金を何百万円ももらって、町おこしに行ったのに、その地域のことを”田舎”などと言う時点でダメですよ
・田舎って本当よそ者を受け付けないよね。もうアホかと…
・何に従わなかったから出ていかされそうなんだ?
・従えばいいだろそんなもん。それが田舎に定住するというこだろ
・うさんくさいNPO法人とからんでおいてあとからごねるなよ。儲かりましたありがとうで消えろよw
・美味しそうなメニュー提供してるのに追い出す老人最悪
・カフェに問題がありそう。挨拶とかしなかったんだろうな
・東京風吹かすな。バカの一つ覚えのように地方、田舎連呼するな
・田舎はそんなもんだよ。若者が頑張って何かしてる風でも上に田舎の年寄権力者がいて若者を操っている。後ろ楯がないと何もできない
・両方の言い分を聞かないと
・何があったのかにもよるんだけどさ、基本的に田舎に住むってそういうリスク背負うものだからな。当の田舎者ですら総じて合わないと感じて出て行く奴も多い
・田舎の陰湿さは異常だよ
・全国で高知だけ未出店が多すぎるんだよなあ。山陰より採算が取れない地域として見做されてる
・土佐は本家と分家、先祖が侍でも上士かそうじゃないかで扱いが違う
・これだから田舎は的なスタンス出されたら現地の人は不愉快だろうなー
・そういう言い方をしてる時点で、普段からそういう人なんじゃないの?って思うよね。そしたら、周りともめるのも当然
・都会も有力者にいいようにされてんだろ。田舎はどうこう言う時点でもう思想が透け透けなんじゃね
・狭いコミュニティにも関わらず地主が強すぎて、移住者は最初から最後まで、地主の下、という位置が固定されてるから、都会よりもかなり住みにくい
・地方の土地の有力者の権力て結構強いからな
・大体ここの市長って無投票で何選か続けてるんだよなあ。そこからしてどうなのと思う
・田舎なんてそんなもん。「地域おこし協力隊」なんてきれいごとに騙されるほうが馬鹿
・東スポもたまには役に立つんだな
・都会から行くとこじゃないよ
・地域おこし協力隊=嫁確保システムだから男は追い出される。上小阿仁村でも青年海外協力隊の経験がある30代男性は「評判が悪い」と1年で打ち切り。20代女性は本人が契約解除を希望したのに「あんたはずっといてくれていいんだ」としつこく慰留された
・ちょろっと旅行行くぐらいが丁度いい
・偽造なんだから先に訴えてからツイートしろよ。市の調査なんてうやむやにされるだけ
・片方の意見だけで判断するのは危険だぞ
・水掛け論。嘘混じりの証言。都会も田舎もコネと既得権益でガチガチで変わらないよ
・そもそも「田舎は」などと差別発言してる時点でどっちもどっちでは?
・地元の有力者にどう従えって言われたのか書かなきゃダメでしょ
・管理者が居る物件で管理者が強いのはどこも同じじゃないか
・あそこは感覚は江戸時代の身分制だよ
・どんな契約になってるのか知らんけど建物の管理者が言うこと無視して経営しようとするのはどうかと思うぞ
・理不尽なことをされたらストレートにそれを訴えればいいのに、「田舎はどこもこうなのか」なんて言葉が出てくる時点で頭っから田舎をバカにしてるんだろ
・名前が悪いんじゃないか。「地域おこし協力隊」なんていかにも上からじゃん。「地域発展奉仕下僕員」とかがいいんじゃないかな。求めてるのはそういうことだろ
・高知ってまだ江戸時代みたいなことやってんだな
・ボスザルなんてどこにでもいる。団地やPTAなんかで言ったら東京が一番酷いし
・災難だなって思うけどなんか違和感ある。拡散させて私刑したいの?
・高知は四国でも異質なとこだよ、文明と隔離された場所
・テナントが指定管理者の言うこと聞かなきゃ追い出されるのは都会でも同じじゃね?
・どんな仕事でも同じだよな。サラリーマンだって上司と折り合いが悪ければ排除されるし。力関係で強い者が弱い者を従わせる、従わないなら潰すってのは自然の摂理だからな。いくら綺麗事言ってもそれが現実
・地域おこし協力隊はいつも自分の一方的な主張をSNSに上げるよね
・有力者さんの意にそぐわなかって言うのは具体的に何?
・これいわくつきの建物みたいだから。市役所がガチで触れてほしくないやつでしょ
・クソ田舎のNPOに毎年2000万円って何に使うのよ?
・これは法律で解決できるし、すべき問題。それを一方的にSNSで主張してる時点でダメですよ。しかも地域を侮辱するような言い方で
・田舎あるあるなんだよねえ。土地の問題からこうなってるから行政も及び腰なのもわかるし。田舎の権力者というのは人の地盤がすげーからちょっと騒がれたくらいじゃびくともしない。ただNPO法人で税金吸い取ってんのが問題すぎる
・捏造の書類って言ってるんだから弁護士立てて争って捏造を証明すればよくね。しかも最後に拡散してくださいって拡散が目的みたいで結局戦う意志が見れない。結局この人はどうしたいんだろう
・田舎は部落利権だらけだから、移住者歓迎などというデマを信じちゃダメだよ
・退去するしないは法律・契約の問題であってそもそも一方的な退去通告など意味はありません。法的に有効なら通告なら従うのが当然だし、向こうなら無視すればいいだけ
・普通に裁判すりゃ良いだけなんとちゃうん?
・ ・ ・
ハッキリした情報がないため非常にモヤモヤした状況が続いていましたが、やっと地元新聞が動いて記事にしました。
地元紙『高知新聞』による取材でトラブルの流れが明らかに
5月13日、地元紙『高知新聞』の記事により今回の問題の事実関係が明らかになってきました。
「田舎はどこもこうなんですか?」「地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました」などとする10日夜の投稿は閲覧数が1億回を超え、NPOや施設設置者の市に批判が殺到し“炎上”した。12日には市に爆破予告のメールも届き、市内の小中学校が授業を取りやめるなど波紋が広がっている。
引用:土佐市「移住者カフェ」で対立 地元管理団体が退去要求 店長SNS告発で拡散 設置者の市は静観の構え(高知新聞社/2023.05.13 08:30)
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/650265
魚拓URL:https://archive.md/7fVBw
このネット記事だけでは状況がわかりませんが、親切な方がネットに記事をアップしてくれていました。こちらです。
ここで事実関係を簡単にまとめておきます。
<『高知新聞』で明らかになった土佐市カフェ退去問題>
●トラブルの流れ(時系列)
・施設は2016年に設置される
・建設時に活躍した住民組織が母体のNPO「新居を元気にする階」が指定管理者となる(公募にて決定)
・2階カフェは移住者らの企業組合「アルバトーザ」がNPOに月額約10万円の利用料でオープン当初から営業
・2022年6月に「アルバトーザ」はNPOより利用中止を通知される(市の指導で取り消され、2023年3月までの利用延長となるが、4月以降の利用者は公募で決めると決定)
・2023年2月に公募(記事上部画像参照)
・「アルバトーザ」も応募するが落選
・「アルバトーザ」は退去を求められたが、そのまま現在も営業を継続
●契約書に関して
・賃貸契約書、利用許可申請などの書面を交わしてはいなかった
・施設開設時の書類がないので事実関係を把握できない(市長コメント)
◯やはりカフェにも問題がありすぎるのでは?
『高知新聞』の記事が事実だという前提で考えると、カフェ側(企業組合「アルバトーザ」)にも問題がありそうです。契約書を交わしていないこと自体がありえないことですし、2022年5月以降の流れから考えると、完全に居座りといえる強引さを感じてしまいます。
行政サイドの指導に問題があるのが根本的な問題ではありますが、これは施設立ち上げからの問題が根っこにあるようです。
経緯はこのツイートに凝縮されています。
以前ツイートした、過去に私が関与した施設はとうとう引き返せないところまで来てしまったようです。
私を受け入れてくれた人たちの悪評がたつようなことは書きたくなかったが、今の市政は恥ずべき害悪たちに巣食われています。
この件の経緯を私が知る範囲で書いていきます。 https://t.co/SVlS4alYSh— 養殖漁師(高知県産) (@jfjk4cS1hpbHz3R) March 27, 2023
さて、企業組合「アルバトーザ」側もこの問題は気づいていたのではないでしょうか。もしこのロケーション抜群の場所で営業を続けたいならば、歩み寄る必要があったでしょう。まして新規公募に手を挙げておきながら出ていかないのは、残念ながら居座りと同じです。
自分たちの従業員が職を失って困るといった主張をされていますが、新規で入居する予定だった飲食店の損失についてはどう考えているのでしょうか。仮に有力者の息がかかった団体が出来レースのように選出されていたとしても配慮は必要でしょう。
そもそも「連中は不正なことやってる!」と声高にネットで糾弾する必要はありません。証拠を揃えて冷静になって戦うだけです。それなのにSNSで感情的に煽るような投稿をしてしまうとは……私はフェアとはいえないように感じます。これってジェネレーションギャップというやつでしょうか。
とりあえず周辺情報を洗ってみました。
◯企業組合「アルバトーザ」に関して
企業組合「アルバトーザ」が運営しているカフェですが、代表は永田順治さんという方です。そしてカフェ「CaféNiil Mare (カフェ ニールマーレ)」のフードや空間内装などの総合的なアドバイザーとして株式会社エスエルディー(渋谷区・代表:青野 玄氏)が参画していたようです(オープン時のみ? 現在も? 詳細は不明。しかし、永田順治さんと青野 玄氏は土佐で別会社を共同で運営している模様。下記リンク参照)。
いろいろ調べていくと、なにかチグハグな部分が見えてきます。いくつか参考記事を貼っておきます。あとはご自身で企業組合「アルバトーザ」について調べてみてください。
<企業組合「アルバトーザ」・株式会社エスエルディーに関して>
・企業組合アルバ トーザ(ヘンシモ/2017年2月号)
https://www.kbiz.or.jp/kochichuokai/wp-content/uploads/2017/02/henshimo191.pdf
魚拓URL:https://archive.md/vng7f
・ハイセンスカフェ経営のオシャレ店長(modis/掲載日不明)
https://machibouken.jp/vsn/key017/
魚拓URL:https://archive.md/qBaVL
・業務委託契約締結に関するお知らせ ~ 高知県産業振興計画への参画 ~ (エスエルディー/平成28年2月25日)
http://ke.kabupro.jp/tsp/20160225/140120160225422039.pdf
魚拓URL:https://archive.md/XYlhX
・高知県産業振興計画への参画(エスエルディー/2016 年 4 月吉日)
http://www.sld-inc.com/_src/sc7737/83v838C83X838A838A84A983X_83G83X83G838B83f83B84A981y8D8292m93y8DB283J83t83F81z0415.pdf
魚拓URL:https://archive.md/Mu4ak
・株式会社クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐(代表取締役:青野玄氏・取締役:永田順治氏)
※スナック「ジョイ」、複合施設「ドラゴン広場」の運営を手がている模様。
https://www.qoll-japan.com/tosa/
魚拓URL:https://archive.md/woaEQ
いろいろな資料を確認する限り、企業組合「アルバトーザ」に少なからず悪意を感じてしまいました。普通ならば契約書を作る話ですし、話がこじれてからネットで「ニールマーレ」の店長に告発させるのはエゲツないと感じます。
これは企業組合「アルバトーザ」の永田順治さんが矢面に出る問題ではないでしょうか。そう感じる私は間違った感覚なのでしょうか。
◯それにしても爆破予告はイカレてる
今回の件で爆破予告がありました。
土佐市や教育委員会、警察への取材によりますと、12日午前6時12分、市の問い合わせフォームに、爆破を予告するメールが届いたということです。メールは「土佐市役所周辺と土佐市内の教育施設にきわめて高性能な爆弾を複数仕掛けた。爆弾は5月12日の午後3時34分に爆発する。NPO法人への報復である」という旨の内容だったということです。
引用:土佐市役所、教育施設に爆破予告「高性能な爆弾をしかけた。NPO法人への報復」という文言 土佐市内全ての小中学校で一斉下校(TBS NEWS DIG/2023年5月12日(金) 15:54)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/482693?display=1
魚拓URL:https://archive.md/jbPwn
これはひどすぎます。あまりにも行動が安易すぎます。爆破予告犯は徹底的に追求してもらいたいです。
また、これだけの問題が起きているにもかかわらず、「崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う(@kurumi121422)」さんは、このことに関して何も発言していないようです。これも不思議です。ここは絶対に怒る場面です。いや、むしろ「今回の告発ツイートが感情的過ぎたことをお詫びします」といった形で謝ってもいい案件です。
今度は土佐市長殺害予告!? これは異常だ
土佐市のカフェ問題は深刻さを増しています。教育施設に爆破予告の後は、土佐市長殺害予告だそうです。こちらです。
念のために画像も貼っておきます(画像を別画面で開くと、拡大されます)。
それにしてもエゲツないです。卑劣すぎます。記事を読んでいただくとわかりますが、合計5通の脅迫メールには市長のみならず、同市の児童生徒らに危害を加える旨が書かれていたそうです。
これは徹底的に追求して犯人を捕まえてもらいたいです。
ネットの情報も錯綜気味で辟易する状態
今回、私が記事にしたときに比べると炎上の火の手は収まっていません。それどころかさらに拡大しているような気もします。情報も錯綜気味で辟易する状態が続いています。
理由は大手マスコミも静観の構えですので、ここぞとばかり素人(私も含む)がアーダコーダと安っぽい推理で今回の件を斬っているからでしょう。
渦中のカフェ「ニールマーレ」の使命はそもそも何? 違和感ある営業内容
今回の問題の中心であるカフェ「ニールマーレ」のミッションは、そもそもどんなものだったのでしょうか。
残念ながら「崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う」さんの投稿を見ていても、何も見えてきません。『オーナーが土佐市からオファーされてきたのにハシゴ外された』という事実?を言葉を変えて主張し続けているにすぎません。
つらつらとツイッターを眺めていると、ひとつの投稿が目にとまりました。
こちらです。
これを読んでからカフェ「ニールマーレ」のインスタを確認してみました。
スタート時の2016年からの投稿をザッと見ましたが、いやはやメッチャお洒落なカフェですね。ロケーションは抜群ですし、調度品も上品です。メニューも渋谷や青山のカフェのようなメニューです。地元の若い人には好評だったのではないでしょうか。また、メニューから推察するに調理道具もかなりのレベルが揃っていたのではないでしょうか。これだけの空間を格安で(月10万円ほどという情報あり)で借りることができるのは最高です。コーディネートした目的や経緯、業者が気になります。
肝心の投稿内容ですが、「メニュー」「天気」「波」のことが中心。ものの見事に地域の魅力を語る投稿が出てきません。ただし。それ自体を土佐市やNPO団体が望んでいたのなら話は別です。
私の感性では、ミッションのカケラも感じられな状態で地域に関わるのはアウトです。紹介した「ふーみんみん」さんのツイッターを信じる信じないは別にして、カフェ「ニールマーレ」に『地域おこしのミッション』を感じませんでした。50代の私が『地域おこしのミッション』を感じないのですから、70代80代の人は推して知るべしでしょう。
地元の有力者は理不尽な方なんでしょうが……
カフェ「ニールマーレ」側が激オコになるくらい地元の有力者は理不尽な方なんでしょう。
しかし、残念ながら地域とは接していくには、理不尽さも込みで考えないといけません。
私も当事者として経験していますが、たった一人の自治会会長の横暴によって時間をかけて積み重ねたものがメチャクチャになってしまうケースがあります。もちろん自治会の他のメンバーも何も言えないという状況です。地域では「そんなことありえないだろ!」ということが普通に起きてしまうのです。
そして私たちは「文書で残しておけばよかったね」と学習するわけです(しかし、そういう人は文書も捏造したと騒ぐ場合もある苦笑)。
そういった点では、今回のカフェ側のアクションは、まさに「短気は損気」ということだったと感じています。
今回のケースは学びになるかもしれない……
今回の件は非常に学びが多いトラブルです。モヤモヤ感を残しつつフェードアウトする可能性もあると感じていますが、すべてが明らかになれば今後の地域活動に役に立つのではないでしょうか。
都内でも23区内と都下エリアでの行政の考え方や対応に大きな温度差があります。ホントに驚くほど違うんです。もちろん成熟度も違います。まして全国レベルで考えた場合、とてつもない乖離があるはずです。
そういった意味では今回のケースは今後の学びとして『事実』を残してもらいたいです。
正直、経緯を辿っていけば、半日程度で問題点が鮮明に浮き彫りになる案件だと思われます。ここは地元新聞社の記者に期待しますが、調べれば調べるほど闇が深くなりそうな気もしますね。
永田順治さん本人が独白するも……
5月18日、渦中の土佐カフェのオーナーである永田順治さん本人がネットの “ ジャーナリストチャンネル ” のインタビューに登場しました。
インタビューは前半後半の2回に渡って公開されるようで、今回は前半30分ロングインタビューでした。
気になる方は検索してご覧になってください。
私は見ていて気分が悪くなりました。
・ ・ ・
ここまできてしまったので、土佐市はニュートラルに問題の原因を抽出した方がいいかもしれませんね。このままグダグダと問題を引きずるのは、今後の市長選も含めてマイナスにしかなりません。
今回の登場人物である永田順治さん、地域おこし協力隊、エスエルディー、青野 玄氏、クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐、さらに永田順治さんや青野 玄氏と関連が深い高芝賢大氏(元土佐市職員)、そして今秋の市長選に名乗りを上げた斎藤努氏、NPO法人トサシカケNITARIあたりの点と点を検証する必要はあるでしょう。この辺をクリアにすることで、スッキリするのではないでしょうか。
もはや裁判でクリアにするしかないのでは?
