2023年9月11日(月)
『処理水反発の出口とは G20岸田外交の通信簿 習主席欠席と対米戦略』
バイデン大統領が「失望した」と表明した習近平国家主席のG20首脳会議欠席。初めて欠席した思惑は何なのか。福島第一原発の処理水を巡っては、ASEANとの会議でも中国側の主張に賛同を得ることもない中、中国は今後の対日政策をどう進めていくのか。また日本の水産物を全面禁輸とした中国に対して、岸田政権はどのような方策を進めていけるのか。G20での会合をひもときながら、今後の対中のあり方を議論する。
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佐藤正久元外務副大臣 参議院議員朱建榮東洋学園大学客員教授富坂聡拓殖大学海外事情研究所教
2023年9月12日(火)
『速報“岸田改造人事” ウ南部反攻の成果分析 プーチン×正恩会談は』
女性の登用は増えるのか、政権支持率上昇に繋がる人事はできるのか、内閣改造に向けた政権中枢からの注目情報を速報する。一方、ウクライナではしばらく続いていた南部戦線の均衡が破られ、ウクライナの反攻が成果を上げつつある。アゾフ海近くの重要都市メリトポリまで、残り70キロ以上をいくつものロシア側防衛線を破って進み、ロシア占領地域を分断して補給を断つウクライナの作戦が成功する見通しについて分析する。
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田﨑史郎政治ジャーナリスト(※冒頭ゲスト)山下裕貴元陸上自衛隊中部方面総監 元陸将山添博史防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長合六強二松学舎大学国際政治経済学部准教授
2023年9月13日(水)
『速報プーチン×金正恩 ▽岸田新内閣の実力は 続投人事で浮揚なるか』
岸田首相は13日に内閣改造と自民党の役員人事を行うと表明した。内閣支持率の低迷が続く中、それを上昇に転じさせることはできるのか。衆議院の解散戦略や来年の自民党総裁選を左右しかねない人事だが、新たな顔ぶれに首相のどのような狙いがあるのか。それが政界にどのような影響を与えるのか。また、早期に解散・総選挙を行う可能性はあるのか。日本維新の会・馬場伸幸代表、国民民主党・玉木雄一郎代表、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が鋭く斬る。
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武貞秀士拓殖大学海外事情研究所客員教授(冒頭)馬場伸幸日本維新の会代表玉木雄一郎国民民主党代表田﨑史郎政治ジャーナリスト
2023年9月14日(木)
『自民×立憲×共産激論 処理水放出&改造人事 禁輸・風評対策の是非』
福島第1原発のALPS処理水が1回目の海洋放出を終えた。しかし、今後30年程度にわたって続けられる予定の海洋放出をめぐっては、国内のみならず、猛反発する中国など国際社会を巻き込み、収束する気配が見えない。ここまでの日本政府の運びと問題点、山積する課題と今後の対応策とは?そして、前日に行われる内閣改造で新たなスタートを切る岸田政権との向き合いとは?自民・立憲・共産の各党から論客を迎えて、徹底議論する。
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細野豪志自由民主党衆議院議員 元環境大臣 内閣府特命担当相(原発事故再発防止・収束)大串博志立憲民主党衆議院議員 選挙対策委員長 元復興大臣政務官小池晃日本共産党書記局長 参議院議員
2023年9月15日(金)
『クリミア露軍艦艇炎上 ウ軍“黒海奪取”戦略 打つ手なし? 露の防空』
約4年半ぶりとなる対面会談を行ったプーチン大統領と金正恩総書記。国際社会でウクライナ侵攻を容認し続けてきた北朝鮮に、このタイミングで接近を図るプーチン大統領の狙いは何なのか?西側メディアの多くが指摘する“北からの武器供与”が進んだ場合、ウクライナ戦線で守勢に回るロシア軍にとって、どこまで強力な“援軍”になるのか?“併合4州”も含めた地方選で与党圧勝の成果を得たプーチン政権の内外戦略を徹底検証する。
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高田克樹元陸上自衛隊陸上総隊司令官駒木明義朝日新聞論説委員東野篤子筑波大学人文社会系教授