問題点を抽出するためには、フェアな判断が必要です。そうなると、少し乱暴すぎますが、やはり、裁判でしょうか。
かつて沖縄県宮古島市で市が市民を名誉毀損で訴える訴えないといったトラブルが起きました(最終的には市が撤回)。そもそも市が市民を訴えるなんて言語道断のような気もしますが、今回のケースだと「崖っぷちカフェ店長」さんの投稿が土佐市のイメージを著しく貶め、さらに脅迫関連のトラブルをも引き起こしたとして、土佐市が名誉毀損で「崖っぷちカフェ店長」さんを訴えることは可能なのではないでしょうか。
もちろん「崖っぷちカフェ店長」さんに対して厳罰を求めるのではなく、あくまでの闇をクリアにすることを目的にするということでいかがでしょうか。。。そもそもカフェ側はやましいことはないと主張しているわけですから、法的に明らかにした方が好都合だと思います。
いかがでしょうか。。。
16日を最後にカフェ側は沈黙、17、18日にNPO、土佐市がコメント
5月17日、「南風(まぜ)」の指定管理者がfacebookに「お詫び」をアップしました。
こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)。
引用:お詫び(南風/2023年5月17日)
https://www.facebook.com/maze0427/posts/pfbid0C4YX6jnqFZUHVTiS8ZbY4YJ5j8NYyo8U14tvHFmxUkeeitqTgEtX9edUYjJZvrk9l
魚拓URL:https://archive.md/tXXae
念のため文章にも残しておきます。
お詫び
このたびは、新居地区観光交流施設 南面2階部分の利用許可をめぐり、新居地区はもとより、土佐市民、高知県民の方々、また関係各所に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
特に、子ども達の平和な日常を脅かすような状況となり、大変心苦しく思っております。
令和4年7月に企業組合アルバトーザの代理人より文書が送付されてから、当法人としましては、弁護士を立てて2階部分の利用に関する交渉を続けてまいりました。
そのような中で、企業組合アルバトーザの関係者の方が、SNSへの投稿を開始するに至りましたが、間もなく、当法人以外の方々にも嫌がらせ等の被害が生じ始めたことから、代理人弁護士を通じて、そのような事態を助長するような内容の投稿を控えて頂くよう、複数回にわたって求めてまいりました。
しかしながら、結果的にこのような事態となってしまったことは誠に遺憾というほかございません。
本件をめぐる事実関係につきましては、今後説明したいと考えております。
一日も早い事態の収拾に努めてまいる所存です。
最後に、このたびは、皆機に多大なるご迷感とご心配をおかけしましたこと、心より重ねてお詫び中し上げます。
令和5年5月17日
特定非営利活動法人 新居を元気にする会
横山 昌市
・ ・ ・
そして5月18日には土佐市長の板原啓文氏が今回の騒動についてコメントを発表しました。
こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)。
引用:「新居地区観光交流施設 南風」におけるSNSによる拡散の件について(市長コメント)(土佐市公式ページ/2023/05/18)
https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=5202
魚拓URL:https://archive.md/XO1Ne
念のため文章にも残しておきます。
「新居地区観光交流施設 南風」におけるSNSによる拡散の件について(市長コメント)
はじめに、本件に関し、土佐市民の皆様をはじめ多くの関係者の方々にご迷惑ご心労をお掛けしたことに対しまして、大変申し訳なく思っております。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。
本件に関しまして、5月10日の夜から、メールや電話で今回のSNSでのツイートによる苦情の電話やメールが殺到しております。公共施設への爆破予告メール、子どもの誘拐予告、私自身への殺害予告もあり、小中学生の下校時間を切り上げるなど、現在でも市民の日常生活にも多大な影響が出ております。また、当市への電話の中には無言電話、電話に出た職員に対して穏やかでない発言もあり、私といたしましては、市民を守る立場であるとともに、職員の安全を守る立場でもありますので、今回のような脅迫行為や、平穏な日常生活を脅かすような発信行動に強く憤りを抱いています。
今回の本施設のNPO法人と飲食店との問題については、SNS上で事実と異なる部分も多数あります。例えば「セクハラ・パワハラを市職員が容認した」など容認できない部分もございますが、それらすべてに反応するつもりはございません。
なお、本施設のNPO法人と飲食店との問題については、双方が昨年7月から弁護士を立てて協議を行っており、市としましても顧問弁護士と協議中でございます。
今後におきましても市としましては、引き続き法令等を遵守し、早期の解決に向けて積極的な対応や指導を行ってまいる所存です。
最後に、高知県及び県内各市町村の関係者の皆様にもいわれのない嫌がらせがなされ、拡散していく状況の報告も受けており、改めましてお詫び申し上げます。
令和5年5月18日
土佐市長 板原 啓文
内容的には高知新聞が報じた内容と変わらないものでした。
・ ・ ・
肝心のカフェ側(崖っぷち店長さん、ニールマーレのインスタ)は5月16日を最後に投稿がストップしたままです。激しい感情的投稿から沈黙へと転じています。もはやカフェが営業しているのかどうすらも外部の人間からはわからない状況となっています。
精神的に追い詰められている部分もあるのでしょうが、問題提起した側ならばこういった部分できっちり責任を果たさないと余計なツッコミを増やしてしまうこととなります。
大手マスコミはいまだスルー? 的外れに感じる東洋経済の記事
ここまで問題が大きくなった土佐市「移住者カフェ」問題ですが、大手マスコミは見事にスルーしています。
やっと5月19日に「東洋経済ONLINE」が記事にした程度にとどまっています。しかし、「東洋経済ONLINE」さんの記事は『たかがSNS』に焦点を絞った形の的はずれな内容であるのが残念でなりません。
とかく対立しがちの「既存の価値観」と「新たな価値観」だが、ぶつかり合うのではなく、また片方が折れるわけでもなく、相乗効果をねらうには、どうしたらいいのだろうか。まずはSNSをはじめとするネットの特性を理解してもらうか。なにか1つ、成功事例を生み出すところからスタートするか。答えが出るまでは、まだ少し時間がかかりそうだが、「たかがSNS」と切り捨てずに、現状に向き合う姿勢が必要なのは間違いないだろう
引用:土佐市「移住者カフェ」ここまで大炎上した真因 「前時代的な価値観」への反発が加速している(東洋経済ONLINE/2023/05/19 9:00)
https://toyokeizai.net/articles/-/673496?page=4
魚拓URL:https://archive.md/t7QS6
記事を書かれている城戸 譲さんは「新旧の価値観のズレ……ふとしたボタンの掛け違い」などが問題のポイントとされています。
しかし、私の考えは異なります。この問題は新旧の価値観のズレなんてアバウトな斬り方では解決不能です。これは田舎や都市部などには関係なく、もちろん価値観の違いにも関係なく、「高齢化社会の弊害・道徳教育の欠如・日本国の劣化」が原因です。
もう少し具体的に言えば、「社会的判断力が低下した高齢者脳」「想像力や思いやりやリスペクトが欠如した若者世代の人間性レベル低下」「行政サイドの無責任さ&無能さ」の三要素が重なったからです。
実際、同じようなことは都内でも普通に起きていますから。
カフェ店長(匿名)氏による反論が残念すぎる……
5月20日未明、「崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う」さんが手書きの文書を投稿しました。同時にカフェオーナーの永田氏の文書、話題になっている「note」記事に対する反論などもアップされていますが、私は「残念すぎるな……謝罪だけして余計なことを言わなければいいのに」という印象を受けました。
まずは店長自身の手書きメッセージから確認します。
こちらです。
念のため画像と文章を残しておきます(画像は暗いので少し明るく調整済。別画面で開くと拡大されます)。
文書に対する感想をカッコで書き添えてみました。
この度、私の発信がきっかけとなり、無関係の方々への誹謗中傷が行われている事や、犯罪予告なとが行われてしまっている事対して深くお詫び致します。特に、無関係な土佐市の子供達を巻き込むなど許される事ではなく、1日も早く犯人が逮捕される事を願っております。この様な行為をする方々には大変な憤りを覚えており、決して許される事ではない、と考えております。そういった行為については即刻辞めて下さい。
(まったく同感。犯人はぜひとも捕まってほしいです)
そして、「田舎は、どこもこうなんですか?」という発言が多くの方を傷つけてしまった事についても、謝らせて頂きたいと思います。
(きっと、多くの方は傷ついていないでしょう。明らかに店長さんの底の浅さを露呈させる結果となっただけと感じています。そして、ここでさらにご自身の認識力に問題があることが露呈してしまいました)
私、自身が、田舎産まれ、田舎育ちの人間ですし、決して田舎をバ力にする様な意図は無かったのですが、
(よくある謝罪ミスのパターン。私はそんなこと思っていなかったのに……というやつです。そして、この後すぐに言い訳と正当化ムーブに転じてしまうのは浅はかでした)
7年間、この土地で身を粉にて頑張ってきたのに市長及び、職員の方々に何度訴えても、取り合って頂けない悲しさ、従業員の雇用を守らなければ、いけない焦り、そして「同じ様な事が繰り返されてはいけない」という慣りから、悔しくて悔しくて「とにかく多くの方に知って欲しい、メディアにも取り上げて欲しい。」という想いから、強い言葉を選択し、使ってしまいました。
(前提として自分が100%正しいという奢った気持ちが透けて見えてきます。正しい自分の意見を誰も聞いてくれなかったと非難する傲慢さと悲劇のヒロインぶりが文章からも伝わってきます。さらに締めには「強い言葉を選択し、使ってしまいました」となっています。つまり、意図的に悪意を持って傷つけるような言葉を選択したといった風に受け取れます。そうすると前段の「バ力にする様な意図はなかった」と矛盾を感じます)
私自身、ここまで大きな反響を呼ぶとは思っておらず、また誘拐予告や爆破予告、地域に対する誹謗中傷といった事態が起こる事まで、想定していなかったのは、 私がSNSの怖さというものを、ちゃんと理解出来ていなかったからなのかもしれないと反省しております。
(用意周到に多数の画像で告発投稿することでSNSの怖さを思い知らせようとした悪意がブーメランになっただけでしょう)
私は土佐市に移住してきて本当に良かったと今でも思っていますし、これからも、土佐市を盛り上げ良い所を発信するつもりですし、地元の若い子たちが頑張りたいと思える町になって欲しいという想いもあります。
(すでに書いていますが、カフェスタート時からのインスタなどのSNSを確認すると、土佐市を盛り上げ良い所を発信する様子はほとんどなかったので、この辺の気持ちは偽りであることがわかります)
それなのに、応援して下さる方々や地城の皆様にご迷惑をおかけする様な事態になってしまい大変申し訳ありませんでした。
カフェニールマーレ 店長
(問題発生時から気になっていることですが、ご自身が名前を出さないのは理由があるのでしょうか? 堂々と名乗らないことが不思議でなりません)
そもそもこの問題の責任者は誰なのでしょうか? ここまで問題が拡大しても責任者がよく見えませんし、もしオーナーの永田氏が責任者であるならば、他の関係者がアレコレと発言することではありません。弁護士を入れての問題となっている状況にもかかわらず、このようなハンパな文書をアップすることが残念でなりません。
夜中(午前0:28 · 2023年5月20日)にアップしていることから考えると、切羽詰まったのでしょう。しかし、こういった文書は夜中にアップするものではありません。それが基本です。一晩寝かせて、誰かにチェックしてもらってアップする方がよかったでしょう。
この投稿に対しての意見もさまざまでしょうが、カフェ側は後押しする声を簡単に信じるのは危険です。この後にも書きましたが、カフェ店長(匿名)氏や永田氏は発言を控えた方がいいでしょう。
・ ・ ・
◯問題のポイントがわかっていない? 中身ゼロの永田氏の「お詫び」
続いて永田氏の「お詫び」を見てみます。
こちらです。
どうでもいいことかもしれませんが、カフェ店長(匿名)氏は「オーナー」と呼んでおりますが、文書で永田氏は自らを「ニールマーレの代表」としています。そして文書のラストでは「企業組合アルバトーザ代表理事」としています。このあたりの表記のバラバラさ加減は意図的なのか、素でやっているのかわかりませんが、残念なところです。
念のため画像と文章を残しておきます(画像は別画面で開くと拡大されます)。
お詫び
この度、私たちのSNS投稿に端を発したこの騒動によりまして、非常に多くの方々にご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、ニールマーレの代表として深くお詫び申し上げます。
ニールマーレを7年続けてきて、少しずつではありますがお客様が増えていることを実感してきました。それがコロナ禍でも諦めずに続けられた要因でしたし、そして今、私たちが存続を強く願うのも、その多くのお客様が支えてくれるからでした。
当初はまったく聞き入れられなかった私たちの声は、SNSを通じ、さらに多くの方々のご支援で拡がり、そのおかげでメディアにも取り上げてもらえるようになりました。
地元の方々だけでなく遠方からも応援に来てくださり、激励の言葉をかけてくださり、本当
に感謝しかありません。
しかしその一方で、数々の犯罪予告がなされ、教育機関の方々、子供たち、そしてその親御様の生活が脅かされるような事態が起きました。また、私たちに対してだけではなく、無関係な団体や事業者様への誹謗中傷も横行し、土佐市、果ては高知県そのものがひどい所だと曲解されるようにもなっております。
このような状況になったことに対し、強い自責の念を感じると同時に、犯罪行為には強い憤りを感じております。この事態につきましては、私たちの方でも弁護士や警察に相談しております。
私は地域おこし協力隊で移住してきましたが、そもそも高知が好きだから移住を決めました。その思いは今でも変わりはありません。今後も土佐市や高知の良さを発信し続けていきます。もし仮にここを出ていくようなことになったとしても、土佐市はいい所だと言い続けるでしょう。このような状況になっても、変わらずに応援してくれる温かい人たちばかりの街です。
ですから、どうか皆様、土佐市を、高知を、嫌いにならないでください。
この度の炎上で、本当に多くの方々にご迷惑をお掛けしました。申し訳ございません。
私たちの発信により不快な思いをされた方々、そしてこの一連の騒動で大変な思いをされている方々に対しまして、重ねてお詫び申し上げます。
企業組合アルバトーザ
代表理事 永田順治
これに関してコメントする気にはなりません。中身ゼロです。この時点での「お詫び」として点数をつけるとするとすれば、残念ながら10点くらいでしょうか。
「お詫び、弁護士を入れて話し合っている状況説明、結論が出た時点で説明いたします」というシンプルな内容でよかったはずです。
◯「note」記事に対する反論? このタイミングでやることではない
「note」記事に対しては丁寧な画像で反論されていました。
こちらです。
投稿では「法的措置を検討する」と鼻息もかなり荒いです。しかし、逃げ道のあるような書き方をしている「note」記事ですから、指摘自体がカラ振り気味になっています。
例えば「夫婦」の否定についても、「note」記事でも『夫婦だと捉えていたけど、実際は違った』とも受け取れる文章になっています。そもそもこんなことの否定などどうでもいいことですし、もし否定するならば最初に「夫婦」と断定的に書いたガレソ氏にクレームをつけるのが筋でしょう。
◯このまま当事者同士で話し合って決着をつければいい
残念ながらカフェ店長(匿名)氏や永田氏は問題が決着するまで発言しない方がいいでしょう。あまりにも事態を混乱させすぎているからです。
この記事を最初に書いた時点では、意固地な高齢者と責任逃れの行政に苦しんでいるカフェという同情心もありました。だからこそ最初の問題ツイートも「落ち度」とオブラートに包んで書いていました。
しかし、もはや同情しようもないほどカフェ側の手の打ち方が悪すぎます。ことごとく悪手の印象です。もっとも大切だと思われる高知愛(土佐愛)がほとんど感じられないのが致命的です。文章では地元愛を訴えていますが、実際の行動が言葉とあまりにも違いすぎます。
繰り返しますが、あとは水面下でクリアにすると宣言し、もろもろをやり過ごす方がいいでしょう。
ヨッピーさんの総力取材で土佐カフェ問題解決か? いや……
5月24日の朝8時過ぎにヨッピーさんの総力取材がYahoo!ニュースにアップされました。
こちらです。
参考:
・SNSで大炎上の土佐市移住者カフェ、現地で起こっている事の総括と問題点(Yahoo!ニュース/5/24(水) 8:10)
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoppy/20230524-00350545(魚拓URL:https://archive.md/UVc1s)
関係者(地元議員さん2名、新居を元気にする会の会員さん2名、理事長さん、崖っぷち店長、土佐市へのメール質問の回答)にガッツリ取材した精力的な内容でした。
しかも仁淀川で泳ぎ狂い、カツオのタタキや海鮮丼なども楽しまれてきたようです。土佐を丸ごと堪能した弾丸ツアーといったところでしょうか。
これはYahoo!からの依頼だったのか、義憤に駆られて突撃したのかはわかりませんが、非常に読み応えのある記事にまとまっていました。まさに総力取材といった印象で、ネットでも絶賛されまくりなので、今頃は美味しいお酒を飲んでいることでしょう。
まずはお疲れ様です。
・ ・ ・
私はこの記事を先程読んだばかりですが、すでに私もこの記事で書いた原因の三要素の内の「社会的判断力が低下した高齢者脳」「行政サイドの無責任さ&無能さ」の2点が浮き彫りなった印象です。
しかし、肝心のカフェ側の話となるとトーンダウンしています。
「崖っぷち店長」さんのような健気に矢面に立っている若い女性に問題を突きつけるのをためらってしまったのでしょうか? それとも最初からカフェ側視点で落とし所を決めての取材だったのでしょうか?
いささか、いや、かなり追及が緩かったといえます。
これは非常に残念です。
さらにネットでヨッピーさんの記事が絶賛されている(ネット見た印象ではそのように感じる)ことにも驚いています。私と同じように緩いな……と思った方も半分くらいいてもいいはずなんですが……。
追求が緩いというのは、ガレソ氏のツイートに登場した「夫婦」問題とか、名前を頑なに出さない理由なんてことではありません。そんなものはどうでもいいんです。そんなことよりも何かが潜んでいるかもしれない闇部分を炙り出すような追求をしてもらいたかったのです。余力があるならば、ぜひ第2弾を期待したいところです。
では、私だったら何を追求するのか? 肝心の闇部分だと思えることを簡単に書いておきます。
・ ・ ・
最近はこの記事を紹介してくださっている方々もいらっしゃるようです。私は思ったことを殴り書きしているだけなので、誤字脱字や恥ずかしい言い回しも多々あるのですが、本当に感謝です。ありがとうございます。
そんなわけで、ここからは今回のメッセージがヨッピーさんに届いてほしいという思いを込めて書きます(自分でツイートして知らせる度胸はなしww)。
◯地域へ企業が参画するリスク……地域が死んでしまう恐れも?
話がガラリと変わるようで恐縮ですが、闇部分のベースになる私の考えを最初に書いておきます。
いまや企業が地域へ参画するのは普通のこととなりました。世の中の流れといえます。青息吐息気味の企業が将来的に “ 何らかのメリット ” を得るために地域にすり寄り、無責任な行政側が企業に乗っかって指定管理などを丸投げするようなパターンはあちこちで起きています。しかし……本当にそれでいいのでしょうか? 私はかなり否定的です。
大事な税金が企業に流れ、そもそも地元愛が薄い企業は適当に問題が起きないような運営をすることとなります。結果、だんだんと地域力は衰退していきます。しかも旨味を感じないと思った段階で企業は去っていきます。気づいたときには地域の足腰はガタガタとなってしまっています。
かなり乱暴な説明でしたが、企業を安易に参画させてしまうと、地域は焼け野原になってしまう危険性があると声を大にして言いたいのです。
企業の地域参画は一種のステロイド剤のようなものです。使い方を誤るとダイナマイト・キッドやビリー・グラハムのようになってしまいます。
地域は地域住民(もちろん移住者なども含める。いわゆる「馬鹿者、よそ者、若者」を加えるのがベスト)が知恵を出し合って育てていく必要があります。それを一番わかっていないのが、「社会的判断力が低下した高齢者脳」と「行政サイドの無責任さ&無能さ」です。
◯カフェは土佐にとってステロイド剤のようなものだったかも?
今回のトラブルは……ここからは「ゲスの勘ぐり」です。邪推を働かせた文章などはゴミです。しかし、何かを取材して闇部分を明らかにするためには「ゲスの勘ぐり」を秘めつつ相手に質問することは普通です。
繰り返しますが、ヨッピーさんには第2弾取材で追求してもらいたいという願いを込めて(訂正とお詫び:下記参照)、闇部分「ゲスの勘ぐり」について書かせてもらいます。
「ゲスの勘ぐり」の追記です。
まずは訂正とお詫びからです。「ヨッピーさんには第2弾取材で追求してもらいたい」などとイキって書きましたが、外野が混ぜっ返しても問題解決になるどころか、かえって闇部分が見えにくくなる恐れもあります。安易な焚き付け的な書き方でした。申し訳ありません。
やはりテンション上げたままで書いたものをネットにアップするのは良くないですね。お詫びします。
この問題の情報は出揃った感がありますので、現時点では議会に委ねるのがベストだと考えます。お金の流れとか、業務委託の契約内容とか、そんなものを見れば、だいたいの問題点は見えてくるはずです。
議員さんたちには6月5日から始まる「第2回土佐市議会定例会」で徹底追及をしてもらいたいところです。私の「ゲスの勘ぐり」についても「ヨッピーさんには第2弾取材で追求してもらいたい」ではなく、「議会で突っ込んでもらいたい」という願いを込めて書くことに訂正させていただきます。いい大人なのに、一晩でテンション下がっている自分が残念すぎますね。繰り返しお詫びします。
土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバンです。現時点で私の中では外野が正義を振りかざす違和感が大きく膨らんでいます。
・ ・ ・
さて、これから書く「ゲスの勘ぐり」については、議会でも突っ込んでもらいたいところです。
今回の件、小見出しに「カフェは土佐にとってステロイド剤のようなものだったかも?」と書きましたが、企業の地域参画でみんな(土佐市、NPO、永田氏)が浮足立ち、大事な部分からあえて目を逸らして強引にカフェ事業を前に進め、最後の最後に崖っぷち店長さんが爆発してしまったと私は感じているからです。
では、「ゲスの勘ぐり」についてはあらためて追記します。まとめて追記できなくてすいません。すでに全体像は書いていますが、念のために外出後に見直してからアップします。
帰ってきました。もうチラッと見ただけですが、アップします。誤字脱字、意味不明の文章などお許しを!
3つの「ゲスの勘ぐり」
今回の事案はスタートからチグハグでした。崖っぷち店長さんのツイート炎上が発端ですが、なぜオーナーが最初から矢面に出てこないのか、なによりもなぜあんな感情的な投稿をしたのが疑問でした。もしかして、まわりすべてに絶望して激オコ投稿したのかな? なんて思ったりもしました。
私の「ゲスの勘ぐり」は、上記の邪推(崖っぷち店長さんがなんらかの理由で激オコした)をベースにしたものです。全部で3点あります。最初の2点は議会で突っ込んで確認してもらいたい部分です。ラストは、市長選に関してです。
では、2015年から2023年までの流れ(高知県産業振興計画〜カフェ実現〜カフェこじれる〜sns炎上)に沿いつつ書いていきます。関連参考サイトも合わせて載せておきます。
◯エスエルディー参画からカフェ開業までの疑問(ゲスの勘ぐり01)
まずは時系列で流れを確認してください。すべてツイッター炎上の時点で私が検索して把握していたことです。また、ツイ消しされてしまったようですが、「養殖漁師(高知県産)」さんのツイートも参考になリました。「養殖漁師(高知県産)」さんは後述の「協力隊員メンバーは漁業担当O氏」だと思われますが、facebookでもめっちゃ発信しており、誠実な方だと思います。
<時系列&参考サイト>
・2014年11月:NPO法人「新居を元気にする会」発足
・2015年2月:土佐市協力隊募集(期間:2月3日〜2月14日)
・2015年2〜3月:永田順治氏応募→選出→エルエスディー退職
・2015年4月:土佐市第一期地域おこし協力隊の発足
※協力隊員メンバーは漁業担当O氏、観光担当T氏、役割不明S氏、そしてJ氏(永田順治氏)の全4名。
※参考サイト:
・求人 カラッとした土地で(日本仕事百貨)https://shigoto100.com/2015/02/tosashi.html(魚拓URL:https://archive.md/KbmVd)
・土佐市地域おこし協力隊facebookページ(2015年4月19日投稿) https://www.facebook.com/tosacity.kyouryokutai
・2015年7月6日:カフェに関する大きな動きあり?(サポート? 経営依頼?)
※J氏(永田順治氏)が土佐市地域おこし協力隊facebookページでて「ブログをUPしましたので、お時間のあるときに読んでいただければ幸いでございます http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/blog/4392/21346(記事削除済)」と発言。コメントからカフェ関連だと推察できる。
※参考サイト:
・土佐市地域おこし協力隊facebookページ(2015年7月6日投稿) https://www.facebook.com/tosacity.kyouryokutai
・2015年10月:株式会社エスエルディー(代表:青野 玄氏)「高知県産業振興アドバイザー」に就任
※民間企業における事業推進者の見地から、課題の抽出、改善案の提言等を行う。
※参考サイト:
・地域アクションプランフォローアップ会議(高知県)https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/120801/2019101000312.html
・エスエルディー プレスリリース(2016年2月) http://ke.kabupro.jp/tsp/20160225/140120160225422039.pdf(魚拓URL:https://archive.md/XYlhX)
・エスエルディー プレスリリース(2016年4月) http://www.sld-inc.com/_src/sc7737/83v838C83X838A838A84A983X_83G83X83G838B83f83B84A981y8D8292m93y8DB283J83t83F81z0415.pdf(魚拓URL:https://archive.md/Mu4ak)
・2016年1月29日:企業組合アルバトーザ設立
※組合員数6名、従業員数9名。6名の組合員が出資して設立。正式なメンバーは不明。代表理事は永田順治氏。
※参考サイト:
・企業組合アルバトーザ(ヘンシモ/2017年2月号)
https://www.kbiz.or.jp/kochichuokai/wp-content/uploads/2017/02/henshimo191.pdf(魚拓URL:https://archive.md/vng7f)
・2016年2月:企業組合アルバトーザが株式会社エスエルディー業務委託契約を締結
※「エスエルディー プレスリリース(2016年2月・4月 上記リンク有)」によると業務委託契約を締結。メニュー作り、インテリア、キッチンオペレーションにも関与しています。2016年4月28日プレスリリースでは『地方創生貢献への第一歩として高知県産業振興計画へ参画いたしました』とアピール。
※参考サイト:
・地方創生貢献へ第一歩。高知県産業振興計画への参画、2016年4月にオープンするカフェのトータルアドバイザーに(エスエルディー プレスリリース/2016年4月28日 18時)https://www.value-press.com/pressrelease/161578(魚拓URL:https://archive.md/Dg776)
★ゲスの勘ぐり01『エスエルディーの暗躍? 土佐市職員と永田氏の若気の至り? そしてNPO理事長は置き去り?』
ここまでの時系列を見るだけで「んん? なにこれ? これは……」と感じる人は少なくないでしょう。
「世に倦む日日 氏」がnoteで書かれていた記事(リンク後述)はさすがに飛ばしすぎだと感じましたが、青野氏の指示で永田氏が先兵として派遣されたのかもね……とゲスの勘ぐりしてしまうのは当然だと思います。私も「もしかして?」と思いましたから。
実際、企業はあの手この手で地域に入り込もうとします。そして企業が地域へ参画することで地域が荒らされたり、活力を奪われるケースも多々あります(もちろん反対事例もある)。ここまでの流れを見たら、これは……やっぱ……かもね、、、となります。もちろんエスエルディーさんがそうだったなどと言うつもりはありません。なにより証拠がありません。
さらに調べてみると永田氏はエスエルディーで『高知に来る直前は、都内の4店舗を総括するエリアマネージャーの職にありました』ということですから(リンク後述)、かなり仕事ができる方だったのでしょう。エスエルディーの青野氏も名門ラ・サール中学・高校出身で、横浜国立大学マルチメディア文化学科卒業後は音楽プロダクションに入社。その後、エスエルディーを設立した才人です。時代の先を見て仕掛ける優秀な若手経営者であるのは間違いありませんから(リンク後述)、永田氏の「土佐愛」をうまく刺激して説得したのかもしれません。。。。などと私は勝手に勘ぐったりしました。この辺の経緯を議会では追求してほしいです。しかし、土佐市の公文書保存期間は不明ですし、いまさら追求しても明らかにはなりにくいでしょう。しかし当時の職員や市長に追求してもらいたいところです。
とくにカフェ(2階)の使い方は交付金との兼ね合いでギリギリの妙案として「企業組合アルバトーザ」というコンソーシアムを発足させたと私は推測していますが、市長にはそのへんの真意を語ってもらいたいですし、議会も「企業組合アルバトーザ」の詳細を明らかにしてもらいたいです。
これ、もしかするとこのコンソーシアムは青野氏のリードで、そこに土佐市職員と永田氏の若気の至りで乗っかり、さらに無知の土佐市が安易に押し通そうとしたんじゃないでしょうか。そして問題のNPO理事長はすでに土佐市やカフェ側から置き去りにされていたのではないでしょうか(カワイソス)。
オープン直前になってニールマーレ入居辞退というトラブルもあったようですが(裏付け資料なし)、これはなぜ? 置き去りにされていたNPO理事長が怒ったからでしょうか?
また、カフェの運営は最初から企業組合アルバトーザが手がけていたのでしょうか? 私はそのように思い込んでいますが、事実を知りたいです。合わせて「崖っぷち店長さん」がいつ店に合流したのかも知りたいです。勝手にオープンからだと思っていますが、実際はどうだったのでしょう。
この時期、きっとそれぞれが、それぞれの思惑で浮足立っていたんじゃないでしょうか。少しぐらいヤバイことも片目をつぶって突き進んだような気がします。これはありがちなことですので、責められないことです。私もメンバーだったら、都合のいいこと考えようとするでしょう。
とはいえ議会では、この発足時点の状況を明らかにしてほしいです。誰かを悪者にするではなく、あくまでも今後のために事実を明らかにするという方向で。
※参考サイト:
・高知県土佐市で起きた「移住者カフェ」問題 - 浮かび上がりつつある真相と疑惑(世に倦む日日 note/2023年5月16日 16:09)https://note.com/yoniumuhibi/n/ncd381597a92f(魚拓URL:https://archive.md/ntt3C)
・海を望み、経営に挑む(土佐経営塾通信 Session/2020.09.30)https://www.kocopla.jp/data/uploaded/1659340547182.pdf(魚拓URL:https://archive.md/yFOlH)
・第75回 株式会社エスエルディー 代表取締役 青野玄氏(飲食の戦士たち/09/11/02)http://in-shoku.info/foodfighters/vol75.html(魚拓URL:https://archive.md/MMkHe)
・ ・ ・
書いていて疲れてきました(苦笑)。ごめんなさい(汗)。
サクッとゲスの勘ぐりを続けます。
◯カフェ開業後から2020年(コロナ禍)頃?までの疑問(ゲスの勘ぐり02)
<時系列&参考サイト>
・2018年3月31日:青野 玄氏がエスエルディー退社
※2017年には公開買付けを実施した取引先のDDホールディングスにエスエルディーを売却し、2018年にはエスエルディーの取締役を退任。
・2018年6月1日:株式会社クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐が設立
※参考サイト:
・株式会社クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐 https://www.qoll-japan.com/tosa/(魚拓URL:https://archive.md/721X5)
★ゲスの勘ぐり02『ハシゴを外された永田氏? コロナ禍で判断ミス?』
青野 玄氏は2016年08月の「FOODS CHANNEL」のインタビュー(リンク後述)で『スタッフの力を発揮できる場を作ってあげることが、一番大切ではないかと思います。さらに「音楽」、「アート」、「食」に続く事業の柱を他にもいくつか作ること。そしてそれらを発信する先を、首都圏以外も広げることです』と答えています。2016年の段階ではエスエルディーの枠組みから飛び出て、地域(地方)文化の掘り起こしと若手人材の育成を考えていたと思われます。
そして2018年6月1日に株式会社クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐を設立します。代表取締役は青野 玄氏、さらに取締役には土佐市職員だった高芝 賢大氏、ニール・マーレの永田 順治氏が名を連ねています。
ここまでは筋書き通りだったのではないでしょうか。青野氏はすごいと思います。皮肉ではありません。かなり先を見通す力がある人物だと感じます。
2018年以降、土佐(全国の地方)に魅力や可能性を感じていたはずです。しかし、青写真は見事にコロナ禍で打ち砕かれてしまいます。ニールマーレ側はコロナ禍で給付金申請を検討したようです。それが引き金となりトラブルが再燃し、どこかのタイミング(2021年頃?)で青野氏は土佐を、そしてカフェや永田氏も見限ったのではないでしょうか。だからといって青野氏が悪いとは思いません。むしろ経営者として当然のことでしょう。「もう付き合っていられないよ」となるのは普通の感覚だと思われます。
ニールマーレのような微妙な案件は給付金申請も厳しいかもしれませんよね。今回のコロナ禍で体力がない地域団体は活動を止めてしまうケースも見られました。その後、ハシゴを外された状態のニールマーレ側は迷走していったと勘ぐっています。ニールマーレが楽天市場で化粧品を販売していることも話題となりましたが(リンク後述)、これもカフェ存続のためにやったことではないでしょうか。
青野氏や永田氏はfacebookをやられているので確認しましたが、2人はつながっていないようです。とても不思議です。現在、青野氏は福岡で活躍されていますが、土佐の件はスルーしています。キーマンとも考えられる土佐職員だった方も動きがよく見えてきません。
コロナ禍でカフェは絶体絶命となし、企業組合アルバトーザも機能せず、永田氏は困惑し、崖っぷち店長さんもお手上げ状態のまま時間ばかりが過ぎていき、運命の2023年のカフェ公募となったのではないでしょうか。
議会にはクオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐と市の関係、市とカフェとNPOの関係、などを時系列に確認し、事実がどこにあるのか追求してほしいです。NPO理事長だけを悪者にするのであれば簡単ですが、バランス良く事実を明らかにしてほしいところです。
参考
・エスエルディー・青野玄社長~飲食業界の枠に収まらない”非チェーン化戦略” https://www.foods-ch.com/gaishoku/1469788851645/?p=3(魚拓URL:https://archive.md/sGskW)
・Online Shop Niil Mare(楽天市場)https://www.rakuten.co.jp/niilmare/(魚拓URL:https://archive.md/ITKhc)
・ ・ ・
ここまでが議会で明らかにしてほしい「ゲスの勘ぐり」です。
ラストの「ゲスの勘ぐり」は、市長選に関してです。
◯扇情的なSNS投稿に対する疑問(ゲスの勘ぐり03)
<時系列>
・2023年5月10日:崖っぷち店長さんが問題のツイートを投稿→炎上
・2023年5月24日:ヨッピーさんの総力取材で沈静化?
崖っぷち店長さんのツイートから2週間ですか。この期間にさまざまな情報が錯綜しました。
ここからは非常に失礼な「ゲスの勘ぐり」です。名誉毀損されそうな内容だと承知しつつ書きます。
★ゲスの勘ぐり03『新たな市長を担ぎ上げて起死回生を!?』
青野氏が手を引いた状態となり、永田氏も腰が引けた状況で八方塞がりとなった崖っぷち店長さんは妙案?(大胆なアイデア?)を思いつきます。
それは世間を味方につけることです。
土佐市や指定管理団体などをSNSで糾弾し、その勢いで市長を引きずり落とすという荒業です(これは失礼過ぎる妄想ですが、私だったら同じことを考えます。私はゲスですから……)。
5月5日に斎藤努氏が今秋の市長選に名乗りを上げました。斎藤努氏やクオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐の高芝 賢大氏は「NPO法人トサシカケNITARI」でつながりがありました。きっと永田氏や崖っぷち店長さんとの接点もあったことでしょう。
企業の地域参画でみんな(土佐市、NPO、永田氏)が浮足立ち、大事な部分からあえて目を逸らして強引にカフェ事業を前に進めてきたものの、それが頓挫濃厚となってしまい、最後の最後に八方塞がりとなった崖っぷち店長さんが爆発してしまった気がします。
「こうなったら市長を引きずり落として、理解のある斎藤努氏がもし市長になったら正式にニールマーレが運営できるようになるかもしれない!」となどと考えての爆発(暴発?)だったのではないでしょうか。こう考えると、あの過激ツイートも納得できます。
さて……「ゲスの勘ぐり」が酷いですよね。実際、私は斎藤努氏のツイッターのほとんどに目を通しましたが、崖っぷち店長さんや永田氏と一緒に絵を描いたとは思っていません。純粋に市長に立候補されたのでしょう。そして永田氏もいきなりのSNS炎上で戸惑っているのかもしれません。
崖っぷち店長さんに対して大変失礼な「ゲスの勘ぐり」ですね。名誉毀損で訴えられそうです。しかし、このように想像すると、すべてが腑に落ちるのも事実です。それだけ崖っぷち店長さんは追い込まれていたんじゃないでしょうか。まさに名前の通りですよね……。とにかく貧乏くじを引かされた印象です。ヨッピーさんにはこの辺を鋭く迫ってほしかったです。
ゲスの勘ぐりの結論……批判だけじゃアカン!
昔からゴシップはたくさんありました。ここ数年は「文春砲」が凄いです。「人の不幸は蜜の味」という言葉がありますが、誰かの秘密を暴いたり、告発したりする記事を読んで蜜の味を堪能している人も多いでしょう。
今回の件も誰かを非難する流れを強く感じています。もちろん私も含めてです。外野が批判合戦を続けていても、飛び火して延焼が広がるだけなんですよね。
世に何かを発信する場合、誰かを非難して憎しみを増幅させるだけではいけません。
私も反省です。。。
そこで! 議会では過去の一連の問題を明らかにしたら、今回のトラブルをプラスに昇華させていくように導いてもらいたいです。
「企業組合アルバトーザ」というコンソーシアムは失敗しましたが、今までの土佐市の人気カフェや商店、頑張っている企業などを巻き込み、土佐の逸品や農水産品の生産者の想いを伝え、地域の新旧名物を揃え、カフェメニューも地域色を加え、新たな「土佐共創コンソーシアム」の推進を提案して形にしてはいかがでしょうか。もちろんのNPO有力者や永田氏、崖っぷち店長さんをはじめ、いままでニールマーレ(南風)に関わってきた人を全部取り込んでいってほしいです。
災い転じて福となす……言葉にすると簡単ですよね。実現は大変だと思いますが、ここでノーサイドにして、土佐をさらに輝かせていってほしいです。
あ、建物の交付金問題は国に謝罪して、今後の交付金はペナルティで減額ってことじゃダメですか?
そんなわけで議員さんに頑張ってもらいたいです。
以上です。
グダグダと失礼しました。
ヨッピーさん、たしかに嘘は書いてないけど……めっちゃ不誠実(苦笑)
だまされたーーー(苦笑)。
今回のヨッピーさんの記事、すっかり勘違いしてしまいました。きゃとらんさんの指摘ツイートで気づきました。
ヨッピーさんは取材しつつ、川遊びもされて、カツオのタタキも食べるなんて凄いなぁ。。。「たしかに暑い日があったもんね! 高知の初鰹(上り鰹)なんて最高じゃん!」などと単純に感心してしまった私はおバカです(苦笑)。
たしかに記事には一緒に楽しんできたなんて書いてありませんでした。唯一、海鮮丼だけは『取材中、現地で食べた』となってました。
いやぁ〜、オレってアホです。
マジで脳みそ劣化していますね。
しかし、自分の頭の悪さを棚に上げて、あえて言わせてもらいます。ヨッピーさん、ちょっと不誠実です。ほんのワンフレーズだけでいいので、『◯年前に来た時は自然を満喫したけれど……』的なものは入れてほしかったです。
せっかくの記事もこういう書き方で価値が一気に下がります……自分の短絡的な思い込みが原因なのに、ヨッピーさんのことを不誠実で、記事の価値が下がると罵るなんて、私も崖っぷちかもしれませんね。。。(←これを書きたいだけで追記しました)
やはりモヤモヤが止まらない土佐カフェ退去問題(2023/05/27更新)
また新しく大きな動きが2つありました。まずはアーカイブとしてまとめておきます。
◯高知県県知事の記者会見による提案と私見
5月24日、定例の知事記者会見が行われ、「土佐市のNPO法人と飲食店のトラブルについて」という形で多くの記者質問に対応がなされました。質問は5つあり、回答のポイントは下記のとおりです。
<高知県知事の濵田省司氏の私見>
・私としても大変心配している
・移住や本県の観光のイメージダウンにつながってしまうことを強く懸念
・爆破予告などは言語道断
・指定管理者の立場で市の施設を管理し、市の権限を代行しているNPO法人には説明責任を果たしていただくことが必要だし、発信に期待している
・市においてもNPO側に対応を促してほしい。「しっかり果たせよ」という働き掛けが第一
・早期に解決してもらいたい
・こうした事案を一つの教訓としてもらいたい
なによりも興味深いのは、板原土佐市長と電話をする機会があったというくだりです。
濵田省司県知事は「(板原市長は)弁護士とも相談している段階で、あまりいたずらに、市が表に出てさらに炎上してしまうような事態も好ましくないという思いをお持ち。それはそれで一つのご判断かなと思いました。しかし、黙っていると相手が言っているところが事実ということになってしまわないか、そうなると、県全体のイメージが悪くなる。大変私としても心配しているということは、市長にもお伝えをした」といった内容のコメントをされています(内容は編集してありますので、下記の高知県リリース・原文をあたって確認にしてください)。
参考:
・令和5年5月24日 知事の記者会見(高知県)
https://www.pref.kochi.lg.jp/chiji/docs/2023052600101/
◯施設管理のNPO「新居を元気にする会」理事長のインタビュー
YouTubeチャンネル「AMBITIONS JAPAN」による南風の指定管理者であるNPO「新居を元気にする会」理事長インタビューのまとめ映像です。残念ながら理事長本人は登場していませんが、話の内容はかなり突っ込んだものでした。過去の新聞記事なども紹介されており、歴史的背景(大規模の反対運動〜膠着状態〜理事長氏の活躍で現在へ至る)が詳しく紹介されていました。このYouTubeチャンネルはカフェ「ニールマーレ」オーナーである永田氏のインタビューもアップするなど、独自の形で情報を発信しています。
さて、理事長インタビューのポイントは下記のとおりです。
<「新居を元気にする会」理事長の心情>
・県外から入ってきてなぜ荒らされなければいけないのか
・店長とは接点がなかった
・私が何にも仕事してないことはない(ゴミ出ししかしてないなど失礼)
・波介川河口導流事業は取りまとめをしていた(非人道的なやり方で反対派の切り崩し工作をした、賄賂などない)
・カフェには出て行ってもらいたい(最悪、裁判で決着をつけたい)
・建物2階部分というのは土佐料理をやるために作ったもの市の担当者(高芝賢大氏?)がカフェが入るというのは全然言わなかった
・施設が出来上がった段階で理事長に施設を渡すと言われていた
・あくまで建物は市民のもの、カフェのものではない(意識は自分が市民代表という感覚か)
・現在、カフェは不法占拠状態だ
やはり理事長の話で興味深いのは、「今回の騒動について市長からは何回も何回も謝ってもらっている」という部分です。歴史的経緯が原因でしょうが、市長は理事長に頭が上がらない状態のようです。理事長を擁護するわけではありませんが、かなり土佐市は理事長に助けられたのでしょう。また、理事長批判も多いですが、かなり揉めた歴史があるならば、理事長さんを良く思っていない人は多いはずです。ここぞとばかり追い込む人も出てくるでしょう。
理事長の生声は聞けませんが、詳細は下記よりご確認ください。
参考:
・ 【ルポ】土佐市NPO理事長に直撃!カフェ『退去通告』騒動 #ニールマーレ #高知県
https://youtu.be/56z872TIqdA
現時点で私のモヤモヤなポイント(2023/05/27更新)
ツイート炎上当初、私は「カフェ店長がヤバい高齢者に虐められていて可哀想。だけど、感情的な発言や行動は良くないよね」という印象でした。
そして気になって情報を集めていった結果……
「社会的判断力が低下した高齢者脳」「想像力や思いやりやリスペクトが欠如した若者世代の人間性レベル低下」「行政サイドの無責任さ&無能さ」の三要素が重なったの原因だと結論づけました。
そして、憶測(ゲスの勘ぐり)として、他の力が働いていたのかもしれないという疑念も生まれています。
◯理事長も土佐市(市長)もわかりやすいが、カフェ側がモヤる
三要素のうち理事長と土佐市(市長)については、わかりやすいです。
・理事長→「ワシの施設」
※ワシが地域の問題をまとめた。だから南風を管理運営の権利あり!
※現状のカフェ運営は施設の正式な使い方ではないから出ていってくれ!
・土佐市(市長)→「理事長に感謝」「丸く収めたかったのに」
※理事長には地域の問題をまとめてもらい、助けてもらった。感謝のみ!
※「三方良し」の形で丸く収めようとしていたが失敗で無念! 飼い犬に噛まれた気分!
そもそも「新居地区都市再生整備計画」や「事後評価シート」などを見ても、カフェのことは書かれてないんですよね。カフェはこっそり運営していたというのが現実でしょう(下記囲み参照)。とはいえ、これについて私は怒りません。表に出てこない異常なことはホントにアルアルですから。
<「新居地区都市再生整備計画」関連資料>
・新居地区都市再生整備計画の事後評価結果の公表について(2020/05/13更新)
https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=4056
・都市再生整備計画 事後評価シート 令和2年2月(2020年2月)
https://www.city.tosa.lg.jp/iyasshi/data/fd_21file/downfile27367.pdf
・都市再生整備計画(第2回変更)平成30年12月(2018年12月)
https://www.city.tosa.lg.jp/iyasshi/data/fd_21file/downfile27364.pdf
・都市再生整備計画(第1回変更)平成30年3月(2018年3月)
https://www.city.tosa.lg.jp/download/?t=LD&id=4056&fid=27365
・都市再生整備計画 平成26年3月(2014年3月)
https://www.city.tosa.lg.jp/iyasshi/data/fd_21file/downfile27366.pdf
・ ・ ・
みなさんはどう感じますか? 繰り返しますが、理事長と土佐市(市長)はわかりやすいです。
しかし、カフェ関連だけはわかりにくいんです。まず登場人物が多すぎます。そして、「ゲスの勘ぐり」で書きましたが、何か隠しているように感じてしまうんです。
・カフェ側→もしかして隠していることないの?
<カフェ側の登場人物>
・店長(匿名)
・オーナー 永田氏
・元土佐市職員(産業経済課) 高芝氏
・エスエルディー 青野氏
キーポイントだと考えられる元土佐市職員(産業経済課)である高芝氏、当時のコンサルトして関係があった青野氏(当時、エスエルディー代表)の発言は出てきていません。そして肝心の店長(匿名)とオーナー永田氏の関係もしっくりいってるように感じません。
ちなみに土佐市長選に出馬予定のS氏、協力隊関係者の方々などは意図的に登場人物に入れておりません。入れると収拾つかなくなるからです。
<素朴な、なぜ?>
・なぜ? 店長(匿名)は一人で2月頃から発言し続けた?
・なぜ? 本来はオーナー永田氏が表に出る話では?
・なぜ? 店長(匿名)はオーナー永田氏とホントに一枚岩なの?
・なぜ? 元土佐市職員(高芝氏)の存在がキーマンぽいが、どうなってる?
・なぜ? 青野氏もカフェのために具体的に尽力したはずだよね? これは誰の依頼? 経緯は?
もろもろの情報から推測すると、つぎのような疑念が生まれてきます。
・当初の「建設課」「産業経済課」が協議した時点でなにか問題が起きていた?
・産業経済課の高芝氏が建設課の意向を無視して絵を描き、永田氏と青野氏を巻き込んだ?
・そもそも青野氏の意向も含みつつ永田氏が協力隊となり、高芝氏を説得した?
・永田氏はカフェの危うさを知っていたから反論できない?
・契約書(許可書、覚え書き、利用許可証など)は誤魔化すために作成せず?
・店長(匿名)は永田氏をはじめ誰にも期待できないので暴走した?
・弁護士が入っているだが、何をやっている? ダメダメ弁護士に相談したの?
書き出すとまだまだ浮かぶのですが、非常にモヤることだらけです。
そもそもこれだけの告発をしてる店長(匿名)が名乗らない理由が不思議です。責任という部分では名乗る必要があるでしょうし、
永田氏との関係や店長になる経緯もなぜ明らかにしないのかが不思議です。むしろ正々堂々と明らかにして戦った方が有利だと思うのですが……あとは経営についても不思議です。従業員の数も不明ですし、金銭的なやりくりも気になります。
もしかして名前を出すことで、(もしいるならば)家族や子どもに被害が出ることを恐れているのでしょうか。ならば理解できます。
とにかく考えれば考えるほどモヤってきます。
夜に「スナックJOY」で働いていたという説もあります。そもそもご結婚されているという説もあるので、自分の生活費はなんとかなったのでしょうが、夜もお金を稼いでバイトさんに払っていたことも考えられます。だとすると「身を粉にして」という表現も納得できます。
だからこそ最後の最後になって店長(匿名)はモヤモヤのまま暴発したんじゃないの? なんて考えも浮かんできます。
土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)
前にも書きましたが、「土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバン」と感じています。もはや外野が興味本位で暴き、争っていても仕方ありません。これ、北野武監督『アウトレイジ』じゃありませんが、もはや「登場人物、全員共犯者」といった様相です。
なので、繰り返しますが、土佐市の議員さんたちには6月5日から始まる「第2回土佐市議会定例会」で徹底追及をしてもらいたいところです。
◯土佐市議会に対する希望
でも、徹底追及というのは、言うのは簡単です。
言うだけ番長なのもイヤですし、めっちゃややこしいので、僭越ですが、自分なりに議員さんたちに下記のポイントを踏まえて取り組んでもらいたいです。
<土佐市議会への要望 基本ポイント>
・議会で土佐問題を誠実に明らかにする(南風の検証)
・土佐のイメージダウンを逆手に取る
・秋の市長選までに内容を明らかにし、市長選で民意を問う
・南風の新しい使い方の模索と提案
◯もし自分が議員だったら緊急調査委員会の設置提案をする
もしも私が土佐市の議員だったら、以下のようなことを提案します。生意気な提案でごめんなさい。
<提案>
・緊急調査委員会を設置
単に質問するだけでは解決しない。緊急調査委員会の設置提案をし、可能な限りの事実調査、検証を行う。しかし誰を罰することを目的にするのではなく土佐市の歴史的背景なども汲み取り、今回のトラブルを未来の土佐市にとってプラスに昇華させることを目的とする。
問題なのは構成する委員会メンバー選出。いわゆる学識経験者や居住者代表など8〜12人程度。具体的には高知大学人文社会科学部、高知県立大学社会福祉学部、高知市町内会連合会、社会福祉法人高知県社会福祉協議会 地域生活支援部ボランティア・NPOセンター、高知新聞社、一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会、JA高知市、高知県漁業協同組合、高知弁護士会、ジャーナリスト(例:西川 龍一氏 高知県出身のNHK解説委員/高田昌幸氏 2012年4月から2017年3月まで高知新聞社会部に所属・東京都市大学教授)あたりか。
できるだけニュートラルで、新旧のメンバーがほしい。そして裁判のように白黒ジャッジではなく、あくまでも和解ベースを基本にしてほしい。
・短気集中で結果を出す
かなり困難を極めるだろうが、議会は臨時会を招集し、短気集中で結果を出すことをめざすことが望ましい。これ、やった方がいい。マジで。土佐市のイメージ回復のためには緊急調査委員会は7月〜9月の3ヶ月で答えを出す方向に持っていく。そして市長選で民意を問えばいい。市長選までにやりとげるのはハードですが、ダラダラやっていても意味がない。その後は緊急調査委員会は南風を定期的にチェックしていく役割にシフトさせていく。
・調査内容
実際に「関連した人物の聞き取り調査」は必須。とくに今回のキーマンの一人、「高芝賢大氏」「青野玄氏」の検証は必要。あとは両者の「弁護士」も重要。きっと自分たちに都合のいいことを証言するが、きっちりととした証言を時系列で洗い出すことが必要。
・審議回数など
全15回の委員会開催。9月末までに下記のような問題に一定の結果を出すことを第一の目的とする。
◯緊急調査委員会に検証してもらいたい問題点
緊急調査委員会では、下記のような問題点に向き合って検証してもらいたいです。また南風を閉じておくわけにはいかないでしょう。現状を猶予期間として、さらに夏休みを見据えた形で利用内容を決める必要があると考えます。
<緊急調査委員会が向き合う問題点>
・南風が作られる歴史的背景(波介川河口導流事業・理事長と市長の主従関係)
・ニールマーレ開設のいきさつと闇部分(公金問題とカフェ設置の共犯性)
・南風とカフェ運営に関する金銭の流れや使用方法の妥当性
・民間企業の参画の在り方とルール設置
・sns炎上での高知県のイメージ低下の回復(「土佐sns発信憲章」制定)
・今後のチェック体制について
・公金問題への対応
<南風の利用内容>
・2階は秋まではフリースペースとして活用(本来の使用法?)
・会議室などは本来の使い方として市民活用(ネット、もしくは1階で受付)
・カフェスペースは撤去するが、フリースペース利用者のための飲食提供(ニールマーレ対応→秋に撤退してもらう)
・カフェメニューは地元食材を活用したもので、メニュー数は少なめで
・3階の屋外展望スペースの開放(管理は新居を元気にする会、もしくは土佐市)
・ ・ ・
今回の件はまだまだ続くのでしょうか。私はこの問題を記事にした責任を自分なりに感じつつ、できるだけ他の方がやられていない視点を提供していこうと考えています。
書きたいことは山ほどあって、取り上げていないことも多々あるのは承知しています。言葉足らずになっているところも多々あります。つか、これ、頭が混乱しますよね。
・ ・ ・
カフェは目的外使用? そこは問題ではないはず……国交省が近日中に正式に回答(2023/06/01更新)
ここ数日は大きな動きがなかった土佐カフェ問題に新しい動きがありました。
5月31日、「ビジネスジャーナル」の記事(横山渉氏の取材)によると、国交省も今回の件を問題視しているそうです。
南風の件について国土交通省都市局に問い合わせたところ、担当者は「本件については調査中で」と言っており、国交省もすでに問題視していることを明らかにした。さらに、今後どのような対応をするつもりか聞いたところ、「本省として近日中に正式に回答する」とのこと。
引用:土佐市カフェ騒動:市とNPO、国の補助金1億円を目的外利用の疑い…国交省が調査(ビジネスジャーナル/2023.05.31 16:13)
https://biz-journal.jp/2023/05/post_346520.html
魚拓URL:https://archive.md/SLmjH
記事にあった南風が『国からの補助金(まちづくり交付金)1億2000万円を投入して建てられた「観光拠点情報・交流施設」であり、収益も「施設の維持管理に必要な程度」しか認められていない』という部分についてはすでにネットでも当初から指摘されてたことです。
そもそも国交省が「カフェの目的外使用」を理由にして交付金が返還を求めることは……私は「ない」と考えます。※つか、これ、ややこしい言い方ですね。書いていてバカだと思いましたが、そのままにしてきます。
◯国交省が交付金が返還を求めないと考える2つの理由
国交省が交付金が返還を求めない理由は、2つあります。
まず最初の理由。そもそも「まちづくり交付金」とは、『地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することが目的』で創設された制度です。
具体的には『都市再生整備計画とセットであり、1つの拠点施設から広域へのまちづくりが促進されることが基本』のはずです。
南風でのカフェ営業自体はすでに私も指摘していますが、企業組合アルバトーザというコンソーシアムが運営しているのでセーフといえるでしょう。土佐のにぎわい創生のために複数の組織が協働して飲食の場を運営することは、「まちづくり交付金」の目的からは外れていません。
さらに2つ目の理由です。国交省も何度か監査してきているわけで、問題を大事にすると自分たちにも火の粉が飛んでくることになります。
もちろん土佐市カフェ騒動は多方面に行政機能についての不信感やイメージダウンをもたらしたわけですから、なんらかの指導(厳重注意、経過報告など)は入ることでしょう。しかし、繰り返しますが、交付金の返還を求めることはないでしょう。私の経験では、行政は金銭の返還は嫌がります。なんとしても帳尻を合わせるように働きかけるのが常です。
まぁ、そもそも南風での取り組みは滞りなく続いてきています。さらに本来の目的から外れるような交付金の使い方とも言い切れないでしょう。そもそもカフェやNPOが暴利を貪っていたわけでもないでしょうから。
また、もしも今回の事例で交付金返還を求めた場合、違う問題が出てくる可能性もあります。この手の問題は全国にいくらでもありますから。
やはりまずは議会で道筋を(2023/06/01更新)
すでに書きましたが、まずは議会が重要だと考えます。未来の土佐のために当事者が誠実に向き合って改善するしかありません。具体的な内容は提案済ですので、気になる方は「土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)」をご覧になってください。
合わせて「現時点で私のモヤモヤなポイント(2023/05/27更新)」も明らかにしてほしいところです。
とくに「カフェ側→もしかして隠していることないの?」で触れましたが、ヨッピーさんがなぜ取材でスルーしたのかがわからない『カフェ店長(匿名)の素性・オーナー 永田氏と元土佐市職員(高芝氏)との関係性、青野氏(当時、エスエルディー代表)の関わりの深さ』は気になります。
今回のトラブルは、私は最初から申し上げていた「社会的判断力が低下した高齢者脳」「想像力や思いやりやリスペクトが欠如した若者世代の人間性レベル低下」「行政サイドの無責任さ&無能さ」の三要素、さらに調べてきて浮上した「地域へ企業が参画する問題」という4つのピースの最悪コンボが原因だと考えています。
残念すぎる!「読売新聞」は大手マスコミの看板を下ろしたら?(2023/06/02更新)
6月1日、騒動が勃発してから3週間ほど過ぎ、やっと大手マスコミが土佐カフェ騒動を記事にしました。取り上げたのは「読売新聞」です。
しかし、その記事の内容は残念ながら大手マスコミのものとは思えない内容でした。むしろ延焼を広げるだけのお粗末さでした。土佐にとってはいい迷惑にすぎません。もはや大手マスコミの看板を下ろした方がいいのではないでしょうか。
ラスト部分のSNS使用に対する警笛として「熊本県の高校サッカー部の事例(注1)」「国際大GLOCOMの山口真一准教授のコメント(注2)」だけが少し大手マスコミらしさが出ている程度でしたが、土佐のカフェ騒動の本質からはズレていたと私は感じます。
※注1:2022年4月に秀岳館高校で起き、熊本日日新聞が連日報道した。
※注2:山口真一氏は『ソーシャルメディア解体全書』『正義を振りかざす「極端な人」の正体』『炎上とクチコミの経済学』の著作で知られる。(←著作リンクはアマゾンへ飛びます)
記事の締めのくだりはこちらです。
「SNSへの投稿にはリスクがあり、予測がつかない事態を引き起こすこともある。本来は、SNSに投稿される前に、話し合いなどで解決されるべきだ。閲覧する側も事実関係が整理されるまで推移を見守ることが大切で、過剰に抗議することは控えるべきだ。もし炎上が起きた際は、当事者や関係者は軽視せず、正確な情報を発信する必要がある」と話した。
引用:カフェを開いた移住者の「告発」が大炎上、1億3000万回閲覧…「いじめだ」市に爆破予告も(読売新聞/2023/06/01 16:00)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230601-OYT1T50179/
魚拓URL:https://archive.md/V2hEy
大事なことなので念のために補足しておきますが、記事を書かれた北島美穂さんは高知市春野町「小松の沼」問題(注3)なども扱っている方なので、高知・仁淀川周辺の情報も豊富のはずです。今回の記事では周辺情報をまったく網羅されていないのは残念でなりません。記事内容は上司の指示かもしれませんね。私も「読売新聞」で取材されたことがあるんですが、上司の意向で記者に何度も追加取材されたことがあります。最終的には取材当初の記者の想いからはズレたものになっていました。
※注1:「小松の沼」問題とは埋め立て超過問題です(高さ6m埋め立てのはずが…届け出の3倍超の22mの盛り土、社長ら3人逮捕へ https://www.yomiuri.co.jp/national/20211126-OYT1T50331/ 魚拓URL:https://archive.md/2K1c3)
さて、この記事に対してのコメントはどのようなものが多かったのでしょうか。
◯土佐カフェ騒動を伝える「読売新聞」に対する声
やはりネットではSNSで声を上げることに関しての声が多いようでした。残念ながら論点ずらし的な記事は余計な混乱と批判を生むだけですね。では、声をピックアップしておきます。
<土佐カフェ騒動を伝える「読売新聞」に対する声>
・個人で交渉しても潰される、と思ったからSNSで告発したんだよね。抗議のメールや電話で役所の業務が滞るのは問題だけど、周り巻き込んで大騒ぎしないと権力で揉み消されるだけだったと思う。告発者側が事実を載せてるなら、ありのままを世間に知られてその土地が嫌われても、身から出た錆なんじゃないの?これが名誉毀損なら弱い立場の人はどうやって声を上げればいいんでしょう?
・地元の評判落とした謝罪しろって、こうして記事で謝罪させられてるし、市は事実と違うところがあると言って、結局地元を庇ってる。声上げてもこうなんだから、内輪だけで処理しようとしたら、全く取り合ってももらえなかったと思う
・以前にこの施設の立ち上げの際に出店を予定された方も同じような事をブログにアップされています。さすがに個人ブログでは発信力が弱かったようで結局運営母体のNPOの体質は変わっていなかった証左になったかと思います
・これだけ騒動になってもいまだこれ以上の情報を土佐市は出さなければ、やはり土佐市を疑う
・事が知られれば知られるほど、便乗して軽率で愚かな犯罪に走ったり人に迷惑をかける人が出てきてしまう。難しい問題ですが、爆破予告犯などは普通に逮捕して迷惑行為も取り締まり、後々の教訓として大々的に報じるべきかと
・昔だったらマスコミに情報流して週刊誌等に取り上げてもらうというのが、弱者の声が握りつぶされない方法だったが、今はSNSに直接当事者がアップできる時代
・いったんこの件に関しては置いといて一般論だって前提だけど、「弱者」の告発のツールとして、SNSは有用だと思う。あとはそれを読む側のモラルというか判断力が大事。まずはお互いの情報が揃うまでは、状況を見守るべきだし、その上で自分の判断に責任を持って行動すべき
・自分より大きな相手と闘う立派な1つの手段だと思う。大抵は、そこまで考えずに思いつきでやってると思うけどね
・カフェのオーナーは裁判で粛々と移転費用とかある程度軟着陸できる落としどころを弁護士を交えて協議していたところにカフェの店長が独断でSNSで拡散しちゃって修復不能にしたところがある。オーナーとしては内容は事実だと店長を庇ってはいたけど、勇み足の行動で町全体の評判にまで影響がでたことに対しては本当に申し訳なさそうだった
・カフェの代表は内容は事実としているのに対し、市長は事実と異なる点が多数と言っているところ。双方の主張で食い違っている点はどこか、何故そうなったのかハッキリしないと何が何だか分からない。SNS怖いで終わらそうとしているところに違和感を感じる
・観光で行くのはいいけど移住する所では無い。自分も知り合いがいるけど、排他的な地元だけの独特な文化がある。他県からそこに住むのは難しいよ
・揉み消されるくらいならSNSで告発した方が良いと思う。嫌でも表沙汰になったら動かざる得ないからな
・田舎を活性化するのは多少他地域からの異分子は必要で地元じぃさんたちの癒着での地方創生はありえない
・SNSが無かったら完全にカフェ側が泣き寝入りというか、どうにもこうにもならなくて終わりだったんだと思う。確かに市に対してネガティブな印象を与えてしまったことはまずいかもしれないが、逆にそれくらいやらないと田舎の権力構造による予定調和の世界を壊す事はできないのでは
・私は数年間の都会暮らしにピリオドを打って実家の家業を継いだが、ちょっとでも自治会の合理化を口にしただけで、好意的な印象だった連中が掌を返したような対応になる、しかも、あちこちで誹謗中傷を吹聴して回るから、更に性質が悪い。自治会役員は行政とも、仲良しなので、記事のような事例も少なくない
・普段の人間関係でも深く関わるほど相手の長所短所にも関わることになります。初対面のときに短所をさらけ出す人はほとんどいません。移住先も同じです。アピールしてくるのは長所ばかりです。いいことばかりなのに人が流出超過なのは不自然です。田舎に移住するなら不便、濃厚な人間関係、独特なヒエラルキー、有り得ないようなしきたり、厳しい気候はもれなく付いてくると思った方がよいです。しかも自分の想像を超えるかもという覚悟も必要です。その上で移住するなら困難なことがあっても対処できるかもしれません。例え補助金が無くてもここに住みたい!それくらいの気持ちが必要です
・自治体側が移住者を募っておきながら、入って来た移住者が気に入らないと排他的な態度対応をするのはあまりにも身勝手。移住者側も福利厚生や補助金などと言った面だけに目を奪われ過ぎなのではないだろうか
・そもそも「地域おこし協力隊」という制度が地方自治体及びその地域の有力者による労働力の搾取のための制度だからね。外国人の技能実習生問題と同じ、雇用の責任を負わず、国のお金で地域の雑用をやらせるための制度。少数の真っ当な地域、自治体による成功例もあるが大半は不幸な結末、お金と時間の無駄につながっている早急に終わらせた方が良い制度
・あからさまな嘘や事実誤認なら真っ向から否定するところ、否定や反論をしないのは概ね事実だからでは?と考えるのが素直な解釈です。公的団体である市や当該団体は指摘を謙虚に受け入れて速やかに改善すべきでしょう
・SNSに投稿してなかったら揉み消されて泣き寝入りするしかなかったから結果はどうあれ行動としてはよかったと思う。行政やNPOなんかのおかしな所はどんどんSNSで発信して拡散していけばいい
・地域お越し隊は学生の夏休みのボランティアレベルでやるぐらいで、本当の生活をする人がこれをやるとなんだこれはになる。地方の移住者への対策は大体がお粗末なものでしかない
・最後の山口准教授の意見は一般的な意見であり、今回の事例については表面的で浅い印象を受ける
・全国紙の割には中味が無いように思います。SNSは諸刃の剣ですが、マスコミを含む権力側に市民が対抗できる数少ない手段でもあります。マスコミに報道の自由が認められているように、市民によるSNS利用(拡散も含む)にも一定の自由度を認める必要があるようにも感じます
・twitterの拡散力は脅威だと思い知らされます
・県知事の会見のとおり、NPO法人は説明責任を果たすべきと思う。地元の市役所がどのように対応しているのか見えこない。補助金(税金)で過疎地域を生き延びらせるのは止めてほしい
・大前提として爆発予告のように関係ない人々に迷惑をかけてはならない。カフェの経営者もそれは望んでいないでしょう。SNSの拡散力を甘く見ていたようだけど、昔のように、弱者が権力で黙らされるということなく、SNSなどで声をあげられるようになったのはいいことですね
・別に間違えてないと思うけどね。昔ならこういう状況は泣き寝入りしかなかった。でも今はネットがある。SNSがある。個人が情報を発信することができる。最先端の武器を使って戦うことができる。素晴らしい世の中だと思う
・その地ならではの慣習、しきたりがあって、移住者はおかしいと思っても従わざるを得ない、そんな話は昔からよくあるが、今の時代、SNSで外に発信することで従わざるを得ない立場を変えられる。もう田舎ルールなんて通用する時代じゃない。そのことをその土地の人たちも十分認識した方がいい
・都会でもあることではあるけど不合理なことを一つ一つ潰していく事が国全体の住みやすさを上げることになる。悪意がないのであれば当事者はSNSに限らず見解を表明すればいいだけだし、それをしないのであればやましい事があるのでしょう。NPOに見解を表明する能力がないなら市がNPOから意見をきいて発表すればよい
・同様の問題をかかえる自治体に対しても、この告発は意義のあるものだったと思います
・話し合いで解決しないから裁判やSNSに投稿したんじゃ? SNSはそういうものです。問題は虚偽でしょう。事実なら問題ない、むしろ事実なのに発言出来ない方が問題。世の中は弱い者に世知辛い。集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。SNSも当然これに当てはまる、ただし虚偽は駄目
・今までは情報発信が個人でやるにには敷居が高かったが、今後はそうした問題がどんどん表面化する。村社会で押さえ込んでいたのが、表面化する。若者がバカをやってSNSで晒して自爆しているが、同じことが高齢者を含めた全世代に降りかかっている
・いじめは子供だけでなく、大人同士でも起こり得ます。その分かりやすい例の一つかと。優しい人達の中に一人わがままな人がいて、その人の力が強すぎると厄介です。そんな例を今まで幾らでも見てきました
・都市部近郊にだって似たような話はあるだろうし、そもそもこれが「わかりやすい構図」なのが双方向で問題なのではないか?(閉鎖性と拡散性)
・日本は自由と民主主義の国かもしれないが、あくまでそれが多数派というだけ 江戸時代から続く地方の名士なんてのも探せばいくらでもいるしそういう人たちにとっては自由や民主主義なんてものは邪魔でしかない
・細かい問題点は多々あれど、田舎の牙城を崩したことに賞賛を送りたい
・今の時代はSNSを有効に活用すれば良いと思う。ただしっかり証拠を押さえた上で冷静な訴え方にしないといけない。尾ひれつけて感情的に扇動するような事をすると問題提起の内容そのものの信憑性が無くなる
・Yahooニュースもそうですが、インターネットで故意に悪意に満ちた言動をする人が最近目立っていますよね・・・
・事実であっても名誉毀損に当たるからダメとか言い出したら、どうやって世論に訴えれば良いのか? ボヤかし過ぎた発信では通じないし、誤解が深まる事だってある
・今回は公金で建てた施設の管理運営に関することであり、名誉毀損が成立するかどうかは疑問の余地がある
・告発は大事。国民が攻撃的なデモをしているのだと認識するべき
・記事の見出しと内容にズレを感じる。SNSの投稿は慎重にすべきと言う事を言いたいのか。この問題はSNSの使い方ではなく、自治体と個人の話である。お互いが主張している事や背景を取材してから、結論をつけるべきだ
・この記事の件で、投稿する側のリスク云々を強調しちゃダメなのでは?
・(店長は)いい歳して「SNSの怖さを理解できておらず、反省している」はさすがに無理がある。ここまで閲覧されるとは予想できていなかったのかもしれないが一度ネットに上げた以上は永遠に出回る可能性がある以上は無知では済まない。というか「知って欲しくて」との事だが裁判中は普通にまずい
・”移住者に対して冷たいという誤解” だからといって、優しく対等に扱ってくれる、とは言ってない。移住者を都合よく雑用係にする「地域おこし協力隊」とかいう制度なんてやめれば良いのに
・基本的に議論というのは、「場を仕切っている」ほうが圧倒的に有利。当事者同士で話しをするとなれば、地元の有力者が圧倒的に有利だし、SNS上の戦いであればSNSの扱いに習熟している方が圧倒的に有利
・揉み消されたり、潰されるから告発したと思います。ただ、県知事が移住者に対して冷たいという誤解が生じかねないと言っているから、告発者が間違っているという認識なんでしょうね
・ジャニーズの件と高知の話はよく似ているなと思うのは、とにかく迅速に丁寧に何より真摯に謝罪や説明、会見など積極的に行うのが企業などのあるべき姿ではないのかなと感じました。何が真実なのかは結局ネットで見ているだけの人にはわかるわけもありません
・昔から弱い者を餌にして自分だけ肥え太る有力者は数多いた。多くの者は声をあげる手段も方法もお金も無くただ泣き寝入りするしかなかった。今は少なくともSNSで訴える事はできる
・その土地のルールに従う決意が無ければ無理です
・『田舎の横暴で価値観の古い高齢男性の権力者』という分かりやすい悪役が登場する、感情移入しやすい物語として多少脚色して漫画の形で発信したのもこれだけバズった要因なんだろうなと思う。もしカフェ側が事実を一つ一つ丁寧に調べ上げてから、センセーショナルな表現も控えてツイートしていたとして、恐らく全くバズらなかったんだろうなとも思う。分かりやすくてエンタメ性のある情報に簡単に熱狂して、それ以上調べようともせずに安易に中傷したりするネットユーザーの体質にも問題はあるんだろうなと
・記事を読み最初はカフェ側寄りでしたが両者の小競り合いを除けば解決する事案だと思います。今一度、お互いの感情を除いて建物、契約者のスタンスで議論してほしい
・弱者的立場にあったカフェ側が告発するのは理解できるが、「田舎はどこもこうなんですか?」と言ってみたり「移住者いじめだ」と反応りたりする都会側からの偏見、田舎いじめが話を複雑にしていると思う
・国交省も動き始め、NPO、土佐市、カフェの三者とも黒になりそうな状況で土佐市民だけが完全なとばっちり。NPOと土佐市は言うまでもないが、カフェ側も施設の立ち上げから深く関わっており、SNSに助けを求めかわいそうなふりをしながら相当悪どいことをしていると思う
・結局は裁判までやらないと外野からは判断できないことが多いのですが、いずれにせよ土佐市は大きな損を被りましたね
・どっちもどっち。都市と地方の溝をより広くより深く掘りまくった様なもんだの。大人なら正規のルートで訴えるべき。証拠を集めてね。こんな事がSNSで拡散するとどっちの感情も硬化するし、今後は移住を考えていた人は躊躇うし、受け入れ側も拒否を考えるだろう
・SNSへの投稿は注意しないといけないが、泣き寝入りは違うと思う
・遅かれ早かれこの実態は同じような結果になっただろから、今SNSで拡散されたのは良かったと思うよ。こうやって問題にならない限り地方は有力者に頭が上がらず改善もされずに問題を起こしまくっていたことは間違いない訳だからね
・この記事だけ見てコメントしてるヤツら見ると、メディアの怖さをリアルに感じる。記事の書き方一つでこれだけ人々の印象をコントロールできるのだから。まずは自分で調べてみるコトだ。真実がわかったらこの記事が公平でないコトが分かる
・バカバカしい。騒動の当事者のうち、一方の人が言っていることだけを真に受けて色んなところに抗議をしたり脅したりするなんて。本当に衆愚だなって思います。なんで他人のトラブルで、しかも目の前でその騒動の全てを見ていたわけでもないのに本気で怒っているのかと思います。これは有名人の不倫話などでも一緒だけど、なんで他人のそういう内々のトラブルについて騒動の全容が公平に公開されているわけでもないのに、片方の主張だけ信じて他方を非難したり脅したりするのか、本当に理解できません
・炎上したから即謝罪、という必要はないと思う。法律的に正しい事態になって欲しい
・間違いなく高知県や土佐市には悪印象を受けたな。それはこの移住者によるSNS投稿が問題なのではない
・こういう時に決まって犯罪予告する奴は論外として、謝る必要はないでしょ。捏造でもないんでしょ?なら堂々としていればいい
・事実と異なる事が多数って事は、内容が正しかった部分も有るって事ですよね。「全部が異なってる」とは言ってないようですので
・以前、ワタミが「ブラック企業」として国会でも問題になった際、当時国会議員だったワタミ創業者の方が、堂々と「ワタミはブラック企業ではない」と言い切ったことが在ります。 創業者の方は、心底そう思っていたのでしょうけれど・・・調査の結果は、ゴリゴリのブラック企業でした(笑。浜田知事は、高知県は移住者に対して冷たくはない、と信じて疑ってはいないのでしょうけれど・・・それを決めるのは、知事ではなくて移住者の方たちです
・個人的にはこういう過剰な演出をする人は基本的に信用しないようにしてる
・あの漫画に「地元の有力者に従わなくてはならなかった」とありますが、どこが従っているのか分かりません。有力者や行政から出ていけと言われても従ってない訳ですし、さわち料理を出せという命令にも従っていないようですし、俺が見つけてきた料理人を雇用しろ、俺の許可なくバイトを雇うなと口出ししてきたと書いていますが、結局従ってはいないのですよね?実質カフェは、有力者の思い通りにさせていないのですから全く弱い立場にはいなかったと思います
・この事件って非常にキナ臭い問題みたいですね、ひろゆき氏等著名人も騒動に加担している様ですし、もう少し事実が分かるまでは静観するべきでは無いでしょうか
・某教授のコメントは、失礼だがお粗末過ぎる。SNS情報の真偽は分からないが、コメントを要約すると「一般大衆が下手にSNS情報を流すと名誉棄損で告訴されるから、穏便に話し合え」ということだろう。それが可能なら当事者が既にやっているだろう。追い詰められ解決の手段もなく、SNSに情報発信したのではないか
・なんか大手マスコミは表層しか取材しないのね。ウェブメディアの方がよっぽど問題深掘りしてるんですけど。SNSの炎上ネタっていつもこういう上っ面のSNS批判みたいな記事ばっかで問題の本質について無視決め込むの、そんなにSNSが怖いんですかね?
・事実が食い違っている部分はどこなのか、取材して伝えるべき。回答してくれないなら、それを伝えよう。報道機関なんだから
・ ・ ・
繰り返しますが、今回の「読売新聞」の記事は残念でした。マスコミは論点ずらしやお茶を濁す記事で煙に巻くことが仕事ではありません。事実をフェアな立場で取材し、責任と覚悟を持って読者に伝えることでしょう。
ネットの発達により紙媒体(旧態依然のマスコミ)の立場が揺らいでいますが、こういった場面で「さすがマスコミ! さすが読売!」という内容のある記事を出してほしかったです。批判的な意味合いだけではなく、大手マスコミの面目躍如の場面を逃してしまったことが残念でなりません。
驚愕! 6月13日発売! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>(2023/06/03更新)
土佐カフェ騒動ですが、6月3日の夜に驚愕のニュースが流れてきました。
こちらです。
きゃとらんさん(@sp284)とObyteCaféさん(@Obyte_Cafe1)のツイートに私も目がテンになってしまいました。
大事なことなので、文字で抜き出しておきます。
「6月13日(火)ことりっぷ×ロッテのコラボ商品・小さなチョコパイ<カフェニールマーレの苺のレアチーズケーキ>発売」とのことです。
これに関しては意見を書く気にもなりません。
土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバン(2023/06/05更新)
以前にも書きましたが、「土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバン」です。
本日から20日までの16日間、土佐市議会では「令和5年第2回定例会」が行われます。とくに12日からの本会議には注目したいところです。きっと傍聴に行かれる人もいるでしょうから、新情報を待つことにします。
私の提案した「土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)」が少しでもなにかの役に立てば幸いですが、所詮は外野の戯言ですから何も届かないでしょうね(苦笑)。
参考:
・令和5年第2回定例会総括日程(案)土佐市
https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=389
魚拓URL:https://archive.md/OQ7bs
・ ・ ・
さて、昨日は土佐市のおとなり高知市春野町で「あじさいまつり」が行われました。台風もギリギリで過ぎ去り、晴天の中で無事に終了したようですね。
きっと「高知市のカフェのこと知ってる?」なんて会話もかわされたことでしょう。また6月18日には土佐市青年団の主催で高知県立青少年体育館『高知家青年スポーツ&異業種交流会』が開催されます。そこでも「土佐カフェのチョコパイ食べた?」なんて話題が出るのでしょうか。
そういえば土佐市青年団さんは今回の件について素早く反応していました。「崖っぷちカフェ店長」の投稿をリツートし、さらにニールマーレさんの件に関して団長さんが「行政さんがしっかり向き合うのが大事ある」とコメントを出されていました(下記参照)。
・ ・ ・
繰り返しになりますが、私は今回の問題の原因を『「社会的判断力が低下した高齢者脳」「想像力や思いやりやリスペクトが欠如した若者世代の人間性レベル低下」「行政サイドの無責任さ&無能さ」の三要素、さらに調べてきて浮上した「地域へ企業が参画する問題」という4つのピースの最悪コンボが原因』と考えています。
登場人物が全員共犯者ですので、あとは力技で解決するしかないのでしょう。最後の決着は土佐っ子の気質となるのかもしれません。調べてみると高知県の男性は「いごっそう」で頑固な性格のようですから。いずれにしても市長である板原啓文氏の対応は興味深いです。
……さて、議会が始まるにあたり何らかの新しい動きが出るのではないかと睨んでおりましたが、やはり出てきました。
多くの事実を知っている? 「語り部 」さんの第二弾に期待(2023/06/05更新)
私は時間的に余裕がないのでツイッターには参戦していませんが、定期的に「土佐 カフェ」などで定期的にツイッター検索しています。※記事を取り上げていただいていいる方々には感謝です。この場を借りてお礼を申し上げます。
6月4日の深夜、すでに0時を過ぎた頃に検索すると、興味深い記事の情報が流れてきました。
「語り部」さんという方の『ニールマーレを退去させたい理事長の真意とは』というnote記事です。
こちらです。
内容的には『想像を働かせた陰謀や憶測ではなく事実を基にしています』というもので、NPO関連の裏事情中心(南風の準備期間から、理事長の思惑)に書かれていました。かなり細部まで丁寧に記されており、内部に精通した人間でないとわからないものといった印象です。
結論としては以下のようなまとめになっていました。カッコ部分は私の補足です。
(NPO理事長が)南風への執着から一方的に憎しみを増幅させ、カフェを追い詰めたことが大きな反発を招き、それが今回土佐市を混乱に陥れた要因です。それに対し、SNS投稿によって騒乱を招いたカフェ側(崖っぷち店長のことか)も思慮が浅かったと言えるでしょう。ですがやはり、ここまで問題が大きくなっていく様をただ見ていた土佐市に最も大きな責任があることは間違いありません(ただ見ていたと断罪する事実が見えない)。
引用:ニールマーレを退去させたい理事長の真意とは(note/2023年6月4日 23:02)
https://note.com/yuribu381151/n/n9e6ff432f416
魚拓URL:https://archive.md/7JGeP
ちなみにこの記事について「語り部(@yuribu381151)」さんがツイッター投稿されたのが『午後11:17 · 2023年6月4日』、そして「温泉好きα〜土佐のニールマーレ応援席に座っています(@jju2WpUtwPLQty7)』さんが引用リツートしたのが『午後11:31 · 2023年6月4日』でした。私は「温泉好きα〜土佐のニールマーレ応援席に座っています」さんにツイートで記事の存在を知りました。
さらに付け加えておくと、『Jam chan ☆(@jamchanyaki)』さんは「午前6:37 · 2023年6月5日」に引用リツートされています。
最初にこの文章を読んだときには、もしかして元土佐市職員さんかな? なんて思ってしまいました。さらに「語り部」さんが「Jam chan ☆」さんをフォローしていない(2023/06/05 7:01時点で)こともあり、カフェに対しても何か憤っていることがあるのでは? なんて想像してしまいました。※ちなみに私の勝手な推測ですが、「Jam chan ☆」さんは、「ハムちゃん」ですので、ニールマーレに関係が深い人(スタッフさん? それとも……)ではないかと感じています。←<お詫びと修正>ご本人がツイッターで『大ハズレでため息が出ました』とニールマーレに関係が深い人ではないと否定されていました。この場でお詫びして訂正させていただきます。尚、該当文章を消すのは証拠隠滅と同様ですので、取り消し線で処理させてもらいます。記事指摘のお礼を申し上げます。 ありがとうございました。また、ツイートをお知らせいただいた方も感謝いたします。
話が少し逸れてしまいました。誰が誰れとつながっていることなどは重要な問題ではありません。大事なことは、事実が明らかになることです(できれば余計な遺恨を残さない形で幕引きとなればいいのですが、難しいか……)。
「語り部」さんが明らかになっていない事実を知っているのは間違いありません。ぜひとも第二弾の記事を公開してもらいたいです。今回と同様に事実をえぐり出してほしいです。とくに「現時点で私のモヤモヤなポイント(2023/05/27更新)」について少しでも触れた形だと最高だと期待しています。
それができないのであれば、記事の締めくくりとなる文章「執拗に陰謀論を書き立てる連中には、これ以上話をややこしくしないで欲しい、とだけ言っておきます。それは憎しみの連鎖を生み出すだけなので。」に矛盾することとなると感じます。
「語り部」さん、どうぞよろしくお願いいたします。
土佐市の板原市長「法令を遵守し、早期の解決に向けて積極的に対応していく」(2023/06/05更新)
6月5日、注目の土佐市議会定例会が開会しました。第一報はNHKの「高知 NEWS」でした。板原市長は冒頭で「南風」でのカフェ騒動について説明をしました。
市が調整していたもののNPOと飲食店の方向性がずれ主張がかみ合わなくなったと経緯を説明した上で「市の施設でこのような事態が発生したことは、市にも責任の一端があると痛感している」と述べました。その上で、土佐市と施設を管理するNPO、それに施設を利用する飲食店の3者で話し合う準備を進めているとして「引き続き法令を遵守し、早期の解決に向けて積極的に対応していく」と述べ問題の解決に取り組む考えを示しました。
引用:土佐市施設“飲食店の退去要求” 市長が解決取り組む考え示す(NHK 高知 NEWS WEB/06月05日 13時53分)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20230605/8010017839.html
魚拓URL:https://archive.md/AUBv5
ある程度は想像できますが、やはり説明内容が気になりますね。今回の議会は注目度も高かったので、板原市長の正確な説明全文がどこかに出ることに期待したいです。
あとは12日からの本会議での質疑の展開を待つのみです。モヤモヤが少しでも晴れ、反面教師の事例として明快な決着がつけばいいのですが……。
先日の台風で波介川(はげがわ 参考:波介川について・高知河川国道事務所 https://www.skr.mlit.go.jp/kochi/niyodo/hagegawa/hagegawa.html)は氾濫することもなく、地元住民もホッとしていることでしょう。仁淀川からの逆流防止を整備することで浸水被害を防ぐことに一役買ったNPO理事長の功績も含め、今回の問題を精査していくことも必要でしょう。「土地には独自の歴史や習慣」がありますので、杓子定規で処置することだけは避けてもらいたいところです。
◯テレビ高知の方が少しだけ詳しく報道
NHKの「高知 NEWS」と比べ、テレビ高知の方が少しだけ詳しく報道されていました。
板原市長は「NPO法人と施設利用者である飲食店の相互理解の上、地域の活性化に寄与することを目的」として始まったが、年数の経過で目指す方向がズレてしまい関係が悪化、今回のSNSでの拡散に繋がった」という認識を示しました。
(今後については)「問題の早期解決に向け3者協議の場を設けるようにNPO法人及び飲食店と協議中だが、『飲食店側が代理人弁護士を変更する』という話も聞いており、3者協議までは時間を要している。今後においても、引き続き法令を遵守し、早期の解決に向けて積極的に対応していく」そうです。
引用:NPO法人とカフェのトラブル「市にも責任の一端」土佐市の板原啓文市長が議会で説明(テレビ高知/2023年6月5日(月) 18:28)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/kutv/527042?display=1
魚拓URL:https://archive.md/eZI7B
◯土佐市の公式ホームページでの「SNS拡散の件について(経緯説明)」全文
6月5日、土佐市の公式ホームページで「SNS拡散の件について」というタイトルで経緯説明がアップされていました。きっと議会で話された内容とほぼ同じと考えていいでしょう。
こちらです(別画面で開くと画像は拡大されます)。
引用:「新居地区観光交流施設 南風」におけるSNS拡散の件について(土佐市市役所/R5.6.5)
https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=5222
魚拓URL:https://archive.md/cQz5O
念のために文章を残しておきます。
「新居地区観光交流施設 南風」におけるSNS拡散の件について(R5.6.5)
掲載日 : 2023/06/05
まずは、本件に関し、市民の皆様をはじめ多くの組織団体の皆様にご迷惑ご心労をお掛けしたことに対しまして、大変申し訳なく思っております。また、国、県及び県内各市町村の関係者の皆様にもいわれのない嫌がらせがなされた報告も受けております。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。
本件に関しまして、5月10日の夜から、今回のSNSでのツイートによる苦情の電話やメールが殺到しております。市内公共施設や国・県の施設への爆破予告メール、子どもの誘拐予告、私自身への殺害予告もあり、小中学生の下校時間の切り上げ、国道の封鎖、現在のところ推測でありますがサイバー攻撃により市ホームページが2日間にわたり閲覧できない状況になるなど、現在でも市民の日常生活にも多大な影響が出ております。また、当市への電話の中には無言電話、電話に出た職員に対して穏やかでない発言もあり、私といたしましては、市民を守る立場であるとともに、職員の安全を守る立場でもありますので、今回のような脅迫行為や、平穏な日常生活を脅かすような発信行動は言語道断であり強く憤りを抱いています。
今回の経過に関しましては、「新居地区観光交流施設 南風」は、新居を守る会と国土交通省、高知県、土佐市の4者で平成16年2月3日に締結いたしました波介川河口導流事業の工事着工に関する覚書及び新居地区振興計画の実現に向けた確認書に記載された新居地区振興計画60項目の一つとして位置付けられた施設で、地元新居地区の振興による土佐市全体の活性化を図ることを目的として、国の社会資本整備総合交付金を活用して整備したものであります。
施設2階の運営に関しましては、指定管理者であるNPO法人と施設の利用者である飲食店の相互間の理解の上、ともに地域の活性化に寄与することを目的として始まったものと市では認識しており、施設オープン以来、市、NPO法人、飲食店の3者で、1階の直販所との連携、来訪者からのメニューの要望、年間10万人を超える新居緑地公園の来園者の誘客等、運営内容を協議しながら進めてきたところであります。
しかしながら、年数が経過するにつれ、当該NPO法人と飲食店双方におきましてお互いが目指す方向が少しずつずれていく中で、市も話合いの場に同席し、より良い2階の運営について協議を重ねてきましたが、NPO法人と飲食店のそれぞれの主張・方向性がかみ合わず、関係性が悪化し、その都度、飲食店からの相談やNPO法人への指導等を行ってきたところでありますが解決に至らず、今回のSNSによる拡散に繋がったものと考えております。市の施設でこのような事態が発生したことは、市にも責任の一端があると痛感しております。
SNS上での飲食店側の主張等につきましては、まず、本施設は国の交付金を活用して整備した施設であり、その交付金制度の趣旨や施設設置の目的に沿って運用していく必要があることから、市から飲食店に対し施設オープン前に説明を行い、その後必要に応じて協議も行ってきたところであり、「飲食店が2階の全スペースを独占的に利用することを市が認めていた」という主張は事実ではありません。また、「セクハラ・パワハラを市職員が容認した」という主張も、そうした事実はありませんし、「市がNPO法人に対して文句が言えない」という主張につきましても、母体は波介川河口導流事業の功労者ではあるものの、同法人に対して指導等ができないような関係性ではなく事実ではありません。このような主張をSNS上でなされたことについては市といたしましては困惑しております。
また、当該NPO法人の是正を求める署名を私が受け取らなかったという点ですが、当該署名の私への要求内容は、NPO法人の人事介入を求める主旨でありまして、それを当該法人の会員であり、法人の総会で議決権を持っておられる方々が中心となり要求されている内容でございまして、そうした介入ができないこと等を説明した経過がございますので、ご理解をお願いいたします。
今回のNPO法人と飲食店との問題につきましては、双方が昨年7月から弁護士を立てて協議を行ってきていたところであり、市としましても顧問弁護士と対応を協議しながら取り組んできたところであります。
現在の状況といたしましては、問題の早期解決に向け、3者協議の場を設けるように、NPO法人及び飲食店と協議中でありますが、飲食店側が代理人弁護士を変更するという話もお聞きしており、3者協議までには時間を要している状況であります。今後におきましても引き続き、法令を遵守し、早期の解決に向けて、積極的に対応していく所存でありますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
令和5年6月5日
土佐市長 板原 啓文
・ ・ ・
ダラダラと長い文章でした(このブログの方がダラダラしていますが)。私的に気になったことを簡単に列記しておきます。
<SNS拡散の件(南風カフェ騒動について)で気になったこと>
(1)SNS拡散に対する土佐市の意思表示がない
今回は爆破、愉快、殺害などの予告をはじめ、かなりの嫌がらせがあったようです。「言語道断であり強く憤りを抱いている」のはわかりました。それで、どのような対応をされているのでしょうか。具体的な対応についての意思表示がないのは残念です。私が市長であるならば、「事件化」の手続きをとります。もしくは今後はそのような対応をすると明言します。
(2)国の社会資本整備総合交付金を活用して整備したもの
すでにネットでは交付金関連の情報は明らかになっています。私が市長であるならば、現時点で国土交通省や高知県にはどのような説明をしているかの説明責任を果たすでしょう。
(3)NPO法人と施設の利用者である飲食店
基本的に指定管理者は仕様書に基づいて施設運営をします。ここで飲食店は「利用者」であるという言葉が出てきました。そして当初から土佐市職員が絡んでいるという事実はスルーとなっています。土佐市としては完全に筋書きはできているようですね。この辺の経緯は議会で突っ込んでもらいたいところです。
(4)NPO法人と飲食店双方の主張・方向性がかみ合わず、関係性が悪化
このくだりで「市にも責任の一端がある」という表現が出てきていますが、それぞれへの指導(仲介)がうまくいかなかったことが「責任の一端」であると読み取れます。
(5)後半の説明はネガティブイメージの払拭
後半の説明についてはネガティブイメージの払拭に終始したイメージです。
今後は議会がどのような態度で追求するかですね。追求が弱ければ、有耶無耶で終結しそうです。私も某自治体の指定管理者に関して問題提起したことがあります。議会でも問題となりましたが、最終的には有耶無耶となった経験があります。今回はカフェ側も100%被害者とはいえない印象です。行政訴訟して行政サイドの違法性を争うわけにはいかないでしょう。
◯高知新聞では議員の声も掲載
「高知新聞」でも報道されました。少し物足りない記事でした。WEB限定で板原市長の報告全文が掲載されています(https://www.kochinews.co.jp/article/detail/656205)。
記事の内容はこちら。
ラストの議員さんのコメントの中には「一般質問でしっかりただす」などといった声もありました。どこまで事実が明らかになるのか注目ですね。
◯読売新聞では永田氏?の声も掲載
読売新聞でも簡単な記事が掲載されていました。カフェを運営する男性(永田氏?)の声も紹介されています。
カフェを運営する男性は読売新聞の取材に「市からイベント時などを除き2階の他のスペースを利用してもよいという趣旨の説明を受けた。セクハラなどは双方に事実確認するべきだ」と主張。「市はこれまでこの問題に積極的に介入せず、NPO法人に文句が言えないのだと今も感じている」とした。
引用:「土佐市にも責任」陳謝 (読売新聞/2023/06/06 05:00)
https://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20230605-OYTNT50125/
魚拓URL:https://archive.md/pX5j8
すべての交渉について市長が同席したとは思えないので、関係した職員の問題もありそうですね。仮に「利用してもよいという趣旨の説明を受けた」としても、簡単にハシゴを外すのが行政ですからね。言質を取っても意味がないんです。平気でしらを切りますから。まわりにも同じような問題はいくらでもあります。メールなど、なんらかの記録があればいいのですが……。
所管課の担当職員は胃が痛いでしょうね。失踪したり、事故が起きないことを祈るばかりです。
◯朝日新聞の取材で板原市長「訴訟にするのではなく、話し合いで解決を」
朝日新聞でも議会の様子は報道されました。
記事の中で『施設2階の喫茶スペースには、市の仲介で地域おこし協力隊員として東京から移住した40代男性がカフェを開設した』とありますが、これだと土佐市の仲介で永田氏が地域おこし協力隊員として移住してきたようにも読めてしまいます。この部分は『施設2階の喫茶スペースには、地域おこし協力隊員として東京から移住した40代男性が市の仲介でカフェを開設した』が正しい表現でしょう。
それはともかく、取材で板原市長は「訴訟ではない解決」を目指していることを示しました。
議会後に取材に応じた板原市長は、三者協議を呼びかけていると説明した上で、「カフェのSNS発信は、弱い立場から世間に訴えようとしたのだろう。気持ちは分かるので、訴訟にするのではなく、話し合いで解決を図りたい」と話した。
引用:移住者カフェと地元がトラブル、告発マンガも拡散 土佐市長が陳謝(朝日新聞デジタル/2023年6月6日 12時26分)
https://www.asahi.com/articles/ASR6574RCR65PTLC00N.html?iref=pc_ss_date_article
魚拓URL:https://archive.md/Wgw8k
この問題は密室の中での有耶無耶な形にはしてほしくないですね。話し合いの内容もできるだけ開示し、誠実に対処した方が土佐市にとっても、板原市長にとっても意味があるはずです。あとは秋の選挙で信を問えばいいだけですから。
◯東スポは建設課担当者の声を記事に
少し遅れた形で「東スポWEB」が議会後の報道を行いました。目新しいところですと、建設課担当者の声が紹介されていたことぐらいです。
前出の建設課担当者は「すぐ再開できるという状況ではないでしょう。その前に3者協議となるのではないか」と話した。都会からの移住者と元から住んでいる人たちとのトラブルが減るような教訓が得られる協議結果が望まれる。
引用:土佐市カフェ騒動で3者会談へ 地方移住の闇…役所に全国から「非通知」苦情(東スポWEB/2023年6月7日 06:00)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/265643
魚拓URL:https://archive.md/PLHNS
建設課担当者コメントによると再開の可能性もあるようなニュアンスですね。このコメントが事実だとすると、現時点で「再開」を口にするようでは建設課担当者さんも当事者意識も危機感も薄いようです。
ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は販売中止の模様(2023/06/06更新)
6月3日にお伝えした「驚愕! 6月13日発売! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>」ですが、どうやら販売中止(下記囲み参照)になったようですね。
ロッテ×ことりっぷコラボ商品がリリースの際に株式会社昭文社ホールディングスは「PR TIMES」にリリースを流しているのですが、今回は「軽井沢・離山房の昔懐しいホットケーキ」プチケーキだけの紹介になっています。
いやはや、ニールマーレさん、やってしまいましたね。
参考:
・今回のテーマは<軽井沢の森カフェ>「ロッテ」×「ことりっぷ」コラボ商品第9弾を6/13発売(PR TIMES/2023年6月6日 11時00分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000644.000007916.html
魚拓URL:https://archive.md/8BSr4
【お詫び】
「ビックリ! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は高知で販売中!(2023/06/11更新)」で追記していますが、土佐市(高知県内?)のスーパーで販売中です。販売が確認されたスーパーとは、高知市を中心に事業展開しているサニーマート(https://www.sunnymart.co.jp/flyer_shop#shop)です。ちなみにネットでは購入できません。かなりレアなチョコパイになっていますが、転売ヤーが登場する気配もありません。
少し余談となりますが、私は昭文社が市ヶ谷にあった頃……まだ創業者の黒田敏夫さんが社長だった時代にムック本をまるごと何冊も作っていたので、つい懐かしくなって調べてしまいました。残念ながら黒田敏夫さんは今年亡くなっていたようですね。ご冥福をお祈りします。
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんがまたもや残念なツイート(2023/06/07更新)
議会が始まりました。あとは土佐の方々が土佐流に解決するのがイチバンというのが私の基本スタンスです。
そもそも「登場人物、全員共犯者」という認識ですし、「高知市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)」で書いたとおり、できるだけ事実を明らかにして、膿を出すことが望ましいでしょう。
そんなタイミングで崖っぷちカフェ店長(匿名)さんが、またもや残念なツイートをしてしまいました。本人の独断で行ったのでしょうか? 誰かの差し金でしょうか? あまりにも悪手です。いたずらに刺激するだけです。
せめて「今回の退去問題は議会でも取り上げていただきました。ありがとうございます。あとは3者協議の結果をご報告させていたします。私の感情的なSNS投稿で多くの方にご迷惑をおかけしたことにあらためてお詫びいたします」程度が良かったのではないでしょうか。
まぁ、考え方は人ぞれぞれです。ここでは引用ツイートを一覧できるURLを貼っておきます(下記囲み参照)。
参考
・崖っぷちカフェ店長さん「午後8:51 · 2023年6月6日」投稿の引用RT一覧
https://twitter.com/kurumi121422/status/1666050144150888449/retweets/with_comments
いよいよ一般質問スタート! 質問する議員と内容が明らかに(2023/06/10更新)
開催中の「令和5年第2回土佐市議会定例会」ですが、いよいよ6月12日より一般質問が行われます。
まず私の立ち位置をハッキリさせておきます。
私は「土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)」に書いたとおりで、「土佐の問題は土佐の住民が土佐流の方法で解決するのがイチバン」と考えています。
もちろん有耶無耶ではなく、徹底追及を希望しているのは言うまでもありません。とくにカフェ側の登場人物のモヤモヤ感(店長、オーナー、土佐市担当職員、アドバイザーのエスエルディー)についてはスッキリさせてほしいと願っています。ここが明らかになれば、ほぼ全容が見えると考えているからです。
そこでの一般質問です。
今回の一般質問に登場するのは8名。そして「南風カフェ問題」について質問するのは5名です。
その5名とは「糸矢 幸吉氏(絆みらい土佐/無所属)」「所 紀光氏(無所属)」「村上 信夫氏(新生会/日本共産党)」「大森 陽子氏(新生会/無所属)」「野村 昌枝氏(無所属)」です。
糸矢氏は2014年4月20日に初当選して現在3期目、70代半ばです。所氏東京は結婚をきっかけに移住し、「企業組合 宇佐もん工房」を立ち上げた方です。村上氏と大森氏はヨッピーさんの取材にも登場しましたね。共に「新生会」の仲間です。ちなみに「新生会」の実態はよくわかりません。2名だけの可能性もあります。野村氏は県庁職員からの転身で70代後半のベテランです。
さて、肝心の質問内容は下記のとおりです。「→」部分は、予測される市長や担当所管の対応です。
<糸矢 幸吉氏>
南風について→やりとり予測不能
<所 紀光氏>
新居地区観光交流施設「南風」について→やりとり予測不能
<村上 信夫氏>
新居地区観光交流施設
(1)信頼回復に向けて→信頼回復に務めたい
(2)喫茶店退去問題→三者協議で解決したい
(3)公募の妥当性→問題ないと考えている
(4)今後の利用形態→条例に則った形が基本だが、見直しも担当所管と協議中
(5)喫茶店の実績→詳しい数字が私のところにもあがってきていない。明らかにしたい
<大森 陽子氏>
南風問題、話し合いで解決を目指す市長案に賛成だが
(1)これまでの疑問点を聞く→やりとり予測不能
ア)NPOと2階の飲食店で、賃貸契約は結べないのか→施設の性質上難しい
イ)2階の飲食店経営は現在の形でも可能か→三者協議で判断したい
ウ)これまでの退去通告と、役所が取った態度の違い→市に責任の一端はあるが、適宜正当な方法で対応してきたと認識している
(2)まとまらなかった場合は、指定管理者の変更も視野に→三者協議で判断したい
(3)私たち議員の責任も問われている→土佐のイメージアップに務めたい
<野村 昌枝氏>
新居地区観光交流施設について→やりとり予測不能
質問項目だけで判断するのは乱暴ですが、意図的なものを感じる人もいらっしゃいますね。
対する市長や担当所管は上記のような「信頼回復に務めたい」「三者協議で解決したい」「見直しも担当所管と協議中」「市に責任の一端はあるが、適宜正当な方法で対応してきたと認識している」「土佐のイメージアップに務めたい」などといった対応で、のらりくらりとかわすしかないでしょう。
どなたかに「緊急調査委員会の設置提案」をしてもらえたら最高なんですが、難しそうでしょうね。
参考までに「一般質問の内容」「土佐市議会議員名簿」を貼っておきます。
参考:
・令和5年第2回土佐市議会定例会一般質問通告
https://www.city.tosa.lg.jp/download/?t=LD&id=5004&fid=39096
・土佐市議会議員名簿
https://www.city.tosa.lg.jp/download/?t=LD&id=5042&fid=37754
ビックリ! ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は高知で販売中!(2023/06/11更新)
「うそぉ〜〜!」
思わず変な声が出てしまいました。
以前に「ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は販売中止の模様」と書きましたが、大胆にも土佐市のスーパーで販売中のようです。
もちろん「PR TIMES」の株式会社昭文社ホールディングス情報(←クリックするとページに飛びます)も再確認しましたが、何もアナウンスされていません。
いまの時代、廃棄するわけにもいきませんしね。それにしても土佐市のスーパーで処分するとは。。。卸値は120円程度でしょうか。舞台裏が気になります。
【お詫び】
「ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>は販売中止の模様(2023/06/06更新)」と書きましたが、販売中止になっていないことをお詫びして訂正いたします。とはいえ該当商品はネットでは購入できません。もしかすると非常に限られた店舗でひっそりと処分販売されているのかもしれません。
さらに岩手県でも売られている情報がツイートされていました(https://twitter.com/clay_doll223/status/1667823740812660746)。どうやら全国の店舗販売のみといった気配です。※追加確認情報:千葉、東京などでも確認。土佐市の一部スーパーでは撤去されたという話も?
【補足追記:2023/06/17】
ロッテ×ことりっぷコラボ商品<ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ>に関してはロッテからの公式な販売リリースは出されておりません。発売日が過ぎてもチョコパイ【公式】ツイッター(@chocopie_cpn)ではアナウンスされていません。ことりっぷ公式ではツイッター(https://twitter.com/cotrip_twi/status/1669208108877373440)と公式サイト(https://co-trip.jp/article/614242/)で同時発売の「軽井沢にある離山房のホットケーキ」の案内は出ています。経過観察の結果、「ニールマーレ苺レアチーズチョコパイ」は黒歴史として闇に葬りたいというロッテ×ことりっぷの意志が感じられましたので補足追記しました。
議会での一般質問は始まったが、全容不明で消化不良(2023/06/12-13更新)
議会での一般質問が始まりました。残念ながら全容不明ではありますが、議会の様子を伝えるマスコミの報道をまとめておきます。
まずは「テレビ高知」から。
(板原啓文市長は)「私の気持ちとして個人的には訴えたくないが、飲食店の新しい弁護士のスタンスもわからないし『100%ない』とは言えない。訴訟することもありうるかもしれない。しかし、まずは訴訟の前に円満解決に向けた取り組みが大切と考えている」
引用:カフェとNPO法人トラブルの観光交流施設「南風」 土佐市議会で市の対応に質問相次ぐ(テレビ高知/2023年6月12日(月) 18:34)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/kutv/539297?display=1
魚拓URL:https://archive.md/UNNcp
訴訟はともかく、今後のためにもできるだけ有耶無耶にしない方が好ましいでしょうね。私は「緊急調査委員会の設置提案」を書きましたが、市の断固とした姿勢が、今後の企業絡みの地域問題の抑止にもなると考えます。
・ ・ ・
つづいて「高知さんさんテレビ」です。
市はNPO法人とカフェとの三者で話し合う場を早期に設け、問題解決に取り組みたいとしています。
引用:土佐市「南風」カフェ問題 議員が市の責任を追及「問題を先送りしてきた背景もあるのでは」【高知】 (高知さんさんテレビ/2023年6月12日 月曜 午後7:20)
https://www.fnn.jp/articles/-/541475
魚拓URL:https://archive.md/SnYDz
不思議なのは、三者で話し合う場が現時点で設けられていないことです。これだけ大きな問題ですので、再優先課題でしょう。もっともっと小さな問題が起きても、すぐに行政は火消しのために動くのが常なのですが、不思議でなりません。
市が呼びかけている立場でしょうから、カフェもしくはNPOのどちらかが拒否していると考えられます。これは良くないですね。「テレビ高知」の報道では新しい弁護士のスタンスもわからないとなっていますが、弁護士が対応を遅らせているのでしょうか。気になります。
もう少し踏み込んだ報道が期待される新聞系は配達のタイミングとなるでしょうから、もうしばらく待ちですね。
・ ・ ・
13日の段階では新聞系の大きな報道はなかったようです。きっと議会に区切りがつくタイミングでの報道となるのでしょうね。
そんな状況で「高知さんさんテレビ」が連日の報道です。今回は「NPO法人新居を元気にする会」による7枚に渡る文書について紹介していました。
NPO法人は13日付け(注:正確には12日付け)の文書で、南風の2階は「市の主導で若者をターゲットにしたカフェをオープンすることになった」と主張。また、カフェについて「新居地区の振興よりも商業ベースの活動に主眼が置かれている」と市に相談したものの解決に至らなかったとする見解を公表しました。
条例上、2階のスペースは1年ごとに指定管理者が利用許可を出すことになっていて、NPO法人は今年(2023年)に入って4月以降の事業者の公募を行いました。文書の説明によりますと地域振興の観点に主眼をおいて審査をした結果、他の事業者に利用許可を出すことを決定しカフェに退去を要請したとしています。
引用:土佐市の観光交流施設「南風」カフェの退去をめぐるトラブルで地元のNPO法人が経緯説明【高知】(高知さんさんテレビ/2023年6月13日(火))
https://www.sunsuntv.co.jp/news/2023/06/2737435
魚拓URL:https://archive.md/iBiQA
現時点(2023/06/13 20:02)では、この文書がどこかにアップされている気配はありません。あくまでも議会の一般質問に対しての対応でしょう。内容が気になりますね(ある程度は予測がつきますが)。
NPO法人「新居を元気にする会」の文書全文が「高知新聞」で公開中(2023/06/14更新)
NPO法人「新居を元気にする会」の文書全文が「高知新聞」にて公開されています。会員登録(無料)しないと全文は見れません。ご覧になりたい方はまずは登録からどうぞ。
(注意)登録しないと見れないので、内容の詳細をここで書くのは控えます(ツイッターにて全文公開→後述)。ザックリとしたポイントだけお伝えしておきます。
<NPO法人「新居を元気にする会」の文書全文ポイント 全8項目で主張>
「1 土佐市立新居地区観光交流施設「南風」について」
「南風」についての説明(施設目的・利用許可に関して)、NPO法人の設立経緯。
「2 2階カフェが開店するまでの経緯」
土佐料理や和食を提供できる飲食スペースを目指していたが、土佐市と地域おこし協力隊に就任したN氏の間でカフェオープンに方向転換された。その後、株式会社エスエルディーが参入。結果として相当な額の什器類が備え付けられたことに驚き、さらに納得できない契約書でNPO法人側がエスエルディーに約200万円を支払っている。この経緯が現在の問題根源である。
「3 その後の経緯」
その後は企業組合アルバトーザは利用許可申請も出さずに営業を継続。当初はスペースの3分の1の範囲での利用だったが、全体を独占的に使用するようになる。土佐市に相談するも、指示はなかった。他の点でも土佐市担当課職員に相談をしていたが、解決を見出だせず。
「4 代理人同士の協議の始まり」
令和4年5月、初めて企業組合アルバトーザからは地域交流スペースの3分の1の利用許可申請が出される。しかし現実(全面利用)と異なるため、利用中止書を交付。その後は3分の2の範囲での利用を継続するも、利用料は3分の1相当額の支払いのままであった。
「5 公募手続について」
土佐市に指示を仰いだ上で、公募の手続を取り、令和5年4月以降の利用者を選定。企業組合アルバトーザ側には、代理人弁護士を通じて、令和4年11月の時点で公募を実施する予定であることを通知。
「6 その後の利用不許可について」
企業組合アルバトーザから令和5年4月21日付けで移転先の確保ができたことを伝えられた。その後も明渡しを要請中。しかし、SNS投稿が行われ、延長利用許可申請が出されている状況。
「7 SNSの投稿について」
事実に反するものや不正確な内容が多く含まれている。カフェは望んだ形ではない。新しい利用者公募の選定は不当ではない。セクハラの事実は否定。
「8 今後について」
企業組合アルバトーザの新たな代理人弁護士から連絡はない。協議を継続中。
引用:【WEB限定】土佐市カフェ問題に関するNPO法人の見解(全文)(高知新聞/2023.06.14 05:00)
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/658062
魚拓URL:https://archive.md/MQEBD
やはり当時の土佐市担当職員がキーポイントとなってきそうですね。退職された「あの方」でしょうか? 場合によっては「背任行為」の可能性もありそうです。
◯NPO法人の見解(全文)がツイッターで公開
NPO法人の見解(全文)がツイッターで公開されました。こちらです。
念のために魚拓も貼っておきます(魚拓URL:https://archive.md/b1cQF)
大事な内容ですので、全文を紹介しておきます。もはや前出のポイント抜粋は必要ないですが、そのまま残しておきます。
<土佐市カフェ問題に関するNPO法人の見解(全文)>
『ご報告』
令和5年6月12日
特定非営利活動法人新居を元気にする会
理事長 横山昌市
この度は、当法人が指定管理者として管理業務を行っております土佐市立新居地区観光交流施設「南風」(以下「当施設」といいます)の2階カフェの利用許可をめぐる件で、関係各所にご迷惑をおかけしておりますこと、改めてお詫び申し上げます。
本件に関して、当法人の認識を以下にまとめましたので、少し長くなりますが、公表させていただきます。
1 土佐市立新居地区観光交流施設「南風」について
当施設は、平成28年4月にオープンした施設で、土佐市が所有する行政財産であり、原則として、これを貸し付けたり、私権を設定することはできないこととなっております。また、当施設の管理に関する事項は条例で定めることとなっており、土佐市立新居地区観光交流施設及び避難施設の設置及び管理に関する条例(以下「条例」といいます)及び土佐市立新居地区観光交流施設及び避難施設の設置及び管理に関する条例施行規則(以下「条例施行規則」といいます)が制定されております。条例では、当施設の設置目的は、「新居地区の振興による市全体の活性化」とされております。
次に、当法人は平成28年4月以降、土佐市より、当施設の指定管理者に指定されております。当法人は、その前身である「新居を守る会」を法人化したもので、平成26年12月に設立されました。現理事長は、平成28年9月に理事長に就任しており、それまでは当法人の社員という立場でした。
条例によれば、当施設を利用するためには、指定管理者の許可を受けなければならず、この許可手続きは、条例施行規則に規定されております。具体的には、当施設を利用しようとする者は、利用しようとする日の1カ月前の日から7日前の日までに、指定管理者に申請を行い、許可を受けることになっております。また、今回問題となっている2階の厨房及び地域交流スペースについては、利用許可期間は原則1年となっており、その後さらに利用を継続するのであれば、利用期間満了前に改めて利用許可申請を行い、利用許可を得ることが必要となります。許可された際の利用料については、条例別表に記載されると共に、利用するスペースごとに時間単価が設定されており、その金額に利用時間を乗じて算出されることになります。
また、当施設は、国などの補助金を受け設置されていることから、2階の地域交流スペースについては、2階全面を、営利目的とする飲食店経営のために特定の団体が貸し切り、飲食店の客席のように利用する想定にはなっていないと理解しております。飲食店経営の利用に供されるスペースは、原則として、2階厨房のほか、2階地域交流スペースの3分の1となり、2階地域交流スペースの残る3分の2については、当施設に来所された方々が自由に使用できるフリースペースとなっております。
2 2階カフェが開店するまでの経緯
当法人は、当初、当施設2階部分について、土佐市内外からの家族連れや観光客が立ち寄れる場にしたいとの思いから、土佐市産あるいは高知県産の食材をふんだんに使った土佐料理や和食を提供できる飲食スペースを目指しておりました。
ところが、どのような形態で運営するのか土佐市と当法人の話し合いが確定しない中で、土佐市が地域おこし協力隊を募集し、これに応募した企業組合アルバトーザの現代表理事である永田氏が平成27年4月に土佐市の地域おこし協力隊に就任しました。そして、当施設2階部分については、土佐市主導で、代表理事を経営者として、若者をターゲットにしたカフェをオープンする方向に転換されていき、当法人の当初の意向は反映されず、また、カフェオープンに向けた協議にも当法人は加わることなく、土佐市と永田氏の間での話が進んでいったとの認識です。
その後、平成27年10月に、株式会社エスエルディーの当時の代表取締役であった青野氏が、当施設の整備による新居地区の活性化の課題解決を目的として、高知県産業振興アドバイザーに就任し、当施設2階飲食店の開店に向けたアドバイザーとして関与するようになりました。これと並行して、永田氏は平成28年1月に企業組合アルバトーザを設立しました。そして、企業組合アルバトーザは、同年2月に、土佐市経由で高知県に対し、補助金の申請をして給付された高知県産業振興推進総合支援事業費補助金を活用し、企業組合アルバトーザが株式会社エスエルディーに対しカフェの開業支援業務(事業計画策定、メニュー開発及びレシピ作成、インテリア等のコーディネート)を委託する旨の業務委託契約を締結しました。そして、企業組合アルバトーザは、株式会社エスエルディーの支援を受けながらカフェニールマーレを開店したようです。もっとも、この間、当法人は、青野氏と2階部分についての協議を行ったことは一切なく、どのようなメニュー開発が進められたのか等も一切知らされることはありませんでした。このことからも2階部分については、企業組合アルバトーザと土佐市との間でカフェ開設に向けた準備が進められていたものと受け止めております。
なお、当施設の2階厨房は、当施設のオープンにあたって、調理器具や冷蔵庫等の什器が、市の備品として相当な額の費用をかけて全て備え付けられておりました。これに加えて、カフェニールマーレが開店するにあたって、平成28年2月に、当法人名義で、株式会社エスエルディーより、2階部分で使用するテーブルや椅子、ソファーや食器類を購入するという売買契約が締結されております。そして、土佐市職員からの指示で、当法人は、株式会社エスエルディーに対し、その売買代金として、約200万円を支払っております。もっとも、この売買契約については、契約書に記入された筆跡が当法人関係者のものではなく、また、当法人の当時の理事長やその他社員も事実関係を把握していない中で締結されたものでした。
元々は、当施設は土佐市が管理し、単純に、当法人の前身である「新居を守る会」が当施設2階飲食店を運営し、土佐市にはそのための従業員を募集するように望んでおりました。しかし、実際には、当法人の意向とは沿わない方向で物事が進み、最初からボタンの掛け違いが生じたことから、現在の問題が生じたものと考えております。
3 その後の経緯
前述のとおりの経緯で、企業組合アルバトーザが、当施設2階を利用してカフェを開店することになりましたが、当施設の利用開始当初から、企業組合アルバトーザからは、利用許可申請はなされておらず、当法人も土佐市も利用許可を出しておりませんでした。また、その後も、条例上は原則、1年ごとに利用許可申請がなされるところですが、そのような申請もされないまま利用が継続しておりました。
また、利用料については、前述のとおり、飲食の提供として利用される部分は、厨房及び地域交流スペースの3分の1の範囲でしたので、そのような前提で土佐市からの指導のもと、企業組合アルバトーザに対し、厨房及び地域交流スペース3分の1の範囲に相当する利用料を請求し、支払いを受けておりました。ところが、平成28年11月頃には、2階では地域交流スペース全体を囲うように衝立や棚が設置されるようになり、2階地域交流スペース全体が企業組合アルバトーザによって独占的に使用されるようになりました。このことについて土佐市にも相談をしましたが、土佐市からは特段指示がなかったため、従前と同様に、3分の1分の利用料しか請求せずにいましたし、実際に企業組合アルバトーザより支払われていた利用料も地域交流スペース3分の1分だけでした。
これらの点については、当法人としては、前述のとおり、土佐市主導で企業組合アルバトーザが当施設のオープン当時からカフェを経営していたことから、当法人に対する利用許可申請が無くとも土佐市から利用を許可されているものと理解しておりました。
その後、カフェニールマーレの状況を見ておりましたが、新居地区や土佐市の振興に向けた活動よりも商業ベースの活動に主眼が置かれているような状況が顕著になったこと、また、企業組合アルバトーザの代表理事が当法人の事務スペースに無断で侵入し、事務機器を無断使用する等といった不適切な行為も複数回発生したことから、その間、何度もこのことについて土佐市担当課職員に相談をしましたが、解決を見出すには至りませんでした。
4 代理人同士の協議の始まり
このような中で、令和4年5月に、企業組合アルバトーザより、当法人に対して、利用期間を令和5年3月31日までとする利用許可申請が初めて出されました。地域交流スペースの利用範囲については、3分の1部分のみという内容でした。これに対して、当法人の社員総会での協議及び書面議決を経て企業組合アルバトーザに対して、令和4年6月に、条例11条に基づく利用中止書を交付しました。
なお、この点について、SNS上では、現理事長が当法人の他の社員の同意を得ずに文書を偽造したかのような指摘がされていますが、前述のとおり、社員総会での議論を経て、社員全員に、企業組合アルバトーザに対して、退去を求めることに同意するとの書類に署名をしてもらっており、現理事長が他の社員の同意なく、独断で手続を進めたということはありません。
その後、企業組合アルバトーザに代理人弁護士が就き、令和4年7月に利用中止通知書の撤回を求められましたので、当法人も、同年同月、代理人弁護士に対応を委任し、以後、当法人と企業組合アルバトーザとは、代理人弁護士を通じた協議を続けてきました。以後、当法人としては、代理人弁護士の助言のもと、当施設の管理を条例及びその他関係法令に基づいて、適切に運用していくことを徹底しました。利用中止通知書については、手続面に法令上の瑕疵があったことから、土佐市や当法人代理人弁護士の指導のもと、これを撤回し、前記利用許可申請に対しては、令和4年10月13日付けで、令和5年3月31日まで、地域交流スペースについては3分の1の範囲での利用を認める旨の利用許可書を交付しました。
利用範囲や利用に関しては、従前より、企業組合アルバトーザは2階全面を利用しておりましたが、本来、飲食スペースとできるのは、地域交流スペースの3分の1分のみであることや、実際に、令和4年5月に企業組合アルバトーザからも地域交流スペースの3分の1の利用許可申請が出されていたことを踏まえて、カフェの利用はその範囲内でのみ許可するとの考えに至りました。そのため、代理人弁護士を通じた協議を開始した令和4年7月以降、当法人は、企業組合アルバトーザに対し、地域交流スペースの利用形態に関して、それまでの全面利用から、前記利用許可書のとおり、3分の1に変更するよう求めるとともに、利用形態を変更しない間は、実際の利用範囲に即した条例上の正規の利用料を支払うよう求めてきました。この点に対し、企業組合アルバトーザは、令和4年10月より、地域交流スペース全面の利用は止めたものの、3分の2の範囲での利用を継続し、利用料については、何度か要請しましたが、3分の1相当額の支払いが継続しました。
5 公募手続について
当施設の2階の飲食スペースに関しては、土佐市に指示を仰いだ上で、公募の手続を取り、令和5年4月以降の利用者を選定することとしました。これは、当施設が公の施設であって、特定の利用者を優先して独占的に利用を継続させることはできず、利用を希望する者が競合した場合には、公平公正に利用者を選定することが必要となることから、当施設の性質上やむを得ない措置と考えておりますし、土佐市からの指導もあり、公募としました。企業組合アルバトーザ側には、代理人弁護士を通じて、令和4年11月の時点で公募を実施する予定であることを通知しました。
その後、土佐市の助言を受けながら、審査基準や審査のスケジュール等を確定させ、令和5年1月25日に、公募手続の詳細を当施設のホームページやSNS、当施設1階出入り口における掲示により公開し、公募手続に入りました。この公募手続については、書類審査やプレゼンテーションを経て、企業組合アルバトーザではなく、競合他社を同年4月以降の利用者候補者として選定することに決定しました。その結果については、同年3月24日に企業組合アルバトーザに通知しております。
この選定結果については、前述のとおり、当施設の設置目的が「新居地区の振興による市全体の活性化」にあることから、利用団体が新居地区や土佐市の振興にどれだけ積極的に寄与してくれるのかということに主眼を置いて、プレゼンテーションや提出書類の内容を審査し、公平に判断しました。選定にあたっては、現理事長が1人で決めたわけではなく、理事らが立ち会ったプレゼンテーションの内容を踏まえて、当法人で社員総会を開催してその内容を報告し、社員総会決議によって決定しました。
選定理由については、選定結果の通知後に、企業組合アルバトーザより、開示を求められましたので、同年4月11日付けで公募手続きの選定理由の詳細を書面で通知しております。
6 その後の利用不許可について
前項のとおり、企業組合アルバトーザは、令和5年4月以降の利用者候補者に選定されませんでしたので、当法人は、企業組合アルバトーザに対し、同年3月末で当施設2階におけるカフェの営業を停止するとともに、当施設からの退去することを要請しました。しかし、企業組合アルバトーザから、時間的な余裕がないとの申出があったため、退去に向けた準備期間として、同年4月末までの利用許可を出しました。なお、企業組合アルバトーザからの利用許可申請は、それまでと同様に、地域交流スペースの利用範囲については、3分の1のみであり、また、令和5年4月以降の利用許可が得られるのであれば、衝立等を3分の1の位置に移動させて利用形態を変更するという企業組合アルバトーザからの申出もあったため、地域交流スペースについては3分の1の範囲で利用を許可しました。
また、それと同時に、双方に代理人が就いてから請求した令和4年6月分以降の利用料について、実際の利用実態に即した金額と支払済額との差額分を再度請求しました。これについては、改めて拒否する旨の回答が企業組合アルバトーザよりありましたが、その後、令和5年5月20日に支払いがなされております。
この間、令和5年4月21日付けで、企業組合アルバトーザより、移転先は確保できたものの、移転完了までの見通しがついていないとのことで、同年5月1日から31日までの利用許可申請が出されました。しかしながら、公募手続の結果や既に1ヶ月の明渡猶予期間を設けたこと、今後新たな利用者候補者との協議が必要なところ、その協議を開始するには明渡しが完了している必要があること、その時点で、企業組合アルバトーザの関係者によるSNS投稿により当法人のみならず、その他の関係者の業務にも支障が生じていたこと、利用実態に即した利用料の支払いがなく、結局、令和5年4月も、衝立等を地域交流スペースの3分の1の範囲に移動させることはなく、それまでと同様に、地域交流スペースの3分の2の範囲を利用していたことなどを考慮して、令和5年4月の理事会の決議を経て、同年5月以降の利用を不許可として、再度、明渡しを要請しました。
その後、企業組合アルバトーザの関係者のSNSの投稿により、炎上状態となり、関係各所にご迷惑をおかけしている状況です。
7 SNSの投稿について
SNS等により、本件をめぐる事実関係について、様々な情報が出回っておりますが、そこには事実に反するものや不正確な内容が多く含まれております。それらの情報全てについて、逐一、反論することは現実的ではなく、また、さらなるSNSでの投稿を助長して、事態を悪化させる可能性もありますので、控えさせていただきますが、下記の点については明確に否定させていただきます。
まず、現理事長が地元の有力者あるいは権力者であるといった指摘がされていますが、そのような事実はありません。現理事長は、単に当法人の理事長の職にあるだけであって、地元において特別な力を持っているわけはありません。前述のように、そもそも企業組合アルバトーザが当施設でカフェを開店することについては、土佐市が現理事長あるいは当法人の望んでいたこととは異なる形で話を進めていたことからも明らかなとおり、土佐市が現理事長に物を言えないとか、現理事長の言うとおりに土佐市が動くといったこともありません。また、現理事長の親族が国土交通省で勤務しているといったことも全く事実無根です。
次に、令和5年4月以降の当施設2階利用者を選定するための公募手続については、前述のとおり、当施設の設置目的に沿った者を選定するという観点で、利用者候補者を決定しております。現理事長の個人的意向により結果を決めたわけではありません。また、選定された新たな利用者候補者についても、現理事長と特別な関係にあるわけではありません。あくまで公募手続において提案された内容が当施設の設置目的に沿っており、優れた内容であったことから、選定したということになります。
また、現理事長がカフェニールマーレ店長に対してセクハラを行ったという事実はありません。
8 今後について
現状は、企業組合アルバトーザは当初の代理人弁護士との委任関係を解消されており、新たな代理人弁護士から、当法人代理人弁護士への連絡がないため、当法人は、当法人の代理人弁護士を通じて企業組合アルバトーザと直接やり取りをしている状況であり、現在も土佐市を含めて、事態の収拾に向けた協議を継続しております。
最後に、今回の件では、多方面の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。本件に関しましては、何とか円満な形で解決し、皆様にその旨の報告ができるよう今後も努めてまいる所存ですので、引き続きご理解、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
いままでもそうですが、ネットではこの文書に異を唱える人もいらっしゃいます。私はそれを単なる批判ではなく貴重な真実の一端として自分なりにフィルターをかけて判断していくだけなのですが、そういう人たちの発言傾向が非常に偏っているのも事実です。当事者だからこそ偏りが出るのは理解できますが、それにしても都合の悪そうなところをあからさまに触れないことが不思議でなりません。
◯土佐人は足を引っ張り合う性質? それとも……
調べてみると土佐人気質について『高知新聞社』が調査した結果、人口比でみれば四国や全国の中で悪いことは概ね高知県がトップクラスにランク付けされているそうです。なるほど……。
だからこそ言わせてもらいます。
『土佐人は足を引っ張り合う性質なんですか?』
参考:「土 佐 と 反 骨(高知県教育史上の人々)」https://www.kochinet.ed.jp/ko-rinri/pdf_data/%93y%8D%B2%82%C6%94%BD%8D%9C.pdf(魚拓URL:https://archive.md/b32G9)
こんな風に思われないためにも、なんとしても土佐のイメージ回復に向けて踏ん張っていってほしいところです。ちなみに上記参考資料には土佐人の優れた可能性についても書かれています。ぜひご一読を。
「ご一読を」としても誰も読まないでしょうね。私の言いたかったのは、つぎのようなことです。
この資料の最後では龍馬や永野修身、山下奉文、吉田茂らの名前が挙げられ、『高知というのは どうも非常時にしか大人物は出ないようです』というまとめで締めくくられています。こんな非常時だからこそ、板原啓文市長には期待したいところです。
板原啓文市長は「三者協議」ではなく関連企業の追求で信頼回復を(2023/06/14更新)
火だるま状態となった土佐市ですが、巷では沈静化してきた印象ですね。
マスコミは「三者協議」という市長の言葉を伝えていますが、板原啓文市長にはこのまま問題を有耶無耶にするのではなく、徹底した解明追求をお願いしたいところです。私はsns投稿が話題になってから何度も言っていますが、今回は「三者」の問題ではなく、企業を含めての「四者」の問題だと感じています。
実際、企業が地域に参画することで都会や田舎に関係なく問題が起きています。具体的には申し上げられませんが、企業が参画することで地域文化が踏みにじられるケースは少なくありません。この辺の考えは「地域へ企業が参画するリスク……地域が死んでしまう恐れも?」周辺に書いております。
ここ10〜15年ほどの地域への企業進出は非常にエグいです(都内で活動する私が知る限りのでは)。企業は地域の文化も活力も奪います。人間関係も破壊し、さらに公金もうまく巻き上げていきます。とくに地方ではその傾向が強いといえます。企業は素晴らしい「企業理念」を掲げていても、所詮は利益最優先です(もちろんタダ働きする必要もありません)。
現時点で土佐カフェ問題の諸悪の根源が企業だとは断言できませんが、企業の参画がおかしな方向に向かわせたことを仮説として、問題を検証してほしいです。
企業絡みの問題は公になっていないだけで、身近でも頻繁に起きています。狡猾な一部の企業は、残念な行政をうまく丸め込み、心ある住民の生活を踏みにじっています。地域振興をうたった企業というストロイド剤は使用してはいけないのです。
なんとしても板原啓文市長には最後の仕事として取り組んでもらいたいと強く願うばかりです。
場外での客同士の乱闘をよそに、主役たちはフェードアウト?(2023/06/14更新)
土佐市議会の一般質問も終え、残すのは20日開催の本会議での動向が気になるところです。私は以前に「もし自分が議員だったら緊急調査委員会の設置提案をする」と書きましたが、実現の可能性は低そうですね。
さて、現時点では「場外での客同士の乱闘」が活発化している印象です。過去資料をピースのように集めて絵を浮かび上げようとする人、理詰めで順序立てて追求する人、鬼の首を取ったかのように新たな事実を掲げる人、周回遅れで余計な口出しをする人、いつの間にか宗旨変えする人、いずれにしても今回のニールマーレ退去問題には何かが潜んでいると感じているということでしょう。
とはいえ、気づけばリング上にいたはずの主役たちがフェードアウトしかかているようにも見受けられます。有耶無耶にだけはしたくないというのが私の心境です。気骨がある住民が「住民監査請求」でも出してくれればいいのですが。
参考:
・住民監査請求・住民訴訟制度について(総務省)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000071219.pdf
ABCテレビが偏向報道に近い形で土佐市カフェ騒動を取り上げる(2023/06/16更新)
2023年6月16日にABCテレビ(朝日放送テレビ)「news おかえり」にて土佐市カフェ問題が取り上げられました。約14分に渡っての内容は、放送後にYouTubeにアップされています。
こちらです。
内容の感想は……
なんじゃこりゃ!?
ここ1ヶ月のトラブルをウオッチングしてきた人たちにとっては、それぞれの立場に関係なく消化不良な内容に感じたのではないでしょうか。
土佐カフェ騒動を知らない人も視野に入れた構成は仕方ないにせよ、この期間に明らかになった事実・疑問・ツッコミどころがすべてスルーされたわけですから。
私自身は偏向報道ととられても仕方ないと感じました。
総務省による報道の定義はいろいろあります。その中のひとつにコンテンツ規律というのがあり、「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という姿勢が重要視されています。
参考:
・偏向報道についての関連資料(総務省)
https://www.soumu.go.jp/schresult.html?q=%E5%81%8F%E5%90%91%E5%A0%B1%E9%81%93#gsc.tab=0&gsc.q=%E5%81%8F%E5%90%91%E5%A0%B1%E9%81%93&gsc.page=1
繰り返しますが、NPO法人が正式に公式文書を出したタイミングでこの放送内容とは……。問題の核心に触れられていない内容は、残念ながら偏向報道と言われても仕方ないのではないでしょうか。
もしABCテレビが「偏向などとんでもない!」と言い張るのであれば、まさにオールドメディアの終焉を感じさせるにふさわしいものだといえるでしょう。
・ ・ ・
ABCテレビがオールドメディアだとすると、YouTuberはニューメディア・・・いや、今風に言えば、「シンメディア(←これももはや古いw)」となるのでしょう。
なによりもシンメディアは “ しがらみ ” が少ないのが少ないのが強みです。真実は草の根にこそあるのは間違いありません。今回の土佐市カフェ騒動では、いくつかの個人メディアがマスコミの目では届かなかった真実を伝えようとしています。
◯騒動の真実? ゴシップ色で高揚する自分が残念すぎるw
6月16日の夜、いままでも土佐カフェ騒動を取り上げている「Kochi Meet Box」さんがカフェ側の事情をよく知る男性のインタビューを中心にした動画をアップされていました。
土佐市カフェ騒動のキーマンとなる当時のエスエルディー社長だった青野氏をはじめ、オーナー永田氏、崖っぷち店長さん、市長選に名乗りを上げているS氏などのことが語られていました。
話の内容はいままで想像していた通りなので驚くことはさほどありませんでした。しかし、土佐市に来た時点では結婚されていた崖っぷち店長さんが離婚されている事実、オーナー永田氏の人間性、スナックJOY事情などは興味深いものではありました。
見ている私も「うんうん、やっぱりね!」「崖っぷち店長さんは、◯◯さんと付き合ってるのかな?」なんて思いつつ、答え合わせの気分もあり楽しく視聴させてもらいました。
しかし!
見終わった後に、はたと気がつきました。
めっちゃ本質を見失っているじゃん、オレってば……という気分になりました。
「噂話は蜜の味」といわれます。ゴシップ色が強い話だったせいもあり、つい気分も高揚して本題から視点がズレてしまいました。自分が残念すぎますw
そこであらためて自己批判して考えて直してました。
いままでのピースを組み合わせていくと、最終的には「板原啓文市長は「三者協議」ではなく関連企業の追求で信頼回復を(2023/06/14更新)」に戻ってしまいます。
日本は狡猾な一部の企業に食い荒らされ続けてきました(その象徴のひとつがパソナ)。しかし、私たち庶民は企業の暗躍をこのまま指をくわえて見ていてはいけません。
だからこそ板原啓文市長には泥にまみれることを期待したいのですが……。ま、厳しいかな。※ちなみにこれは立候補が予想されるS氏の援護射撃ではありません。外野が言うのもアレですが、S氏は言動が軽すぎて論外です。
板原市長! 議会最終日に下記のような発言をしてくれたらカッコイイんですけど……。いかがでしょうか?
「議会初日に役所にも責任の一端があると言ってしまいましたが、これは自分自身の甘さから出た失言だと猛省し、つぎのように撤回いたします。
たしかに混乱を招いたのは申し訳ないが、市は法的な問題はない形で進めてきたと認識しています。とはいえ、この問題は甘さを徹底的に排除して原因を解明することが必要です。「南風」立ち上げ以前からの状況を確認し、現在までの関係者とのやりとりを検証し、さらには市担当職員も含めて内部監査を実施することで、市民の信頼回復と土佐市のイメージ向上を推進していきます」
土佐市議会「第2回定例会」は終了。問題は市長選で再燃か?(2023/06/20更新)
6月20日、土佐市議会「第2回定例会」は終了しました。18件の議案もすべて同意、可決、承認。適当といった形で終わりました。(参考:令和5年第2回定例会議決結果一覧 https://www.city.tosa.lg.jp/download/?t=LD&id=5141&fid=39365 魚拓URL:https://archive.md/qh4PX)
残念ながら私が記事で提案していた「緊急調査委員会の設置」は実現しませんでした。
すでにネットでの場外戦も燃料不足で沈静化。登場人物筋による公式アナウンスが出ない限り、おのずとフェードアウトとなるのでしょう。気がつけばカフェが撤退して幕引きという流れになるのではないでしょうか。少なくともカフェ側は消耗し尽くしているでしょうから。
この秋には市長選があります。板原市長は5期目を目指します。対抗馬はS氏(残念ながらS氏のツイッターは鍵垢状態←あれ? 間違えたのかな? 鍵垢になっていませんでした。大変失礼しました。お詫びして訂正いたします)。カフェ騒動がひとつの争点になるようなお粗末な市長選にならなければいいですよね。
任期満了による土佐市長選挙及び欠員による土佐市議会議員補欠選挙(1名)の告示日は10月15日、そして投票日は10月22日です。(参考:土佐市長選挙及び土佐市議会議員補欠選挙について https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=5239 魚拓URL:https://archive.md/EqmEA)
そろそろ幕引き? 自分なりの土佐カフェ騒動総括(2023/06/28更新)
市議会も終了し、土佐カフェ騒動もすっかり静かになりました。私なりに追いかけてきた問題ですので、自分なりに総括する必要もありそうです。
ネットでは迷走気味の擁護派、真実に近いと思われる情報を伝えてくれる地元民、冷静に問題の全体像を把握しようとする方などがチラホラ目にとまる程度です。
◯畏敬の念を込めて寺山修司の歌を……
あ、若干1名ほどの過剰自己アピール人物もいますが、さすがに見苦しく感じます。もはや燃料が尽きている状態の中で強引にマッチを擦る姿を見ていると複雑な気持ちになります。楽しませてもらいましたし、ある意味では突き抜けていらっしゃるので、畏敬の念を込めて寺山修司の歌を捧げておきます。
「マッチを擦る一瞬、海に深い霧が立ち込めている情景が浮かび上がる。我が命を捧げるほどの祖国はあるのだろうか」
暗く沈んだ土佐の海になにかが蠢いているような幻影が浮かび上がるように見えますが、すぐに消えてしまいます。……そうです。もはや新居の海(ニールマーレ)には燃料になるものは何も残っていません。。。私はそう考えています。
◯見てくださった方々へのお礼
このクソ長いブログ記事を見てくださったり、ツイッターや掲示板などで紹介してくださった方にも感謝しています。ありがとうございます。一人ひとりへお礼を言うわけにもいきません。この場を借りてお礼申し上げます。
ちなみにツイッターで記事URLとセットで紹介してくださった方々は、こちらの方々です。ちゃんと見てます。ありがとうございました!
◯土佐市観光協会や土佐市地域おこし協力隊の傷が早く癒えますように
今回の騒動で大きな被害を被っているのは土佐市観光協会(@tosa_tourism)や土佐市地域おこし協力隊(https://www.facebook.com/tosacity.kyouryokutai)でしょう。
土佐市観光協会のツイッターは5月9日の投稿で停止状態。土佐市地域おこし協力隊のfacebookページは5月8日の投稿で止まっていましたが、本日6月28日に土佐通信「おいでんよ」初号刊行の投稿がありました。元気溌剌な投稿からは忌まわしいイメージを振り払おうという願いが滲み出ている気もします。
ちなみに土佐市地域おこし協力隊の情報はネットには出ていません(2023/06/28時点)。それまでは「土佐市地域おこし協力隊募集!!」の案内が出ていました。こちらです(画像を別画面で開くと画像は拡大されます)。
ちなみに協力隊募集の記事は「2023/03/31」に更新され、4月中旬には非公開になっています。崖っぷちカフェ店長(匿名)さんは炎上投稿以前から不適切な内容で状況を訴えていましたので、早々と対応したのでしょう。市の判断としては当然です。
◯総括のためにも原点に帰れ! 「現場百回」精神で
「現場百回」とは刑事ドラマで耳にしたことがあるでしょう。トヨタの仕事術でも知られています。複雑に絡み合った問題は原点に立ち返るとスーッと見えてくるものがありそうです。
そこで今回の原点に立ち返ってみました。
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんがツイッターを開設したのが「午前9:40 · 2023年2月10日」です。初日は8投稿されています(プロフ画像投稿含む)。ホントはスクショ画像で紹介したいのですが、著作権侵害とか言われたくないので、プロフ画像投稿、引用投稿以外の5投稿を埋め込みます。
まず1発目(午前9:54 · 2023年2月10日)です。
そして2発目(午前10:08 · 2023年2月10日)。
時間を空け、昼過ぎに3発目(午後0:17 · 2023年2月10日)。
そして4発目(午後0:58 · 2023年2月10日)。
ラスト5発目(午後6:12 · 2023年2月10日)。
最初から不適切な言葉が盛り沢山です。覚悟を感じさせる午前中、そして午後からはがぜん勢いを増していきます。なにがなんでも崖っぷちから這い上がろうという気迫が感じられます。内容的には騒動発端ツイートと同じようなものです。
初日ツイートで私が着目したのは3点です。
<崖っぷちカフェ店長(匿名)さんの初日ツイートのポイント>
(1)「親友であり戦友である後輩従業員に職を失う可能性を話さないといけない」
これは本来はオーナーであるN氏の役目ではないのか?
(2)「この状況を打破する方法はないのか」「自分の力の無さが腹立たしい」
すでに崖っぷちカフェ店長(匿名)さんは孤立無援状態だった!?
(3)「知ってる方教えてください。NPO法人と市役所さんって密な関係にあるのが普通なのでしょうか?」
そんなもん、オーナーN氏に聞けばいいこと。あえて素人を装っているのが鼻持ちならない!
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんの初日の投稿からは、一人で何かをやろうとする決意が滲み出てきています。そもそもオーナーN氏がいるはずなのに……。
そういえば移転について触れていた投稿があったはずだよね……ここでオーナーN氏のツイートをあらためて確認してみました。
オーナーN氏の炎上ツイート勃発後である「午後8:23 · 2023年5月9日」の投稿を見つけました。
ああ、やはりそうだった。「カフェは2022年初頭から移転の準備を始めている」というツイートがありました。
なるほどね……。
そこで総括的に今回の諸悪の根源を考えてみました。
◯土佐カフェ騒動の原因は、カッコつけなオーナーN氏の力不足である!
オーナーN氏は以前の職場では『都内の4店舗を総括するエリアマネージャーの職にありました』(この記事で紹介済)だったそうです。かなり優秀な人物だと思っていましたが、実際は力不足だったのでしょう。カフェオープンの際に会社時代の人脈で有能な料理人をハントして連れてこれればよかったのですが、残念ながら無理だったと推察できます。これがボタンの掛け違いの始まりです。きっと……。
オーナーN氏は土佐市地域おこし協力隊時代には自らを「J」と名乗っていました。いや、どうやら昔から「J」だったようです。当時の投稿を見ると、「めっちゃお前、カッコつけやん」みたいなテイストを私は感じました(かなり偏見あるかも汗 ← レッドカードか)。
オーナーN氏は力不足でカッコつけ……そう考えると合点がいきます。今回のトラブル前にシッカリとした決断ができなかったのでしょう。力不足でカッコつけの人物は、優柔不断になりがちです。
オーナーN氏は、もはや土佐で成功の目がないと諦めていたと思います。尊敬する青野氏からも見放され、同志のはずだった土佐市職員にも逃げられたのですから(地元のK県潜伏中?←知り合いの方からT氏は高知県出身とのご指摘がツイッターでありました。情報ありがとうございます。お詫びして訂正します)。
しかし!
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんは
諦められなかった!
そこで!
「よし、私がなんとかする! ここをヤメたら、働くところないし!」という勘違い暴走したのが真相ではないでしょうか。
さらにツイートの反応が鈍いことに困り、現在の彼氏(I氏?)に相談して過激投稿をしてしまったことで破滅の道を辿ることとなったのではないでしょうか。
・ ・ ・
以上が土佐カフェ騒動に関しての自分なりの総括です(現時点ですが)。
当初から言っているように「地域への企業進出や行政の体たらくも含め、登場人物すべてに問題があること」は間違いありませんが、諸悪の根源は「カッコつけなオーナーN氏の力不足」という結論とさせてもらいます。
では、ここは!
JのマッハパンチでオーナーN氏をお仕置きしてもらいましょう。
ゴゴオオオオォォォ!
おっと、こんな画像を貼ると、ヨッピーさんに「他人の著作物をアップロードすることは著作権法違反になり得ますので削除しておいた方が良いと思います。もしかしてご存知無かったらあれなのでソースも貼っておきますね。https://best-legal.jp/illegal-upload-51613/」と怒られちゃいますよね。Yさん、お疲れさまでした……。
でも、私は貼ります。
『魁!!男塾』バンザイ!
宮下あきらバンザイ!
・ ・ ・
雨降って地固まるではありませんが、今回の件を教訓にして土佐市が逞しくなり、再び雄々しく盛り上がることに期待します。
そのうち土佐市からアナウンスがあるでしょう。私の総括と違う展開になる可能性もあります(きっと私の総括は外れるww)。また動きがあれば更新します。よろしくお願いいたします。
やっと初の三者協議の場が設けられ、緩やかに解決(フェードアウト)するのか?(2023/07/11更新)
すっかり情報が途絶えていた土佐カフェ騒動ですが、7月11日の夜に初の三者協議の場が設けられました。報道にはカフェオーナーの永田氏、板原土佐市長の両氏は登場しましたが、残念ながらNPO法人理事長は登場せず。コメントすらも紹介されていませんでした。
(板原土佐市長)は「100点じゃなくても60点でも70点でも落ち着ける道を探っていこうかと思っています」と述べ、土佐市は今後も三者で協議を続け、双方が納得できる解決策を探っていくとしています。
引用:市長「落ち着ける道探る」 観光交流施設内のカフェ立ち退き問題で初の三者協議 高知・土佐市(ABCニュース/07/11 23:20)
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_20701.html
魚拓URL:https://archive.md/b9glB
このまま問題は緩やかに解決(フェードアウト)し、次の報道では三者が握手する姿が映し出されるのでしょうか?
ところでこのニュースは11日の23時半頃にYahoo!ニュースでも紹介されましたが、23時50分すぎには削除されていました。どういうことでしょう。不思議です。12日には再アップされているのでしょうか。→12日の午前3時前に確認したところ復活していました。コメントはトラブルを追いかけてきた人が中心にマニアックな書き込みが目立ちました。
まずは速報として追記しました。地元新聞などでも取り上げられるのでしょうね。
翌12日朝には「高知新聞」も報道(高知県土佐市のカフェ問題でNPOなど3者協議 「早期解決目指す」https://www.kochinews.co.jp/article/detail/664978)。内容的には『たった171文字』(私の勘違いでした。全文503文字でした。お詫びして訂正いたします。内容後述)で、「期限は設けないが、なるべく早い円満解決を目指す」という市のコメントだけを伝える格好でした。地元的には問題を荒立てない配慮があるのかもしれません。全国的に負のイメージがついた土佐市ですから、やはり途中経過の詳細発信は控えるのが無難でしょう。
土佐カフェ問題は闇に葬られることが決定!(2023/07/16更新)
(お詫びと追記)前段の7月12日「高知新聞」の記事紹介のお詫びからです。全文503文字なのに、171文字だと勘違いするなど、凡ミスです。申し訳ありません。
気がつかなかった記事の後半には、市側の重要なスタンスについて触れられていました。
こちらです。
『協議には3者の代表や代理人ら10人が出席。「プライバシーに関する部分が出る」「本音を出し合いたい」として非公開で話し合った。終了後に取材に応じた板原市長は「今後の協議に影響するため、内容は外部に出さないと3者で合意した」として具体的な説明を避けた』(板原市長談)
つまり、土佐カフェ問題は闇に葬られることが決定したようなものです。今後は結論が出るまで何も情報は出てこないでしょう。
市民にとって重要な会議や協議は原則として公開することが望ましい在り方です。とくに今回のように世間を騒がせた問題はなおさら密室の中で処理するのは好ましいとはいえません。とはいえ各自治体では「情報公開及び個人情報保護に関する条例」というものを作っています。さらに「公開することで公正・適正・円滑な審議が著しく阻害される可能性がある場合」には、非公開となるケースが多いようです。要するに都合が悪い情報は開示しないという考え方があります。
今回のトラブル総括で「オーナーN氏の力不足が最も問題」だとしましたが、当初から指摘しているとおり、土佐市カフェ問題は登場者全員が大小の問題を抱えています。いわば全員が共犯者みたいなものです。結局、公開することは当事者にとってはマイナスにしかならないのですから、賢い判断ともいえます。
しかし、よく考えてみてください。
「こちらで決めるから黙ってて」と言っているような態度をとり、問題を起こした当事者同士で話し合うことで何が解決するというのでしょう。
地元の方々が納得できるならば外野がアレコレいうことではありませんが、私には都合の悪いことに蓋をする行為が、土佐市という存在自体に蓋をしている行為に見えてしまいます。
この記事では「ゲスの勘ぐりの結論……批判だけじゃアカン!」で提案しましたが、今回のトラブルプラスに昇華させていくような流れにはなりそうもありませんね。
残念なことです。
もう喧嘩両成敗でいい! 指定管理者のNPO法人が3者協議から離脱(2023/07/22更新)
気がつかないうちに完全フェードアウトすると思われた土佐市カフェ騒動ですが、またもや混乱しているようです。これ以上こじれると土佐市民の民度が問われるような事態に発展しかねません。
NPO法人が3者協議から離脱した理由はどんなものなのでしょうか? 「高知新聞」の報道によると下記となります。
NPOによると、市側は席上、「トラブルの原因を今更掘り下げて争っても全く無意味。時間の浪費」と発言。NPOは14日に臨時総会を開き、「過去の問題が今のトラブルのもと。それを話し合わずして円満解決はない」と離脱を決議し、18日に市に届け出た。
NPOの説明によると、契約ではNPOが東京の企業からカフェが入居する2階の客席の椅子、テーブル、食器などを約200万円で購入。書面には当時のNPO理事長の署名と法人の実印があった。
ただ、NPOの全メンバーが契約を知らされていなかったと証言。元理事長も署名を「私の筆跡ではない」とし、実印は「NPO設立の手続きなどをやってくれていたため市に預けていた」とする。代金は当時のNPO職員が支払いの手続きを取ったといい、この元職員は「市に『振り込んで』と言われ、言う通りにした」としている。
引用:土佐市のカフェ問題 指定管理者のNPOが3者協議から離脱 「無断契約」市に不信感(高知新聞/2023.07.22 08:38)
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/667626
魚拓URL:https://archive.md/9STRV
契約書偽造問題は先日の議会で明るみとなりました。
ポイントとなる元職員は「市に『振り込んで』と言われ、言う通りにした」としているそうですが、元職員の言っている「市」とは誰を指しているのでしょうね。この証言自体も偽証でしょうか。元職員というのは……あの人の可能性が高そうですが、少なくとも簡単に3者が軟着陸とはいかなそうな気配です。
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それにしてもくだらないですね。
無駄の上に無駄を重ねて、協議の内容も公開しないなど、そもそも呆れ果てていましたが、その挙げ句に、こんな状況になるとは……。土佐市民や関係者もどこかの肩を持っている場合じゃないです。こんなくだらない状況に対して、正式に誰も声を上げる人はいないのでしょうか?
もう喧嘩両成敗でいいでしょう。
すべてを白紙に、すべてをリセットし、すべての権利を剥奪してしまった方が良さそうです。
いや、もはや自浄能力も調整力もない自治体は無駄なので、消滅させてもいいんじゃないでしょうか。
土佐市は「平成の大合併」の際に合併するパートナーに恵まれず、自立を選択するしかない自治体の一つでした。市町村合併は平成26年4月5日の栃木市の合併を最後に行われていませんが、こんな状態の土佐市は衰退するだけでしょうし、須崎市と合併して「南風市」にでもすればいいのではないでしょうか。。。まぁ、合併は実際には「法定合併協議会」の設置から始まり、「総務大臣の告示」までに時間がかかります。こんなカフェ騒動も解決できない自治体には到底無理な話ですが。
参考:
・土佐市60周年のあゆみ
https://www.city.tosa.lg.jp/prof/pdf60/20.pdf
・平成11年度以降の市町村合併の実績(総務省)
https://www.soumu.go.jp/gapei/gapei_h11iko.html
・市町村合併までの流れ(三重県)
https://www.pref.mie.lg.jp/SHICHOS/HP/gappei/19555019852.htm
・市町村の合併の特例等に関する法律(衆議院)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/15920040526059.htm
NPO法人は3者協議の離脱後のアクションを考えているのか?(2023/07/25更新)
3者協議は混迷しています。ズレズレで空中分解気味です。これは調整役の土佐市に問題がありそうな気配です。
このままだと土佐市のイメージダウンと住民の遺恨を残すだけになってしまいます。
さらにマスコミの報道姿勢にも歪みが感じられます。
先だって紹介した「高知新聞」の報道後、7月23日には「朝日新聞」の蜷川大介記者が同じ問題を伝えています。しかし、その内容には「?」な部分もありました。こちらです。
NPO側によると、11日に非公開で開かれた三者協議の初会合にNPO理事長が出席し、「国や県と協定を結んだ市の振興策に基づいて施設運営をしており、振興策に関係ないカフェを交えた協議はありえない」という趣旨の発言をした。その後、文書でも「離脱」を市に伝えたという。
引用:土佐市の移住者カフェ問題、地元NPOが三者協議の「離脱」伝える(朝日新聞/2023年7月23日 7時18分)
https://www.asahi.com/articles/ASR7Q72P6R7QPTLC022.html
魚拓URL:https://archive.md/I8UIp
この報道を読むと、NPO側に問題があって離脱したような雰囲気が伝わってきます。
しかし、続いて翌日に伝えられた「NHKのニュース」を見ると、印象はガラリと変わってきます。
NPOによりますと、この中で土佐市の顧問弁護士が「トラブルが起こった原因を掘り下げて争っても全く無意味で、時間の浪費だ」などと発言したということです。こうした発言などからNPOは、原因を究明せずに円満解決を図るのは難しいとして土佐市の姿勢に不信感を示し、今月18日に協議の枠組みからの離脱を申し出る文書を市に提出しました。
引用:土佐市施設の飲食店退去問題 NPOが3者協議の離脱を申し出(NHK高知/07月24日 16時50分)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20230724/8010018178.html
魚拓URL:https://archive.md/Hkyih
「NHKのニュース」は「高知新聞」の報道に近いものがありますね。それに比べて「朝日新聞」はピントがズレているというか……むしろカフェ擁護色すら漂っている内容です。
さて、ここからが問題です。
NPO法人は土佐市の説得で3者協議に戻るのでしょうか? それとも何らかの離脱後のアクションを考えているのでようか?
「土佐カフェ問題は闇に葬られることが決定!」でも書きましたが、個人情報保護の問題もあります。しかし、ここは刺し違える覚悟で「協議の透明性」を復帰条件としてNPO法人に主張してもらいたいところです。
情報が途絶えた「土佐カフェ騒動」は第3回土佐市議会で進展がある?(2023/08/06更新)
「土佐カフェ騒動」は完全に情報が途絶えています。しかし、このままフェードアウトとなるのでしょうか。9月4日(月)からは「令和5年第3回土佐市議会定例会(https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=389)」が開催されます。前回同様に議員から厳しい質問があるのでしょうか?
それにしても前回の議事録はどうなっているのでしょうか。ネットで確認しましたが、まだ第2回の議事録は公開されていないようです。
また、「新居地区観光交流施設 南風」におけるSNSによる拡散の件について(市長コメント 土佐市公式ページ/2023/05/18 https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=5202 魚拓URL:https://archive.md/XO1Ne)も非公開に変更されています。
ダメダメすぎますね。
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんの「思わせぶりな投稿」の哀れ(2023/08/23更新)
崖っぷちカフェ店長(匿名)さんが久しぶりにX(旧ツイッター)で投稿されました。
こちらです。
※注意:「ワクワクしない」は「ワクワクしかない」の間違いとして追記コメントあり。
この投稿が引き金となったのか、一部のアカウントでも土佐カフェ問題のやりとりが活性化している模様です。もはや外野が憶測で言い争っても埒が明かない状況ではありますが、問題を風化させないためには意義があることだともいえます。
また、いままで土佐カフェ問題について発信していなかった「ガジェット通信」さんが投稿を見つけて記事されたようですね(参考:https://getnews.jp/archives/3434613)。誰がどんな記事をアップしようと勝手ですし、もちろん内容についても自由です。だからこそ私も勝手な意見を言わせてもらうと、「ガジェット通信」さんほどのメディアにしては薄味だったのが残念です。
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崖っぷちカフェ店長(匿名)さんは愉快犯の気があるのでしょうか。
思わせぶりな刺激的な発言を行い、まわりをザワつかせ、承認欲求を満たしたいのかな? なんてことを投稿を見て思ってしまいました。
今回の着地点がどうなるかわかりませんが、やはり決着がついてから発言するのが筋でしょう。
トラブル解決に向けて調整作業が続いている最中での安っぽい投稿には呆れさを通り越し、哀れさを感じてしまいます。そんな印象を受けるのは私だけなのでしょうか。
私は9月4日(月)から始まる「令和5年第3回土佐市議会定例会」での動き(報告?)を粛々と待つことにします。
土佐市議会「第2回定例会」の内容がやっと明らかに……(2023/08/26更新)
土佐市「議会だより(Tosa City No.34)」が2023年8月25日に公開されました。今回は「第2回定例会」でどのようなやりとりが行われたのかが掲載されています。今回は「議会だより」をベースに土佐市長の発言の簡単な検証?を行います。
参考:
令和5年第2回(6月)定例会(第34号)(PDF:4.34MB)
https://www.city.tosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=2952
ミラーサイトからのダウンロード
https://27watari.com/wp-content/uploads/2023/08/52129f6b66a192683eb8f6979d6d02dd.pdf
ちなみに「議会だより」は議事録ではありません。正確なやりとりは記載されてはいません。「議会だより」の編集後記では池宗二郎氏が『議事録の全文も市のホームページからご覧いただける』と書かれていますが、土佐市サイトには議事録はアップされていません。「農業委員会総会」の議事録はアップされているようですが……私が見つけられなかっただけでしょうか。在り処をご存じの方はお知らせください。
では、順を追って検証していきます(やりとりの感想)。
<「議会だより」から見る土佐カフェ問題>
◯糸矢幸吉議員「南風について」
・質問「NPO法人と飲食店の目指す方向がずれていったとは?」
板原市長「年数が経過するにつれ、NPO法人と飲食店の目指す方向が少しずつずれていった」→非常にアバウトな回答。行政と議会の馴れ合いとも受け取れるヌルいやりとり。
・質問「移住者や協力隊への対応は?」
板原市長「丁寧な説明を行うとともに、移住者を対象としたネットワークの構築を検討する」→実際に丁寧な説明はおろか、密室で解決しようとしているのが現状。
・質問「解決に向けての対応は?」
板原市長「3者協議に取り組み、早期の問題解決を図りたい」→3者協議は頓挫。もはや泥沼化か?
(所感)
土佐市に自浄能力はないので、糸矢幸吉議員は独自で経緯を調査する必要がある。次回の質問では3者協議の状況と今後の解決方法について追求してもらいたい。
◯所紀光議員「南風について」
・質問「今回の騒動に対する土佐市の対応は?」
板原市長「3者協議の中で解決し、合意した内容を公表することで説明責任を果たしたい」→3者協議は頓挫中。次回の質問では具体的な解決の時期を提示してもらう必要があるだろう。
・質問「板原市政に慣れや慣習が生じている?」
板原市長「今日まで改革や挑戦とうことを頻繁に使ってきたが、これが言葉遊びにとどまっていたのではないか」→まさにそのとおり。今回の土佐カフェ問題は馴れ合いと隠蔽といえる対応が続いている。もはや挑戦は難しいだろうか。実際にこのような対応で市長が務まることは驚きである。
(所感)
市長選も目前に迫ってきており、板原市長には強い意志を示すアクションが求められると考えるが、もしかすると土佐市民にとってはカフェ問題自体が興味のあることではないのかもしれない。
◯村上信夫議員「新居地区 観光交流施設」
・質問「土佐市は確固とした姿勢を示すべきでは?」
板原市長「移住者のネットワーク構築の検討、3者協議で解決を模索する」→何度も登場する『移住者のネットワーク構築』とはどいったものなのだろう?
・質問「2階の利用形態についての考え方は?」
板原市長「条例改正、補助金返還は考えていない。カフェが土佐市PRに貢献したのは事実だが、今回は別問題である」→カフェが土佐市PRに本当に貢献したのかはかなり疑問ではないか。インスタ投稿などのSNS発信を見る限り、土佐市PRを積極的に行ってきたとは思えない。土佐市の評価体制や評価基準なども明らかにする必要がある。しかし、具体的な評価すらできないのが現状であろう。
(所感)
ここまでのやりとりを見る限り、行政と議会は馴れ合っているだけの印象。正直、かなり甘い状況が伝わってくる。
◯大森陽子議員「南風問題について」
・質問「NPO理事長との関係性、指定管理者は公募すべきでは?」
板原市長「3者協議で納得できる解決を目指し、市民から理解される結論を出す」→なんでもかんでも3者協議と言えば済むと考えているのだろうか? 議員も市長とNPO理事長とのフェアとはいえない関係性、指定管理者制度の実態について突っ込む責任がある。
(所感)
板原市長の偏った市政を指摘したいならば、もっと鋭い質問をした方がよかっただろう。
◯野村昌枝議員「新居地区 観光交流施設について」
・質問「土佐市の責任とはどういったものか?」
板原市長「NPO法人と飲食店の調整役としてうまく機能しなかった」→この時点ではカフェ問題はNPO法人と飲食店のトラブルが原因であり、土佐市は当事者ではないというスタンスが伺える。
・質問「NPO法人は2階で使用するテーブルや椅子などの代金を株式会社SLDに支払っている。また……?」
板原市長「調査しないとわかりません。答弁できない」→野村議員の質問は割愛されているが、「NPO法人が知らないところで勝手に契約が締結され、支払いが行われた」というもの。つまり土佐市がトラブルの原因に大きく関与していたのではないか? という問題提起であった。
(所感)
そもそも板原市長が何度も言っている3者協議は、それぞれの立場が曖昧である。本来はNPO法人、カフェ、土佐市という3者を俯瞰してジャッジするする存在が必要なのは誰の目にも明らかである。当事者同士で罪のなすり合いをしている3者協議から発展的な回答が生み出されることはないだろう。
以上が「議会だより」に掲載された内容となります。
◯NPO法人、カフェ、土佐市は、やはり「全員共犯者」か……
行政と議会の馴れ合いといった印象です。そもそも3者協議というのが無理筋です。さらに議員もヌルいことをやっている状況は、損失を生み続けるだけです。
「土佐市議会への要望と提案! 議員さんたちの役に立てれば!(2023/05/27更新)」でも書きましたが、3者(NPO法人、カフェ、土佐市)とは別の利害関係を有しない外部委員による緊急調査委員会を設置による経過調査とフェアな判断が必要でしょう。これをやらないと何も解決しません。
また南風2Fカフェ「ニールマーレ」は営業休止状態だと思われますが、正式なアナウンスすらされていない現状も最悪です。
臭い物に蓋をするという状況について、土佐市民はどのように感じているのでしょう。いや、もしかすると土佐市民の大多数はカフェ問題自体に興味が薄いかもしれませんね。
土佐カフェ「ニールマーレ」は新店舗で営業再開へ(2023/08/27更新)
土佐カフェ「ニールマーレ」がインスタで現在の状況を投稿しました。
こちらです。
念のために文章を残しておきます。
cafeniilmare
大変ご無沙汰をしております。長らく更新もせず、ご心配をお掛けし申し訳ございません。
土佐市役所やNPOとの協議につきましては、未だ解決を見ていないところですが、新店舗予定地では何とか内装工事まで漕ぎ着けることができました。
今後また少しずつ新店の情報をお届けできればと思いますので、宜しくお願いいたします。
(2023年8月26日投稿)
この展開ですと、土佐カフェ問題は有耶無耶で終結となる可能性が高そうですね。新店舗に関する費用など、気になる部分もありますが、もはや詳細が明らかになることは期待できそうにありません。
非常に残念なことですが、行政関係のトラブルはこういった低次元決着が多いように感じられます。今回の件の落とし所だけは見守っていきますが、はたしてどうなることでしょう。
NHKクローズアップ現代が土佐市カフェ騒動を特集するも……(2023/09/05更新)
土佐市カフェ騒動が9月5日(火)午後7時30分から放送予定の「クローズアップ現代(NHK総合)」で取り上げられます。
地元・NHK高知放送局が約3か月にわたって取材した内容だそうです。番組では専門家による全国のトラブルの分析や、移住者を地域で受け入れる上でどうすれば共存できるのか、全国の自治体に行ったアンケートの結果も交えて紹介されるようです。
放送前に内容がアップされていたので確認しましたが、企業関与疑惑を避けた誤魔化しの内容と言ってもいいでしょう。
参考:
・【地域おこし協力隊】高知・土佐市のカフェ”炎上”当事者の思い
地元住民と元地域おこし協力隊が経営するカフェ トラブルの発端は?すれ違う地域への思いに迫る(NHK高知放送局/2023年09月05日)
https://www.nhk.or.jp/kochi/lreport/article/002/51/
魚拓URL:https://megalodon.jp/2023-0905-1430-12/https://www.nhk.or.jp:443/kochi/lreport/article/002/51/
私は「地域へ企業が参画するリスク……地域が死んでしまう恐れも?」部分周辺で企業が地域に参画することの危険性を書いていますが、これ、全国各地で起きている話です。まだ目立った意見を言われている人は少ないです。
NHKには企業と地域(行政)といった視点で土佐カフェ問題を取り上げてもらいたかったです。
この指摘についてピンとこない人がほとんどでしょうが、地域へ企業が参画するリスクを住民は監視しないととんでもないことになります。公的財産が食い物にされていきます。
ぜひ第二弾として「トラブルの発端は?」の答えに迫ってもらいたいところです。
また動きがあれば更新します。
では!
カフェ側に感じていた印象を代弁してもらった気持ちです。
スナックJOYの話題を掴まれているならご存知と思いますがニールマーレ代表の表記が騒動前は青野氏だったという点も興味深いです。
キツネさん
コメントありがとうございます。いろいろな情報が錯綜していますよね。誰かが悪いとか断罪する気はないんですが、なんかモヤモヤしますよね。
なによりカフェ側の周辺情報をピースとして集めていても、店長さんの素性をはじめ、肝心な部分が見つからないのがモヤります。ヨッピーさんが取材されて写真もアップしていましたが、詳細には触れていないことに違和感しかありませんでした。
初期段階からネットである程度のことは調べはついてるのですが、さすがに点と点をつなげるには決め手に欠ける情報ばかりです。もはや迷探偵状態ですよね。
さすがに土佐は近くないので、実際に現地に足を運べないのが残念です。
NPO側の詳細な見解が発表されてますます面白くなってきましたね。
土佐市じゃなくてプライバシーの問題があるかもですが担当してた土佐市職員(元なのかかも)に話をきくのがいちばんですよね。映画「藪の中」みたいでおもしろいですこのニュース
たまごさん、コメントありがとうございます! 当初から疑問点や提案を書き綴っているだけなので非常に読みにくい記事ですが、声をかけてくださり恐縮です。
たまごさんのおっしゃるとおりです。決めつけはいけませんが、元職員さんが意図的に動いた可能性はありそうです。プライバシーの問題があるのかもしれませんが、企業組合アルバトーザのメンバーも明らかになっておりませんし、店長さんの素性もイマイチわかりません。事実をできる限り明らかにすることが土佐市にとっても大切でしょう。
見やすくまとめていただいて感謝
ですがあなたの見解はいらないです
中立ではなく、傾いてる感じがします
んまさま
コメントありがとうございます。
情報はだいぶ割愛しましたすが、参考になれば幸いです。
今回の騒動は、非常にモヤモヤしますね。土佐に限らず地元有力者に若者が泣かされるパターンは非常に多いので、本来はカフェ寄りの気持ちが強かったのですが……。しかしカフェのあまりにも手の打ち方が悪すぎる印象です。
中立であれば事実を羅列するしかありません。自分の意見を書けば、どちらかに傾くことになります。傾きは、私なりの是々非々の考えから至った結果です。ネットの書き込みでは「傾きありき」での意見が見られます。その順番だけはできるだけ間違えないように配慮していきたいです。
永田氏は、カフェ続けたかったら、移転オープンすれば良かっただけだと思いますけどね。元々、別店舗をオープンさせたいと県の交流会イベントでクオリティーオブローカルライフ土佐の取締役として語ってたインタビュー記事もありますしね。
クオリティーオブローカルライフ土佐は、スナックJOYの運営と別にドラゴン広場というスーパー跡地の施設運営もしてますが、元市職員の人はこちらを担当されてるのではないでしょうか。
ローレル様、コメントありがとうございます。
移転オープンするにも先立つものがなかったと推測されます。結局は行政ありきという状況だったのでしょう。
クオリティーオブローカルライフ土佐は、春にドラゴン広場から撤退されてます。スナックJOY運営の現在の状況は不明ですが、一時期は崖っぷち店長さんがお店に立っていたと言われておりました(YouTube情報)。
また、元市職員の人はすでの別の地域に移られていると聞いております。